FXism

FXにおける相関性

FXの相関関係

はじめに

最近のドル円相場をみていると
株高・円安が連動しているのが毎日の経済ニュースで理解できますが、
逆に株価が不安定になると、為替市場で円高が進む相関関係が見て取れます。

足元のわが国の株式・為替の市場動向を見ていると、
株価が不安定な展開になる時に、円が買い戻され円高が進む傾向が見られ、
株式と為替の市場にはかなり高い相関関係があることが分かる。

 

その背景には、大手投資家のリスクに対する意識が高まっていることがある。

株価が軟調になると、投資家の多くは保有するリスクを軽減するために、
保有しているドル買い・円売りの持ち高を調整することが主な原因の一つでしょう。

 

何故にここ数年の間に日経平均と
ドル円相場の相関関係が強まったのかという疑問が湧いてきます。

大きな要因に挙げられるのは、日本の大企業の海外売上比率が、
90年代に比べて飛躍的に増えているという事実があります。

 

トヨタなどの自動車産業、東芝、ソニーなどの家電産業は
2000年代以降に海外売上比率を大きく増やしてきていますし、
輸入企業であったキリンやイオンなどの内需型企業においても
近年は中国を中心にアジア諸国に積極的に進出し、海外売上を増やしてきているのです。

尚、中国の人民元は米ドルとペッグしているので、
これらの企業の売上もやはり、ドル円レートが円安になる方が有利です。

というわけでこれからも日経平均とドル円相場は、
相関関係が継続する可能性が高いのではと予測されます。

 

株式投資時にもその企業のニュースや業績だけではなく、
為替レートに関する日米の政策金利や量的緩和の拡大・縮小などにも、
大きな影響があるので注視しておきましょう
(トヨタなどではドル円相場が1円違ってくると年間収益に莫大な差が出てきます)。

 

 

相関係数とは

相関係数とは、2つのデータ群の間の相関関係の度合いを示した値ですが、
相関関係とは、「一方が大きく(小さく)なると、もう片方を大きく(小さく)なる」という関係です。

相関係数自体は-1~1の値を示します。

相関係数の読み方には人によって若干違いますが、相関係数をRとすると一般的には下記のとおりです。

 

  • |R| > 0.7 強い相関
  • 0.7 >= |R| > 0.3 中相関
  • 0.3 >= |R| 無相関

 

 相関係数が0の場合、全く相関していない事を意味します。

但し、相関関係があるからと言って、そこに因果関係があるとは限らない事に注意です。

たまたま同じ動きをしていても、
その動きにはそれぞれ別の要因が働いている場合、そこに因果関係は有りません。

 

要は、トレンド発生時や継続時で
過去のデータで相関性の高い通貨ペアや金利、商品と並べて
相場の動向確認をすることが大切なのです。

同時に時代背景や世界の経済構造によって一概には言えませんが、
相関性、逆相関性の強い比較的中期のチャートを参照してみるのも有効手段です。

 

直近3カ月で相関性の高いベスト5

1.為替ドル円と米10年債金利 相関係数:0.97796(1/9)

2.為替ドル円と日経平均 相関係数:0.97327(1/9)

3.為替ドル円とNYダウ 相関係数:0.95819(1/9)

4.NY金とユーロドル 相関係数:0.95519(1/9)

5.NYダウと日経平均 相関係数:0.95377(1/9)

 

直近3カ月で逆相関性の高いベスト5

1.為替ドル円とNY金 相関係数:-0.96205(1/9)

2.NY金と米10年債金利 相関係数:-0.95758(1/9)

3.NY金とNYダウ 相関係数:-0.88692(1/9)

4.為替ドル円とNYプラチナ 相関係数:-0.74365(1/9)

5.NY金とNY原油 相関係数:-0.71610(1/9)

 

為替ドル円チャート

為替ドル円チャート

(参考資料 http://lets-gold.net/market/chart2_usdjpy-ny_gold.php

オシレーター系指標「ROC」

ROC

ROCとは何か?

ROCとは、モメンタムの弱点を改良した
オシレーター系指標で英語でのRate Of Changeの略です。

モメンタムは単純に値動きの幅を取ったものなので
為替相場の高低によって値動きが大きく変わってしまいますが、
ROCはこの点を改良したもので、為替相場の高低に関係なく使うことができるのです。

ROCは、売られすぎ、買われすぎがないため、
基本的にはトレンドが発生したポイントでエントリーを行い、
その流れに乗ったまま順張りを続けて、そのトレンドが反転したと思われるところで、
ポジションをクロ-ズ(決済)するといった方法です。

 

ROCの計算方法

当日終値÷X日前の終値×100-100

計算方法は簡単で、過去の価格から見た現在の価格の値上がり(値下がり)率がROCになります。

具体的なROCの計算式は上記のとおりです

 

移動平均線とROC

移動平均線

参考:HYPER SBI

ROCの見方

前頁のチャート同様に0(100)ラインがあり、
ROCの強弱の分岐点が真ん中にある0(100)ラインとみると良いと思います。
(計算方法によっては、100(%)が分岐点になることもあります。)

簡単に言って0ラインが分岐点なので
そのラインを上に行った場合は上昇と予測し、逆は下落と予測するのです。

 

分岐点を100で表したチャート

ROCチャート

参考:http://fxandone.com

 

ROCを使ったトレードのポイント(中心線=0 or 100

  • 中心線を下から上に抜けた時に買い
  • 中心線を上から下に抜けた時に売り
  • 中心線から乖離した地点で反転したら買い・売り
  • 逆行現象が起きた時にトレンド転換

 

トレンドが終わりを告げるときには、
ROCがゼロまたは100に接近してくるときがあり、
この位置にあると新しいトレンドが読みにくいなど
エントリーポイントも分かりにくいため、難しいケースが多くあります。

個人的には、ROCでトレンドを確認しながら、
移動平均やボリンジャーなどとのテクニカルとの併用を推奨します。

 

ROCは相場の動向から逆行するときもあり、
相場転換のシグナル時などは確認するときに便利で
特に天井や底値からの推移があった場合には、結構参考になります。

 

ポンド円の移動平均線とROC

ポンド円の移動平均線とROC

ポンド円の移動平均線とROC

参考:HYPER SBI

 

売買タイミングと相場の勢いを測る!モメンタムとは?

モメンタム

モメンタムとは何か?

モメンタム(MOMENTAUMとは、
英語で速度、勢い、はずみという意味を持っています。

相場の世界においては、
市場の”勢い(強弱や反転の目安)を確認するためのテクニカル指標で
見方も設定の仕方も簡単です。

FXでは、売買のタイミングを把握する為と、
上昇相場の勢いが弱くなってきているのか、
下降相場の勢いが強くなってきているのかなどを判断する先行指標としても利用されています。

一般的には短期トレードに有効な場合が多いです。

FXチャート

参考:http://www.kabuciao.com/tech/oscillator/momen.html

 

上記のチャートでの白丸部分は、
100の基準線を上抜けているので、買いサインとみることができます。

また、黄丸は100の基準線を下抜けているので売りサインとなります。

ピンクのラインのモメンタムシグナルとは、モメンタムを過去数日で平均したラインですが、
青丸のようにオレンジのモメンタムラインが
モメンタムシグナルラインを100以上の水準で下抜ければ売り、
逆に100以下でモメンタムが、モメンタムシグナルを上抜ければ買いという判断ができるのです。

では設定した期間でどの様にモメンタムが算出されるのでしょうか。

その計算式はとてもシンプルです。

 

モメンタムの計算式

モメンタム=当日の終値-n日前の終値

(直近の終値-設定した期間分前の終値)

 

 

FX取引でのモメンタムの設定方法と有効な使い方

 

モメンタムの設定方法

モメンタムの設定は、たったひとつの数値だけ。

その数値で”期間”を設定すれば完了です。

 

例として1時間足でモメンタムの設定を6とした場合、
「直近の終値-6時間前の1時間足の終値」がモメンタムの数値になります。

このモメンタムの数式は、
現在の相場と過去の相場の差が相場の勢いを表す
という考え方をあらわしているのです。

今の相場が6時間前の相場より上がっていれば、
モメンタムの数値もプラスになり、上昇トレンドの可能性が高くなるのです。

今の相場が6時間前の相場より下がっていれば、
モメンタムの数値もマイナスになり、下降トレンドの可能性が高い。

 

上記の傾向を利用し、相場の勢いを図るのがモメンタムですが、
1分足、日足でみるかとかで設定期間は、個人的な好みもありますが、
スイングで数日から7日間程のポジション保有を前提にするのでしたら、
日足チャートでモメンタムの設定を5にするとちょうど5営業日となるので有効性が増します。

ディトレードでは、5分足のチャートで1時間ぐらいの保有を想定するのでしたら、
普段だいたい1時間以内の保有期間でトレードしているという事であれば、
モメンタムの期間を12に設定することで、現在の為替と1時間前の為替を基本にして
算出されたモメンタムを見ながらトレードするのがいいでしょう。

 

FXチャート

参考:http://www.fxciao.com/fx-technical/oscillator/946/

  • 100ラインを下から上に抜けたら買い
  • 100ラインを上から下に抜けた売り
  • 100ラインから乖離した所で買い・売り(売られ過ぎ・買われ過ぎ)
  • 逆行現象が起きた時に買い・売り

 

モメンタムの売りシグナルと買いシグナルのまとめ

  • モメンタムでトレンド判断する方法はとてもシンプル。
    中心の100より上であれば上昇トレンド、下であれば下降トレンド。
  • 売買のタイミングは100ラインとの乖離率を見る方法と、
    0ラインのクロスを見る方法のふたつがあります。
  • 100ラインよりも離れている場合は、売られ過ぎ・買われ過ぎのシグナルですので、
    逆張りの絶好のタイミングになります。
  • 100ラインを実線がゴールデンクロスすれば、
    上昇トレンドの始まりとして買いシグナルとなります。
  • 逆に100ラインをデッドクロスすれば、
    下降トレンドの始まりとして売りシグナルとなります。
  • 他のテクニカル指標と併用する事によって
    複数のテクニカル指標で同じシグナルが出ている場合のみエントリー。

 

ドル円の日足のチャート

ドル円の日足チャート

(参考:HYPER-SBI)

 

上記のチャートはドル円の日足のチャートですが、
スイングトレードでの参照ですが、サインは比較的に綺麗に見えます。

  • オレンジライン-モメンタムライン
  • ピンクライン-モメンタムシグナルライン

となります。

トレンドを予測する!マス・インデックスとは何か?

マス・インデックス

マス・インデックスとは何か?

マス・インデックスとは、
各期間の高値と安値の範囲を基本にして、
その収縮の推移からみてトレンド転換・反転トレンドを予測します。

指標線の膨らみ部分は、トレンドが反転する可能性を示すシグナルです。

 

9 日の指数移動平均式(EMA)を使用して、
ふくらみが買いと売りのシグナルのどちらかを判断するのです。

FXばかりではなくCFDでも利用されていますが、
マスインデックスとは、高値と安値から値動きの幅を調べて
トレンドの転換点を見つけるためのテクニカル指標のことです。

 

ドル円の日足と指数移動平均(EMA)ミックス

ドル円の日足と指数移動平均(EMA)ミックス

(参考:HYPER SBI)

 

簡単に言ってその差が大きくなればマス・インデックスが大きく、
小さくなれば、マス・インデックスは小さくなるというわけです。

マスインデックスの25を基準とし、MIが27を越えた後、
26.5を割り込んだときに、 逆張り(相場の流れに逆うこと)で売買することを示します。

この反転の兆しを示唆するマスインデックスの現象を
reversal bulge〈reversal; 反転bulge;一時的膨張〉と呼んでいます。

 

例えば、上記のようにマス・インデックスが27を越えた後、26.5を割り込んだ時、

  • それまでのトレンドが上昇トレンドだった場合リバーサルし、売りシグナルとなり、
  • それまでのトレンドが下降トレンドだった場合リバーサルし、買いシグナルとなります。

 

マス・インデックスの売買のポイント

  • リバーサル・バルジが観測された時に、
    移動平均線のトレンドが下落している時には買いシグナルを示します。
  • リバーサル・バルジが観測された時に、
    移動平均線のトレンドが上昇している時には売りシグナルを示します。

 

リバーサル・バルジとは?

期間設定25のマス・インデックスの数値が27以上に上昇し、
26,5以下に下がるフォームのことをリバーサル・バルジといいます。

これはトレンドの転換、価格の著しい変動の前ぶれを予知し、
マス・インデックスではとても大切な形を意味するのです。

このリバーサル・バルジは、
移動平均線(EMA)といっしょに見ることで
売買シグナルを見分け易くなります。

 

チャートから読み取ってみよう 

 インテルの株価チャート

参考:www.weblio.jp

 

上記のチャートは、インテルの株価チャートに
マスインデックスをミックスさせたものですが、ブルーの四角で囲んだ部分が、
インテルの株価の上昇とともにマスインデックスの値が上昇していることがわかります。

また、レッドの四角で囲んだ部分は、
インテルの株価の下降とともにマスインデックスの値が下降しているのが理解できます。

 

 

インテルの株価チャート

上記のチャートは、EUR/USDのチャートに
マスインデックスをプラスしたものですが参照してみてください。

レッドの四角で囲んだ部分では、価格は右肩上がりに推移して上昇トレンドにありますが、
マスインデックスでは右肩下がりに推移した後に右肩上がりに推移して、
価格とは異なった推移が見られます。

このようなケースでは、マスインデックスの値が転換した地点が
上昇トレンドにおける押し目買いのエントリーポイントになります。

グリーンの丸で囲んだ部分です。

 

マス・インデックスの注意点

注意点としては、市場関係者によるとマス・インデックスは、
トレンドを明確に示す機能は無いのでダマシが比較的多く見られて
ポイントが明確ではないのが弱点としてあることです。

推奨する時間足は最低30分足以上のチャートで利用するのが無難でしょう!

国外投資家による証券投資動向資料

世界各国の海外投資動向

2016年11月の米国大統領選挙でのトランプ勝利以降、
投資マネーの流れが激変していると言われていますが、
実際にはどの程度先進国の株式市場に流れ、
新興国市場(株式、債券とも)から流出しているのでしょうか?

具体的な数字で見てみないと納得できないじゃないかという訳で、
入手できる限りのデータをBBGから集めてみましたのでご参照ください。

 

先ずは2015年からの各国株式市場への国外投資家フローから(単位は全て100万ドルです)。

アメリカの証券投資同行

意外というべきか、米国への投資フローは、
2015年2月から2016年6月までずっとネット流出だった事がわかります。

日本の海外投資動向

欧州の海外投資動向

ブラジルの海外投資動向

南アフリカの海外投資動向

トルコの海外投資動向

インドの海外投資動向

韓国の海外投資動向

インドネシアの海外投資動向

フィリピンの海外投資動向

台湾の海外投資動向

タイ王国の海外投資動向

グラフから読み取れること

韓国や台湾といった株式市場は2016年は
投資マネーがかなり流入していたのですが、
さすがにここにきて息切れという形になっています。

ドゥテルテの虐殺政権になってから国際的な信用を失ったフィリピンは
2016年8月以降売り一辺倒、通貨安に見舞われて
インドネシアやマレーシアも厳しく売り込まれています。

タイは前国王崩御の影響で経済活動が停滞するとの懸念があるだけに無理からぬところです。

 

総括してみると世界中の投資家の資金が非常に敏感に移行しているのが理解できますが、
米国が昨年利上げを実施して2017年も年3回に分けての利上げの可能性を明言したことで
BRICSはじめ新興各国から資金が流失し始めております。

特に中国からの流失に歯止めがかかるか否かが焦点となってくるでしょう。

しかしながら、中国の投資家の多くが
ビットコインなどに資金を置き換えてきたりしているので、
世界の株式市場の動向と同様に中国の投資家動向も気になってきます。

ビットコインの出来高の舞台裏

ビットコインの出来高の舞台裏

ビットコインの短期のチャートを見ていると
不思議な動きをしているのを確認している投資家は少なくないと思いますが、
その秘密が下記の情報で理解できたのでご紹介いたしましょう。

下記は引用文となります。

 

ビットコイン短期チャート

参考:http://zai.diamond.jp/list/fxchart/detail?pair=XBTJPY&time=1d#charttop

 

ビットコイン取引最高、1115兆円超
9割が中国 
個人、海外に資産逃避

インターネット上の仮想通貨ビットコインの世界取引が拡大している。

円換算した11月の売買高は15兆円超と前月に比べ5割増え過去最高になった。

けん引役は中国で、全体の9割を占めた。

米大統領選後のドル高・人民元安を受けリスク回避の売買が膨らんだ。

取引規制の網をかいくぐり、個人が仮想通貨を使い資産を海外に移す動きも広がる。

ビットコイン取引量

中国には3つの大手取引所があり、
合計の取引シェアは世界の9割で、15年8月の元切り下げ以降に売買高が急増

元安への警戒感がビットコインへの資金移動に拍車をかけた。

元でビットコインを買い、それをドルなどの外貨に換え、
外貨の両替制限をくぐり抜けているという。

大手取引所の火幣は「11月は資産を海外に移すための取引が急増した」という。

 

火幣では1日の送金額の上限をドル換算で15万ドル強の200ビットコインに設定。

中国は個人の外貨両替を年5万ドルに制限するが、ビットコインは規制にかからない。

中国では海外へのマネー流出が続く。

中国の統計によると銀行を介した資金の出入りは
11月まで17カ月連続で資本流出が流入を上回った。

累計流出額は5千億ドルを超える。

中国の外貨準備は11月に前月比で700億ドル近く減少。

中国通貨当局は警戒を強めており、
ビットコインから元やドルへの換金を制限するなどの
規制強化を検討しているもようだ。

 

中国から資本が逃げる ドル高・人民元安の先に

10月1日の国慶節(建国記念日)。

重慶市の40代男性は家族で香港に飛び立った。

妻子をホテルのプールに残し、向かった先は
IFAと呼ばれる金融アドバイザーの事務所。

休暇を兼ね、外貨建て保険を購入するのが目的だった。

複数の保険を吟味し、大手AIAの保険に決めた。

年3万元(50万円)相当を積み立てていく。

「高利回りが見込めるため」と男性は語るが、もちろん別の狙いがある。

資産の海外移転だ。保険を買う形なので、
年間5万ドル(
590万円)という両替制限には該当しない。

銀聯カードで支払える手軽さも魅力だった。

 

人民元は2016年、ドルに対し6%強も値下がりした。

下落率は元切り下げがあった15年より大きい。

通貨当局は海外送金などの規制を断続的に打ち出したが、
思惑とは逆に市場の元安予想はかえって強まった。

「ドルの現金がなく、ご希望の額すべては両替できません」。

数千ドルの両替で銀行窓口にこのような対応を受ければ、
だれだって不安になるのは当然だ。

 

結果、中国である程度の資産を持つ層はいま、
様々な手段で資金を海外に逃がそうとしている。

ビットコインを使った流出も勢いを増している。

トランプ氏が米大統領選に勝利した2016年11月はドル高・元安が進む裏で、
ビットコインの取引が過去最高に膨らんだ。

うち9割を占めたのが中国だ。

 

「1日の送金上限は200ビットコインです」。

北京の大手ビットコイン取引所の担当者は事もなげに話す。

足元のビットコイン価格は790ドル前後。

15万ドルを超す金額をやすやすと移転できる計算だ。

「ハンドキャリーは有効」「地下銀行も健在」。

ネットでは流出ルートを探る記事も目につくようになった。

 

2016年12月、ドラや鐘が響く中で始まった香港と深圳の相互取引も振るわない。

深圳株の取引は1日あたり20億元ほど。

エアコン最大手の格力電器、東芝の白物家電買収で名をはせた
美的集団が名を連ねる割には寂しい数字だ。

「元安や資本流出への懸念がくすぶる中では手掛けにくい」。

香港のファンドマネジャーは話す。

 

場当たりな金融行政を繰り返す中国への不信感も強い。

15年の株バブルの崩壊以降、
当局は「国家隊」と呼ばれる政府系資金を動員して買い支えに奔走した。

上海総合指数が3000を上回ったところで落ち着くと、
今度は次なるバブルの抑制策に着手した。

不動産への投資規制を受け、資金が改めて株式に流れ込むのを恐れているのだ。

 

今は複数の保険会社がやり玉に挙がり、
特定銘柄の買い占めで株価をつり上げたなどと糾弾している。

相場を安定させることだけに気を取られ、
自由な株価形成のもとで銘柄選別や資金調達の場を提供するとの意識は失われている。

 

つい先日には国債先物が初めてストップ安をつけた。

中国は今、資本逃避に歯止めがかからなくなっている現実を
受け止める時期に差し掛かっている。

(出元-日本経済新聞社関連)

 

イーサリアムとは?

イーサリアム

イーサリアムは、ブロックチェーンを基盤とした
「プラットフォーム」の事を言います。

仮想通貨の1つであると勘違いされやすいのですが、それは違います。

イーサリアムプロジェクトという
新しい試みを実現しようとする計画・組織が存在していて、
その計画のために必要な技術として提供されている
アプリケーションやソフトウェアなどの
プラットフォームの総称のことを指しているのです。

イーサリアムプロジェクトで使用されている仮想通貨は
「イーサ(ETHR)」と呼ばれています。

ビットコイン以降の仮想通貨(アルトコイン)に多いのが、
このようにビットコインの技術に新たな技術を加えて
新たな価値を創造しようとするという形なのです。

 

イ―サリアムをもっと詳しく見てみよう

仮想通貨としてのイーサリアムの通貨単位はイーサ(Ether)です。

イーサはそれ以外にもユーザが独自に定義した契約(スマートコントラクト)・
財産を扱うことができる柔軟性の高い仮想通貨です。

 

また、契約はチューリング完全な言語により記述することができ、
中央機関なしに契約を自動執行できます。

ただし契約の執行には複雑さに応じたイーサーを支払う必要があり、
このイーサーはマイナーの収入となります。

 

スマートコントラクトとは何か?

イ―サリアムの目的であるスマートコントラクトというのは、
「賢い契約」とか、「自力執行権のある契約」などと訳されます。

端的に表すと、契約の条件確認や履行までを自動的に強制させられる仕組みということです。

 

イーサリアムでは、契約の記録も台帳で管理されるため、
ビットコインの技術の理解が基盤として必要になります。

(仮想通貨の代表格であるビットコインでは、
システムによって、通貨の取引履歴が書かれている台帳を
「P2P」という分散管理システム、
ブロックチェーン」と呼ばれる不正改ざん防止の仕組みで管理することで、
通貨としての信頼性を確保しています)

 

イーサリアムは、このビットコインの性質に加えて、
台帳に契約の情報も付与し、管理します。

ここで言う契約というのは「条件」の事を意味します。

 

例えばノートを1冊200円で購入するとして、
その際に、お店の店主がこんなことを言ったとします。

「3日以内にもう一回うちで買い物してくれたら次から半額にします!」。

イーサリアムのシステムを利用した売買だと、
はじめにノートを買った際に、
「3日以内に同じ店で買い物した場合は半額」という契約(条件)も
売買記録と一緒に付与することができるのです。

 

この記録は、P2Pという分散管理、
ブロックチェーンと呼ばれる不正改ざんを防止するシステムに守られているので、
店主側は絶対にこの約束を実行しなければいけません。

このようにシステム上の契約に盛り込まれている場合であれば、
買い物時に条件を満たしていれば勝手に半額になる仕組みにすることもできるが、
イーサリアムの目的であるスマートコントラクト
(契約の条件確認や履行までを自動的に強制させられる仕組み)の概念です。

 

そして、この契約も一緒に管理する」という部分が
ビットコインとの一番大きな違いであり、イーサリアムの一番の特徴になります。

イーサリアムでは、
この仕組みをもっと壮大なプロジェクトとして様々な取引に応用しようとしています。

イーサリアムのスマートコントラクトの概念を用いた
別のプロジェクト(THE DAO)も動いており、
今後この仕組がどのように社会を動かしていくのか、非常に興味が持たれています。

契約はチューリング完全な言語により記述することができ、
中央機関なしに契約を自動執行できるのですが、
契約の執行には複雑さに応じたイーサーを支払う必要があります。

このイーサーはマイナーの収入となります。

 

プログラムを動かす基盤として
ブロックチェーンが使えるとどうなるのか?

最初のブロックチェーンがビットコインで生まれたことから、
まず金融分野での使用が有力と見られていますが、
そうなると単に電子的なお金や株券譲渡にとどまらない柔軟性と拡張性を
手に入れることが可能となるのです。

ブロックチェーンは、単一障害点がないシステムです。

中央管理的なシステムは、データを管理するコンピューターが処理集中でダウンする、
ハッカー攻撃が集中する、内部者による不正が生じるといったリスクが生じます。

 

しかし、分散型元帳は永久的な電子記録媒体と言えます。

多数の参加者が元帳を分散して管理していけば、
その全てが同時に破壊されない限り、システムは動き続けます。

この特徴を利用して、土地登記への活用、婚姻届、出生届、公的年金記録等、
また、宝石、貴金属、ブランド品等の所有権者登録の手段など
確実な記録が可能ということでこれらの利用も見込まれています。

イーサリアムにおいては、
このようなことだけでなくさまざまなプログラムを記帳し、
それを指示通りに動かすためのプログラムや
分散型アプリケーションのプラットフォームとしての利用も考えられてきています。

分散型アプリケーションの一例(DApps)
プラットフォームhttp://dapps.ethercasts.com/

 

元来の中央処理型のコンピューターでは、
新たなプログラムを追加しようとすると追加投資や参加者間の調整が必要で
円滑に実現しないこともありますが、
ブロックチェーンを利用すると中央処理機構そのものが必要なくなります。

新しいプログラムを利用したい人だけが参加することで
システムは機能する事になるのですが、
一般的な家庭用PCでイーサリアムクライアントを使用するのはかなり厳しいかと思います。

 

対して一般企業ではブロックチェーンの使用構想の活発化が進んでおり、
このブロックチェーンの特徴を生かすことで、
各種の契約や一連の業務を自動的に実行する構想がイーサリアム上で次々と登場してきています。

最近では、IBMがモノのインターネット(IoT)に
ブロックチェーンを利用するプロジェクトをイーサリアムを利用して進めています。

この中のサムスンとの実験では家庭用洗濯機が洗剤残量を感知し、
自動的に報告すると共に、洗剤の発注書を自動作成し、
実際に発注してこれを受けた洗剤販売会社も自動的に洗剤を発送し、発送通知を行う。

そして、代金の決済まで自動的に行われます。

 

イーサリアム(ETHER)の価格

イーサリアムは2013年にプロジェクトとして発足し、
2014年に全世界からネット上での資金調達が行われました。

その時のイーサリアムは発行数が60,102,216 Eth(イーサ)で、
当時は1Ethあたり約26となっていました。

そして、2015年8月にイーサリアムは正式リリースされ、
その時の値段は1Ethあたり約120でした。

イーサ価格推移

イーサリアムはビットコインの次に時価総額が大きい仮想通貨で、
2016年4月のデータでは時価総額が約830億円でに上りました。

その時、ビットコインもまた約7,000億円と増加傾向にあり、
仮想通貨全体の時価総額は約8,640億円なので、
実に仮想通貨全体の時価総額の90%を
イーサリアムとビットコインで占めているということになります。

CoinGeckoでは、イーサリアムの中期的な推移
(1日、1週間、1ヶ月など)を見ることができるので、参考にしてみて下さい。

 

CoinGecko
>>https://www.coingecko.com/ja

 

イーサリアムETHEREUM/ETHERの購入の仕方

 

イーサリアム(EITHER)の取引所としては、
知名度及び取引量でPOLONIEXがNO.1と言われています。

POLONIEX
>>https://poloniex.com/

次いで、日本語対応可能なKRAKENがNO2と言われています。

KRAKEN
>>https://www.kraken.com/ja-jp

 

基本的に購入はビットコイン建てで行うのが一般的ですが、ドル建てでも購入が可能です。

購入の際の安全な方法としては、

1)ビットコインボックスbitflyerで円からビットコインへ両替する
2)上記のPoloniexやKrakenでイーサーリアムを購入する

という方法が推奨されています。

価格確認にはCryptowatchというサイトを使うのが良いでしょう。

 

イーサリアム取引所/日本円で購入できるところは?

2016年12月時点、
イーサリアムを日本円(ETH/JPY)で購入できる取引所は
COINCHECKのみとなります。

COINCHECK
>>https://coincheck.com/ja/

ここではビットコインとイーサリアム、
そして、イーサリアムから派生したTHE DAO(ザ・ダオ)という仮想通貨を
日本円で購入することが可能です。

他の取引所ではビットコイン経由での売買(BTC/ETH)になります。

ビットコイン経由でイーサリアムを購入できる取引所としては
BITFLYERが知られています。

BITFLYER
>>https://bitflyer.jp/ja/

 

BITFLYERはリクルート三菱UFJキャピタル
SBIホールディングスなどの大手企業が株主なので
取引所として安全性が高いというのが特長です。

高機能なチャート機能があり、トレードがしやすいということでも人気があります。

 

COINCHECKとBITFLYERのどちらを使うか?

・「日本国内において日本円でイ―サリアムを買いたい」
という場合にはCOINCHECKが利用しやすい

・FXのように「逆指値やIF注文などの多種多様な注文をしたい」
という場合にはBITFLYERを使うのが良い

上記は個人投資家の意見ですが、参考にされると良いと思います。

 

現在の注意点としては、取引所が破産したり、
ハッキングを受けたりした際の保証というものは
法律などの決まりがない状態だということです。

そのため「一つの取引所に大金を保有するのは危険」
だということは認識しておきましょう。

イーサリアムを取り扱う取引所は今後も増加傾向にあるため、
大金を保有するのであれば複数の取引所に分散させると良いでしょう。

 

イ―サリアムのマイニング(採掘)によって購入

イーサリアムはマイニング(採掘)をすることによっても購入ができます。

 

1)イ―サリアムクライアントを導入してマイニング

公式クライアントはGethですが、windowsPCでは使用が難解になります。
インストール方法の紹介は英語のみとなるため、使用ハードルは高めです。
(How to mine Ethereum on a windowsPC 6steps)

 

2)クラウドマイニングサービスを利用してマイニング

(Genesis Mining 日本語対応)

マイニングとは仮想通貨の新規発行を行い、その所有者になることを言い、
専用アプリを用いて分散処理に参加して
仮想通貨を精製する報酬で仮想通貨を受け取れる通貨流通システムの事を言います。

 

 

イーサリアムの購入方法は以上となります。

ご自身の取引スタイル等も考慮しながら、最適な購入方法を選ぶようにしましょう。

 

買われすぎ・売られすぎを判断する乖離度(乖離率)とは?

乖離率

乖離率とは何か?

FX取引における乖離率は、
買われ過ぎ・売られ過ぎを判断する指標です。

価格が移動平均線からどれだけ離れているかを数値化するものですが、
やがて移動平均線に誘導されるように元に戻るという考えに基づき
サインを出す特徴があります。

FX取引でも移動平均線だけで売買の判断を行うと、
価格が急変動した場合にトレンド転換の判断が遅れてしまうケースがあり、
移動平均乖離率はトレンド転換の判断の遅れの回避するために考案されました。

移動平均乖離率解説チャート

参考:https://www.fxbroadnet.com/tech18.jsp

 

価格が移動平均線と同じなら乖離率は0%となります。

価格が移動平均線よりも上にある場合を上方乖離といい、
乖離率はプラスの値をとり、
移動平均線から何%乖離しているかで
価格が下げに転じるかを材料とします。

一方、価格が移動平均線よりも下にある場合を下方乖離といい、
乖離率はマイナスの値をとり、
移動平均線から何%乖離しているかで
価格が上げに転じるかの材料となるのです。

 

乖離率の計算方法

乖離率=((当日の終値-移動平均値)÷移動平均値)×100

  • 価格が移動平均線から大きく上に離れると、
    乖離率もプラスに大きく変動する。=「売り」のサイン。
  • 価格が移動平均線から下に大きく離れて、
    乖離率がマイナスの大きな値をとる。=「買い」のサイン。

移動平均乖離率解説チャート

参考:https://www.fxbroadnet.com/tech18.jsp

 

チャート上の移動平均線の日数や相場によって異なりますが、
過去の乖離率が-3%~+3%の範囲で推移しているなら
乖離率が+3%付近で反転したら「売り」-3%付近で反転したら「買い」と判断します。

 

実際の取引例

乖離率解説チャート

参考:http://fxinspect.com/archives/10618

赤丸をつけた部分が実際の売買のトレードポイントです。

剥離インディケ―ターに目安となる線(上下の赤い点線ライン)を
過去の乖離率データに基本とした適性%で引いておき、
ラインを抜けて戻りかけた時に逆張りを仕掛けたものです。

戻りの角度が急角度程相場が逆転する確率が多くなります。

 

注意点:

BOX相場にあるように市場が穏やか過ぎて
価格と移動平均線並行して動く場合、
乖離が見られずに移動平均乖離率は同調してしまいます。

そういった状況では、移動平均乖離率はあまり有効ではありません。

但し、相場動向が活発時でも
ダイバージェンスが発生する時(RSIでチェックしやすい)があるので、
その時はトレンドの終わりとなるターニングポイントとなるため、注視しましょう。

為替サイクルを読み解くエリオット波動理論

エリオット波動理論

エリオット波動理論とは?

外国為替の世界にはあらかじめ決められたサイクルがあって、
その順序(チャートパターン)に基づいて繰り返すのではないか?

という内容が、19世紀のアメリカでラフル・ネルソン・エリオット氏が
株式相場の価格データーをとことん研究して作り上げた
「エリオット波動理論」です。

エリオット氏によると、
株式相場はめちゃくちゃに動いているようで
実は法則に従って同じようなパターンを
何度も何度も繰り返しているというのです。

相場では大衆心理が渦巻くからこそ
その結果としての株価の値動きには法則が生まれると説き、
エリオット氏は株価の上げ下げのことを「波動」と呼びました。

 

上げ相場パターン

エリオット波動解説

上記のエリオットは上げ相場のときの形成時のパターンですが、
相場が上昇パターンでアップトレンドを本当に作るのであれば、
上昇パターンは5つの波によって下降するケースは3つの波で形成されるというものです。

実際の相場動向においてどのように5つの波を見極めるか
(割り振ることが出来るか?)というと、
細かい動向は無視して大きな目でトレンドを確認する事がポイントとなります。

トレンドが発生したケースでは、
その5つの波を形成して上昇するケースが多いということです。

トレンドが形成した事が確認後(第1波発生確認後)に
第2波で同じ要領で継続するか否かの可能性を確認するのです。

タイプから言うと今で言うスイングトレード向きかもしれません。

 

下げ相場パターン

理論は上げ相場パターンと同じものになります。

エリオット波動下げ相場パターン

5つの波動によって確認されたトレンド形成後に
調整であるコレクティブ波動が起きることが多くあります。

上記のa,b,cのような戻りや押し目をコレクティブ波動と言いますが、
多数ある種類の中で覚えるべきものは下記に紹介する代表的な3つだけです。

経験から、分析しやすい(数えやすい)のは
一時間足、4時間足、日足がいいようです。

 

エリオット波動ジグザグパターン

エリオット波動フラットパターン

エリオット波動トライアングルパターン

上記のような3つの調整パターン、
即ちコレクティブ波動が終了すると
更なる大きい前の波動パターンとなりうるケースが多いです。

調整局面を判断するのは難しく上級者向けになりますが、
上記の3つの調整パターンは覚えておきましょう。

 

尚、データ的に確かなのは
トレンド形成時のⅠ-5の波の中で
第2波が第1波の幅の100%以上を引き返す動きはないということです。

通常第3波は動向幅が大きいのが特徴なので
トレンド発生確認のときに当てはめてみるのもいいでしょう。

途中で波動が崩れてしまうことも度々あるので注意しましょう。

 

実際のトレンド発生時の5つの波の引き方

エリオット波動チャート解説

参考:http://f-pedia.jp/elliott-wave-trend-trade-method/

上記のチャートではトレンド発生後に
小さめのa,b,cの調整を経てさらに上昇した例です。

 

基本的なエントリーポイント

  • 第1波と第3波の視点
  • 第3波構成中に第2波の落ちる始点を上抜けるポイント
  • 第5波の始点
  • 調整局面調整のc波の始点での逆張り

トレンドを強く感じる第3波でのエントリーが効果的に思えます。

CCI(商品チャネル指数)とは?

CCI(チャネル指数)

CCIとは(Commodity Channel Index)の略で
売られ過ぎや買われ過ぎを示す
オシレ-タ-系テクニカルチャートを言います。

商品チャネル指数とも言われ、
1980年にアメリカ人のドナルド・M・ランバートによって開発されました。

商品相場においてトレンド確認や
ターニングポイントを模索する用途で使用されていましたが、
現在はFXや株式の動向を判断する為にも使用されているトレンド系ツールです。

 

CCIチャートを読み取ってみよう

CCI解説チャート

参考:http://www.fxtrade-lab.com/

 

下段のチャートに表示しているテクニカルがCCIですが、
他のオシレーター系指標と違い、天井や底でも張り付かないのが特徴です。

CCIは50%とか-100%とパーセンテージで表現されます。
多くのオシレーター系はテクニカルの値に上限のパーセンテージが決まっていますが、CCIは上限が決まっていません。

そのため理論的にはいくらでも大きくなったり、
小さくなったりすることがあり得ます。

 

CCIの重要基準「±100%」という値

CCIでは100%を超えると買われすぎや売られすぎと判断されます。

しかし、超えたからと言って単に逆張りすると危険なところがあります。

なぜならCCIの値には天井や底がないので、
どこまで行くかは誰にも分からないからです。

 

CCI解説チャート

参考:http://www.fxtrade-lab.com/

上記のチャートでは、ダイバージェンス(赤のライン)も加味して
エントリーポイントに青の印をしています。

基本の取引サインだけのときと比べて、
ダマシが回避できているのが理解できます。

CCIが±100%を超えてきたら、
買われすぎ・売られすぎの圏内に入って来たということになります。

ただし、まだどこまで伸びるかは分からないので、
CCIが反転するのを待ちます

CCIが反転して、再び±100%に戻ってきて、
これを抜いてきたところがエントリーポイントということなのです。

 

そのままゼロを超えていったら、移動平均線でもサインが出て、
反対側の±100%を超えることができたら成功と言えます。

その時は、次の逆のサインが出たところで利益確定が出来れば完璧です。

但し、ダマシなどでうまくいかなかった場合は、
もう一度±100%に戻ってきたところで一旦決済した方がいいケースもあります。

 

エントリーポイントはどこ?

一般的には±100%を超えて、反転したのを見て、
もう一度±100%を逆に抜けてきたところが
エントリーポイントとされています。

CCIがゼロに来る時というのは、
移動平均線(青いライン)とローソク足が接している瞬間
なのが確認できるはずです。

 

CCIがゼロを抜けるよりも前の
±100%を抜けるタイミングがサインと説明しましたが、
いわゆる、移動平均線のトレンド発生よりも
早いタイミングでサインが出るということがポイントです。

こうしてサインを考えてみると、
実はCCIはオシレーター系と同時に
トレンド系の性格を持つテクニカルということが出来ます。

 

売買のサインをチェックしよう

買いのサイン

  • 100を下から上に抜けたら買い
  • -200から上方向に動いたら買い(逆張り)
  • 0より上昇して100を抜けた時
  • -100より上昇して0を抜けた時
  • -100より下降して反転後、上昇して-100を抜けた時
  • ダイバージェンスが発生した時

 

売りのサイン

  • -100を上から下に抜けたら売り
  • 200から下方向に動いたら売り(逆張り)
  • 0より下降して-100を通り抜けた時
  • 100より下降して0を通り抜けた時
  • 100より上昇して反転後、下降して100を通り抜けた時
  • ダイバージェンスが発生した時

 

CCIのダイバージェンス参考:http://sokusenryoku-fx.com/fx-chart/technical/trendline-cci/

 

上記のチャートでは、
上部の線で表したレジスタンスラインを上抜けたところで
CCIのダイバージェンスが発生しているのがわかります。

価格は直近のスイングハイを抜け、
さらにレジスタンスラインも上抜けたのにも関わらず、
CCIは高値を更新しません。

この現象をCCIのダイバージェンスと言います。

 

強気で攻めるなら
トレンドラインを割り込むポイントを成り行きで売り、
丁寧に行くならトレンドラインに戻ってくるところを売り、
ストップはレジスタンスラインよりも上に浅く置くのがポイントです。