2025年10月末現在
生活の拠点であるシンガポールで過ごす僕なのですが、
今年の9月10月はかなり慌ただしい時期となりました。
まず、9月下旬には長女の結婚披露宴への出席に伴い
僕は日本に帰国すると同時に
新しいアコースティックギターを購入。
“この日限定”の新曲を作り
弾き語りを披露するための準備に追われていたんです。

新婦の父親が披露宴でオリジナルソングを歌うって
世間的にはどうなんでしょうね?(笑)
ちなみに多くの人たちから
「及川さん、当日は絶対泣くっしょ!」
と言われて僕もそうなるかも?と覚悟していたのですが、
披露宴自体がほのぼのした空気の中だったためもあり
実際には笑いの方が多かったですね。
披露宴がなんとか無事に終わるや否や
あの「香港K氏」とのYouTubeライブを二週連続で決行。
ライブについては
かれこれ10年以上やっているので慣れてはいましたが
これまでは「一回こっきりを全力で」というスタイルだったので
二週連続は本当にシンドかったです。
(ま、トシのせいもありますけど)
で、これらの「ノルマ」をこなし終えた僕は
今度はフランス・パリへ飛ぶことになります。

YouTubeや過去記事でも話題にしたことがあるのですが、
後述する“とあるご縁”をきっかけに
アパレルの新ブランド立ち上げに絡む
ファッションショーへの出展が目的でした。
3年前のイタリア旅行で
見事に財布をスラれた経験のある僕は
行く前からかなり警戒をしていたわけですが、
その前段階において
羽田発パリ行きのエアフランス便が
機体不良のため、なんとフライトを突如中止に。
搭乗してから3時間以上待たされた後の中止だったので
これにも相当参りましたね。
なんなら香港あたりなら
もはや到着するんじゃないかってくらいの
長時間待機でしたので(苦笑)
幸い、代替便が翌日飛べたため
羽田空港でのホテル待機は一泊のみで済み、
パリの日程はなんとかこなすことが出来ましたが、
いわゆる「予備日」がなくなったせいで
ろくろく観光も出来ない滞在となった次第です。

↑これらの画像もホテルへ戻る途中に
短時間で無理やり撮影したモノなんですよ。
「お前、ホントにパリ行ったのかよ?」
なんて言われたら切なすぎますからね。
あ、そんなこんなで
スリに遭遇する危険すらなく過ごせた僕なのです(笑)
ここから徐々に今日の本題になるのですが
近年の僕は「若者への投資案件」や
「見返りを求めない出資案件」をいくつか抱えるようになりました。
今年で還暦(60歳)を迎える僕としては
どうしたって相続などを含めた“終活”を意識するわけです。
ただし相続に関しては、3人いる娘たちに対し
「カネは残さん!」
このようにすでに伝えています。
人間いつどうなるかなんて分かりませんので
結果的に多少「残ってしまう」可能性もあるでしょうが、
若いうちから遺産をアテにするようじゃ本人のためになりませんもんね。
話を戻しますが
今回のアパレル新ブランドへの出資は
ひょんなきっかけで
才能がある(と僕には見える)若者に出会ったのがきっかけでした。
ここではなんやかやで
すでに6000万円近く出してます。
いわゆる「夢とロマン」ってやつですね。
おそらくさらなる出資が必要となりますが
それでも必ず上手くいくとは限りません。
いや、それどころか
現時点においても成功率は30%もないとすら思います。
で、もし立ち上げに失敗した場合、
僕の出したお金は全損となるわけです。
ちなみに昨年と一昨年はそれぞれ
飲食店を立ち上げたい日本の若者たち2名にも出資しました。
それぞれ数千万ずつ出したのですが
そのうちひとつはあえなく全損。
もうひとつはギリギリ元本のみ回収が出来ました。
言葉を選ばず言いますが
いわゆる「カタギ商売」ってのはカンタンではないですね。
あらゆる業界を
「出資した立場」から観る機会が増えたことで
勉強になることはとても多かった僕ではありますが、
けど組織運営や経営者にはまったく向いていないってことも
同時に痛感させられています。
今後はそのあたり、
さすがに考えながらお金を使わないとでしょうね。
あるいは僕に対し、
「アンタは充分なカネがあるんだから
もう“アガリ状態”なんじゃねぇの?」
このように思われていた人も
中にはいるかも知れません。
けど、実態は上述したような状況で
消えてなくなるカネが後を絶ちません(笑)
実は今年の夏、
シンガポールの暗号資産取引所が
顧客の預かり資産を不正取引で流出させる事件があり、
ここでも僕の資産は日本円換算で約5億円消えました。
※この話は長くなるので別の機会があれば。
「カネは天下の回りモノ」とはよく言ったものです。
普通に暮らしていくだけであれば
現状の資産でもおそらく問題はありませんが、
けど僕は今後も「未来ある若者への投資」を続けたい
そのように思っています。
そう、僕には
『まだまだカネを稼がねばならぬ理由』があるのです。
バカなのかなぁ?
どう思います?
僕がYouTubeやこのブログなどにおける
「FXism」の活動をもしやめてしまった場合、
その先に待ち構えているのは
“空虚な老後”でしかないのではと想像しています。
すでに大した物欲もなく、
さらには旅行嫌いな引き籠り野郎なのでなおさらです。
ですので僕は
今後もトレードを決して趣味なんかではなく
まだまだ「カネを稼ぐ手段」として活用していくつもりです。
かようにしてこの
『カネを稼がねばならぬ理由』は
決して後ろ向きな言葉ではなく、
いやむしろ、
人生に艶(つや)を与えてくれるモノになり得る
そんな考え方も出来るのではないかと思うのです。
そういえば矢沢永吉さんは詐欺被害、
さだまさしさんは自作映画の大ゴケで
それぞれ20億だか30億だかの借金を抱えた経験があると聞きます。
その後、
永ちゃんは突如テレビCMなどに出まくったり
さださんは全国津々浦々
あらゆる小さな会場でもコンサートをしまくったり。
ご両人ともすべての借金を完済したことは
あなたもご存知かも知れません。
彼らが別格なのは言うまでもありませんが
人間には「適度な逆境」も必要なのではないかって
そんな風に思った事例でしたね。
余談ですが
矢沢永吉さんは76歳である今年の
来月11月には東京ドームで2DAYSライブやるという・・・
凄すぎで言葉もありません。
あなたにもありませんか?
この「カネを稼がねばならぬ理由」ってヤツ。
仮に現時点でのそれが苦痛を伴うものだったとしても
ないよりはあった方が絶対良いと僕は確信しています。
なぜなら僕が貧乏だった若い頃、
勤務先の営業会社でクタクタになるまで働いたあとの
「休日前夜に飲むビール」の美味さたるや、
小金持ちになった以降に飲んだ
どれほど高価なワインやシャンパンより
いまだに忘れられないくらいダントツに美味かったことを覚えているからです。
これを読んでくださったいるあなたの「年代」は
僕とは異なるかも知れません。
けど重税やらインフレやら詐欺やら二極化やら、
やたら困難を極める“この時代”を共に生きる同志として
お互いがんばって行こうではありませんか。
さぁて、
そんなわけで今日も稼ぎに行こうぜ♪
追伸:
「若者への投資」は今後も続けたい僕ですが
ただしもう少し成功率を上げないとなぁ、は本音ですね。
夢とロマンだけで勝てるほど、
起業は甘くないことも痛感していますので(苦笑)
























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