ショートを追加するつもりでしたが
新1時間足スタート時の形状から
急遽「損切り→ドテン」に切り替えました。
まさにギリギリの判断でしたね(苦笑)
↓ ↓ ↓
今日のトレード動画も
結構フルロット的ではありましたが、
一個前、
つまり先週水曜日のトレード動画でも
僕は「フルロット」でのトレードについて
解説をしています。
勝てる確率が極めて高いと思える場面は
遠慮なくフルロットで取りに行く!
こういう考え方を僕はしているワケです。
今日はそのあたりのお話を
もう少し掘り下げたいと思います。
僕のYouTube動画を観た人の中には
以下のような感想を持つ人も少なくありません。
それは、
「コイツ、ロットのデカさでごまかしているだけで
実際の獲得PIPSは大したことないジャン!」
確かに僕は平均すると30PIPS強、
さらにはそれを複合ポジで獲得して
終えるトレードが多いですよね?
つまり、1ポジあたりの獲得PIPSは
10PIPS程度、ヒドい(?)ときには
それ以下のこともよくあります。
例えば、一撃で
100PIPS伸びるトレンドが発生した際も、
僕は「いつもどおり」合計30~40PIPSくらいで
とっとと利食いしてしまいます。
そのため、
以前やっていた
スクールの受講生さんの中には、
「オレのほうが及川よりも上手い!」
「オレは及川が30PIPSしか取れないときに
100PIPS稼いだんだぜ!」
このように他の受講生さんに
吹聴する人もチョイチョイいたものでした。
しかし、
それを言い出す受講生さんの中で、
「僕以上のプロフィット(利益額)を稼ぐ人」は
今のところまだ一人もいません。
理由はカンタン、
彼らのロットは僕の数十分の1程度だからです。
当たり前だろ!
「資金量」が違うんだからさぁ!
と、言われてしまうところなのですが、
けれども僕はそこに対しても
異論があるんです。
それは、
僕は資金量が少なかったころから
一貫して「フルロット」に近いロットで
資金をブン回していたんですよ!って部分です。
実際のところ、
一回のトレードで100PIPS取れるのは
確かに凄いと思います。
僕は滅多に出来ませんし(苦笑)
けどね、、、
そもそも一撃で100PIPS伸びるトレンドなんて、
そうしょっちゅうあるワケじゃないですよね。
そんじゃ逆に、
100PIPS伸びないトレンドのとき、
その人の成績はどうなの?ってハナシなワケです。
インターネット上では、
「華麗な勝ち自慢」が溢れています。
一撃で100PIPS以上勝った話を聞かされた際、
正直僕も羨ましく思うことはありますよ。
ただ、その「勝ち自慢」をしている人って、
トレンドが伸びなかったときに
一体どんな結果になっているんだろう・・・
そういう視点で観た際、
なんとなく想像がついてしまうんです。
なぜなら、
勝ち自慢をする人の多くは
「勝てなかったトレードの話」を
することなどほとんどないからです。
僕の考え方はこうです。
「今発生したトレンド」が
最終的に100PIPS伸びるかどうかは
結果論でしかない。
けれども、
一度トレンドが発生すれば
20~30PIPS程度は大体伸びる。
であれば、
トレンドが発生した際に、
毎回10~20PIPSだけ取りにいくことで
何度でもコツコツ勝つことが可能である!
もし・・・ですよ、
毎回着実に勝てるとしたら
あなたはどうしますか?
ロット・・・上げませんか?
要するに
「1ロットで100PIPS」よりも、
「30ロットで30PIPS」のほうが
利益額はデカいって話をしたいワケです。
この話をすると、
「いやいや!フルロットなどトンでもない!
そんなことしたら
一度の負けで退場しかねないだろ!」
このような反論をよくされます。
もちろん僕だって
一度の負けで資金が全損するようなロット設定は
さすがにしませんし、
増してや推奨するはずもありません。
けれどもそれを言うなら、
ユルいロット設定でトレードする人が
安易にナンピン出来ちゃうことのほうが
僕からすると問題だと思いますね。
証拠金率に余裕があるからと、
ポジションが逆行したら
ついナンピンをする・・・
例えば普段の一回の勝ち利益が
「5万円」の人が、
ナンピンを繰り返すことで
含み損が「30万円」になった・・・
もしこんな状態になったとして、
このパターンのほうが、
よっぽど損切りが出来なくなりませんかね?
で、一度の負けトレードで
すべてを失ったりするワケです。
ここ、
とっても大事なところです。
つまり
「フルロット」が危険なのではなく、
「損切り出来ないこと」が危険なんだ!ってこと。
※一体何が「危険」なのか?
一度考えてみると良いですよ。
それとですね、
一撃で100PIPS伸びるトレンドに
もし運よく当たったとして、
けれどもそれって2~3時間、
長いときには4~5時間もの間
保有し続けなければならないわけですよ。
するとその間、
例えば途中の時点で
チャラやマイナスになるまで戻されたり、
そういうのに「耐える」必要が生じます。
その後、見事に利益が伸びてくれれば
めでたしめでたしではありますが、
中には戻ったところで切らされたり、
耐えたら耐えたで
ヒドい時にはそのままトレンド転換しちゃったり、
それはそれは精神衛生上よろしくないって
僕はそう思うんですよね。
ならば最初から
短時間で10~20PIPS取って終えてしまい、
とっとと「ノーポジ」に戻ってしまうほうが
いろんな意味で安全じゃないでしょうか?
で、「安全」だからこそ
ロットを上げることが出来る・・・
僕はそう考えているわけです。
繰り返しになりますが、
「フルロット」が危険なのではなく、
「損切り出来ないこと」が危険なんだ!
ってこと。
極論、
「損切り出来ないと殺される!」
このくらいの緊張感を持って
一回一回のトレードをするほうが
良いように僕は思います。
そうすることで、
『ムダ打ち』もしないようになるなら
一石二鳥じゃないでしょうかね?
てなことで
今日の結論。。。
中途半端な「謎な手法」を10個覚えるより
「自信のある得意な勝ちパターン」を
たった一個で良いので身に着けるべし!
それをすることで
フルロットのトレードが可能となり
また、それを貫くことが
トレードの利益だけでメシを食えるにつながる。
実は僕が知っている「プロ」の多くが
このパターンだと言うことも
付け加えておきたいと思います。
追伸:
このお話にはまだ「続き」があります。
長くなっちゃったので
また次の機会とさせていただきますね。
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素晴らしい。正論です。
獲得したpipsが多い割には、総資金額が1ヶ月前と大して変わっていないブロガーが散見されますが、正にポジションサイズの小ささによるものですね。
どのトレードでも自信を持っていないので極小のポジションサイズでしかトレード出来ないので、いつまで経っても総資金額に変化無し、もしくは損切が出来ない言い訳のために難平を繰り返して、大きく総資金額を減らしてしまうというパターンですね。
結局、自信のある何らかのチャートパターンで大きなポジションサイズで仕掛け、逆行と判断すれば即座に損切し、利が乗ればそこそこのpipsで利益獲得するというのが良い手法ですね。
satyさま
コメントありがとうございます。
>素晴らしい。正論です。
↑恐縮です^^;;
普段は破天荒な話も多いので
「正論」と言われるのは
逆に照れますね(笑)
>結局、自信のある何らかのチャートパターンで大きなポジションサイズで仕掛け、逆行と判断すれば即座に損切し、利が乗ればそこそこのpipsで利益獲得するというのが良い手法ですね。
↑デイトレに関しては
これが一番だと僕も思っています。
というか、
散々いろいろやってきて、
結局ここに行き着いたんだと思います。
また、気が向いた際には
ぜひコメントをお寄せください。
今後ともどうぞよろしくお願いします。
大変勉強になります!
いつもありがとうございます^ ^
リチャードさま
コメントありがとうございます。
好き勝手書いてるブログでして、
けれども少しでも参考になる部分があるなら幸いです。
今後ともどうぞよろしくお願いします。
動画おつかれさまでした
完全にショート目線であったにもかかわらず躊躇なく損切からのドテンで
しかもポン円のみというのはすごいインパクトがありました
改めて動画で見直すととっても勉強になります
ありがとうございました
記事ありがとうございます
フルロットの影に潜む危険性本当に勉強になります
自分の手法が成功率が高くその手法の場面をしっかり分析できるなら、
さらに複利を理解できてるなら成功率の高い場面に遭遇したらフルロットが当たり前だと思います
逆に言えば、フルロットを躊躇するのは手法の成功率か場面の分析が甘いか間違ってるということかもしれませんね
終わりのほうに記載してある、
数少なくとも自信がある手法をしっかり身に着けたいと思います
続編楽しみにしてます
たなか様
いつもコメントありがとうございます。
>しかもポン円のみというのはすごいインパクトがありました
↑元々の僕は、
いちいち複合ポジを取る傾向がありましたが、
形状の良いチャートは単体でやっちゃってもいいと、
これが僕の中での最近の「トレンド」なんです(笑)
>逆に言えば、フルロットを躊躇するのは手法の成功率か場面の分析が甘いか間違ってるということかもしれませんね
↑「フルロットじゃない=甘い」とまで言っちゃうと
世の反感を買うような気はしますが、
僕のようなスキャルに近いデイトレ、
つまり時間軸が短ければ短いほど、
ロットを上げて良いのは確かだと思います。
要するに「不確定要素」がどこまで排除できるか?が
ロットを上げられるポイントじゃないかなと。
ゆえにスイング手法などが
そんなにロット張れないのは当然ですよね。
「続編」は毎度毎度の自己啓発系です(笑)
他に書きたい新ネタがなければ
次回そのままお話出来たらと思っています。
いつもありがとうございます!
本日の動画は観ていても非常に難しく感じました。
ただ、師匠の「損切り」の素早さには感服致しました。
(パーフェクトオーダーって凄いんですね・・!!)
私なら間違いなく1本の足の終わりまで(5分間)指をくわえて待ってしまい
結局含み損を余計にかかえてしまった後の損切りだった様に思います。
やっぱり16時ジャストの時間ってなにかが起こるのですね・・・!!
ブログでも教えて頂いておりますが、
「損切り」出来ないと本当に殺されてしまいますね!!
改めて「損切り」の大事さがわかりました。
「損切り」を制すものは「相場」を制すって大袈裟過ぎますか・・??
先日、師匠に教えて頂いた「揃って動いたときの損切り&ドテン」はなにが何でも
習得しなければいけませんね!
今の私は、
1、得意なチャートパターンをまずはひとつ身につけること
2、損切りを素早く出来るようになること
を念頭に置きながらチャレンジしております。
本日のブログは、まさに今の私に戒めの如く「神の声」に聞こえてしまいました。
感謝・・・感謝・・・
小西さま
いつもコメントありがとうございます。
>ただ、師匠の「損切り」の素早さには感服致しました。
(パーフェクトオーダーって凄いんですね・・!!)
↑はい、そういう風にセッティングしているチャートですので♪
>やっぱり16時ジャストの時間ってなにかが起こるのですね・・・!!
↑「新一時間の始まり」は、いつでも留意しています。
特に15時、16時、17時あたりはより一層です。
>「損切り」を制すものは「相場」を制すって大袈裟過ぎますか・・??
↑はい、大袈裟だと思います(笑)
ただし、損切り出来ない人は
どのみちどこかで退場となる。。。なら真理かなと。
>1、得意なチャートパターンをまずはひとつ身につけること
>2、損切りを素早く出来るようになること
↑一点付け加えておきたいのは、
「含み損だから損切り」ではなく、
「もし今からやるなら逆側だからドテンする」です。
常に「今ノーポジだったとして今からやるならどっち?」
この視点を持つ訓練をすることです。
ちなみに、
「今からならどっちもやらない」であれば、
現状のポジションが含み損でも
とりあえず保留せざるを得ないこともあります。
その場合、エントリーがイマイチだったか、
あるいは薄利や微損で逃げそこなった部分こそが
反省点となります。
がんばってください。
及川さんは100万、200万くらいの資金の時は通貨は今のように何種類か持ってたのですか?それとなんぴんできるサイズのハイロットでエントリーしてたのでしょうか?
自分はだいたい一つの通貨で追加でエントリーできる範囲でハイロットで勝負しています。たまに二種類の通貨を持つこともありますが。
関野さま
いつもコメントありがとうございます。
>100万、200万くらいの資金の時は通貨は今のように何種類か持ってたのですか?
↑額面というよりかは「証拠金比率」に関係している話なのですが、
証拠金率にゆとりがあるときは複合で数種類持ち、
そこに至らない場合は「一点集中」としていました。
とはいえ、やはり額面の多さに比例して
複合ポジにしやすくなったのは確かでして、
ご自身で「まだ心もとない」と感じる額面のときは
一点集中(ただしナンピンは出来るレベル)が良いように思います。
そのほうがダラけたトレードになりにくいとも思いますしね。