「衰退ニッポン」の原因は●●にある!というハナシ

 

日本では現在参議院選挙の攻防真っただ中ですね。

僕はブログの更新を滅多にしないので
こういう時事ネタが絡む際には
「結果が出たあと」話題にするのが無難なわけですが、

すでに前回更新から3ヶ月経過しているので
さすがにそろそろなんか書かないと、ということで(汗)

もっとも政治、
特に特定の政党についてのコメントは炎上リスクが高いのと
そもそも僕は「無党派層」ですので
ここでは衰退ニッポンの原因についてお話したいと思います。

 

我が国日本は
「失われた30年」などと揶揄されていますよね?

ちなみに10年前には
「失われた20年」なんて言われてましたので
つまり直近10年は
「さらに失われ続けた10年」ということになります。

日本以外のほとんどの国は
この間キッチリ経済成長をしているのに
なぜ日本だけが取り残されているのか?

まずは「原因」からですが
ここは極めて明確だと僕は思っています。

それは「IT化」や「DX化」の致命的とも言える遅れです。

 

日本は最初の東京オリンピックが開催された
昭和39年(1964年)を境に尋常ではない高度成長期を迎えます。

僕(及川)が生まれたのが翌年(1965年)でしたので
つまり僕は日本の高度成長期の恩恵を
最大限享受出来た世代だと思っています。
(その後の“バブル経済”も経験してますし)

1979年には米国人作家による
「ジャパン・アズ・ナンバーワン」なんて著書も発刊され、
これは当時流行語にもなった記憶です。

「24時間戦えますか?」
なんて栄養ドリンクのTVCMも流行りましてね。

しまいには1989年にアメリカの象徴とも呼べる
ロックフェラービルを日本企業が購入。

「向かうところ敵なし!」
要するに当時の日本や日本人は
ブイブイ言わしまくっていたわけです。
現代の若い人には想像もつかない話かも知れませんね。

ただし出る杭は打たれるの如く、
当時の日本は
そんなアメリカからメッチャいじめられたものでした。
その様は「今の対中国対応」に似ているかも知れません。
(そう考えるとアメリカっていつも身勝手ですよね・苦笑)

かように戦後復興から長きに渡り
世界を席巻した日本だったわけですが、
ここにこそ「大きな罠」が潜んでいたのだと僕は思っているんです。

その罠とは『超絶なる成功体験』です。

 

90年代後半から
いわゆる「IT革命」が訪れるわけですが
日本はここに対し致命的に乗り遅れました。

なぜか?

高度成長期とバブル期に
「IT」なんてもんはもちろんありませんでした。

そんなアナログ世界の中における“突撃営業スタイル”で
数々の成功を果たして来た上司や先人達が
ボチボチアタマが硬くなった年齢に達したあたりに
「パソコン」が登場したわけです。

彼らからしたら
「そんなもんに頼るんじゃねぇ!」
「営業は“足”で稼ぐもんだろが!」
ってな話でしてね。

大企業、役所、政治家などなど、
ほとんどの機関で当時の上司やリーダーたちは
「IT」を甘く観ていたように僕には見えました。

と言うか
「ついて行くのがめんどくさかった」
いや、
「すでにアタマが硬くなっており、
ついて行こうにも行けなかった」
が正解かも知れません。

その証拠に役所によっては
つい近年まで「FAX」使ってましたからね(苦笑)

つまり「IT以前」の言ってみれば原始的時代において
圧倒的成功を収めたからこそ、
その成功体験こそが正義と信じ
いつまで経ってもアナログ手法から脱却出来なかった・・・

これが日本衰退の「入口」だったのは間違いない、
そのように僕は思っている次第です。

 

さらに!
そんな「昭和の成功者たち」が
いつまでも後進に道を譲るでもなく
権力的地位に居座り続けることで
ますます時代の変化に乗り遅れ続けたのが
つい数年前までの日本だったのではないでしょうか。

そう「老害」ってヤツです。

さすがに固有名詞は出しにくいですが
某大手新聞社のトップなどなど、
アチコチにいましたよね?老害爺さん。

もっとも彼らは元々ダメだったわけではなく、
いやそれどころか現役バリバリの時代には
立派な功績もたくさん築いて来たはずです。

ただ、、、
引き際をとにかく間違えただけかと。

そんなこんなで
「老害が日本の成長を妨げて来た」
とにもかくにもこれが僕の結論です。

 

昭和の高度成長期に
地元へ道路や箱モノを引っ張って来た政治家が
いつまでも「地元の名士」じゃダメだって話ですよ。

でもって
その爺さんがやっと引退するかと思いきや、
今度はその爺さんの成功体験を引き継いだ
二代目世襲議員が地元を跋扈する、、、なんて
悪夢でしかなくないですか?

これが日本の失われ続けた30年の正体ではないか。
もはやこれ、確信に近いと思うのは僕だけではないのでは。
そんな風にも思うわけです。

 

ただですね、
ここで述べた「老害」の多くは
さすがに天寿をまっとうされて来てもいますので
大切なのは「ここから」でしょうね。

「IT革命後」にパソコンもイジれないヤツが
いつまでもリーダーやってちゃダメなのと同様、
今なら「AI」を最低限使いこなせるくらいの人が
この国を引っ張っていくようでなければならぬ。

これはいみじくも
「若い人のチカラ」こそが必要だという話だと思います。

・・・と言うのが
AIに完全に乗り遅れている還暦オッサンの考察でございました。

あぁ、僕も「老害」と揶揄されぬよう
引き際についてはしっかり考えなければ!
そう思う今日この頃なのです。

 

▼追伸
記事タイトルの僕の画像は
本文とは一切関係ありません(笑)

先日、縁あって「宮原夢画さん」という
超一流のカメラマンさんに撮っていただきましてね。

「どっかで使いたい!」という
ただただシンプルな理由によるものですので
どうかあしからず!

なおファッションに関しては
現在海外向けの新しいブランドを立ち上げ準備していまして
一応僕も出資している関係で着させてもらいました。

当面日本での販売予定はありませんが
本格始動の際には宣伝させていただくかも知れませんので
その際はよろしくお願いいたします♪

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18 件のコメント

  • 失われた30年は、政治の無策によって奪われた30年だったのではないかとも思っています。
    確かに、老害はあった(ある)と思いますが、30年間、日本人が怠けていたわけではなく頑張ってきたのに、日本だけが経済成長していないのは、色々な要因があると思いますが、政治の無策が大きな原因ではないかと思う今日この頃です。
    思わずコメントしてしまいました。

    • Kobyさま
      お久しぶりです!
      (セミナー会場以来ですね)
      コメントありがとうございます。

      >政治の無策が大きな原因ではないかと思う今日この頃です。

      ここは大きな大きな要因でしょうね。
      政治家の多くが「政治屋」でしかなく、
      既得権益や利権確保を優先して来た結果だと個人的には思っています。

      本文でも触れてますが
      「昭和のやり方」で回して来た爺さんが引退するにあたり、
      その爺さんから「政治とは」を学んだ世襲議員が跋扈する状況では
      イノベーションなど起こせるはずもなく。。。

      あえて自虐的に言いますと
      それこそ僕ら世代が死ぬあたりから新しいリーダーが登場し
      初めてなんとかなるのかなぁ、
      なんて思ったりもしてるんですよね。
      本音ではもうチョイ早く良くなって欲しいですが(笑)

      ここからの数年で大きな変化があるのは間違いなさそうなので
      期待したいものです。

  • シンガポールの師匠様
    炎上覚悟の投稿有難うございます。
    日本なら失われた30年を取り返す事が可能と思っています。
    キーワードは、【系統用蓄電所】です。
    日本の強みは、*売電が出来る国、*売電市場が整備されている国、*送電網が整備されている国、*電気代が高い国、*国の補助がある国、*電気の使用量が多い国、*バッテリー性能の向上の条件がそろったのが日本です。
    ここに日本の大逆転があります。
    【系統用蓄電所】は、聞いたことが御座いますか?聞いたことが無いと嬉しいです。まだ、これからがチャンスです。誰もが知ったときは、既に、成熟期です。
    日本は、電力の70%を原油の輸入に頼っています。これを2040年までに40%まで減らし、国力を増強する政策が進んでいます。
    その為には、風力や太陽光発電の蓄電設備が必要です。それが【系統用蓄電所】です。これが進めは、日本の国力もアップするはずです。
    続きは、7月19日に、『WABI-SABI』で出来れば幸甚です。
    まだまだ日本には、復活のチャンスが多くあると考えています。
    宜しくお願い致します。

    • バンコクKさま
      コメントありがとうございます。

      >【系統用蓄電所】は、聞いたことが御座いますか?

      恥ずかしながら初めて聞きました。
      少々検索して見ましたが補助金もあるようですし
      ビジネスや投資案件として取り組む需要もありそうですね。

      >続きは、7月19日に、『WABI-SABI』で出来れば幸甚です。

      おぉ!お越しになられるんですね
      楽しみにしております♪

      >まだまだ日本には、復活のチャンスが多くあると考えています。

      ぜひそうあって欲しいと心からそう思っています。
      では続きはシンガポールにて!

      引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

    • カートさま
      コメントありがとうございます。
      また、大変嬉しい評価をいただき光栄です!

      ブログは滅多に更新しないので
      たまに書く時はちょっとだけがんばってる次第です(笑)

  • これは私の持論です…が日本人の性質なのかもしれません。太平洋戦争時日本は日露戦争の時の勝利の機運から成功だけを抜き取り失敗には蓋をしてしまいました。太平洋戦争ではその為本当に多くの失われなくて済んだ命を投げ捨ててしまいました。
    何か大事なことを決めるのにも過去の検証や事実から導き出されたものではなく周囲の人間の名誉や自分の今後のことを優先して無謀な作戦も断行して来たりしました。
    実際の効果…よりも身近な周囲の人間の利益や名誉を忖度により選んでしまう…ということが日本の不幸なのだと思えて仕方ありません。
    過去の歴史から何も学んできていない…
    それが日本の政治です。まさに今の日本の経済的な現状は政治家達とその政治家達を選び続けて来てしまった国民のなす術だと思います。

    ですが経済的に悪くなっている…とは言え日本はまだまだ実に平和でのんびりとした幸せな国である事は間違いありません。
    夜中でもどこでも安全に歩くことの出来るこの治安の良さこそ日本の最後の砦だとは思っています。
    それも徐々に脅かされようとはしていますが。
    参院選…どうなるでしょう…?

    • Satochinさま
      コメントありがとうございます。

      >実際の効果…よりも身近な周囲の人間の利益や名誉を忖度により選んでしまう…

      これはとても鋭い考察ですね。
      国民性の一部として脈々と存在して来たとして
      僕も納得出来る話です。

      >今の日本の経済的な現状は政治家達とその政治家達を選び続けて来てしまった国民のなす術

      ここも残念ながら同意です。
      「変化することのリスク」にビビり過ぎなのではないか?
      これは僕の感想です。

      >夜中でもどこでも安全に歩くことの出来るこの治安の良さこそ日本の最後の砦

      ここも先々は怪しいでしょうね。
      人自体が減って行きますし、
      ベッドタウンはどこ行っても高齢者ばかりですし。。。

      >参院選…どうなるでしょう…?

      閉塞感への怒りは相当マグマが溜まってるように見えますので
      今回だけで劇的には変わらないものの
      大きなターニングポイントには充分なり得るのではないでしょうか?
      というか、そうであって欲しいものです。

  • 続きます…

    及川師匠の見解も一理あると思いますが、YouTubeやSNSで拡散されているので、知っている方も多いと思いますが、失われた30年の大きな原因は2つです。

    1)消費税導入
    2)派遣法改正

    1989年、自民党が大企業からの献金と組織票集めの為の法人税軽減に変わる消費税を導入。

    その後の5%、8%、10%と景気が回復しない中でのさらなる消費税の引き上げによる、消費の冷え込み(景気が悪い)

    そして、バブル崩壊後の派遣法改正による日本人の所得の低下=ロスジェネ世代(バブル崩壊後の就職氷河期に就職活動を行い、現在40代から50代になっている世代を指す)問題は未だ解決せず(賃金が上がらない原因の1つ目)

    これも、大企業のための低賃金労働者を増やす為、大資本家の利益を優先した結果、日本は大きな格差社会が生まれた。

    さらに賃金を下げる為に、昨今では移民の受け入れ増大(賃金が上がらない原因の2つ目)

    こんな国にしたのが、自民党です。

    小泉純一郎 + 竹中平蔵 = 国賊

    小泉純一郎は、自民党をぶっ壊す!と言いながら郵政をぶっ壊し(民営化)アメリカに差し上げる。

    ちなみに、バカ息子の小泉進次郎は、農協をぶっ壊してアメリカ米を日本人に食べさせようとしている。

    そして、竹中平蔵は、日本最大の派遣会社パソナグループの会長(2022年8月19日付で退任)へ笑;

    YouTubeで、れいわ新選組、亡き経済アナリストの森永卓郎さん、参成党、財務省解体などと検索すれば、失われた30年の原因がわかります!

    及川組の皆さんも、今年は絶対に選挙に行きましょうね!

    × 最後に…

    投票したら「失われた40年」にするだろう国賊政党です。

    × 自民党
     日本経済を壊した政党

    × 公明党
     自民党と一緒 

    × 日本維新の会
     大阪万博の失態を、自民党に予備予算で助けてもらったのでワンワン!

    × 立憲民主党
     2014年に8%、15年に10%に引き上げる法案を提出し参院本会議で可決成立(増税政党)

    • アトム様
      コメントありがとうございます。

      >1)消費税導入
      >2)派遣法改正

      はい、この内容は僕も存じてます。
      諸説ありますが、
      消費税導入と国家停滞期突入の時期が丸カブリなのは確かですよね。

      個人的にはアベノミクスで異次元の量的緩和をしている最中に
      消費税増税をしたのが最悪だったと思っています。

      >大企業のための低賃金労働者を増やす為、大資本家の利益を優先した結果、日本は大きな格差社会が生まれた。

      ここも激しく同意です。
      そもそも企業献金を受け取る時点で大企業優先になるのは当然ですよね(苦笑)
      消費税と法人税が反比例している点の説明もなく。。。

      個別政党に対するコメントは軽々には出来ませんが
      自民、公明、立憲で日本が復活するのは正直難しいだろうなぁとは思っています。

      >及川組の皆さんも、今年は絶対に選挙に行きましょうね!

      何はともあれここですね。
      今回の参院選の投票率には僕も注目しております。

  • コースケです。外来に生活保護、シングルマザーがきますが、生活は大変dす。国民皆保険は素晴らしい制度だと思いますが、そのための税金を払っている人がいるわけです。私は北関東に住んでいますが、政治家とその周辺の既得権益はまだまだあります。仲良しへの対応というのは自己愛の満足です、別件:昨日からのドル円のトレンド転換?の爆上げ(どんどん抵抗線突破)で、さっき200万損切りしました。元本+100万に戻し、またコツコツです。師匠の言うように政治家の信頼度は「嘘をつかない」ということでしょう。しかし、トランプさんのように、なんでも嘘がOKになると、混乱しかないですね。私達は幼い頃「嘘はいけない」と教わっているのにね・・・

    • コースケ様
      いつもコメントありがとうございますm(_ _)m

      シングルマザーの大変さはハンパないだろうなと
      ここは容易に想像出来ます。
      ちょうど昨夜、シンガポールの友人たちと
      「フランスは国が男性側から養育費を天引きする仕組みがある」みたいな話題が出まして
      それは素晴らしい、日本でもやるべき、でもまぁ無理だろうなぁ
      って結論でした(苦笑)

      日本では例え民事裁判に勝ったとて
      金銭的保証はないに等しいですからね。

      >昨日からのドル円のトレンド転換?の爆上げ(どんどん抵抗線突破)で、さっき200万損切りしました。

      おっと、そうでしたか(汗)
      為替のトレンドは本当にアテにならないですよね。
      僕も「決め打ちはダメ」「ノーポジ最強」で地味にやっております。

      >トランプさんのように、なんでも嘘がOKになると、混乱しかないですね。

      彼の唯一良いところ?は
      相場にボラを生み出している点でしょうね。
      (もちろん皮肉です・苦笑)

      コメントありがとうございました!
      またぜひよろしくお願いいたします。

  • 写真かっこいいですね。

    50~60代の男はやはり黒が似合いますよね。

    服で好きな色はありますか?

    • santensjp様
      コメントありがとうございます。
      お褒めいただき嬉しいです♪

      >服で好きな色はありますか?

      近年はもっぱら「黒ばかり」です。
      それと「無地」も重要だと痛感しています。
      気まぐれでプリントモノを買うことがあるのですが
      まぁ着ないですね(笑)

  • 及川さんと同じ1965年生まれです。
    確かに我々世代はテレビがカラーになって、自家用車が急速に普及して道路が次々と舗装され(及川さんの東京は既に全舗装だったかもw)高度成長の恩恵を子供でも体感できました。明日はっもっと良くなるって思えた幸せな時代でした。
    今日の日本の衰退の要因は様々あるでしょうが、私が考える一番は人口構成の高齢化だと思います。近年は少子化にさらに拍車がかかっています。
    我々世代より15歳ぐらい上の団塊の世代が消費支出の大きい20~30代で稼ぎ働きお金を使ったから経済成長できたんだと。所謂人口ボーナス。
    そして現在、その団塊がやがて後期高齢者となり医療費が莫大になり消費どころではなくなった。
    老害の跋扈は表層の一部でその根本はすべてに日本国の高齢化によるものであり残念ながら人間が歳を取って衰えるようにある意味日本の衰退は必然であると考えます。

    • 一文字 隼人さま
      コメントありがとうございます。

      >及川さんと同じ1965年生まれです。

      はい、ハンドルネームから同世代であることは
      容易に想像出来ております(笑)

      >高度成長の恩恵を子供でも体感できました。明日はっもっと良くなるって思えた幸せな時代でした。

      本当にそうでしたよね。
      つくづく恵まれた時代だったと感謝しかありません。

      >根本はすべてに日本国の高齢化によるもの
      >人間が歳を取って衰えるようにある意味日本の衰退は必然であると考えます。

      高齢化や少子化は先進国概ねすべての問題ですので
      文明の発達や寿命が延びることの是非も難しいところですよね。

      たしかホリエモンあたりが言ってましたが
      「人口減はどこかのタイミングで自然と下げ止まるのでは?」
      ここは僕も同意見でして、
      つまり我々世代が死んだあとくらいからの人間社会がどのようにイノベーションを起こすのか。
      ロボットが至る所で大活躍、なんて世の中になるんでしょうかね。

      ギリギリ見れるか見れないで死ぬか、
      そんなところかなと想像しています。

  • 私も1965年生まれで、今月末に還暦を迎えます。これまでの人生、いろんな局面を経験してきました。大学生の頃から起業し、不動産開発に携わっていましたが、バブル崩壊では見事に直撃。さらに、東日本大震災の際には、日経225先物を大量に買い込んで散々な結果になりました…(苦笑)

    その中で、日本が世界、とりわけアメリカに取り残されていく様子を見て、言語や多様性の圧倒的な弱さが一因ではないかと感じるようになりました。そこで、娘と息子を幼少期から海外の文化に触れさせることにしました。娘はアメリカの大学へ進学し、息子は14歳からスペインでテニス留学。その後、息子もアメリカの大学を卒業しました。

    2人の成長を見守る中で気づいたのは、昔ながらの「気合い」と「根性」、そして関西のお笑い文化は、世界でも通用する力を持っているということです。また、日本にはすごい才能を持つ人がたくさんいることを実感しました。しかし、残念ながら、そのような才能を持つ若者やネイティブ並みの語学力を持つ者たちは、日本の企業で低い給与を受け入れることなく、外資系企業に流れていくのが現実です。

    この状況の根底には、やはり「人への投資」や「研究開発への投資」が圧倒的に不足していることがあるのではないかと思います。このままでは、日本は世界から取り残されるのも仕方ないと思います。

    さらに、現在、日本は「人口減少」「地方の過疎化」といった問題に直面し、その影響が急速に悪化しています。東京23区のマンション平均価格が1億1千万円を超え、頭金2千万円、35年ローンで月々35万円(年間420万円)の支払いが必要です。年収1000万円でも、生活がギリギリという現実です。「親ガチャの当たり」を引いた人しか結婚や子育てができないような状況になりつつあります。

    また、外国資本が日本社会に浸透し、気がつけば、上司が中国人(外国人)になり、マンションやテナントオーナーも外国人になっていることでしょう。これからの日本社会を再生させるためには、あの「24時間戦えますか?」の時代のように、もっと強い気持ちと覚悟を持って再起を図らなければならない時期が来ているのではないでしょうか。

    数年前、TVコメンテーターをされている元外務事務次官の方に、アメリカに留学している学生20人に講演会をしてもらいました。テーマは「世界で活躍するには何を学ぶべきか!?」大学院でMBA取得者4名、テニスのプロ2名、外資系投資銀行1名、外務省等々を輩出しました。これからも私ができることをしていきます。

    • TOTOさま
      コメントありがとうございます。
      全文、大変興味深く拝読させていただきました。

      お子さんを早い段階から海外に出したところ、
      同じ年齢の僕ですが当時まったく考えたこともなく
      凄いなと思うと共に心からリスペクトをいたします。

      ※「今」が当時なら僕もそう思えただろうこと、
      また当時の経済力では仮に思っても出来なかったであろうことが悔やまれます。

      >「人への投資」や「研究開発への投資」が圧倒的に不足している

      まさにそうなんでしょうね。
      日本の政治は「常時選挙対策」みたいなイメージで
      そうなると大企業や高齢者へのご機嫌取りが中心となり、
      「未来への視点」が決定的に欠けてしまうという構造的問題なのかなとの感想を持ちました。

      >外国資本が日本社会に浸透し、気がつけば、上司が中国人(外国人)になり、マンションやテナントオーナーも外国人になっていることでしょう。

      ここはすでにそうなりつつありますよね。
      本当に危険な状況だと思います。

      >大学院でMBA取得者4名、テニスのプロ2名、外資系投資銀行1名、外務省等々を輩出しました。

      凄い!
      僕も若い世代の人を応援する活動はしていきたいと思ってますので
      このようにしっかり成果を出されてらっしゃることには尊敬しかありません。

      僕も負けじと?なんていうセリフは憚れますが、
      けど自分なりに出来ることはやっていきたい、
      そんな想いを強く喚起させていただいた気持ちです。

      どうもありがとうございました。

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    ABOUTこの記事をかいた人


    1965年12月29日生まれ。59歳。 常勝トレーダー集団「FXism(エフエックスイズム)」の中心人物で投資歴は1998年以来の24年。 現在に至るまでの道のりは決して 順風満帆ではなく、6度の無一文を経験する。 2006年、これまでの失敗と向き合い、独自の「一泊二日スイングトレード手法」を構築。 これがきっかけとなり多額の資産を一気に築き上げることに成功する。現在は短期デイトレがメインである。