オシレーター系の分析指標「DPO」

DPO

DPOとは金融用語で
DETRENDED PRICE OSCILLATOR(トレンド価格除去)の略です。

株式市場やFX市場においては逆張り好きのトレーダーに好まれ、
スイングトレードなどで買われ過ぎ・売られ過ぎのサインが出た時に逆張りをする」
オシレーター系の分析指標です。

DPOという用語自体は、
(ディスカウント・ペイ・オフ)という中小企業の債務免除の方法としても
使用されることもあるので、情報を集める際には注意しましょう。

 

チャートを見ながら確認してみよう

株式市場のDPOチャート(買われ過ぎの場合)

株式市場のDPOチャート(買われ過ぎの場合)

上記チャートの紫のラインは、
株式市場での買われ過ぎのサインが出た時のものです。

①、②、③のポイントでみられるように
「買われ過ぎ時」に売りから参入した例となります。

一般的には、FXにおけるスイングトレードなどの
「短期的な動き」をとらえることに特化しています。

目盛りが−1から1まで付いていてDPOのラインが0.5を超えた場合に、
相場が買われすぎていると判断ができ、
また、DPOのラインが-0.5よりも低くなった場合に、相場が売られすぎていると判断ができます。

売りエントリーや買いエントリーのタイミングを計る場合、
真ん中の0の目盛りよりも、DPOのラインが下に位置している時に、
0ラインを上に超えた時に買いエントリーのサインとなり、
真ん中の0の目盛りよりも、DPOのラインが上に位置している時に、
0ラインを下に抜けた時に売りエントリーのサインとなります。

 

定義

▶︎DPO0以下から0以上に反発した時
DPO
が売られすぎ水準に下落した後、反発した時
DPO
の安値が切り上がっている時は上昇トレンド

▶︎DPO0以上から0以下に反落した時
DPO
が買われすぎ水準に上昇した後、反落した時
DPO
の高値が切り下がっている場合時は下落トレンド

 

実際にはDPOラインがマイナス0.5より低下した時に
そのマイナス0.5から上昇した場合に買いエントリーとなる訳です。

反対にプラス0.5を超えて上昇した時に
そのプラス0.5から下に下がった場合に売りエントリーとなります。

しかしながら注意しなければいけないのは、
買エントリサインが出ても
DPOプラス0.5を超えていてもまだ明確なサインとは言えず、
プラス
1
やマイナス1に近い方が確実性が増してくるということです。

 

 

EURJPYの日足ローソク足とDPOのチャート

EURJPYの日足ローソク足とDPOのチャート 

参考:https://www.rakuten-sec.co.jp/MarketSpeedFX/onLineHelp/info/chart/dpo.html

 

上記のチャートでは、日足のユーロ円ですが、
特に買いサインが出た時に大きなポイントが取れているのが良く理解できます。

DETRENDED(トレンドを除去された)という名前のとおり、
トレンド性を除去して、純粋にサイクルを抽出されているのがおわかりになれると思います。

DPOは買われ過ぎ売られ過ぎのサインを示すMACDと
ほとんど同じ動向を表現する事が多いのですが、どちらを使用するかは好みの問題です。

 

ピボットを用いてその日の相場の重要ポイントを確認しよう!

ピボット

ピボットとは、テクニカルの中の
米国生まれのトレンドフォロースタイル指標です。

簡単に言えば、前日営業日の価格をベースとして
今日の相場の大切なポイントを探るのが特徴のフォロースタイルです。

 

ピボットの特徴

相場の押し目や戻り目をターゲットとしたトレンドフォローですが、
ピポットはストップのポイントを明確に把握できるので
リスク管理的には最適な手法です。

リスク管理を徹底することで損は少なく、利益を大きく取ることが出来ます。

逆張りを基本としてレジスタンスやサポートを利用して、
買われ過ぎケースに売り、売られ過ぎのケースは買いを仕掛けるのです。

チャート自体はピポットラインを中心に
3本のレジスタンスラインと3本のサポートライン、
合計7本のラインが基本ですが、5本で見る方法もあります。

ピボットライン解説

参考:http://fx.inet-sec.com/study/technical-manual/pivot/

7本足の場合は以下のように7本のラインを短縮語で表現します。

ピボットの詳細はFX会社や証券会社で確認することができ、
それらを用いると自分で計算する必要もありません。ぜひ調べてみて下さい。

 

「本日のピボット情報」を確認してみよう

ここで、実際のピボット情報の確認の仕方を解説します。

日間 EUR/USD
高値 1.06301
安値 1.05309
終値 1.05589
R3 1.07149
R2 1.06725
R1 1.06157
ピボットポイント 1.05733
S1 1.05165
S2 1.04741
S3 1.04173

 参考:http://jp.forex.com/jp/resources/fx_pivot_point.shtml

5本ラインの場合

H
ハイ・ブレイクアウト・ポイント(新しいトレンドの発生の可能性)

R1/R2
レジスタンス(上値の目途)

P
ピボット基準値。前営業日の「高値(Ask)」「安値(Bid)」
「NY市場クローズ時の終値(AskとBidの平均値)」をもとに算出しています。

S1/S2
サポート(下値の目途)

L

 

5本ラインのチャート

5本ラインチャート

(参照:HYPER SBI)

上記は10分足のチャートです。

短期取引では15分で見るほうがポピュラーですが、
15分足でピボットを見るケースでは
直近
15分の最安値や最高値より
12ポイントのところでストップを設定すれば、
万が一ストップにかかっても
マイナス
1112ポイントですむのでリスク管理が簡単です。

逆に利益が出るときは反転するまで引っ張ることが出来るので、
大きなポイントを取れることもあります。

尚、トレンドが強いときは
ピボットを完全無視してすっ飛ぶこともあるので
軽い反転のポイントで利益確定決済をすればよいのです。

 

判断基準としては、
朝のスタートのときに早くもR3を超えてきている場合は
R2を押し目買いポイントと判断し、R1をストップセルと決めます。

基本ラインであるピボットポイントを下回ってきたら、
ドテン売りを仕掛けてみることも出来、
ロスカットポイントも明確なので
トレンドが出てきたときや反転した時には
非常に有効なシグナルとなるケースが多いです。

流動性のあるGBPJPYなどでは、
15分足を利用したデイトレでも
かなりのポイントをいただけるケースもあるということになります!

パラボリックで相場の転換期を狙え!

パラボリック

パラボリックという言葉はアメリカで生まれたもので、
日本語では「放物線」を意味しています。

FXにおけるパラボリックは
主にトレンド系テクニカル指標で相場の転換期を狙う手法ですが、
ディトレードやスキャルピングなどの短期取引にも
見た目にもわかりやすい指標です。

株式市場でも有効手段と言われています。

 

パラボリックの特徴

この取引の特徴はパラボリックが変わった
「3つ目」でエントリーするやり方です。

相場の動きとストップとリバース(SRA)が一致したポイント、
または超えたてきたケースに
パラボリックの点が売りや買いにシグナルが変化を見せるので
SELL or BUYのジャッジがわかりやすいのです。

点がローソク足より下に3本目が付いたら買シグナル、
点がローソク足より上に3本目が付いたら売りシグナルとなり、
その点を3個確認するのです。

 

パラボリックチャートの解説ドル

▶︎ドル円10分足のローソク足とパラボリック

ドル円10分足のローソク足とパラボリック

(参考:ハイパーSBI)

青いラインの3本目の始まりが買いサイン、赤いライン

パラボリック解説チャート

参考:https://fx-works.jp/parabolic3/

パラボリック解説チャート

上記のように超短期のスキャルピング取引にも有効なのは、
わかりやすく理解できます。

 

▶︎パラボリックのもうひとつのサイン

上記のケースでの読み方・サイン

  • 上がっているSAR(赤ライン)がローソク足にタッチたら売りシグナル
  • 下がっているSAR (青ライン)がローソク足にタッチしたら買いシグナル

 

 

まとめ

FX会社や証券会社のMT4のサービス画面で
パラボリックを自動で確認できるところも多いので、
短期・長期にかかわらずに確認してみましょう!

両方のパラボリックのラインを注意深く見ていれば
相場の転換ポイントでただの決済だけではなく、
途転(倍返し)取引にも有効なときが多いのでトライしてみましょう
(収益倍増作戦)!

 

エンベロープは逆張り系の指標!

エンベロープはトレンド系のテクニカル指標で
移動平均線から派生した移動平均系テクニカルのことを言います。

これは「価格が移動平均線からどれほど離れたのか」を見る、
逆張り系の指標といわれています。

 

エンベローグの特徴

エンベローグは日本語では(包む)を意味し、
移動平均線を中央にして包み込むようにして上下に表示させる
上限・加減の線をエンベロープといいます。

その観点は、相場が移動平均線から剥離してきても
またいつか移動平均線へ戻ってくるであろうという読みを
基本にした指標です。

トレーダーたちは主に逆張りのバロメーターに使用して、
たとえトレンドに乗った新しい玉を構築した場合でも
「決済のタイミングを見る」のに使用しています。

つまり、上限と加減の線をレジスタンスとサポートと考えて
「相場が反転するポイント」を見極めるのです。

その特徴のひとつとしてエンベローグは、
他の移動平均系のボリジャーバンドなどは違って
バンド(線)の収縮による変動はなく、
移動平均線から一定の幅をキープしているのです。

 

チャートからの読み取り方

エンベローグチャート

参考:http://fxtrend.jp/column-trend-envelope.html

エンベローグチャート2参考:hrrp://fxtrend.jp/column-trend-envelope.html

 

上記のチャートのように
エンベローグの上限線と加減線に接近または到達したきには
各売買サインとなります。

一般的には、日足であれば25日移動平均線が使われます。

ずらす割合は人によって異なりますが、
およそ1-3%といったところでしょうか。

 

指標のウィークポイントを読み取る

この指標のウィークポイントは
結構強い勢いのトレンド発生時には、
相場はその上限腺・下限線を突き抜けてしまうことがあることです。

そのような相場動向に移行したケースは
素直に他の有効なテクニカル指標を参照するようにしましょう。

エンベローグには上記のような弱点がある反面、
比較的にはボックス相場や動きが穏やかで
安定的な相場動向時にはかなり有効なときが多いが特徴です。

ネット上で金融取引記録を管理!「ブロックチェーン」について

ブロックチェーン

ブロクチェーン登場の経緯

 2016年5月、日本でも改正賃金決済法が可決され
仮想通貨がクレジットカードや現金と肩を並べる手段
(仮想通貨の悪用防止・利用者保護を織り込んでいて取引所への登録制)
として正式に認められて成立しました。

 

金融機関が続々と参入

同年7月には、みずほファイナンシャルグループがSBIホールディングスと共同し、
今までの海外送金の所要時間を大幅に削減するために
ブロックチェーンを活用して2018年の実用化を目指すと発表、
三菱東京UFJ銀行は世界最大のコインベースと資本提携を発表、
尚、同年8月には住信SBIネット銀行や地銀の横浜銀行が、
365日、24時間、即時決済可能とする目的で
ブロックチェーンを利用した送金・決済システムを導入を決定したと報道されました。

また、ブロックチェーンを用いることで
コストが大幅に削減されるために、
一般の利用者の手数料などの値下げも可能になるのではないかと言われています。

現在は、金融にIT技術を活用するフィンテック分野において、
ビットコイン(仮想通貨)の取引の為に作られた技術での応用が模索されています。

このような経緯をもとに、
日本でもお金にまつわる環境が大きな変貌を遂げようとしています。

補足:フィンテックとは

フィンテック(FinTech)とは、
金融のFinance とTechnology(IT)を組み合わせた新しいサービスの事。
ベンチャー主導で今までの金融界で提供できなかった
多様なサービスを提供する。

 

ブロックチェーンとは何か?

ブロックチェーンとは、
「お金や物のやり取り記録を分散保存できるデータの仕組み」を指します。

仮想通貨として代表的なビットコインなどが使用する
「データベースの決済技術」であり、
コンピューターのネットワークで金融取引等の記録を管理する技術です。

具体的には、インターネットを用いて
複数のコンピューターでの取引を共有、お互いに検証しあいながら
正しい記録をチェーンのようにつなぎ合って蓄積するデータベース技術です。

海外大手銀行ではバークレイズバンク、
米国の大手証券取引所ナスダックでも採用を決めています。

不正取引や記録の改ざん防御にも有効

ブロックチェーンでの記録共有・検証方法は
不正取引や記録の改ざんなどを防御にも有効で
分散型台帳」とも言われています。

FX業界でも社団法人に日本ブロックチェーン協会
JBAにマネースクエアHDやFXトレード・ファイナンシャル社、
SBIホールディングス、マネースクエア社などが賛助会員となるなど、
ビットコイン対主要通貨取引などの取引を始めるなどの動きがみられ、
現在には数社がビットコインの取引を始めている。

 

ブロックチェーンの特徴

  • 不正や改ざんの防御
  • ゼロダウンシステム
    ―インターネット環境がある限り、停止する事はない。
  • 低コスト(安価でシステム構築可)
    ―手数料など金融業界のあらゆるコスト削減

このような特徴を持つブロックチェーンなので、
この技術の採用・導入そのものは
前向きに検討したいとの動きはあるものの、
「ビットコイン導入に違和感がある」と感じる国(ロシアなど)
が多いことが1つの懸念材料となっています。

経済産業省によると、ブロックチェーン技術は
ビットコイン以外でも応用、有効に活用できるのではとの
見通しが立てられています。

方法によっては、個人証明や著作権、
医療、資産管理、物流の世界のデータ管理なども可能であろうとのことで、
金融関係のみならず、今話題の人工知能などの他産業でも
採用されていくだろうとの見通しをアナウンスしています。

 

日本においてのブロックチェーンの問題点
(ロイター社記事より要点を引用)

日本におけるブロックチェーン関連会社は
わずか20数社であるのに対して
米国ではすでに130社をゆうに超えてきている。

特に、金融関連企業(銀行・証券・保険等)での
あらゆるコスト削減に有効なのは周知しているが、
他のソフトウエア関連の技術者数に比較して
システム構築をできる人材が不足している。

この人材不足の問題は金融業界だけに限った話ではないため、
ブロックチェーンに関わるIT技術者の育成が
他産業においても急務とされています。

 

ビットコイン円の推移

ビットコイン円の推移

ビットコイン円の推移

参考:http://zai.diamond.jp/list/fxchart/detail?pair=XBTJPY&time=4h#charttop

 

上記には参考として2016年の
ビットコインの対円データ相場を載せてみました。

これを見ると、なだらかな上昇基調ではありながら変動が大きく、
まだまだリスキーな感は払拭できません。
しかし投資対象としては前途有望なのでは?と見ることができます。

レバレッジ

 

レバレッジとはなにか

一般的にはレバレッジとはテコの作用のことで
少ない資金で大きな金額の取引ができることをいいます。

FXだけではなく、その他の金融商品や不動産業界でも
良く使われる表現ですが、レバレッジをかけられることはFXの特徴です。

しかしながら、レバレッジのかけ方で利益も損出も大きくなるので、
自己責任で自分にあった額で取引する事を肝に銘じ、
取引スタイルによってはハイリスク・ハイリターン商品になることを認識しておきましょう。

 

実例で確認してみよう

例えば外貨預金では、
例えばドル円相場が1ドル=100円だと仮定して
100万円分をドルで預金すると1万ドル(手数料抜き)しか預金できません

1年後にドル円相場が変わらなければ
満期などの円への交換時に100万円+所定のドル金利分となります。

しかし、FXにおいては約40万円で
最大25倍のレバレッジをかければ取引出来ることになるのです。

外貨預金同様に安全に取引したい投資家は
証拠金を大きめにしてレバレッジを低めに取引をすればよいのです。

例えば初心者の方やこれから、FXを始めてみたいと思う方は
100万円の証拠金を入れても取引金額を1万ドルにすることによって
収益も損益も限定できてリスクコントロール出来るのです。

日本でFXが始まってしばらくは、レバレッジに関する規制が緩く、
取引業者によって100倍以上のレバレッジを売り物にする会社もありましたが、
投資家保護のために金融庁が法的に
個人投資家は50倍から最大25倍に上限を制限して、
法人の場合も最大100倍までになっているようです。

 

証拠金(投資金額)とレバレッジ

証拠金とレバレッジ

参考:http://www.central-tanshifx.com/knowledges/basis/calculation-leverage.html

 

レバレッジの計算の仕方

基本的な計算方法は簡単で以下のようです。

・取引金額(円換算)÷投資資金(円)=レバレッジ(倍率)

 ただし、複数の通貨ペアを取引している場合には、
その口座全体のトータルレバレッジを計算しなければいけないので
以下のように計算します。

 ・全ての取引通貨の合計金額(円換算)÷投資金額(円)=レバレッジ(倍率)

 

ロスカット(マージンカット)

 ロスカットとは、投資家保護のために定めている規制で
急激な通貨の変化(暴落や高騰)によって
証拠金以上の損出を出させないように取引会社によっても差異はありますが、
ロスカットレベルを設定して強制的に決済する事を言います。

このロスカットは強制決済となる前に
各取引会社によって相違がありますが、マージンコールと言って
そろそろマージンカット(強制決済)になる可能性が強いという警告で
証拠金を追加するか否かを問うサインです。

ここでコンプライアンス的に問題となるのは、
基本的には上記の規制で証拠金(投資額)以上の損出は
免れる仕組みですが絶対とは言えません。

市場が有事で信じられないほどの大きな変動をした場合には、
ロスカットが正常に行うことができなかったりすることも
現実にはあり得る事を認識して、
レバレッジを押さえるか、証拠金を余裕を持って投入する事が大切です。

フィボナッチ

フィボナッチ

2016年の12月に入った現在、
米大統領での選挙後トランプ勝利後に円安方向に進んでいますが、
半値戻しを超えて次のターゲットは
フィボナッチの61.8%を超えてくるか否かが
市場関係者の間の話題になっていますので、
信頼性のあるフィボリッチについて調べてみました。

FXの世界でもでも下落した後に直近の高値からの三分の一戻し、
半値戻し、3分の2戻しあたりまで上昇すると
いうデータに示された上昇をするという経験則があります。

下落時にも同じことが言えますが、
基本的に中長期トレンド確認にそのポイントは、
市場関係者は注目しています。

過去の相場の動きでのパターンが
近い将来にも起きる可能性が強いというテクニカル分析で、
過去のデータからの値幅から、
将来のサポートやレジスタンスを含めた値動きを予想できるのです。

その数値を抜けてくると
トレンドが明確になるという可能性はすこぶる高いのですが、
時間などの点も考慮して絶対とは言えません。

 

大きなトレンド確認の予測方法

1.経験則

三分の一戻し(押し)、半値戻し、三分の二戻し、全値戻し(押し)

2.フィボナッチ数

38.2%戻し(押し)、50.0%戻し(押し)、61.8%戻し(押し)等

3.一目均衡表

N計算値、V計算値、E計算値等
上記の三つの予測方法の中でも
FX業界の市場関係者が信頼を置いているのが
フィボリッチ数の予測法です。

為替相場の価格変動は、
上昇時、下落時であっても一直線に上昇・下落するものではなくて
細かい上下動を繰り返しながらトレンドを形成していくのです。

そのため、上昇下落のパターンを予測する
確率性の高い方法をトレーダーたちは探してきたのです。
ドル円週足の推移

ドル円週足の推移

上記のチャートは、ここ直近の高値を示した丸印が、125.86

安値を示す□印が、99.00

半値を超えて上昇してきて61.8%戻しであるターゲットが115.60となり、重要なポイントです。

 

フィボナッチとは

フィボナッチ・Fibonacci Retracementとは
レオナルド・フィボナッチというイタリアの数学者が研究した
フィボナッチ級数を意味し、リトレースメントとは
「引き返す、後戻りする」を意味します。

この相場予測では1.618の比率に基づいた38.2
61.8と補足的に50、を押し(戻し)の目安として利用しています。

具体的には、任意の直近の高値(安値)と安値(高値)を結び、
その下降(上昇)幅を38.20%、50.0%、61.80%で分割し、
「戻り」の目標値を算出します。

38.2%前後の戻りにとどまり反転するケース、
38.2%を超えてくると半値戻しを目指して達成できないと反転、
半値を超えると61.8%を目指すし、達成できないと反転、
61.8%を超えてくるとトレンドの起点となったポイントまでの前戻しとなる確率が高くなります。

 

フィボナッチの考え方(線の引き方)

過去に出現した値幅を元にサポート、レジスタンスを計算。

過去に出現した値幅は未来も出現する可能性が高いのである。
安値から高値、高値から安値までを一つの値幅と考えてみる。

 

大切なのは、フィボナッチを引く基準です。

ここでは、事前の短期足でしっかりと安値や高値を抜けている必要があります。

チャート的に高値や安値を抜けてきていると感じることで
トレンドが出ている相場でこそ、信頼性が増す手法です。

週足でラインを引く時は日足で確認、
日足で線を引く時は4時間足や一時間足で確認と
比較的短い期間でも応用できます。

最近ではFX会社や証券会社のサービスチャートでも
フィボナッチラインを組み合わせて利用できるところが多いですし、
メタトレーダーでもフィボナッチが標準装備として
利用できるところが多くなってきているので参照してみましょう。

ボラティリティで価格変動の大きさをチェックしよう

ボラティリティ

ボラティリティとは何か?

FXをすでに取引されている投資家の皆様は、
このボラティリティという言葉を情報画面や金融関連のニュースで読んだことがあると思います。

このボラティリティとは、簡単には
「価格変動の大きさを示す指標の事」で
「各通貨ペアのある一定期間の変動率」を言います

市場関係者の間では通常
ボラが高い(大きい)、低い(小さい)というような表現をします。

例えば、ご存知のように通貨ペアの中ではGBPJPYはボラが高く、
僅か1週間の間に1000ポイント以上もの動向を見せるときも多々あります。

FX取引において取引する通貨ペアは好みがありますが、
その通貨ペアの変動率が高いということは、
収益チャンスが多いということが言えます

個人投資家の方々が、FX取引を始めるとき選択する通貨ペアは
USDJPY(ドル円)と言われていますが、
その理由は一番動いている理由の情報量も多く、
取引していて臨場感・安心感を保てるからです。

少し慣れてきて少額ながら収益を上げられるようになってきたら、
ボラが高めの異なる通貨ペアの取引にも挑戦してみましょう。

その際の注事項は以下のとおりです。

ボラが高めの通貨ペア取引における注意点

  • その通貨ペアの国の詳細や経済指標の確認(過去データも含む)
  • 政策金利の推移
  • 中央銀行および金融政策発表日の確認
  • 過去の有事における相場動向の勉強
  • その通貨の他の通貨やコモデテイ相場との相関性の確認

上記の詳細を頭に入れて
その通貨・通貨ペアに対するイメージを明確化して

出来れば、デモトレードで一定期間のシュミレ―ション取引を実施しましょう!

ドル円(USDJPY)でさえも稼ぐのは難しいのだから、
ボラの高い通貨ペアはリスクも高くて取引はそう簡単ではありません。

あくまで謙虚にアマント(取引量)を押さえて
自分に適した取引からスタートしましょう。

特に自国通貨を含まない通貨ペア
=外貨&外貨の通貨ペアは実態感が無く、
動いている理由が難解なので我々日本人はそう簡単には稼げません

 

通貨ペア別ボラティリティ表

通貨ペア別ボラティリティ表

通貨ペア別ボラティリティ表

参考:http://autofx-now.com/forex-tools/volatiliy

上記のように2016年になってからは
英国のEU離脱問題があったせいもあって
ポンドが対円、対ドルでも断トツにボラが高いのがわかります。

ドル円も米国大統領選挙後に結構動いているので
円がらみではGBPJPYに次ぐボラの高さを見せています。

このようにイベントや選挙、政策金利の変更等で
高ボラの通貨を選択するのもいいでしょう。

もちろん、ベテランの方はユーロクロスやポンドクロスなどは
元来ボラが高いので波に乗れれば大きな収益が取れることもあります。

注意しなければいけないのは、
ボラが高い通貨ペアのハイリスク・ハイリターンはもちろんのことなので
エントリー後のストップは浅目でセットアップするのが基本です。

収益が取れるときはその何倍も取れる時が必ずあります。

(より徹底したリスク管理の実施をいたしましょう。)

 

合わせてみてみたいテクニカルチャートは、
基本ローソク足+移動平均+アルファでボリンジャーバンドやMACD,あたりがいいでしょう。

ここにはあえて載せていませんが、
GBPAUD,GBPCHF,EURGBP(ロンドンではメジャー通貨ペア)とか
日本人ではあまりなじみのない外貨&外貨の通貨ペアは
もっと高いボラを見せていましたが、
最初のうちはクロス円とドルストレートの中で選択しても充分に収益チャンスはあります。

ポンドクロスやユーロクロスをあまり推奨しない理由は、
われわれ日本人にはサプライズ等で急に動きだしたときに
どちらの通貨に関わる要因なのかそのニュースを把握しにくいからです。

 

ボラを表す指数の中にVIX(ボラティリティ・インデックス)があります

その指数が25を超えてくるようだと
相場に不安定要素が増して大きな動きになるケースが多いと言われています。

ちなみにリーマンのときに80前後だったそうで
この数値が高まると急激に下落する相場には
指数を見ながらエントリータイミングを計るのに有効かもしれません。

BRICs

BRICを構成するブラジル、ロシア、インド、中国は、
中国を中心に予想以上の経済成長を遂げていますが、
言葉自体は各国の頭文字を並べた進行大国を表す造語です。

少し古めのゴールドマンの予想でも来る2030年代は、
よっぽどのアクシデントが無い限り、現在のG7の経済規模を追い越して
世界経済をリードする事になるであろうと言われています。

特にすでに中国は日本とドイツのGDPを抜き去って発展を遂げていますが、
その人口や国土面積、経済規模の重要性からして
BRICs抜きでは世界経済を語れない存在になっております。

さらにBRICsの株式時価総額は
実体経済の成長率以上のペースで増加するのではと予想されています。

理由は、新規株式公開の増加、
間接金融から直接金融への移行、経済の発展に引っ張られて
GDPに対する株式時価総額の割合が上昇する可能性が強いということなのです。

BRICsの中でも2015年のIMFデータでは
1位は米国、2位は中国、3位が日本、7位インド、
9位ブラジル、12位にロシアと世界主要国の仲間入りをしていて
特に中国とインドの成長が目立っています。

政府が保有している政府系ファンドも
特に中国(中国投資有限責任公社)とロシア(準備基金)の
推定資産額が確かな伸び率を示しているという。

 

FX取引においてBRICsの通貨は取引されているのでしょうか?

ブラジルリアル

現在は、IG証券をはじめ数社で取引が可能のようです。

気になるスワップポイントは1に日1万リアルの買いにつき、
80円前後ということらしい。

但し、流動性も低く、リスクも多いのが事実である。

ブラジル・レアル円の推移

ブラジル・レアル円の推移

参考:http://ecodb.net/exchange/brl_jpy.html

2016年10月にブラジル中央銀行は4年ぶりに
政策金利を25ベイシス(0.25)引き下げて14%として
更なる大幅の利下げの可能性をコメント、
金融緩和サイクルの開始を宣言した内容でした。

というわけで近い将来に大幅な政策金利の下げが予想されています(IMF)。

 

ロシア・ルーブル

現在値は1ルーブル1.74ミドルレベルで推移。

ロシアルーブル円の推移

ロシアルーブル円の推移SBI証券)

現在は、SBI証券やIG証券、サクソバンクなどをはじめ数社から取引可能なようです。

現在の政策金利は2016年6月に50ベイシス下げて10.5%ですが、
今後さらなる利下げの可能性が大きい。スワップ金利は不明。

流動性が乏しく、金融商品の種類が少なく、今のところかなりリスキー!

 

インド・ルピー

インド・ルピー円の推移(201611月現在 1.61台後半で推移)
政策金利は
201611月現在6.25

インド・ルピー円の推移

インド・ルピー円の推移

参考:http://ecodb.net/exchange/inr_jpy.html

取引できる会社は、
IG証券、OANDA,GMOクリック証券など、スワップ不明。

 

中国人民元

政策金利は2016年11月現在で4.35%

中国人民元・円の推移

中国人民元・円の推移

参考:http://ecodb.net/exchange/cny_jpy.html

取引会社はSBI証券、セントラル短資、YJFXなど数社。

スワップレートは1-4円とまちまち。スプレッドもまちまちのようです。

 

まとめ

総論としてはBRICsの通貨はFX取引にとって安心して取引するには、
まだ時間が必要な感を感じますが、
人民元は取引する投資家も増加傾向にあると聞いていますが、
リスク管理上、少額取引を推奨します。

米国の中央銀行「FRB」

FRB

FX投資家の皆様にとってFRBという言葉は経済ニュース等で良くお聞きになり、
だいたいのイメージは理解できているとは思います。

FRBは世界の中心の米ドルを理解する上で大切なので簡単に復習してみましょう。

 

FRBとはなにか?

FRBとは(Federal Reserve Board)の略で
日本の日銀(BOJ)のように米国の中央銀行にあたり、
所在地はワシントンにあります。

構成は7名の理事、5名の地区連銀総裁(NY連銀総裁は固定で4名は持ち回り制)です。

2016年時点でのFRB議長はイエレン氏で、
副議長はよく経済ニュースでも出てくるフィッシャー氏である。

 

FRBの業務

FRBの業務は、金融政策(金利決定)を中心にした金融重要事項の全般で、
FRBの下部組織が日本でいえば日銀の地方支店のようなものです。

12の地区連邦準備銀行で実際の中央銀行業務を遂行しています。

FRB議長は、金融・経済において米国大統領に次ぐ権威と影響力を保持しています。

同様に良く聞く言葉のFEDとは、Federal Reserve System(連邦準備制度)を意味して
FRB,FOMC(連邦公開市場委員会)を含んでの米国の中央銀行制度全ての総称です。

12もある連邦準備銀行Federal Reserve BankでこれもFRB
集合体で1つの中央銀行としての意味合いが強く、
英国のBOE,日本のBOJのような単体の中央銀行とは、イメージが異なります。

よくある連邦準備銀行総裁の声明が金融・経済に重要な意味を持つのはそのためである。

  • 第1地区:ボストン連邦準備銀行
  • 第2地区:ニューヨーク連邦準備銀行
  • 第3地区:フィラデルフィア連邦準備銀行
  • 第4地区:クリブランド連邦準備銀行
  • 第5地区:リッチモンド連邦準備銀行
  • 第6地区:アロランタ連邦準備銀行
  • 第7地区:シカゴ連邦準備銀行
  • 第8地区:セントルイス連邦準備銀行
  • 第9地区:ミネアポリス連邦準備銀行
  • 第10地区:カンサスシテイ連邦準備銀行
  • 第11地区:ダラス連邦準備銀行
  • 第12地区:サンフランシスコ連邦準備銀行以上

各地域の連邦準備銀行は、各地域の中央銀行としての役目を果たしていて
独自性のある経済データを正確に分析して
FRBの金融政策の基礎とされている。

 

議長イエレン氏

何故ゆえにFRBやイエレン議長、
フィッシャー副議長のコメントが重要視されるかというと、
彼らの一言が世界の株価・為替動向に大きな影響力があるからなのです。

イエレン議長は、女性で初めてのFRB議長で
サンフランシスコ連銀総裁とFRB副議長も務めた才女でもあります。

イエレン議長は、米国の金融緩和政策の貢献者と、高い評価を得ています。

副議長のフィッシャー氏は、何と元イスラエル中央銀行総裁で、
MILT教授時代には有名なバ―ナンキさんやECBトップのドラギさんへ影響力が大きい。

FRBの仕事

FRBの仕事は、現実的に政策金利を果たして何%上げるか下げるかを決定する事で、
その協議を行う会議が
FOMCと思えておけばわかりやすいと思います。

 トランプ氏が次期大統領に決まった現在、
ドル安志向者でありながら、早期での利上げを吠えていたトランプ氏が
どのようにイエレン氏及び当局要人たちと意見をすり合わせていくかが焦点となりそうである。

しかしながら、先日のロイター社の記事の内容からすると
雇用と賃金の上昇を支援するFRBとトランプ氏の公約が合致するために
早いうちに強調する可能性がありそうだとしている。

トランプ氏のまだ見ぬ財政政策・未知なる政治手腕への期待感が強く、
果たしてトランプノミクスみたいな効果がスタートするのかは
FRBとの連携にかかっているかもしれません。

米FOMC政策金利発表

米FOMC政策金利発表

参考:http://fx.minkabu.jp/indicators/01001

次回での金利上げ期待が高まっているFOMC発表予定は2016年12月15日です。

ここでは2000年以降の米国の政策金利を載せてみました!

 ※青は利率が下がった月、赤は利率が上がった月をあらわしています。

アメリカの政策金利の推移(2010年~2016年)です。
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2016年 0.5 0.5 0.5 0.5 0.5 0.5 0.5 0.5 0.5 0.5
2015年 0.25 0.25 0.25 0.25 0.25 0.25 0.25 0.25 0.25 0.25 0.25 0.5
2014年 0.25 0.25 0.25 0.25 0.25 0.25 0.25 0.25 0.25 0.25 0.25 0.25
2013年 0.25 0.25 0.25 0.25 0.25 0.25 0.25 0.25 0.25 0.25 0.25 0.25
2012年 0.25 0.25 0.25 0.25 0.25 0.25 0.25 0.25 0.25 0.25 0.25 0.25
2011年 0.25 0.25 0.25 0.25 0.25 0.25 0.25 0.25 0.25 0.25 0.25 0.25
2010年 0.25 0.25 0.25 0.25 0.25 0.25 0.25 0.25 0.25 0.25 0.25 0.25

 

アメリカの政策金利の推移(2000年~2009年)です。
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2009年 0.25 0.25 0.25 0.25 0.25 0.25 0.25 0.25 0.25 0.25 0.25 0.25
2008年 3 3 2.25 2.25 2 2 2 2 2 1 1 0.25
2007年 5.25 5.25 5.25 5.25 5.25 5.25 5.25 5.25 4.75 4.5 4.5 4.25
2006年 4.5 4.5 4.75 4.75 5 5.25 5.25 5.25 5.25 5.25 5.25 5.25
2005年 2.25 2.5 2.75 2.75 3 3.25 3.25 3.5 3.75 3.75 4 4.25
2004年 1 1 1 1 1 1.25 1.25 1.5 1.75 1.75 2 2.25
2003年 1.25 1.25 1.25 1.25 1.25 1 1 1 1 1 1 1
2002年 1.75 1.75 1.75 1.75 1.75 1.75 1.75 1.75 1.75 1.75 1.25 1.25
2001年 5.5 5.5 5 4.5 4 3.75 3.75 3.5 3 2.5 2 1.75
2000年 5.5 5.75 6 6 6.5 6.5 6.5 6.5 6.5 6.5 6.5 6.5

参考:http://seisakukinri.nekokuro.jp/496