第二話 「自殺未遂」から学んだコト。

今回は、僕の「無一文物語」という
新シリーズ?の第2話です。

これは人生で過去6度もの無一文を経験している僕の、
それぞれの無一文転落時のお話をしていこうという
僕にとっては何ともおぞましいシリーズです(苦笑)

 

約30年近く前、
22才になるならないの頃の僕は
実演販売業界と言えば聞こえが良い、
実際には「テキ屋業界」早い話ヤクザな業界に
身を置いていました。

詳しくは第一話に委ねますが、
結果的に業界の「ご法度」に触れた僕は、
様々な妨害工作を受け事実上仕事が出来なくなり、

さらには「そういう系」の事務所に
何度も呼び出されては、
あらゆる脅しを受ける日が続いたんです。

 

当時22才・・・

「そういう系」の事務所に一人で行き、
数名の「おっかない人たち」にガンガン脅されるワケですから、
それはそれはおっかなかったですね。

ホント、
オシッコちょっと漏れちゃうんじゃないかって(苦笑)

もちろん今だから冗談で言えますが、
当時は本当に怖かったですよ。

おかげ?でそれ以降、
「その手の人」への免疫は格段に上がりました。

ゆえにそれがあらたな「無一文への引き金」に
なったりしたのですが、
詳しくは以後の「無一文シリーズ」にて。

 

さて、、、

そもそも「カネ稼ごう」って決めた動機が、
「愛も夢も失ったことへの代替」でしたので、
カネすら稼げなくなった当時の僕は、
もはや「生きていく意味」すらなくなってしまいました。

そこで僕は自殺を決意することになります。

ただし、今から思えばなんですが、
僕は心のどこかで「助かりたい」とも思っていた気がします。

その理由は「死に方」によく表れていました。
僕が選んだ死に方は「薬物死」だったんです。

 

本当に、絶対に、確実に死にたいのであれば、
世間様への迷惑はさておくとして、
例えば高層ビルから飛び降りればよく、
それこそ電車に飛び込めば間違いなく死ねますからね。

けど、僕はそれらを選択しなかった・・・

一時期「練炭」での自殺が流行?していましたが、
アレなんかも「経験者」から言わせてもらいますと、
心のどこかで「助かりたい」って気持ちも
あったんじゃないかなって、
そんな風に僕は思っているんです。

 

そんなこんなで「死ぬ」と決めた僕だったのですが、
東京の「景色を知っている街」では、
より死への恐怖が増すという理由で
特別縁もゆかりもない東北の青森に飛ぶことにしました。

宿に着き、夜になった時点で薬局へ行き、
「目的の薬品」を致死量の数倍購入。
(誰でもカンタンに買えるため薬品名は控えます)

その足で『人生最後の晩餐』ということで、
僕は地元の見知らぬお寿司屋さんに入りました。

さほど食欲はありませんでしたが、
けどお酒にはかなり酔った記憶があります。

 

で、帰り道に酒屋で酒を大量購入し宿に帰還、
さらにしこたまの酒を飲み意識が混濁する中で、
僕は「ある薬品」を致死量飲み、
そのまま意識を失いました・・・

 

その後何時間経ったのでしょう。

「死んでいるはずの僕」でしたが、
数名の大人たちの怒声とともに、
朦朧とした意識の中、ボンヤリと目を覚まします。

薄目を開けた僕はどうやらベッドに寝かされているようで、
そのベッドの周辺には白い服を着た数名の人たちが
僕の服をハサミで切り刻み、僕の鼻の穴から
なにやらぶっといチューブを入れていました。

ちなみにチューブの正体は、
分かりやすく言うと胃カメラみたいなモノで、
胃の中を洗浄するためのモノだったようです。

このあたりで僕は気づきました。
「あぁ、オレ・・・助かっちゃったみたい」

 

ちなみになぜ助かったか?なのですが、
該当薬物自体は確かに致死量だったものの、
アルコールを大量に摂取していたことで、
化学反応かどうかは分かりませんが、
最終的にはカラダに吸収されるまえに
ある程度嘔吐で外に出たのが理由のようでした。

さて、
「助かったあと」の僕は、
今度は屈辱的な場面の連続でしたね。

胃の洗浄って、
早い話下剤のようなものをガンガン流しこむみたいで、
汚いハナシになっちゃうワケですよ。

なにせ鼻からぶっといチューブを入れられたままで、
身動きひとつ取れませんから、
オムツをつけられるわ、
オシッコのほうだって大事なところに管を刺され、
そこから逆点滴みたいな状態で放出させられていました。

ある意味この状態こそが
死ぬほど恥ずかしかったのをよーく覚えています。

 

このような「がんじがらめ」ではありましたが
それでいて意識はしっかりと戻った僕のベッドの枕元に、
見知らぬオトナの男性が座ってきました。

彼の僕への第一声、それは・・・

「好きな人はいるの?」

そのオトナは精神科医でした。

20代序盤の若者が起こした自殺未遂のため、
原因が「恋愛関係」の可能性が高い、、、
その精神科医はそう思ったのかも知れません。

ただ・・・
多くの人たちに迷惑をかけた僕ではありましたが、
けれども僕はこの時点で
完全に死ぬことがバカバカしいって思ってしまいました。

だって「好きな人はいるの?」ですよ(苦笑)
オフコースかよ!みたいな。

「ナニやってんだか・・・おれ」
そう感じたことは今でもハッキリと覚えています。

 

そこから数時間後・・・
東京から母親が到着しました。

鼻からぶっといチューブを入れられたまま、
ベッドで身動きの取れない僕の姿を見て、
彼女はその場で泣き崩れました。

一連の騒動の中で、
僕が最も後悔をした瞬間でした・・・

これ以降僕は
「死にたい」と何度か思ったことはあるものの、
実際に自殺を試みたことはありません。

現役のころに大好きだった
ボクシング元世界チャンピオンの辰吉丈一郎氏が、
お父様が亡くなった際、
報道陣にこんなことを言っていたんです。

「親より先に死ななかったことが親孝行だったと思う」

僕は痛切にこのコメントに共感をしたものでした。

 

実は僕の母親はまだ生きています。

僕の実の父親とは僕が5歳くらいのころに離婚をしており、
再婚相手は小さな自営業でしたし、
その再婚相手も他界した現在、
彼女には国民年金でのわずかな収入しかありません。

おかげさまで、
なんとかかんとか生活が出来るようになって以降の僕は、
彼女の生活費を毎月支えるようになり今に至ります。

 

母親はことあるごとに僕にこう言います。

「あなたは私の自慢なのよ。
だって私のお友達はみんな子供に対し
いまだにお金を出す側なんだから」

「私のお友達はみーんな、
アンタが羨ましいわ、良い息子さんを持ったねって
そう言ってくれるのよ。
いつもいつも本当にありがとうね。」

僕はこの言葉を聞くたび、
今でも声を出して泣きたくなります。

言葉では、
「なーに言ってんだよ、気にすんなよ!」
って言う僕なのですが、

心の中ではいつもこう言っているんです。

「母ちゃん、そんなことないって!
あのときは本当にゴメン!」

 

まさか僕のブログに
「自殺願望」のある人が訪問するとも思えませんが、

万一そのような人がいるとしたなら、
僕はなんとしてもお伝えをしなければいけません。

親より先に死ぬ以上の親不孝はない
ってこと。

これが一番最初の無一文転落時の
「余談」です。

 

湿っぽいお話で失礼いたしました。

 

▼続きはコチラ
第三話 「一回目の無一文」からの社会復帰

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11 件のコメント

  • かなり壮絶な人生を送ってこられたんですね。
    幸いにも、私は自殺したいと思ったことはこれまで一度もありませんが、私が4人の子どもたちの親になって思うことは、及川さんが思われたとおり、「親より先に死ぬ以上の親不孝はない」ということです。
    70歳を越えましたが、私の両親はともに健在です。元気なうちにできる限りの親孝行をして、最後までしっかりとお見送りをしたいと思っています。

    • よっしー77様
      コメントありがとうございます。

      >かなり壮絶な人生を送ってこられたんですね。

      ↑もっとも僕がバカだったためによる事象も多いので
      今となっては人生修行のようなものだったのかと思います。

      >「親より先に死ぬ以上の親不孝はない」ということです。

      ↑ホント、そうなんですよね。
      50歳を過ぎて以降、
      僕はよく「もういつ死んでも後悔はない」と
      つい口にしてしまうことが多いのですが、
      僕自身、まだ母親が健在なため、
      口を慎まねばと反省しています。

      >元気なうちにできる限りの親孝行をして、最後までしっかりとお見送りをしたいと思っています。

      ↑ぜひ、そうなさっていただきたいと思いますし、
      あらためて自分自身もそう思いました。

      どうもありがとうございます。
      また気が向いたときなどございましたら
      ぜひコメントをお寄せください。

      今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

  • 身に沁み入る話ですね。貴重な体験談有難うございます。
    この話を読んで、自殺を思い留まる人がいればいいと思います。

  • ユーチューブの動画、楽しく拝見させていただいております。
    なんと、同じような体験をした人がいるとは、正直驚きました。
    私も、ある薬品?を大量に飲み、自殺未遂を図りました。
    もう10年以上も昔の話です。翌朝、気が付いたら病院でしたよ。
    死ぬつもりだったのに、生きていました。
    何か、自分にも役目があるのかもしれないです。
    両親は健在です。
    私はFXで、まだ成果が出せていないです。まだまだ、勉強ですね。
    及川さんがうらやましいです。雲の上の存在ですが、目標にさせていただきたいです。生きていてよかったですね!

  • トレード手法も含め、いつも様々な貴重な経験の共有をありがとうございます。特に今回の、「親が子供の死を目にしてしまう事」は本当に辛いと思います。(私も若い頃、23歳の弟が自分で命を絶ちました。その時の両親の落胆、というより壊れ方は鮮明に記憶に残っています。)
    お母さまを大事になさる及川さんのご活躍を、お母さまと一緒に喜んでいらっしゃるとの事で、本当に助かってよかったですね。

  • 精神科医の「好きな人はいるの?」に吹いたです。
    先生の過去を読ませていただき、感謝します。

    私は、30代はIT企業の課長職にいましたが、仕事に病んで、きまぐれに会社を起こして、5000万の借金をして破産宣告し、離婚までしたクソ野郎です。
    いまは、福祉関係の仕事で安らぎを得ています。

    私のFX歴は、リーマンショックでのドルの超下落のとき買いポジを入れていて、成すすべもなくボー然となっていた記憶が蘇ります。
    でも今、マインドセットから手法からパソコン設定まで、すべてをFXismの及川流トレードにチェンジした途端に、初陣で勝利しました!
    これからも師匠についていきます!!

    • 中山さま
      こちらのほうへもコメントありがとうございます。

      >仕事に病んで、きまぐれに会社を起こして、5000万の借金をして破産宣告し、離婚

      ↑その前の別コメントも拝見してますが
      これだと明らかに「僕以上」の大変さだったと想像します。

      >いまは、福祉関係の仕事で安らぎを得ています。

      ↑このギャップが凄いと思いましたが
      人間ってそういうものなのかも知れないと
      妙に納得もした次第です^^;;

      今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

  • 及川先生、初めまして。
    いつも、及川先生のYoutube動画を拝見しています。
    いつも及川先生の有益な動画をありがとうございます。
    私は都内に住むアラフォーの男です。
    私はこの1年間で3回の首吊り自殺を試みました。
    原因は過去2年間のFXで500万円の損失を出したことです。
    結局、死ぬことができませんでした。
    投資(投機)の経験はまだ2年程度です。
    現在は預貯金1000万円あるのですが,今後さらにFXで損をするかもしれないという恐怖心は消えません。
    資産がなくなるのが先か私のトレードの腕前が資産の減少ペースを上回るのが先か、私には未来のことは分かりませんが、まだFXがギャンブルであるとか自分には絶対に向いていないとか、といった結論には至っていないので、恐る恐るFXトレードを継続しています。
    もっと自分について詳しく書きたいのですが、誰でも閲覧できるネット上で自分自身のことだと特定されるのは怖いので、この程度に留めます。
    及川先生が、本気で自殺しようとした過去があったことを知り本当に驚きました。
    そして、それほどの過酷な状況から生還して、生きてこられた及川先生の生き様に、感動し、涙腺が緩む思いでした。
    もし、ご迷惑でなければ、もっと詳細な状況をメール等を通じて及川先生に読んでいただけないでしょうか?
    図々しい書き込みのようにお感じになられたら大変、申し訳なく思います。

    • 東京都在住アラフォー会社員さま
      初コメントとのことでありがとうございます。

      >結局、死ぬことができませんでした。

      ↑言うまでもありませんが
      それで良かったと思います。
      まだまだ出来ることややるべきことが現世にあるということではないでしょうか。

      >もっと詳細な状況をメール等を通じて及川先生に読んでいただけないでしょうか?

      ↑拝読させていただくことは可能ですが、
      僕は他人様の人生を背負いこめるほど器の大きい人間ではありません。
      拝読したあと、特段のリアクションも取れない可能性もありますので
      その点はあらかじめご理解いただけると助かります。

      ちなみに
      info@fxism.jp
      お手数ですがこちらにお送りいただけましたら
      運営事務局から僕の方へ届くはずです。

      お手数をおかけしますがご検討ください。

  • 及川先生、お忙しい中、ご返信ありがとうございます。
    大変恐縮ですが、及川先生にメッセージを届けたくてinfo@fxism.jpにメールを送信させていただきました。
    私のメールアドレスの@以下は「@yahoo.co.jp」ですので、もしかしたら運営事務局の迷惑メールフォルダに仕分けされるのではないかと心配になりましたので
    念のため、コメント欄にその旨を投稿させていただきました。

    • 東京在住アラフォー会社員さま

      運営事務局から無事に届きまして
      すでに返信文を手配いたしております。

      引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

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    ABOUTこの記事をかいた人

    及川 圭哉


    1965年12月29日生まれ。55歳。 常勝トレーダー集団「FXism(エフエックスイズム)」の中心人物で投資歴は1998年以来の21年。 現在に至るまでの道のりは決して 順風満帆ではなく、6度の無一文を経験する。 2006年、これまでの失敗と向き合い、独自の「一泊二日スイングトレード手法」を構築。 これがきっかけとなり多額の資産を一気に築き上げることに成功する。現在は短期デイトレがメインである。