『成功体験』のワナ

実際のトレードシーンはほとんどなく、
「講釈」が半分以上の『トレード動画』です(苦笑)
現状、僕の勝率は90%以上ありますが
それはなぜか?について丁寧に解説をしたつもりです。
↓  ↓  ↓

 

ビットコインが本日、
2月につけた年初来安値を更新しました。

僕はGW以降、
ほぼ「ショート(売り)専門」
トレードをしているのですが、

なぜそうすることになったのか?
これについてお話したいと思います。


黄色枠が2月の安値で
これは昨年11月(白ワク)の水準です。

 

実は「及川塾」のみなさんには
当時お伝えしていたのですが、

僕は2月の65万円と
その前日の83万円で現物を買いました。

当時は120万円前後で
売り抜きたいと思っていた中
残念ながら売り損ねてしまいまして、
結局90万円台後半ですべて処分となりました。

以降、僕は現物は一切買わず、
円建ての証拠金トレード(BTC-FX)のみで
「売り中心」のデイトレとなった次第です。

 

正直に言いますと、
僕は一度この時点で
完全にビットコイン相場を見限ったんです。

なぜなら、
『バブルがハジけたあとの相場』
歴史上、翌年に再上昇したケースなど皆無だからです。

ところがGWが近づくにつれ
相場が強くなる中、
僕は「もしかしたらかなり上げる可能性がある」
このように感じました。

理由は、

1.仮想通貨は昨年も一昨年もGWに爆上げした。
2.「1」を再現しようとする「オトナ」がいる?
3.一般投資家もそれを期待している(はず)。
4.皆がそう思うことで買い需要が一気に伸びる?

これらの連想からでした。

 

実際に当時の僕はGW期間中に2度
ロングポジションの利食いを半分残し、
残りを強気で引っ張る戦術に打って出ました。

※ここは当時のYouTube動画に記録が残っています。

しかし、僕の思惑はあっさり裏切られ
2度とも建値であえなく決済となってしまったのです。

ここでいよいよ僕は、
もうビットコインの上昇はない!

こう『確信』することになります。


ピンク色の枠がそのポイントです。

 

そのあたりも
当時のブログ記事にて詳しくお話していますので
興味のある方はご覧ください。

▼関連記事
ビットコインが「爆上げしなかった理由」とは?
https://fxism.jp/20180501-2/

 

僕が折に触れ
「BTCは騰がったらショート(売り)!」

このように口にすることに対し、
嫌悪感を抱く人たちがいました。

そう「仮想通貨ホルダー」の人たちです。

「及川さん、そりゃないよ!
アンタも昨年は買え買え言ってたジャン」

みたいな。

 

正直、
プライベートで酒飲むレベルの友人に対しては

「現物はもう売っておいた方が良い」
「どうしても買いたきゃデイトレでロングしなさい」

こう強めの警告を発していました。

 

ただし、僕は
予言者でも超能力者でもないため、
「絶対に下がる」と公の場で断言することは控えて来ました。

断言後にもし上昇に転じた場合、
「お前のせいで儲け損ねただろ!ドアホ!」
みたいに言われては
かなわないと思ったからです(苦笑)

※及川塾のみなさんには
かなり分かりやすく
「メッセージ」を発信し続けましたけどね。

 

要するに「他人様の分」まで
責任を取ることはとても出来ない中、
あくまで「僕の中」では下げを確信していた・・・

そういうお話なわけです。

 

あなたは2004年から2005年あたりの
「株ブーム」を覚えていますでしょうか?

当時はパチプロあがりの大学生など
多くのイケイケな若者たちが
上昇相場中の株をガンガン買い捲り、
「資産1億円突破!」などと
至る所でその戦果を発表していたものでした。

かの「ジェイコム株誤発注事件」で
一躍有名になった「BNF氏」をはじめ、
ブログ記事が書籍化されるなどの
「スター」が何人も生まれたものでした。

 

ところがその後、
ホリエモンの逮捕に伴う「ライブドアショック」にて
株式市場は大暴落となります。

ただし、
実は大暴落後に相場はいったん戻しかけたんですよ。

その際、
当時の「スター」たちは、

『アレは一時的な下げだっただけ!
上昇相場はまだまだ続く!』

このように発信をし続けました。

しかし、その後
再び下落に転じた株式市場は
その後数年間、
ウンともスンとも上昇しない相場となり、

「スター」の多くは上昇相場で得た利益の大半、
あるいは儲けた以上の損失を食らい
「退場」してしまったのでした。

 

もう・・・お分かりですよね?

当時の「株式市場のスター」が
まさに昨年の『億り人』だって話です。

 

歴史上、
相場の世界ではあまたの「バブル相場」が発生し
その都度数多くの『億万長者』が生まれました。

ただしその『億万長者』の半分以上は
「幻」を見たことでしょう。

なぜなら彼らは
「利食い」をしなかったからです。

 

どんなに含み益が億を超えようと、
どんなに途中まで買い捲りで勝とうとも、
下げ相場に転じたあとも
それまでの「成功体験」に固執した人は
結局全然儲からない・・・

これが相場の現実なんだと僕は思っています。

 

実は僕、
ライブドアショック後の下落相場は
当時、ただ黙って見ているだけでした。

けれども「リアルタイム」で観ていたことで
僕はこう思うことが出来たんです。

次にバブルがハジけた相場に遭遇したときには
「売って売って売りまくりで勝ってやる!」

これが僕が現在、
ビットコインを「騰がったら売り」
「騰がったら売り」とやっている理由です。

 

大昔のブログ記事で
僕はこんな話をしたことがあります。

それは、

相場をやる人は
なんとしてもやり続けてください。

そしてなんとしてでも
「2周目」「3周目」を迎えてください。

その時こそ
あなたが最もカンタンに勝てる相場

きっとなっているはずですから。。。

本日のお話は以上です。

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6 件のコメント

  • 及川先生、いつもお世話になってます(^o^)

    仮想通貨はあれほど上げ期待が強いのに、不発に終わったことから、
    短期的な目線を下にせざるを得なくなりますね。

    感覚とか予測とかより、その時点での状況を見て、判断をするのは重要ですよね。

    あと、FX動画の中で、「PIPSが少なくても、無理に取りに行かない」という思想はすごく心にしみます。

    • クリス・マツシタ様
      コメントありがとうございます。

      >仮想通貨はあれほど上げ期待が強いのに、不発に終わったことから、
      短期的な目線を下にせざるを得なくなりますね。

      ↑記事をあげた翌朝に急騰・・・
      こんなもんですよね(笑)

      ただし
      だからこそ、

      >感覚とか予測とかより、その時点での状況を見て、判断をするのは重要ですよね。

      ↑こういう話になるとも言えますよね。

      >FX動画の中で、「PIPSが少なくても、無理に取りに行かない」という思想はすごく心にしみます。

      ↑僕は基本「ビビリ」なので
      すんなり勝てないときは一度降りるイメージでやっています。
      一度降りて次のタイミングを待つと。

      その際、少しでも含み益で逃げることが出来ると
      焦らず次のチャンスを待てますし、
      損切りで終えた場合、前のめりで待つ感じになりがちです。

      僕は後者の待ち方が極めて危険だと思っているため
      なるべく前者の終え方を心がけている次第です。

      「やりたいやりたい」でチャートを見ると
      ロクなことになりかねない、ということなんです。

  • 以前、下降トレンドなのに仮想通貨界隈の人達はなぜ強気なのかと質問した者です。動画やブログでお答えいただきありがとうございました。

    >それまでの「成功体験」に固執した人は結局全然儲からない・・・
    自分が質問したのはまさにこういった人達の事なのかなという印象です。

    株ブームの時って、相場経験の浅い投資家が下降トレンドでひたすら買い増ししてやられてませんでしたっけ?
    昨年の仮想通貨相場が「下がったら買い増し」で勝てる相場つきでしたけど、その感覚のままだと今年の相場は危険かもしれませんね。

    全く話は変わりますが、及川先生はどういう経緯で現在FXでご使用になられている手法にたどり着いたのでしょうか?以前は他のインジケーターを使っていたこともあったのですか?

    • NOELさま
      コメントありがとうございます。

      >以前、下降トレンドなのに仮想通貨界隈の人達はなぜ強気なのかと質問した者です。

      ↑良い質問を頂戴できて助かりました。
      こちらこそありがとうございます^^

      >昨年の仮想通貨相場が「下がったら買い増し」で勝てる相場つきでしたけど、その感覚のままだと今年の相場は危険かもしれませんね。

      ↑今後、上昇転換する可能性もありますので
      最終的に助かる人もいるかも知れません。
      そこは正直僕には分かりませんが。

      ただ「投資」や「トレード」や「資産運用」の概念で観た際、
      保有していても金利や配当が一切つかない銘柄に対し、
      下落トレンドを買い向かうのは明らかに非効率ではありますよね。

      というか、
      長期に塩漬け出来てしまう人って
      逆に資金に相当余裕があるのかな?とか思ってしまうくらいです。

      >及川先生はどういう経緯で現在FXでご使用になられている手法にたどり着いたのでしょうか?以前は他のインジケーターを使っていたこともあったのですか?

      ↑僕はFXを始めた当初は4時間足の一泊二日スイングと
      15分足のデイトレの二本柱でやっていました。

      当時は一度発生したトレンドが伸びる傾向が強く、
      去年のBTCほどではないものの、
      「乗ってガマンしてれば勝てる」そんな相場だったんです。

      ところがFXが人気化し
      参戦する人が増えるにつけ、
      「引っ張るだけ」では難しい相場に変化します。

      これに対応するため
      徐々に時間軸の短いトレードが増えていき、
      ついに「5分足現場」まで降りてきた・・・
      これが僕のFXトレードにおける経緯です。

      インジケーターはいろいろ試しましたが、
      過度に依存してはダメかな?との印象でした。

      個人的にはローソク足、移動平均線、水平線
      これだけで常に管理しようと思えば出来ると
      今でもそう思っています。

  • 及川先生こんにちは。

    ビットコイン相場が以前と比べるとトレンドが長く続かないのはなぜなのでしょうか?
    以前もレンジ相場はあったものの、持ち合いを離れたらその後は戻り売りや押し目買いの動きが読みやすかったのですが、最近はなんていうかすぐ息が切れてるような印象です。

    1分足レベルでは確かに動きは出ているものの、1時間足とかにすると驚くほどボラなし方向感なしの時間帯が長い気がします。
    自分の相場分析が甘いだけなのかもしれませんが、大きく動いた後ですらボラの少ないレンジがここまで長く続くのはどんなことが考えられるのでしょうか?

    自分はBTCでは順張りしかしてこなかったので、時折激しく動く事もあるBTCでの逆張りに怖さを感じてトレードしづらいです。

    • 平左さま
      コメントありがとうございます。

      >ビットコイン相場が以前と比べるとトレンドが長く続かないのはなぜなのでしょうか?

      ↑ここは単純に「一般参加者の減少」が挙げられると想像しています。

      >自分の相場分析が甘いだけなのかもしれませんが

      ↑いえ、そんなことはないと思います。
      最近の動きは「仕掛け」ばかりで
      要するに「分析など出来ない相場」なのではないでしょうかね。

      >自分はBTCでは順張りしかしてこなかったので、時折激しく動く事もあるBTCでの逆張りに怖さを感じてトレードしづらいです。

      ↑おっしゃる意味はとても分かりますし、
      多くの人が同様の感想ではないかと思います。

      ちょうど先日の東京セミナーでもテーマにしましたが、
      仕掛けで動いたあとのヨコヨコの動きを数回逆張りで取り、
      その後は次の仕掛けで動くまで放置。

      で、仕掛けで動いたあとのヨコヨコの動きを再び数回取る。。。
      この繰り返しで僕は最近BTCをやってます。

      セコい利益ではありますが、
      これだと勝率は90%以上は狙えますし、
      僕自身最近は95%程度です。

      「仕掛け」に関しては人為的である以上、
      その発生時間を当てるのは現実的ではありません。

      ただし、仕掛けが数時間ごとに起きるケースはほとんどないので
      であるならば・・・と上記の「セコい戦術」で僕はやっています。

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    ABOUTこの記事をかいた人

    及川 圭哉


    1965年12月29日生まれ。52歳。 常勝トレーダー集団「FXism(エフエックスイズム)」の中心人物で投資歴は1998年以来の18年。 現在に至るまでの道のりは決して 順風満帆ではなく、6度の無一文を経験する。 2006年、これまでの失敗と向き合い、3勝7敗でも利益が出せる独自の投資手法を構築。 これがきっかけとなり多額の資産を一気に築き上げることに成功する。