移動平均線から派生した移動平均系テクニカルのことを言います。
これは「価格が移動平均線からどれほど離れたのか」を見る、
逆張り系の指標といわれています。
エンベローグの特徴
エンベローグは日本語では(包む)を意味し、
移動平均線を中央にして包み込むようにして上下に表示させる
上限・加減の線をエンベロープといいます。
その観点は、相場が移動平均線から剥離してきても
またいつか移動平均線へ戻ってくるであろうという読みを
基本にした指標です。
トレーダーたちは主に逆張りのバロメーターに使用して、
たとえトレンドに乗った新しい玉を構築した場合でも
「決済のタイミングを見る」のに使用しています。
つまり、上限と加減の線をレジスタンスとサポートと考えて
「相場が反転するポイント」を見極めるのです。
その特徴のひとつとしてエンベローグは、
他の移動平均系のボリジャーバンドなどは違って
バンド(線)の収縮による変動はなく、
移動平均線から一定の幅をキープしているのです。
チャートからの読み取り方
参考:http://fxtrend.jp/column-trend-envelope.html
参考:hrrp://fxtrend.jp/column-trend-envelope.html
上記のチャートのように
エンベローグの上限線と加減線に接近または到達したきには
各売買サインとなります。
一般的には、日足であれば25日移動平均線が使われます。
ずらす割合は人によって異なりますが、
およそ1-3%といったところでしょうか。
指標のウィークポイントを読み取る
この指標のウィークポイントは
結構強い勢いのトレンド発生時には、
相場はその上限腺・下限線を突き抜けてしまうことがあることです。
そのような相場動向に移行したケースは
素直に他の有効なテクニカル指標を参照するようにしましょう。
エンベローグには上記のような弱点がある反面、
比較的にはボックス相場や動きが穏やかで
安定的な相場動向時にはかなり有効なときが多いが特徴です。
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