恐怖心が起こる時。それは儲けのチャンスでもある。
優秀なトレーダーとは、恐怖心を克服したトレーダーと言えます。
上昇が続いた後に、天井近くでポジションを持つ時は強い恐怖心に襲われます。
けれどそんな時、自分だけで無く誰もが同様の恐怖心を持っているのです。
しかしそれでもそんな時にポジションを持つ事が出来れば、儲けるチャンスを得る事が出来ます。
なぜなら、恐怖心の少ないところは同様、儲けも少ないからです。
もちろん、ストレスもかかり、損益を出す覚悟も必要です。
けれど幾度も諦めずチャレンジして行く事で、恐怖心は少しずつ、克服する事が出来るのです。
ただ、間違ったチャレンジを続ける事は、損失を産み出すだけです。
例えば損切した後、同じポジションを取り再度チャレンジしてみても、
流れが変わらなければ損失は拡大する一方です。
冷静にその場の状況を見極め、自分の間違いを修正してから、再度のチャレンジを行う事が必要です。
例え一旦損切をしたとしても、自分の考えが間違ってない。と思う時は再度同じポジションでチャレンジします。
大きな試練を乗り越える為に、意地や見栄は捨て、最後には勝つのだと言う信念で挑みましょう。
恐怖心と欲は表裏一体で、恐怖心から起こるストレスに慣れ、欲を我慢する事で勝利に近づきます。
運を呼び込む努力
『運』はどんな時にもあります。
たまたまドル円を買ったら介入が入り、大儲けした人などは幸運な人と言えましょう。
しかし相場の背景を読み尽くし、相場がどう動くか予想がついている場合、
一時的に反対に相場が動いたとしても、
必ず予想どおりに動く。と言う強い信念があれば、恐怖心に打ち勝つ事が出来ます。
確かに、相場が予想に反して大きく動いて儲ける絶好の機会に
トレードが出来ない状況にあったとしたら、『運が無かった』とも、言えるのかもしれません。
けれど、常日頃重要な情報を人とやり取りしていれば、
誰より先に儲けられる情報に出会える可能性もまた、あるのです。
これはFXではありませんが、2005年に起きたジェイコム株の大量誤発注の株価の大変動で
20億円の利益を上げたという話もご存知の方も大勢いると思います。
(知らない方は『ジェイコム 誤発注』等で検索してみて下さい。)
こういう話を運がよかっただけ、努力の結果ではないとさらりと流すのは簡単ですが、
日々株価をチェックし続けるという努力の結果、
非常に利益を上げることができる相場に巡りあう事ができたとも言えるでしょう。
まとめ
一度のチャンスに恵まれなかったとしても、また巡って来るチャンスを掴む事も出来ます。
このように、運はある程度、日頃の努力で呼び込む事が可能なのです。
また、大暴落した時、間違って『買い』で攻めてしまったとしても、
そこですぐ損切が出来るかは、恐怖心の強さによります。
そしてその時『売り』に転じる事が出来るかどうかは、欲の強さによります。
その判断が、結果的に『運』を呼び込む事に繋がります。
果報は寝て待てとは言いますが、本当に寝て待っていたら果報を見過ごしてしまうでしょう。
少なくともFXの世界ではチャートの前で寝ぼけながらでもいいので、
チャートを監視しながら気長に待つようにして下さい。
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