ソフトバンクグループ決算で巨額赤字1.3兆円の”要因”と日本経済への影響をMr.Tが解説

「最近中々大変ですね。
世界中に毎日のようにやってくる色々な
悲しいニュースをみながら『人生観』を
私自身何度も振り返っております。」

2020年5月18日に開催された
ソフトバンクグループ(以下ソフトバンクG)の
2020年3月期決算は、こんな言葉から始まりました。

ソフトバンクGの会長兼社長である孫さんは、
まるで世界が終わりを迎えるかのような口調で
同社の決済説明を行いますが、
そこで通期による営業損失が
約1.3兆円もあることを明らかにします。

「ソフトバンク」といえば、
傘下に携帯会社やプロ野球球団を持ち、
日本でもトップの時価総額を誇る巨大企業。

しかし、
今回の決算で莫大な赤字を記録したこともあり、
「ソフトバンクが倒産するのではないか」
とまで騒がれているのです。

ソフトバンクは日経平均株価への寄与度が高いので、
もしもソフトバンクが倒産の危機に陥れば、
日経も同時に暴落してしまうでしょう。

それだけではなく、
ソフトバンクには三井住友銀行やみずほ銀行など
兆単位で融資している銀行があり、
日銀もETFを大量に買い入れているので、
ソフトバンクがコケると莫大な損失を抱えます。

つまりこれはソフトバンク一社にとどまらず、
日本経済全体を巻き込む経済危機に陥る可能性もあるんです。

そこで今回は、
今や日本経済の巨大爆弾だと警戒されている
ソフトバンクGの現状と今後についてを
決算資料を見ながら解説していきます。

※ざっくりとソフトバンクGの流れを表すと以下の通り。

  • 2017年:ソフトバンク・ビジョン・ファンド設立
  • 2019年:投資先のWeWorkが上場できずCEOが逃亡
  • 2019年:3ヶ月間で7,000億円の赤字を被る
  • 2020年:1.3兆円の営業損失を発表

コンテンツ

営業損失1.3兆円を記録したソフトバンクグループ


出典:ソフトバンクグループ決算説明会

その詳細を見ると、
営業利益がマイナス1兆3,646億円、
そして当期純利益がマイナス9,616億円となり、
創業以来最悪の最終赤字となっていました。


出典:ソフトバンクグループ決算説明会

しかし上の資料を見ると分かる通り、
2018年度は営業利益が2兆円もあったんですね。

その時は「ビジョンファンドは最高だ」
と自信満々だったんですが、
一年で様変わりし、利益は全部吹っ飛んだわけです。

通期での赤字となるのは2005年3月期以来15年ぶりで、
繰り返しとなりますが、
これが創業以来最大の赤字となりました。

今回の赤字を生んだ「ソフトバンク・ビジョン・ファンド(SVF)」とは?

じゃあなぜソフトバンクGで
1.3兆円というとんでもない赤字が出たのかというと、
それは「ソフトバンク・ビジョン・ファンド」の損失が大きかったからです。

ソフトバンク・ビジョン・ファンド(以下SFV)とは、
ソフトバンクGが手掛ける10兆円規模の投資ファンド。

元々ソフトバンクGは、
主軸の事業セグメントだった
通信事業に伸び悩みを感じていました。

もはやソフトバンクが
日本のケータイキャリアの中核を
担っているということは言うまでもありませんよね…。

そこで孫さんは、
次の成長戦略としてAIによる
新産業の発展と拡大に投資をしようと思いつき、
新たに投資ファンドの組成を考えついたわけです。

過去に中国のアリババで大儲けしたソフトバンク

現在ソフトバンクGの保有する資産の
大部分を占めるのが中国のネット通販最大手のアリババですが、
ソフトバンクは上場前のアリババに20億円を投資しました。

そしてアリババがニューヨークで
市場最大規模のIPOを打ち上げたことで一気に時価総額が膨らみ、
今や10兆円を超える株式価値となって孫さんは投資に大成功したのです。

<アリババの時価総額>


出典:ソフトバンクグループ決算説明会

なので孫さんは、
再びアリババのような大儲けを
狙おうと言わんばかりに次の成長戦略を練ったわけですが、
そこで組成されたのがSVFでした。

10兆円というとんでもない金額で組成されたビジョンファンド

そうして孫さんによって作られたSVFは、
未上場のスタートアップ企業に10兆円分を投資していくという
とんでもないサイズで挑んだファンドでした。

10兆円規模の巨大ファンドともなれば、
インデックスファンドや国債を買うのが一般的ですよね。

しかし孫さん率いるSVFは、
未上場ながら時価総額が兆単位もあるような
ユニコーン企業へバンバン投資していたわけです。

さて、別名「10兆円ファンド」とも呼ばれていたSVFですが、
一体これがどれだけ大きな金額だったのでしょうか?

実はSVF単体で、
アメリカのシリコンバレーの
年間投資額に匹敵する規模となっています。

ちなみに2019年度における
国内VCの投資額は約2,106億円程度ですからね。

この時点で、
「日本のソフトバンクはすごい!」
と世界からかなり称されて期待が高まっていました。

ソフトバンク・ビジョン・ファンドの損失額は約1.9兆円

さて、そんな10兆円が投入されたSVFですが、
18年度は1兆2,566億円の営業利益が出てウハウハだったものの…
こちらの決算資料をご覧ください。


出典:ソフトバンクグループ決算説明会

ご覧のように、
19年度はマイナス1兆9,313億円と、
完膚なきまでにやられてしまったのです。

これを孫さんは、
「ユニコーンが、次々とコロナの谷に落馬している」
と表現していました。


出典:ソフトバンクグループ決算説明会

具体的にはSVFが投資している企業の株価が
下落したことによる損失なのですが、
SVF開始から2020年3月末までの累計投資成果を見てみましょう。


出典:ソフトバンクグループ決算説明会

これまでの投資で価値が増えた企業は
26社で1.4兆円プラスになったのに対し、
新型コロナウイルスの影響もあって、
価値が減った企業が47社に、
そして損失額が1.5兆円にまで膨らみました。


出典:ソフトバンクグループ決算説明会

3年間でファンドの利益が一気に吹き飛びましたが、
累計8.8兆円投資して、
その損失は差し引きでたったマイナス1,000億円に留まったので、
「トータルで見るとそんなに損失は大きくないのではないか」
という見方もあるようです。

じゃあ、
一体どうしてこんなにも莫大な
損失を抱えるまでになったのでしょうか?

一番の失敗だと言えるのは「WeWork」への投資でしょう。

孫さんはWeWorkへの投資で大失敗していた

 

※WeWorkについてはこちらでもお話ししています▼

SVFの開始にあたり、
孫さんが特に目をつけていたのが
「WeWork」というコワーキングオフィスを提供する
The We Companyという会社でした。

孫さんはこのWeWorkに当初1兆円突っ込んでいたのですが、
WeWorkの創業者であるアダム・ニューマン氏は
ニューヨークを裸足で歩いたり、
マリファナパーティーを主催したりするほどクレイジーな人だと発覚し、
孫さんはすっかりと騙されてしまったのです。

WeWorkの企業価値は過大評価されていた?

WeWorkはフリーランスやスタートアップ企業に向けて
コワーキングオフィスを提供しています。


出典:wework

フリーランスやスタートアップが
自分でオフィスを構えるのは大変ですが、
コワーキングオフィスなら自分専用のデスクや部屋を借りれる他、
受付やウォーターサーバーも共有できますよね。

こうして都心のビルに誰でも
オフィスを持てるようになるのですが、
コワーキングオフィスのビジネスモデルは
WeWorkが新しく発明したわけではありません。

既にRegusという最大手のコワーキングスペースの会社があって、
ロンドン証券取引所に上場していたんですね。


出典:Regus

しかし、
Regusという老舗のコワーキングサービスがあるにも関わらず、
なんとWeWorkはRegusの10倍以上に及ぶ企業価値で評価されてたんですね。

Regusが当時は4,000億円ほどの時価総額でしたが、
WeWorkはその10倍となる4〜5兆円ほどの
企業価値が見積もりされていたわけです。

しかし、
2019年9月にIPOする予定だったWeWorkは、
経営内容がめちゃくちゃだったことが明らかになり、
上場が延期になってしまいました。

挙げ句の果てに、
1.6兆円でも買い手がつくかどうか
わからないという状況になってしまい、
結果的に孫さん率いるSVFは、
WeWorkを超割高な株価で
1兆円分買ってしまうハメになったわけです…。

WeWorkに1兆円のナンピン買いをした孫さん

その後WeWorkはさらに赤字を出し続け、
このままだと破産の危機も考えられましたが、

そこで孫さんは
WeWorkの倒産を避けるために
「追い貸ししないといけない」という
火の車状態になってしまいました。

なぜなら、
WeWorkはもはやソフトバンクと運命共同体となっており、
WeWorkに破産されるとビジョンファンドもぶっ飛んでしまうからです。

そこでなんとしてもWeWorkを
救済しなければならないと考えた孫さんは、
支援策としてさらに1兆円を追加で出資し、
上場の再建を測りました。

このように、
孫さんはとんでもない「ナンピン買い」をしていたのですが、
WeWork創業者の奇行も色々と明らかになっていきます。

例えば、
自分で取った商標をWeWorkに数億円で売ろうとしたり、
自分が所有していた不動産をWeWorkに割高な家賃で貸しつけたり。

こうして創業者のアダム氏は、
WeWorkでかき集めた億単位のお金を持って、
しっかりと辞任して雲隠れしたわけですね。

WeWorkへの投資に対し「私がバカだった」と負けを認める

なお、
WeWorkのシェアオフィス事業も
コロナショックの影響をダイレクトに受けており
一部の物件で家賃を滞納したり、
本社ビルを賃貸にすることを検討にしていたりと、
中々大変なようです。

孫さんも決算報告会にて、
Weworkの投資はどうなってるんだと質問を受けた時、
「WeWorkへの投資は失敗だった。私がバカだった」
と負けを素直に認めました。

また、
SVFの投資でやばくなったのはWeWorkだけではありません。

SVFの上場投資の部門は
トータルでプラスにはなっているものの、
上場銘柄の中でも圧倒的に巨額な投資をしていた
Uberがこれまた莫大な損失を出していました。


出典:ソフトバンクグループ決算説明会

Uberは時価総額が約6兆円を超えるメガユニコーン企業で、
SVFも約8,600億円ほど投じていましたが、
Uberのメイン事業はライドシェア事業なので、
これもコロナショックをモロに受けていたのです。

UberはかつてIPOでかなりの収穫を得てはいましたが、
コロナの影響によるUberの先行きも
今後のソフトバンクに大きく関わってくるでしょう。

年利7%で”毎年”3,000億円が飛んでいくビジョンファンド

SVFは10兆円のうちの4.4兆円が
ファンドのパフォーマンスによらず
年7%の利払いが約束される優先出資でした。

つまりざっくり計算すると…
「4.4兆円 × 7% = 約3,000億円」
となり、毎年3,000億円払い続けてたくさんのお金を集めてました。


出典:ソフトバンクグループ決算説明会

サウジのファンドへ毎年莫大な金利を支払う必要がある

これは儲かろうが儲からまいが
毎年7%の固定金利を支払うという、
もはやサラ金のようなお金の集め方なわけですが、
ここにお金を投入していたのが、
ムハンマド皇太子率いるサウジアラビアの政府系ファンドでした。

これはどういうことかというと、
SVFは投資で大損を被りながらも、
毎年3,000億円もの金利をムハンマド皇太子に
支払い続けなければならないということ。


出典:ソフトバンクグループ決算説明会

もしも投資で失敗すれば、
そのしわ寄せはソフトバンクへ出資するみずほ銀行などにいくでしょう。

孫さんはなぜそこまでして10兆円ファンドを組成するのか

ソフトバンクはPayPayの
「100億円あげちゃうキャンペーン」の事例のように、
持ち前の資金力を使って市場を独占する戦略を取っています。

なので孫さんは、
「市場を独占するまで徹底的に金を入れ続けたい」
と考えた為に、
サウジのファンドに金利を7%も払ってまで、
合計10兆円もの資金を集めたのかもしれませんね。

なお、SVFが投資している企業の多くは、
時価総額が数千億〜兆単位のメガベンチャーです。


出典:ソフトバンクグループ決算説明会

こうしたメガベンチャーは特に新たな資金を必要としてませんが、
SVFは「お前らが俺たちの資金を受け入れられないなら、
ライバル企業に投資するぞ」と脅しを効かせます。

つまり、各メガベンチャーは
SVFからの出資を断ってしまえば、
自分たちがSVFの資金力に潰されるほうへ回るということ。

こうやってメガベンチャーに脅しを効かせながら、
SVFは大量に資金を投入して市場の独占を測ったのでした。

ソフトバンクGの株主価値はまだ21.6兆円もある!?

「じゃあ、結局ソフトバンクは倒産するの?しないの?」

という問に対しての結論ですが、
すぐに潰れることは無いだろうなと考えられます。

孫さんも決算発表の中で「最も大切な資料」だと主張していた、
こちらの株主価値に関するグラフをご覧ください。


出典:ソフトバンクグループ決算説明会

ここで言う「株主価値」とは、
保有株式価値に純有利子負債を差し引いて算出したものです。

簡単に言うと、
「私たちが持っている株の価値は28.5兆円もあって、
借金は6.8兆円だから、差し引きでまだ21.6兆円もあるじゃないか」
といった主張ですね。

この21.6兆円こそ、
ソフトバンクGが最も大事にしている価値で、
株主価値がたっぷりとあるのだから、

「1兆円の営業損失なんて大したことない。」
「だから、まだまだ倒産には至らない。」
「保有株が28.5兆円あるので、
株式を売却して資金調達すれば破綻は免れる」

といった見方もあります。

アリババへの依存がソフトバンクのリスクとなり得る

なお、ソフトバンクGが持つ保有株式の価値は以下の通りです。
(2020年5月18日時点)

企業名保有価値概要
アリババ14.7兆円中国最大のEコマース企業
ソフトバンク4.5兆円携帯電話事業を展開するソフトバンクG傘下の企業
Tモバイル3.2兆円ドイツに本社を置く移動体通信サービスを提供する企業
arm2.6兆円イギリスに本社を置く大手半導体企業
SVF2.6兆円ソフトバンク・ビジョン・ファンド

ご覧のように、
合計28.5兆円あるソフトバンクGの保有株式価値のうち、
その約半分となる14.7兆円がアリババ株です。

つまり
ソフトバンクの株式価値はアリババに大きく依存しているわけですが、

中国の先行き次第でアリババもどう転ぶか分かりませんし、
米中貿易摩擦の影響によって
中国企業の上場を制限する動きも浮上しています。

※参考:中国企業の上場制限へ 米ナスダックが厳格化

なので、最悪の場合アリババが上場廃止になる可能性もゼロではなく、
そうなれば流動性が低下して株価に悪影響が出る恐れもあるのです。

アリババの株価に悪影響が出るということは、
ソフトバンクGの保有する株式価値へダイレクトに響きますよね。

そうなると今後株主価値が
大きく減る可能性もあるでしょうし、
アリババ創業者のジャックマー氏は、
6月25日付けでソフトバンクの取締役から去るとも言ってます。

1兆円の利益が出ても法人税0円のソフトバンク

ソフトバンクは前年の純利益が1兆円を超えたのですが、
課税対象となる所得額は0円で、
法人税を一切支払いませんでした。

本来なら数千億円規模の税金を支払う必要があり、
これが当時メディアでもバズを引き起こしていたのですが、
ソフトバンクは合法的な租税回避を行っていたのです。

なぜソフトバンクは法人税を支払わなくて済んだのか

その方法は単純で、
2016年に3.3兆円で買収した
イギリスの半導体チップを設計するarm社の株の一部を
ソフトバンクのビジョンファンドの方へ移管しました。

この際に、armの評価額が1.9兆円まで下がって
1.4兆円の欠損金を出したのですが、
それでソフトバンクGの純利益を相殺し、
税務上1兆円の利益をなくしたのです。

同じグループ企業内で株の移動をしただけで、
これに税務上欠損金が発生し、
1兆円の黒字が消えたというカラクリですね。

このやり方は合法で、
ソフトバンクは法律の抜け穴をうまく通り抜けました。

今回ソフトバンクは1兆円の赤字に転落しましたが、
仮に利益が出たとしても、
また時価が下がった株をグループ内で売り買いすれば、
1兆円の損失なんて簡単に作れるでしょう。

そう、ソフトバンクは一切税金を支払わないのです。

ソフトバンクは大きすぎて潰せない巨大企業

しかし、
今回のソフトバンクの赤字を引き金にして、
倒産の危機にまで陥るとどうなるでしょうか。

ソフトバンクは日本の通信インフラを担っていると言っても過言ではなく、
日本の時価総額トップを誇る巨大企業です。

なので、簡単には潰せません。

「簡単に潰せない」とはどういうことかと言うと、
万が一ソフトバンクが倒産しそうになると、
政府が国民の税金を使って救済する可能性もあるということ。

なぜなら、ソフトバンクは大きすぎて潰せないからです。

もしもソフトバンクを救済しなかったら
ソフトバンクに関連する企業は愚か、
日本経済もヤバイことになりますからね。

日本に税金を納めていないソフトバンクが倒産しそうになったとき、
国民の税金を使って救済するに他ならないのです。

今後「ソフトバンクショック」は起こり得るのか

というわけでソフトバンクGは借金が6.8兆円あるものの、
保有株はとりあえず28.5兆円あって、
株式を売却すれば資金調達できるので、
すぐすぐの破綻は現実的でないと言って良いでしょう。

今回SVFの投資成績は散々な結果となりましたが、
一般的にべンチャー・キャピタルは
10社のうち1社が大当たりすればリターンを得られると言われています。

つまりビジョンファンドの投資銘柄の中から、
アリババやヤフーのような会社が出てくれば
十分利益になるということですね。

とはいえ、
金融の世界では日本人が最後は損してしまう
というパターンが決まっています。

30年前の日本の土地バブルの際は、
日本の三菱地所が「ジャパン・マネー」を使って
ロックフェラーセンターの株式を買ってババを掴み、
大損してしまいました。

最近では2017年にビットコインが200万円超えましたが、
そこで最後のババを引いたのも日本の個人投資家でした。

このように、
バブルの頂点で高値で掴んで大損を被るのは
だいたい日本人で、今回のソフトバンクの投資も
金融機関のエリート日本人が同じように
高値掴みしてしまったのかもしれません。

「今回だけは違う」ということはないのが投資の世界なので、
相変わらずババを掴まされてしまった可能性も無くはありませんね…。

果たしてこの10兆円ファンドが、
歴史に残るような強烈な破裂に向かっているのか、
それとも今後巻き返してアリババを超えるようなメガベンチャーが
ビジョンファンドから生まれるのか、
その辺りをウォッチしておく必要があるでしょう。

※7月追記:ソフトバンクGに次々と続報が…

その後、ソフトバンクGに新たな動きが
続々と見受けられたので追記しています。

6月25日には同社の株主総会で、
孫さんがアリババの取締役の退任を表明し、
翌日にはムーディーズによってソフトバンクの格付けの見通しを
「見直し中」から「ネガティブ」に変更されました。

さらに、
ソフトバンクGが約540億円あまりを投資していたファンドに
利益相反の疑惑が生じていたことが明らかとなり、
クレディスイスが内部調査を開始したとも報じられています。

そのファンドは「サプライチェーン・ファイナンス・ファンド」
と呼ばれ、出資先の上位10社のうち、
4社はソフトバンクが投資していました。


出典:ウォールストリートジャーナル

このように、
どんどんとソフトバンクの「ヤバさ」
が浮き彫りになりつつあるのですが、
こうしたネガティブニュースが続いても、
ソフトバンクの株価は一向に下がらないわけです。


出典:TradingView

なぜソフトバンクは崩れないのか。

その真相を知るべく、
最近起こった2つのメイントピックをおさらいしておきましょう。

  • ソフトバンクの出資する「ワイヤーカード」が破産を申請
  • TモバイルUSの株式売却が正式に決定される

ソフトバンクの出資する「ワイヤーカード」が破産を申請

孫さんが大損を被り大失敗したWeWorkに続き、
またまたソフトバンクの投資先がとんでもなくやらかしました。

今回トラブルとなったのは、
ドイツのミュンヘンに拠点を置く
「ワイヤーカード」というオンライン決済企業。


出典:wirecard

ワイヤーカードはソフトバンクGが2019年4月に
約9億ユーロ(約1,100億円)の転換社債を引き受けた会社でしたが、
6月25日、なんと急に破産の手続きを申請すると言い出したのです。

突然2,300億円の現金が行方不明になる

ワイヤーカードはドイツの「DAX30」という、
日本で言う日経平均のような株価指数の
構成銘柄にも入っていて、かなり大きい会社でした。

しかし、ワイヤーカードにはたくさんの問題があって、
ソフトバンクGも持ち株はどんどん削除していってたんですね。

挙げ句の果てに、
ワイヤーカードはもうボロボロだから、
監査役員会にソフトバンクの投資部門幹部を
送り込まないとヤバイって程の状態だったんですが、

遂には同社の信託口座にあるとされていた
19億ユーロ(約2,300億円)の現金が行方不明となり、
監査法人が「2,300億円の現金残高が確認できない」と表明しました。

そう、巨額の「不正会計疑惑」が勃発したのです。

詐欺なのか粉飾なのか、盗難なのかも不明。

そもそも上場している会社が
こんな莫大なお金を無くすのは「超」がつくほどの異常事態で、
日本ならそこらの上場企業1社を丸ごと買収できる程の額です。

あの人類史上最大のハッキング事件となった
仮想通貨取引所「コインチェック」の被害額でさえも、
“たった”の580億円でしたからね。

突然の破産宣告で株価が70%下落したワイヤーカード

結局ワイヤーカードは破産申請することとなりましたが、
上場企業がいきなり破産宣告をするなど異例です。

普通は会社の業績が悪化して上場廃止に陥る、
といったケースが多いですが、
ワイヤーカードはいきなり破産したうえ、
同社のCEOも詐欺の疑いで逮捕されて辞任しましたからね。

そうこうあって、
ワイヤーカードの株価は一夜にして60%以上の下落となりました。


出典:TradingView

その後も含めると、同社の株価は最大70%も下落していたんですね。

そんな脆い企業ばかりに投資を行う
ソフトバンクのデューデリジェンスの甘さに批判の声が集まり、
M&Aの専門家からも
「こんな会社に投資すること自体資産査定が甘い」と言われてましたが…

実は、1,100億円分のお金を
投資していたはずだったソフトバンクは無傷だったのです。

実際はワイヤーカードでの損失が「ゼロ」だったソフトバンクG

今回のワイヤーカードの破産申請を受け、
ソフトバンクはWeWorkの時の
二の舞になったかのように見えますが、
実際ソフトバンクは一切損失を被っていませんでした。

というのも、
ソフトバンクが引き受けたワイヤーカードの転換社債は
ソフトバンクが直接買い入れたわけではなかったからです。

それを他人に仲介して、
転換社債を他に付け替えただけだったので、
ワイヤーカードの転換社債を
購入しているわけではなかったのですね。

そういうスキームで、
実際はアブダビの政府系ファンドなどに斡旋していたので、
ソフトバンクはワイヤーカードの破綻で1円も損してません。

しかも、
ソフトバンクGからの斡旋で転換社債を買った投資家たちは、
結果的に2019年9月時点で約7億6800万円の利益を出したようで、
投資家に損どころか、むしろ儲けさせたんですよね。

もちろん、
ソフトバンクGにとってワイヤーカードの破綻は、
投資対象として問題があったことに間違いありませんが、
今回は仕組み債などを活かしてリスクヘッジしていたので、
WeWorkの時のような大損失を招かずに済みました。

これはWeWorkの教訓が活かされたのかもしれません。

TモバイルUSの株式売却が正式に決定される

そして巨額赤字の決算を発表した後、
ソフトバンクGは財務の改善を進めるべく、
自社が保有するアメリカの大手携帯電話会社「TモバイルUS」
の株式売却を正式発表しました。

全体のおよそ24%を
保有するTモバイルUSの株式のうち、
最大で約3分の2に該当する1億9800万株余りを売却するそう。

なお、
ソフトバンクGが持つTモバイルの株式の帳簿上の価格は、
今年5月18日時点でおよそ3.2兆円ですが、
その内の約2兆円強が売却されることとなります。

2013年に投資した時は「Sprint」という名前でしたが、
その後SprintとTモバイルが合併して投資に大成功。

では、なぜソフトバンクGは
わざわざそんなTモバイルの株を急いで売却したのでしょうか?

最大の狙いは自社株買いによるソフトバンク株の上昇

今回ソフトバンクGが
Tモバイル株を売却した最大の狙いは、
自社株買いを行って自分たちの株価を
維持する為なのではないかと考えられます。

ソフトバンクGの株価が下がると都合が悪くなる孫さん

さて、コロナショックやSVFの大幅赤字によって、
ソフトバンクの株価は2月から
3月にかけての1ヶ月で約半分に下がりました。


出典:TradingView

しかし、この株価の大幅下落を受けて、
孫さんはとてもビビっていたわけです。

なんでソフトバンクの株価が下がるとダメなのかというと、
株価下落で一番困るのは孫さんだからなんですよね。

なぜなら、孫さんは自分が持っている
ソフトバンク株を担保にお金を借りまくってるからです。

孫さんは株を担保に銀行から融資を受けていたのですが、
株価が下がると担保価値が下がるので、
銀行からお金を借りにくくなる、
という負のスパイラルに陥っていました。

だからといって自分の株を売ると株価は下がるし、
持ち分を減らせば自分の持つソフトバンクGの支配力も衰退するので、
もうどうにもできなかったわけです。

4.5兆円の資産を売って2.5兆円で自社株買いへ

こういうわけで、
ソフトバンクの株価が下がると
今後お金も借りれなくなる恐れがあるという
「超危機的状況」に陥ってしまった孫さんは、

保有しているグループ企業の株式を「兆単位」で売って、
その資金でソフトバンクGの自社株買いをする、
というとんでもない方法を考えつきました。

具体的には、
最大4兆5000億円分の資産を売却して、
2.5兆円の自社株買いをするという計画で、
今回のTモバイル株の売却もこの一環でしょう。

今回Tモバイル株がうまく売却できれば、
4.5兆円の売却うち2兆円が達成されますが、

このようにソフトバンクは、4.5兆円のカネを作って
自社株買いにぶっこもうと企んでいるわけです。

そんなソフトバンクの自社株買いに期待が膨らんだこともあり、
2020年3月以降から7月にかけ、
ソフトバンクGの株価は2倍以上に上昇していきました。


出典:TradingView

これがコロナショックを被って
投資で1兆円以上損した企業に見えるでしょうか?

「そんなことは関係ない」と言わんばかりの
右肩上がりの推移を見せていますよね…。

これも、2.5兆円の自社株買いに対する
大きな期待の表れでしょう。

自社株買いで最も得をするのは誰か

さて、こうしてソフトバンクが自社株買いをすると、
一番得するのは一体誰なのでしょうか?

答えは、言うまでもなく孫さんですね。

孫さんはソフトバンクの株を20%持っています。

なのでソフトバンクGが自社株買いを行えば、
株価が上がって自分の資産価値が高まるのはもちろんのこと、
自社で購入した株を消却すれば、
孫さんやその他株主の持ち株比率も上がります。

なので、筆頭株主である孫さんが
圧倒的に得をする仕組みになっているのです。

だからこそ孫さんは、
ソフトバンク株の下落圧力を何としても食い止めようとしてるわけで、
それによってソフトバンクの株価は
どんどん実体経済とかけ離れていっているのです。

普通なら1兆円超えの大赤字を出した企業の
株価が大暴落するのは当前なはずですが、

上述した空前絶後の自社株買いが織り込まれていて、
なおかつ日銀のETF買いも入っているわけですね。

ソフトバンクは日経平均株価の採用銘柄なので、
既に日本市場では「大きすぎて潰せない」存在です。

なので、
巨大企業ソフトバンクの株価がガタ落ちすると、
日本の株式市場が急激に冷え込む懸念があるのです。

だからこそ日銀も慌てて
ETFをたくさん買い入れてるわけですね。

もしも自社株買いや日銀の買い支えがなければ、
ソフトバンクの株価は奈落の底に落ちていたかもしれません。

もはやこれは虚業と呼ばれても仕方ないでしょう。

空前絶後のマネーゲームをするソフトバンクの行末は…

WeWorkにUber、OYOなどへの投資失敗で
1兆9,000億円の赤字を出したビジョンファンドですが、
今回同社CEOの役員報酬は2倍の約16億円となっています。

思わず耳を疑ってしまいそうですが、
会社は投資に失敗してるのに、
役員の報酬は上がってますからね。

一方、会社で懸命に働く社員たちは、
毎日額に汗を流しながら働いても、
会社の業績が悪いと途端にボーナスを減額されます。

会社の業績低迷で減給される社員がいる一方、
業績低迷でも株価が好調なら昇給される役員。

さらに、株価好調(というか自社株買いで無理やり上げているに過ぎない)
で役員以上の利益を手にできる株主や孫さん。

これが資本主義の現実である、残酷な構図です。

しかし、今後も世界的に金融緩和が続けば、
本格的な金融危機が訪れるかもしれません。

そうなれば、
ソフトバンクの株価も金融危機と一緒に
雪崩のように崩れ落ちることになるでしょう。

プロ同士がしのぎを削る株式市場において、
企業の株価は、いずれ業績に見合った適正価格へと落ち着きます。

なので、
いずれこの不可解なソフトバンクの株価も
正されていくのではないでしょうか。

しかし、それがいつになるのかは、
僕たちにも、孫さんにも誰にもわかりません。

 

 

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37 件のコメント

  • 及川先生へ

    いつもありがとうございます。TRIBEへ参加させていただきました。
    まだまだ日々いろいろと消化しながら、先生から過去動画から、TRIBE中の日々の動画の中でいろいろ教えていただいたことを自分なりに解釈しながら日々トレードしています。

    その中で、監視5通貨(10ペア)の相関関係、通貨の強弱を見る目は、トレード対象を決定するうえで、すごく勉強になっています。(30分もしたら、強弱が変わってしまうので、のんびりホールドもしてられませんが…)

    早速ですが、直近のTRIBE会員向けのドテンポンオジショート動画についての質問をお願いいたします。(通貨強弱の観点より。)

    6/2の17時頃のチャートを見直してみました。

    16時半を過ぎた最初のポンドル、ポン円は、ドル円は上げていましたが、結局ポンドルの押しの深さにポン円も引っ張られて、先生は損切りされました。

    その損切り前に、ポンオジのチャートをチェックされ、ポンオジショートの検討コメントがあり、実際に損切り後は、ポンオジショートに乗り換えられました。

    損切り時のポン円、、ポンドルの15分足の角度、1時間線の位置からこの2つではなく、すでに1時間線、15分線密集を下割れしてきていたポンオジのショートを選択された。と理解しています。(合っていますか?)

    損切り乗り換えの前にオージーをチェックされて、オージーが無事(つまりポンド下げ中に弱くはない、というご判断?)の確認をされていましたので…

    ポンド弱い、そしてオージーは弱くない。だからポンオジの売り。
    さらにポンオジ個別の形もMA密集割れ、あり。

    という感じで理解しています。

    ご見解をお尋ねしたいのは、その後の展開です。

    結果論ですが、ドテンしてからの17時以降のドルストの動きは、

    17時5分の足からオージ―ドル爆上げ。ポンドドル爆上げ。ユーロドル爆上げ。
    ドル円は緩やかな下げ…という感じでした。

    つまり、ドルに対して、オージーも、ポンドも、(ユーロも)強いという関係でした。

    結果は、先生のお見立て通り、オージーがポンド、ユーロよりも強く、ポンオジ、ユーロオージーは下げました。(結果論として、この時間の最強通貨がオージーだったということになるかと思います。)

    仮定の話で、

    オージードル(オージー円)強い上げ
    ポンドルが緩やかな上げ もしくは、横ばい・下げ基調

    などで、ドルに対しての強弱で、オージーとポンドの強弱がよりはっきりと見えらたら良いのですが、私には、17時以降のオージ―ドル、ポンドドルのチャートから、オージーとポンドの強弱をはっきりと見える感じがしませんでした。

    でも、先生は、割と多めのロット数で、ポンオジをホールドして、しっかり損切りを取り返す値幅を取られました。

    もちろん、普段からお話がある、方向性や見立て、だけではなく、その都度の動きに対する「対応力」で、いろんな想定、準備はされていたと思いますが…

    結局、ポンドル、ポン円はドテン売りをする状態ではない、つまりポンドはドル、円に足して強いという状態なのに、オージーに対してだけはしっかり弱い、という判断ができる?判断を持ち続ける?ことができるのは、どういった根拠からなんでしょうか?

    話がちょっとそれますが…東京午前の典型的オージーテクニカルでは、ポンドル、ユーロドルがレンジ的動きで、オージードルだけがはっきりとドルとの強弱がでるので、「ポンドとユーロ 対 オージー」の強弱がはっきりつきながら、強力なオージーテクニカルが発動!とみて、ある程度自信をもってエントリー、ホールドできる、という感覚なのですが…

    今回のような、オージ―ドル、ポンドドル、(ユーロドル)がすべてしっかり上げている場面で、しかもポンドドル、ポンド円は、売れるような状態でない中、しっかりとしたロット数(先生にとってはそこまで多くはないのかもしれませんが。)で、しっかり値幅も引っ張れる、のは…相場観、相場感、相場勘…いろいろな「そうばかん」が必要なんでしょうが、初心者にも理解できるものがありましたたら、お教えいただきたく存じます!

    これからも、まだまだ、遥か後方からですが、ついて参りますので、
    よろしくお願いいたします!
    ありがとうございます。

    • hyuma tradeさま
      コメントありがとうございます。
      TRIBEへのご参加にもあらためて御礼申し上げます。

      >損切り時のポン円、、ポンドルの15分足の角度、1時間線の位置からこの2つではなく、すでに1時間線、15分線密集を下割れしてきていたポンオジのショートを選択された。と理解しています。(合っていますか?)

      ↑はい、それで合っています。
      ポンド円とポンドドルはドテンには早過ぎ、というか
      上げ直しも充分考慮する位置でしたので。

      つまり、アレは最初の入りが早過ぎたことで
      損切りせざるを得なくなったということです(苦笑)

      >ポンド弱い、そしてオージーは弱くない。だからポンオジの売り。
      さらにポンオジ個別の形もMA密集割れ、あり。
      という感じで理解しています。

      ↑そうですね、完璧です。

      >ポンドル、ポン円はドテン売りをする状態ではない、つまりポンドはドル、円に足して強いという状態なのに、オージーに対してだけはしっかり弱い、という判断ができる?判断を持ち続ける?ことができるのは、どういった根拠からなんでしょうか?

      ↑なるほど、言われてみると確かにそうですね^^;;
      ちなみにあのときのポンオジ・・・
      僕の中では何度も経験している
      「今からめっちゃ下げる雰囲気」のパターンなんです。
      ある意味、そこが一番の感覚面だったと思っています。

      なんて言えば良いのか少し難しいですが、
      ポンド円とポンドドルって、
      クロス円とドルストじゃないですか?

      これらって、ペアの逆側が一方的でないと
      下げても戻すなど、まぁいろいろあるわけです。

      特にあの場面は
      まだ下げ止まって然りの状況でしたし。

      ドテン(乗り換え)の時点では僕の中で
      「ポンド全体が底割れ」する可能性もあったため損切りしたわけですが、
      そうならない場合も一気に戻す展開にはならないかなと、
      ここは短期デイトレの時間感覚でそう思っていました。

      ちなみに、動画を録ってなかったら
      あのまま耐えたかも知れません。

      動画を録っていたため、
      もしこのまま耐えて戻っても
      なんていうか見苦しいというか
      美しくないというか。。。
      そういう感性はかなりありましたね(苦笑)

      で、そんな中、
      一番すっきりすんなり落ちてくるように見えたのが
      ポンオジでして、
      僕の中では「メッチャ負けにくい」
      「もしオージー全体がシンクロしたらそれこそ一気!」
      こういうイメージでした。

      つまり、
      一番は「今からやるならどれだ?」
      「ノーポジだったらどれをやる?」

      あ、まぁノーポジではありましたが
      損切り直後かどうかはとりあえず無関係でと
      そういう意味です。

      なんとなく伝わりますでしょうか?
      なかなか表現が難しいもんですね。

      ただ、僕への伝え方が上手な方なので
      きっと僕からのも理解してもらえると信じます(笑)

      今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

  • 読み応えありましたね。

    及川さん。おはようございます。

    ブログ読んでいて10年くらい前のカンブリア宮殿の孫正義氏のこと思い出して
    対比していました。
    https://www.youtube.com/watch?v=fBNs_S2Cqs8

    それにしても及川さんの動画はスキャルをするうえで
    本当に参考になっています。

    さてさて、昨日、225を22750円から仕込んで、先ほど22900円ナンピンです。後は窓埋めの23400円まで売りあがり予定です。もしその上あるなら、つなぎ戦法で対処します。
    ユーロ円も先ほど噴いたので122.55前後で建玉しました。
    (一部はスキャルで利食いですが、これも225同様、達玉維持したいと思います)
    とにかく今週から来週は、今年の重要時間軸になると思いますので、勉強させていただきます。

    先ほど見ました、
    及川さんの1日ルーティン動画ででBNFさんの話出ていましたが、当時は2chで
    沸いてましたね。。(今は及川氏がバズってますね^^)

    ではでは、失礼します。

    • 天風さま
      コメントありがとうございます。
      ※やっとここまで追いつきました(汗)

      これを書いてるのが金曜の日本時間22時。
      ダウも日経も凄まじいですね(汗)

      先物口座にはそんなに余分にはおカネを入れてなかったので
      週明けには追加入金しないと追証が発生しそうです(苦笑)

      23000円は考慮に入れておこうと思ってはいましたが
      ここまで強いのは正直想定外でした。
      個人的にはまだツッパるつもりですが、
      僕は日経をSQまたいだことがないため、
      思いもよらぬ形(含み損)での初体験になるかも知れません。

      >及川さんの1日ルーティン動画ででBNFさんの話出ていましたが、当時は2chで
      沸いてましたね。。(今は及川氏がバズってますね^^)

      ↑BNF氏と僕とではいろいろな意味でレベルが違いすぎます(汗)
      個人的には恥ずかしさ満開の動画ですが
      上手にご覧いただけたら幸いです^^;;

      ではまたのちほど!

    • 追記です。
      何度も申し訳ありません、、。

      さて、225建玉はそのままですが、先日、為替で作ったドルクロスの
      ポジションは昨日すべて、コストロスカットです。
      今は6/5日16時ですが再度、今度はドルスト系を売り向かう準備しています。
      ドル円が101円台記録してから、今回は結構な大相場になりました。
      もうはまだなり、、かもですが、、。

      あるサイトから、抜粋しますが

      、、、GPIFの規模は2019年末で169兆円。10%となると概算で17兆円です。
      これを108円でドル換算すると1740億ドルにもなります。
      インターバンク市場では1億ドルも出れば大玉とされていますが、
      今回1740億ドルです、、、。

      これが4月から出ているようで、今回の上げ相場の背景になったようです。

      こういうことがあるので、相場は面白いのですが、
      及川さんのように堅実にトレードする方がストレスが少ないですね。

      ただ、私はどうしても、長期保有の玉を持っていたいというワガママ者なので
      もう少し、お話しできたら嬉しいです。

    • 天風さま
      コメントありがとうございます。
      というか、大変お待たせいたしました(汗)

      >225建玉はそのままですが、先日、為替で作ったドルクロスの
      ポジションは昨日すべて、コストロスカットです。

      ↑あらま(汗)
      そうでしたか・・・

      これを書いているのが日本時間の5日26時(6日深夜2時)ですが
      まぁ凄い上げですね(苦笑)

      僕は現時点での平均取得単価が22450円でして、
      かなりアタマに来ているため、
      週明けには売り玉を追加するつもりでいます。

      トレーダーがムキになってはいけないこと、
      よーく理解はしていますが、
      それはFXのほうでならそのとおりでして、

      僕にとっての今回の日経売りは
      ちょっとトレーダーとしてではない部分があるんです。

      「絶対に勝ってやる」
      そう思って今夜は寝る予定でいます(笑)

      ちなみに、僕は昔、日経先物をやっていた時期があるのですが
      そっちもデイトレでして、
      今回のようにSQまたぎをするのは初めてです。

      週明けは先手を打って期先の限月を売ります予定で、
      現在のポジションもSQ前にロールオーバーさせるつもりです。

      つまり、それだけ本気ということで
      それなりに長い付き合い(僕にしてはですが)になるかも知れません。

      それにしても・・・
      この上げは観たことないですよね(苦笑)

      >GPIFの規模は2019年末で169兆円。10%となると概算で17兆円

      ↑そうですね・・・
      まさに今回の上げの犯人(?)は「国」でしょうね(笑)
      個人的には「上等だこら!」という意気込みで
      まだまだがんばりたいと思っています。

      >及川さんのように堅実にトレードする方がストレスが少ないですね。

      ↑まぁ「FXの僕」は本業でもあり、その通りですが
      今回の日経は結構面白く感じています。

      おそらくは本業じゃないからでしょうね^^;;

      本件、またお話いたしましょう!
      引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

    • 追記です。

      日経225も22850円以上、追加して
      クロス円系、AUD、GBP、EURも仕込み完了です。
      さてどうなるでしょう^^。
       

  • 及川様
    本も購入させて頂き、勉強させて頂いております。FX技術や環境認識に驚き、これは一生かけて研究していきたいと思いました!又、及川様の人間味や優しさにも惹かれております❗
    日経を22000でショート始められたということですが、エントリーポイントの理由を教えて頂けますでしょうか?
    お時間に余裕があれば、御教示頂けますと幸いです☺️

    • かな様
      コメントありがとうございます。

      >FX技術や環境認識に驚き、これは一生かけて研究していきたいと思いました!

      ↑光栄です^^
      ありがとうございます。

      >日経を22000でショート始められたということですが、エントリーポイントの理由を教えて頂けますでしょうか?

      ↑一応はテクニカル的な部分からですが、
      僕の過去の相場観や歴史観が今回は色濃いです。

      なぜなら、そうでもなければ
      僕はわざわざ本業外の日経など普段触りませんので。

      で、、、結局現在「絶賛踏まれ中」ですけどね(苦笑)
      ただし、ブログでもご紹介している
      ホリーさんとKAZさんとの対談のおかげで
      「全力投入」はしないで済んでいます。

      まだまだ余力がある状況なので
      あるいはとことんツッパるかも知れません。
      (多少意固地になってます・笑)

      >及川様の人間味や優しさにも惹かれております❗

      ↑嬉しいことを言ってくださいますね♪
      お言葉ありがたく頂戴させていただきますm(_ _)m

      では引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

  • デイトレ大百科、TRIBE、YouTubeで日々勉強させていただいています。
    10から20pipsをコツコツとって5~10連勝して800から1000pipsのドカン負けをする。そのうち資金が尽きる・・・・というパターンを相変わらず繰り返しております。問題は損切りができないってとこですね。頑張ります。
    実は今日はトレードとはあまり関係ない事の質問になるかもしれませんが
    トレードの記録を取るのに、プロコンの画像保存はなかなか自分には向いていないみたいなので
    録画して日々の反省をしていこうと思いました。
    どうせならYouTubeにアップしてYouTuberなろうかな
    なーんて考えました。
    損切り出来ないで、乱射してドカン負けをアップしていこうかなと思いました。
    そこで質問なんですが、師匠の使用している画面録画ソフト、編集ソフト、師匠の顔を写しているカメラなど教えていただけないでしょうか?
    トレードと関係ない質問ですみません

    • えいいち様
      コメントありがとうございます。

      >録画して日々の反省をしていこうと思いました。
      どうせならYouTubeにアップしてYouTuberなろうかな
      >損切り出来ないで、乱射してドカン負けをアップしていこうかなと

      ↑なるほど・・・
      なかなかの勇者ですね^^;;

      >師匠の使用している画面録画ソフト、編集ソフト、師匠の顔を写しているカメラなど教えていただけないでしょうか?

      ↑了解です。

      ・録画&編集ソフト
      → カムタジアスタジオ2019

      ・WEBカメラ
      → Razer Kiyo

      ・マイク
      → Razer Seilen X

      以上となります。
      やるからにはがんばってください♪

      今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

  • 及川師匠、おはようございます☆

    いつも貴重な学びを下さりありがとうございます‼️

    今回『証拠金の捉え方』についてどうしてもわからない事がありまして、コメントさせて頂きました。

    正直私のような未熟者にはどう対処して良いのかわからず、もうお手上げ状態です。。。

    助けて下さい(/ _ ; )

    私は経済的にはもちろんのこと、あらゆる点で自由になり大切なモノを護るためにFXで成功すると決意を致しました。

    しかし、順調に利益を積み上げてはドカン負けをするということがずっと続いているのですが、よくよく振り返ってみるとそれはいつも「利益額と実生活とを何らかのカタチで結び付けた時」であることがわかりました。

    「単月利益が本業月収の2倍になった」ときや、「証拠金が過去最高額に達したとき」など進歩が数字に表れてきたり、トレードの利益で何か買い物をすることをイメージしたり、本業の勤務日数を減らしてみたりと証拠金の増加に合わせて日常に変化を加えた時に調子が崩れているようです。

    よく「トレードの損益は、ただの数字と捉えろ。金だと思うと調子が狂う」といったニュアンスの話を聞きます。

    もちろん金を得ることは通過点であり目的ではないと頭では理解しているのですが、金を得るためにやっていることには違いないので現実と結び付けないということのイメージが付きませ。

    証拠金の贅肉を落とすために出金をするにしてもそれを金と認知しているから出金するのであって、「単なる数字だと思い続けること」と「勝ち逃げと出金を繰り返す」ということがなかなか上手く紐付かず困っております。

    そもそもの捉え方や考え方が間違っているのかもしれませんが、定期的に出金をしながら勝ち逃げを日々繰り返す上での証拠金や利益額との向き合い方や考え方のコツのようなものがあれば御教授頂けませんでしょうか??

    よろしくお願い致します。

    • 戸愚呂さま
      いつもコメントありがとうございます。

      >順調に利益を積み上げてはドカン負けをするということがずっと続いている
      >「単月利益が本業月収の2倍になった」ときや、「証拠金が過去最高額に達したとき」など

      ↑なるほど、
      要するに「おカネと思わない」と「利益を積み上げ出金する」
      これが相反するところにジレンマがあるということでしょうか。
      やはり無意識なところでナンかあるのかも知れませんね。

      以前聞いたことがあるのが
      「自分がお金持ちになれるはずない」
      心のどこかでそう思ってしまっていることが
      お金を稼ぐことに無意識下でブレーキをかけてしまうことがある・・・
      このような心理的な話でした。

      それを聞いた当時のご相談に対して
      僕は概ねこんな話をしたんです。

      『この際だからもっと欲望を剥き出しにしてみてはどうか?』

      例えば、、、
      最近の人はどうか分かりませんが、
      僕らの世代では金持ちになった途端
      「車」「家」「オンナ」
      こういったモノに走ったものでした(苦笑)

      もしクルマが好きだったとしたら
      欲しいメーカーの販売店に行き、
      実際に試乗してみる。

      家だった場合は
      住宅展示場に行ってメッチャ高級なモデルハウスを
      あちこち観て回るなどなど。

      ちなみにこれら、
      僕は超貧乏な時期に何度もやっていました。

      住宅展示場にも高級外車ディーラーにも
      何度も何度も行きましたよ。

      「絶対に手に入れてみせる!」みたいな感じでです。

      当時の僕は超の字が付くほどの貧乏で、
      営業マンに自分が本当は貧乏であることを
      悟られないかドキドキしていたのを思い出します(苦笑)

      こういうギラギラした感じは
      苦手な人も多いかも知れませんが、
      けど、それくらいでないと
      中途半端な金額の段階で「その先のイメージ」よりも
      「現状の満足感」のほうが勝ってしまうのではないでしょうか。

      僕はそのように考えていました。

      「こんなもんじゃまだまだ!」
      「この程度で欲しいものの半分にも行ってない!」

      目標というよりかは
      「ここまで行かないと自分ではない」
      このくらいの根拠なき自信をまず持つことと、
      それが実際に可能な自分であると信じること。

      僕はそういう「根っこ」の部分ではないかと
      そんな風に思いました。

      要するに、
      「もっともっとデッカい欲望を持つこと」

      そして、
      上述のように、それらをウソでも体験してみること。

      求めているようなアンサーではないかも知れませんが
      一度ご自身なりに考えてみてくれませんでしょうか。

      その上で引き続きやりとりをいたしましょう。

      今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

  • 及川師匠

    TRIBE期間は何度も全損しましたが、現在着実に資金を増やせるようになりました。
    ありがとうございます。

    質問させていただきたいのですが。
    師匠の言う「行くべきが行かないは逆に強い」について教えてほしいです。
    自分は例えばMAが上向き揃いで押し目買いしたとき、どう考えても上に行くなと思ったのに下抜けて損切した場合に、
    師匠がどこかで言っていた「行くべきが行かないは逆に強い」をふと思い出して、
    抜けの戻しでショートして勝てる場面が結構あります。
    ただこのやり方を、ルール化というか言語化できずに、なんとなく上記のワードだけでやってしまっています。
    (たとえば「戻し」というのも、どこまで戻ったらエントリーするとか基準があるわけでなく、なんとなく戻ったらショートしています)
    師匠は、こういったパターンで気を付けていることはありますでしょうか?
    (かなりあいまいな質問で申し訳ないです)
    これ以外のトレードは、自分なりにルール化、明確化して勝てるようになったので、このパターンも腹落ちするようになりたい気持ちです。

    • ハリー様
      コメントありがとうございます。

      >師匠の言う「行くべきが行かないは逆に強い」について
      >このやり方を、ルール化というか言語化できずに、なんとなく上記のワードだけでやってしまっています。
      >師匠は、こういったパターンで気を付けていることはありますでしょうか?

      ↑うーむ、ここは僕の中にも明確な定義はないですね(汗)
      むしろその前段階の定義、つまり元のエントリー側根拠が
      明確なモノに基づいていればいるほど、
      シンプルに「その逆は強い」で良いと思っている次第です。

      強いていうならば、
      「自信もって入ったゆえに損切りが遅れて超痛い目にあった」
      この経験や場面目撃の数だけで充分その証明が出来ていると。

      気を付けている点はそっち側に乗れたときに
      チキン利食いはするな!って部分です(笑)

      あるいは、少々遅れ気味でも乗れ!とか。

      >これ以外のトレードは、自分なりにルール化、明確化して勝てるようになったので、このパターンも腹落ちするようになりたい気持ちです。

      ↑ここですが、
      「明確化出来ないから強い」っていうのではダメでしょうか。
      僕はそんな感じですけどね。

      なぜならこのパターンは
      明らかにテクニカルではないからです。

      「テクニカル無視で動いたやつは凄く伸びることが多い」
      なんとかこれで腹落ちして欲しいなと思います^^;;

      取り急ぎ僕からは以上です。
      引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

  • こんにちは。
    いつも動画ありがとうございます。Tribe、デイトレ大百科で勉強中です。
    思い返せば一年前の5月にFXを始め6月にガチ速を購入しました。
    初めはなんとなくしかわからず、すぐに資金を溶かしてしまいました。何がいけないのか悩む日々も多かったです。
    しかし、それから何度も何度もガチ速、デイトレ大百科を学び返し、12月にTribeに参加できたのはとても嬉しかったです。
    まだ自分の手法は見つかっていませんが、飛び乗りしない、水平線を意識する、動きのある時間帯をやる、負けたらなぜ負けたのか、勝てたらなぜ勝てたのかなど日に日に成長を実感でき、1年前に比べたら大分成長しているのかなと思えるようになりました。
    さらに、うまく伝えられないのですがトレードに関して心の中にもやもやしているものがあり、それが解決したらさらにトレードが上達しそうな感じがあります。師匠もこんな感じとかありましたか?

    今後も動画楽しみにしています。また一年後には大きく成長している自分でありたいです。いや、きっと成長して、一年後に報告させていただきます!!
    なんだか決意表明のような感じですが、一年前を思い出しコメントさせていただきました。

    • Phoenix_0427様
      いつもコメントありがとうございます。

      >Tribe、デイトレ大百科で勉強中です。

      ↑あらためましてご参加に感謝いたしますm(_ _)m
      本当にありがとうございました。

      >トレードに関して心の中にもやもやしているものがあり、それが解決したらさらにトレードが上達しそうな感じがあります。師匠もこんな感じとかありましたか?

      ↑もやもや・・・ですか。
      それは多分なかったように思います。

      というか、相場を「完全に理解する」など
      どうせ出来ませんので、
      ある程度ファジーな部分を残しつつ
      ずっとやってきたように思います。

      そんな中において
      「ここからの短時間はこう動くことが多い」
      「こうなったときは一時的であってもひとまずこう動く」
      みたいな部分から僕のトレードはどんどん短時間になっていった次第です。

      なんていうか
      「モヤモヤしてるヒマもないまま終えたい」ですね(笑)

      >きっと成長して、一年後に報告させていただきます!!

      ↑大いに期待して待たせていただきます♪

      引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

  • いつも優良な記事や動画ありがとうございます!

    早速ですが、6月の急騰相場にやられてしまい、100万円ほど借金をしてしまいました。
    ほんとにこれは大大反省です。5月に月100万円を達成して、コツを掴みかけたすぐの出来事です。

    こんな時はまずは借金を完済してからの方が良いのでしょうか?
    それとも負けた時以外は問題なくできていたので、小資金でもコツを忘れる前に再スタートを早々に切るべきでしょうか?

    もうどうしたら良いか分からなくなってしまいました。

    変なコメントになってしまい申し訳ございませんが、無一文からの復活をした及川さんからアドバイス頂きたいです。
    宜しくお願いいたします。

    • utさま
      コメントありがとうございます。

      >6月の急騰相場にやられてしまい、100万円ほど借金
      >こんな時はまずは借金を完済してからの方が良いのでしょうか?

      ↑こちらですが、
      僕の意見は明確です。
      「まずは借金を完済!」
      こちらです。

      普段は勝てていた、は本当だと思いますが、
      人間は本当にデリケートな生き物で、
      少しでも心理的な負担があるだけで、
      このあとのトレードもかなり危ういものになりやすいと思います。

      借金を埋めるまでの間に
      いろいろとイメージトレーニングをしておくことはオススメしたいですが、
      それこそ、もしかしたら完済時点で
      「相場はもうやめておこう」と
      そう感じるかも知れませんよ。

      そこを確認する意味でも、
      現状の状況のままトレード続行をすることには
      断固反対いたします。

      要するに、
      なし崩しでやってはいけない、という話です。

      このまま続行し、
      借金をトレードで、しかも一刻も早く埋めたいなどという気持ちでやり、
      さらにドツボにハマったとき、
      それは人生レベルの大ピンチになりかねません。

      「まずはやらかした自分のケツを自分で拭く」
      ここからだと僕には思えてなりません。

      ご気分を害されたならお詫びしますが
      紛れもない本心ですので
      どうかどうか上手にお聞きください。

      なんならやりとり続行いたしますので
      引っかかる部分が残る際は遠慮なくご連絡をください。

      今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

  • 及川先生いつも勉強させていただいております。

    質問があり投稿させていただきました。
    ①日本、欧州、米国、時間が始まる前の
    45分~59分までの間でとても良いエントリーパターンが出た時は
    エントリーしますか?
    それとも、新しい1時間が近いので見送って
    00分が過ぎてもいい形なら入ったりしますか?
    いきなり逆に伸びることもあれば、そのまま勢いよく
    トレンド方向に伸びることも多いので質問させていただきました。

    ②上記以外でも45~59分でのエントリーは
    避けた方がいいのでしょうか?

    お忙しいところ恐縮ですが、よろしくお願いいたします

    • ヤッターマン様
      いつもコメントありがとうございます。

      >①日本、欧州、米国、時間が始まる前の
      45分~59分までの間でとても良いエントリーパターンが出た時は
      エントリーしますか?

      ↑自分にとって「本当に良い」と思えればやります。
      具体的にはひとつの銘柄における個別チャートの形状のみでは
      無理してやりませんが、

      通貨シリーズのシンクロ性があり、
      しかもそれぞれのチャート形状も良い、
      というパターンならやるイメージです。

      要するに、「エントリー基準」を
      普段より少し厳しめにしておき、
      それを考慮しても行けそうに見える場合はやる。
      こんなメリハリを意識しているつもりです。

      >②上記以外でも45~59分でのエントリーは
      避けた方がいいのでしょうか?

      ↑欧州時間は30分切替わりでガラっと状況変化が生じることもあるので
      やはり警戒はしますね。

      ただし、時々「55分の足」から動き出すこともありますので
      その場合はやることもあります。

      ここでも「条件厳しめ」は意識してまして、
      特に通貨シリーズのシンクロ性がある状況ならやる、
      みたいな感じです。
      ※逆にいうと「個別チャート形状のみ」では見送りが多いです。

      今回は以上です^^
      今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

  • 及川先生

    いつもありがとうございます。
    今回もとても読み応えのある内容でした(ちゃんと咀嚼できたかは別として…)。

    凄腕の経営者だろうと、相場には無情にも振り回される事があると改めて理解しました。
    私は基本的には相場は天気だと思ってます。予測出来ないし絶対なんて当然ない世界ですから、相応のリスクも許容しなければならない。だからこそ及川式の資金ディフェンスに関する基本原則が凄いと実感しております。

    話は変わるのですが、及川先生は月末はトレードを控えていると動画でおっしゃっていますが、月末以外にも控えたり、あるいは積極的にやっている日はありますか?
    また、時間帯管理のほかに、曜日毎に考え方を変えたりしている事はありますでしょうか?

    検証中ではありますが、曜日毎のボラや、月曜と金曜の急騰急落率がそれなりにパターンがありそうなのです。
    先生の考え方などありましたら伺いたいと思った次第です。

    • 緒方さま
      コメントありがとうございます。

      >及川先生は月末はトレードを控えていると動画でおっしゃっていますが、月末以外にも控えたり、あるいは積極的にやっている日はありますか?

      ↑まずはこちらですが、
      月末日が一番気を付けていて、
      次に月初日もそれなりに注意しつつでやっています。

      >時間帯管理のほかに、曜日毎に考え方を変えたりしている事はありますでしょうか?

      ↑ここについて、僕は正直ないですね。

      >曜日毎のボラや、月曜と金曜の急騰急落率がそれなりにパターンがありそうなのです。

      ↑僕はここまでの検証を普段しないので
      なんとも言えません。

      もし「ある」とするならば
      それは大いに活用なさって欲しいと思いますし
      それが「ご自身オリジナルの優位性」に繋がるなら
      素晴らしい話だと思います。

      パッとしたお話が出来ず申し訳ございませんが
      本件、僕からは以上です。

      引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

  • たまたまです!
    トライブから勉強させていただいてます!
    先日に引き続きよろしくお願いします。

    8日のYouTubeを見て、ポンド売りをソワソワしてた点についてです。

    あの場面を師匠が「感覚的に絶対下がると思うんだよなー」と思ってのはなぜか、もう少し言葉になりませんか?(笑)

    あの場面を推察するに、ポンドは16時以降に緩やかに下抜けし、その後1MA付近まで戻ってきた。

    もしここから上昇していくなら、ここを抜けておっぱじまるはず。

    つまりここが買い手の最後の抵抗ポイント。

    でも上ヒゲをつけてどうも上に行けなさそう、となると買い側はノックアウトで一気に下げが加速するのかな?こうした需給の考えもあって、この形は下げや場面だと師匠の記憶にストックされているのかな?と感じています。

    この辺り師匠の感覚がもう少し言語されることで、同じような場面を多く見て、次にこうした場面がきたら、まっさきに狙えるようにしたいと思います。

    よろしくお願いします。

    ちなみに僕は16時からチャート監視しており
    16時過ぎにポンドの売りをして、伸びなかったので16:30あたりでオージーに乗り換えて初動を取れました。

    欧州動画本当に嬉しいです!今後もぜひ欧州押しでお願いします。

    • たまたま様
      コメントありがとうございます。
      TRIBEへのご参加にもあらためて御礼申し上げます。

      >あの場面を師匠が「感覚的に絶対下がると思うんだよなー」と思ってのはなぜか、もう少し言葉になりませんか?(笑)

      ↑言葉足らずでいつもすみませんです^^;;

      ちなみに、書いてくださった「推察」は
      ほとんどその通りと言って良いと思います。

      僕の場合、そこに至るまでの経緯を見るというよりは
      それらを含め「絵」で見える感覚でして、
      紐解いて言葉にするなら、たまたまさんの言う通りとなります(笑)

      口説きたいビビっと来た女性に対し、
      「顔の輪郭が」とか「目の形が」とか
      そういう確認ってしませんよね?

      身も蓋もないですが、
      そういう部分が僕には多々あったりするわけです^^;;

      >ちなみに僕は16時からチャート監視しており
      16時過ぎにポンドの売りをして、伸びなかったので16:30あたりでオージーに乗り換えて初動を取れました。

      ↑こっちの乗り換えのほうが見事だった気がします^^
      ナイストレードですね。

      >欧州動画本当に嬉しいです!今後もぜひ欧州押しでお願いします。

      ↑それは光栄です。
      なんのしがらみもなければ
      僕は欧州ばかりをやりたいくらいなんです。

      ただ、TRIBE終盤において、
      NY時間の実演回数も増やさねば!という意識が強かったんですよね。

      今後もある程度はバランスを考えてやっていきたいと思っています。

      ではでは
      引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

  • たまたまです、先ほどの質問に追加でお願いします。
    このポンドの場面、もしノーポジで迎えてた場合、どのタイミングでほぼ確信して入りますか?

    1MAに到達時点ではなく、ここでヒゲをつけてあげられない、というのが見え始めたあたりでしょうか?

    ヒゲをつけてあげられない、という事実もエントリーの根拠として意識されるかな?とも思います。

    というのもやはりいい場面でのエントリーでも、入り方、タイミングによってはすぐ含み益になることもあれば、ジリジリ建値で動かれる場合とあるからです。

    よろしくお願いします。

    • たまたま様
      あ、追加があったんですね^^;;

      >このポンドの場面、もしノーポジで迎えてた場合、どのタイミングでほぼ確信して入りますか?
      >1MAに到達時点ではなく、ここでヒゲをつけてあげられない、というのが見え始めたあたりでしょうか?

      ↑ノーポジだったとしたなら
      そうだったかも知れません。

      ただし、結局僕は前段階でオージーをやっていたわけで、
      「より着実性が高い」と思わない、というか、
      その時点ではオージーのほうが状況が良かったので
      ポンドショートの優先順位はそこまで高くなかった可能性はありますね。

      ちなみに、
      例えば「主にポンド専門」みたいにやっているのなら
      たまたまさんのご指摘ポイントでやれたかも知れませんが
      僕はご存知のとおり
      「イイ女オーディション」を常にしているので(笑)

      今回もそれゆえ発見が遅れたとも言えます。

      >いい場面でのエントリーでも、入り方、タイミングによってはすぐ含み益になることもあれば、ジリジリ建値で動かれる場合とあるからです。

      ↑そうですね。
      確実性を追いすぎると入りが遅くなるので
      ある意味一定の「見切り発車」も必要だったりするのが
      短期デイトレなんだと僕も思います。

  • 及川先生

    いつも大変お世話になります。

    TRIBEお疲れ様でした。
    私は参加できませんでしたが、次期開催予定があれば是非参加させていただきたいです。

    現在、デイトレ大百科とプロコンも購入させていただき実践トレーニングです。

    1ヶ月ほどですが、及川先生のトレードを勉強して実践していく中で自分の負けパターンが明確にわかってきました。

    相関、シリーズ揃いや時間を意識してトレードしていく中で、すんなり勝てることも多いのですが、勝つときはポジション数が少なく、逆に負けるときはポジションを追加してガッツリ負けるというよくありがちな状態に陥ってしまっています。(汗)

    以前アドバイスをいただき、2~3トレードで取り返せる金額の中でポジションを追加するように気を付けているのですが、どうしても克服できず悩んでいます。

    ここさえ改善できれば安定してプラス収支になると思うのですが、勝つときは1~2ポジで5~10pips、負けるときは4~5ポジで30~50pipsといった具合です。

    含み損からポジションを追加したときはプラマイゼロまで持ち直した時点で逃げることも多く、大きく獲ることも少ないです。

    リスクリワードを計りエントリーしても、リスクはポジションを足してでも決めたところまできっちり引っ張り、リワードは含み益なら少し戻されるだけで30分刻みの途中でも切ってしまう超チキン利食いになってしまい、本来見込んだリスクリワードとかけ離れた結果になってしまいます(汗)

    このような現状なのですが、自分では気合いで利を引っ張るぐらいしか打開策が思いつかず、先生に相談させていただきました。

    よろしくお願いいたします。

    • 元レーサーNさま
      いつもコメントありがとうございます。

      >勝つときは1~2ポジで5~10pips、負けるときは4~5ポジで30~50pipsといった具合

      ↑なるほど・・・
      勝率がどの程度なのか少し気になるところですが
      それよりも確かに勝ちトレードの利益が薄目な気はしますね。

      チキン利食いは僕もそうなので
      あまりエラそうには言えませんが、
      含み益になった時点で、
      「自分の保有銘柄の通貨シリーズのシンクロ性の続行具合」を
      継続監視。

      で、シンクロ性が崩れかけている場合などは
      ペアのもう一方のシリーズ銘柄を観る。

      具体的には円シリーズ根拠でポン円をロングしたとして、
      その後バラけ始めてる雰囲気を感じたらポンドドルの位置関係を見る、
      そんな具合です。

      そもそもエントリー根拠のシリーズの
      シンクロ度合いが続行中であれば
      「とにかく目標位置まで!」とし、
      そこがバラけてる?と感じたらチキン逃げと。

      ただし後者であっても
      下げたところで決済ではなく、
      上下のブレがあるうちにその中の高い位置でなるべく逃げる、
      こういった意識を僕は持ってやっています。

      それと「損切りトレード」のほうでも一点。

      僕はポジション保有中も
      「もっと他にイイ女いないかなぁ?」って感じで
      保有ポジションをほったらかし、、、
      はさすがに言い過ぎですが、
      けれども他の銘柄も常時観て回っています。

      で、「イイ女」が他に見つかった際は
      保有ポジションをとっとと切って
      そっちに乗り換える、などの意識も持てると良いように思います。

      僕の場合「乗り換え」はかなりの確率で成功するのですが、
      もしそうでもないってことなら、
      まだエントリー場面の精度が全体的にイマイチの可能性はありますので
      再点検が必要かも知れません。

      今日のところはこんな感じです。
      不足がございましたら遠慮なく追加質問をお願いいたします。

      今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

  • 及川先生

    いつも親身になっていただき、ご丁寧なアドバイスをありがとうございます。

    自分一人でトレードをしてもうまく結果を出すことができない中で、及川先生に悩みを聞いていただけると本当に励みになります。

    MT4履歴を見ると全ポジションのトータルの勝率は58%です。(汗)

    やはりもっとエントリーの精度の向上が必要ですよね。

    コツコツ勝っているうちは落ち着いてチャートを見ることができるのですが、一旦損切りすると全て噛み合わなくなり、意味不明なエントリーをしたり、ポジションを入れすぎ乱射したりと、いまだにこのような状況になってしまうことがあります。

    安定して利益をあげれるようになれれば、損切りは必要経費なので割り切って気持ちを切り替えることができると思うのですが、トレード技術が未熟な故に精神的負担に耐えられず、同じ過ちを繰り返してしまいます。

    これをしては、絶対にプロとしてメシが食えないのは頭では十分に理解しているのですが、お恥ずかしいかぎりです。

    また、トレード技術が早く身につくように沢山経験を積もうと朝9時~夜中1時までチャートに張り付いているのですが、これはあまりしない方がいいでしょうか。

    もちろん、閑散時間に手を出すことはあまりないですが、勝っていたものが負けるまでやって、結果負けで終わることも多々あります。

    やればやるほど資金が順調に減っていき、正直毎日がすごく苦しいです。

    しかし修行中の身としては、実践練習に勝るものはないと思い、曲がりなりにもできる限りの時間をFXに充てているのですが逆効果ですかね。(苦笑)

    アドバイスいただいたエントリー後の対応ですが、ポジションが気になるばかりで、その後の環境認識まで頭が回っていませんでした。

    含み益の時は、まだ周りの状況を把握する余裕はあるのですが、含み損の時はポジションが気になって乗り換えることまで頭が回っていませんでした。(汗)

    引き続き、デイトレ大百科にてエントリーの精度を上げるべく学習を続けてまいります。

    今後ともよろしくお願いいたします。

    • 元レーサーNさま
      いつもコメントありがとうございます。

      >MT4履歴を見ると全ポジションのトータルの勝率は58%です。(汗)

      ↑なるほど^^;;
      短期デイトレ・・・だとしたらもう少し欲しいところですね。
      ※スイング手法などでしたらこの限りではありません。

      >朝9時~夜中1時までチャートに張り付いているのですが、これはあまりしない方がいいでしょうか。

      ↑圧倒的に「長い」と思います^^;;
      ていうか、人間そんなに集中力続きませんよね。

      東京、欧州、NYと、
      それぞれ2時間程度にし、
      逆にそれ以外は「まったく違うこと」をしたほうが
      脳がリフレッシュされて良いように思います。

      脳がリフレッシュされるというのは
      僕からすると「研ぎ澄まされる感覚」の維持にも繋がりますので
      結果的に観ている時間の濃度があがるイメージです。

      「ひらめき」ってあるじゃないですか。

      僕の場合、
      例えばエアロバイクを漕いでるときに
      「あ!そういえばさっきのヤツ、こういう仮説は成り立たないだろうか?」
      みたいな突如閃くことがあるんです。

      しかもこれ、
      FXのことばかり考えているわけではなく、
      全然「無」で漕いでるときに
      突如「降りて来る」みたいな感じのときがあります(笑)

      それと、
      またまたゲス例えで恐縮ですが、

      どんなに好きな彼女であっても
      四六時中一緒にいたらキツくないですかね(苦笑)

      会えない、または会わない時間のときのほうが
      実は恋愛は楽しい・・・
      こういう感性はトレードにもあるように思いますが
      僕だけでしょうか?(笑)

      今日は技術面では一切ないですね^^;;

      けど上述の
      「研ぎ澄まされる感覚の維持」は
      なにをやるにも大切な要素かと僕は思っています。

      それこそ「気晴らし」「気分のリセット」
      こういう部分はむしろ積極的に意識すべき!
      だと思いますね^^

      取り急ぎ今回は以上です。
      引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

  • 及川さま。

    225はいい感じで下げ波動に移行しましたね。
    現在22180円なので23000円台の天井分析はばっちりでした。
    それと為替通貨もドル円、クロス円の売りも維持しています。
    このまま底値まで楽しみます。

    今のところ225の目標値段は?ですが、
    及川さんはどのあたりを見ているでしょうか?

    • 天風さま
      いつもコメントありがとうございます。

      >今のところ225の目標値段は?ですが、
      及川さんはどのあたりを見ているでしょうか?

      ↑毎度返信が間に合わず申し訳ございません^^;;

      新しいブログ記事でお伝えしましたとおり、
      僕自身は昨夜の夜にすべて決済完了させてしまいました。

      当初、
      週明けくらいまではかかるイメージでしたが
      あまりにもブッコみで下げましたので
      そうなると「時間短縮」の思考がつい働く僕なんです(苦笑)

      とにもかくにも
      本件、お役に立てず申し訳ございませんでした^^;;

      引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

  •   及川先生
    Mr. T様
    読みやすく明快な解説を公開くださり、感謝致します。
    本記事のテーマと明快な解説内容もさりながら、構造と流れ、表現、客観と主観の切り分け、挿入画像の選択と場所など、多くの点で読み手が自然に読み進められる配慮がされていることに、深い感銘を受けたので、コメントを残させていただきました。

    自分は及川式+リオン式を初めて8か月目、FXではテクニカル分析主体です。それでも、トレードに限らず、現在の社会経済情勢の理解を深めるうえで、Mr.T様のこうした記事は貴重な情報源となると感じました。ぜひまたブログで公開いただけますと幸いです。これからも楽しみにしております。

    • レトロさま
      コメントありがとうございます。

      Mr.Tは普段オモテに出て来ないため、
      僕の方で返信対応させていただきます。
      ※彼もコメント欄は観ていると思いますが。

      記事への評価を頂戴出来ることで
      今後彼の執筆意欲も増すことでしょう(笑)

      あらためて御礼申し上げます。

      彼は「世の中の事象」をテーマにすることが多く、
      デイトレーダーというよりかは
      「投資家全般」へ向けた記事が多いです。

      今後もお役に立てる内容を心掛けるはずですので
      引き続きお付き合いのほど
      よろしくお願いいたします。

  • 及川先生
    お忙しい中にも関わらずご丁寧なご返信を頂き恐縮です。こちらこそこれからもどうぞよろしくお願い申し上げます。

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