自分に合ったスタイルとはどれなのか?
あなたのFXトレードはどれが適するのか、選択の参考にして下さい。
スキャルピング
短い時間で行う取引スタイルの事を言います。
一回の取引を、数秒から数分で行います。
ドル円で言えば数銭単位の取引で、差益が少なく、同時に損失も少ない、無難な取引とも言えるでしょう。
相場の動きがあまり解らなくても出来る上、決断力の早さ等が必要になってくるので、比較的若い人に向いています。
売られすぎや買われすぎ等を狙い、逆張りをするのが主流です。
デイトレード
デイトレードの特徴は、その日のうちに決済し、
ポジションを翌日に持ち越さないトレードスタイルの事を言います。
利幅は数十銭単位。ポジションを持っているのは数十分から数時間程度で、一日に複数回取引を行えます。
また、自動売買をセットしておくと数時間後にポジションチェックを行いながらの取引が出来る為、
サラリーマンの方にも可能な取引方法と言えます。
更にこの取引はその日のうちに決済する為、
誰でもさほどストレスを感じず行える取引スタイルで、
相場が何度となく上下動を繰り返し方向性が決まらない時などでは、
上限で売り、下限で買いを入れて欲張らずに取引出来れば、勝率が確実に上がる方法です。
スイングトレード
数日間ポジションを持ち続ける取引スタイルの事を言います。
トレンド(長期的に見られる一定の方向への、
相場の値動きの傾向)が発生してる時は、トレンドに沿ったポジションを取ります。
値幅はドル円で言えば数円単位で行う為、
デイトレードよりロスカットの幅は大きめになるため、取引額は小さめにすると良いでしょう。
この方法は一日に何度も取引をチェックする必要はありませんが、
相場の動きが気になって仕方無い方にはお勧めできません。
ポジショントレード
スイングトレードより、更に長くポジションを持つ取引スタイルです。
トレンドが、数週間、数ヶ月と長く続く状況の時に、トレンドに沿ったポジションを持ち続けます。
スワップトレード
スワップとは、二つの通貨の金利差の事を言います。
例えば、現在(2016年10月時点での金利に修正)日本円の金利は0.10%。
それに比べ、オーストラリアは1.5%。南アフリカにおいては7.0%もあります。
オーストラリア、もしくは南アフリカ等の通貨を買っておくと、円との金利差分の利益が、毎日が発生します。
けれど売りのポジションだと逆に、金利差分を毎日支払わなくては成りません。
スワップトレードとは、この金利差を使い利益を上げるトレード方法です。
外貨預金に近いもので、外貨預金と違う点は、
レバレッジによって少ない金額でも取引出来ますが、元本保証がありません。
取引方法は、通貨ペアの金利差の大きなものを買い、長期に渡ってポジションを持ち続けますが、
スワップは毎日変動するため、万一の場合を考え、損切は必ず入れておかなければなりません。
まとめ
このように、様々な取引スタイルがあります。
ライフスタイルに沿った、無理のないトレードを選択する事は、FX外国為替取引で利益を上げる為に大変重要です。
また同時に時間帯だけで無く、それぞれのトレードの特徴を踏まえ、
あなたが得意とするスタイルを選択し、利益を上げて下さい。
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