最近スンナリ勝つことがめっきり減りまして、
たまにはこんな勝ち方があっても
いいんじゃなかろうか・・・
そんな風に思っています。
↓ ↓ ↓
お付き合いの古い方はご存知かと思いますが、
僕は人生で合計6度の無一文を経験しています。
当ブログの上部に
「無一文物語」というタブがありますが、
過去6回すべての無一文転落時のハナシと、
そこから復活した際のお話を
シリーズでしていますので、
もし興味とお時間のある人は
よかったらご覧になってみてください。
▼ちなみに一回目です。
さて、こんな僕に対し、
「及川さんが無一文から復活したときの
メンタルの持ち方をぜひ聞かせて欲しい」
このようなリクエスト?を
かねてからよく頂戴して来ました。
正直参考になるかは分かりませんが、
今日はその辺のお話を少々・・・
「人生のピンチ」に陥った際、
世間の人がどうしているのかが
逆に分からないのですが、
とりあえず僕の場合は、
友人などとの付き合いは
すべてシャットアウトしました。
僕は元々友人が少ないほうなのですが、
「困ったときに誰かに頼る」という思考が
そもそも僕にはないんですよね。
なぜかと言いますと、
「どうせ誰も助けてなどくれない」
こういう考えが前提にあるからです。
それと、ひと言でいうと
「弱みを見せたくない」
という気持ちも強かったです。
ま、くだらない
プライドなのかも知れませんが。。。
僕の最後の無一文は41歳のときでした。
同級生のほとんどは
「守るべき家庭」を持ってるわけで、
仮に僕が『助けてくれ~』と懇願したところで、
特に経済的に手を差し出すなど難しいでしょ?
「言っても無駄」なことを
頼むこと自体が己の惨めさを増幅させるだけ、
僕はそう思っていました。
また「無一文真っただ中の僕」は
おそらく負のオーラもハンパじゃなかったはずで、
逆の立場だったら
そんな人間と会いたくなどないですよね?
だから・・・
誰とも会わないようにしたわけです。
よく「人脈」とか言いますけど、
僕はその手の話にも懐疑的でした。
例えばジョイントベンチャーにて
共同のビジネスを立ち上げるとして、
スキルの高い人は
同じくスキルの高い人としか組まない・・・
ここは明確にそう思っています。
共同ビジネスとは掛け算の世界でして、
仮に「10」のスキルがある人が、
「1」しかない僕と組んだところで、
10×1=10 の成果にしかなりません。
それを2で割った際、
分配する果実は
それぞれ「5」にとどまってしまいます。
「1」の僕には充分なメリットですが、
「10」のスキルがある人にとって
それはむしろマイナスなわけですよ。
よって無一文当時の
なおかつ突出したスキル、
言い換えれば「売り」のない僕にとって、
人脈などまったく意味を持たない・・・
このように考えていたわけです。
つまり僕は、
とにかく自力で出来ることをまずはやり切り、
他人様に一目置いてもらえる
『なんらかのスキル』を手に入れること、
すべてはそこからだ!
これしか方法はないと思っていました。
その意味で「トレード」は、
当時の僕にとって
もっとも適していた種目だったように思います。
ちなみに、
「メンタルの持ち方」という部分について、
僕が明確にこだわっていたのが
『尊厳』です。
人生6度の無一文のうち、
5度はカミさんと結婚したあとでした。
つまり僕はカミさんに、
5回も無一文を付き合わせてきたワケです(苦笑)
ただし、
その5度の無一文転落の際、
僕は一度でもカミさんに対し、
「働きに出てくれ」と言ったことはありません。
女の子はオトコに食わせてもらうべき生き物。
男は外でマンモス狩ってくるのが仕事の生き物。
まぁ今の時代じゃ
怒られてしまうくらい、
僕は明確なまでの「男尊女卑」思考なんです(汗)
そんな僕ですので、
過去の無一文転落時も
カミさんに対し、
『オレは経済担当だからよぉ、
必ずなんとかするからまぁ見とけ!』
死にたいくらいのヤセ我慢でしたが、
逆にここを崩してしまっては、
もはや僕の存在意義などない、、、
そう思っていました。
よく「命の次に大事なお金」
なぁんて言いますけど、
僕にとっては
『命よりも大事なのが尊厳』だったわけです。
あくまで例えば・・・ですが、
仮に将来中国や朝鮮半島が
日本を侵略しにやってきたとして、
僕はその軍門に下るくらいなら、
何百発殴られようとも、
殺されるまでヤツらに抵抗するでしょう。
理由はカンタン、
尊厳を失うくらいなら死んだほうがマシ
だからです。
僕はプライドが無駄に高いことが原因で
何度も失敗してきましたが、
けどプライドがあったことで、
無一文からその都度復活出来たのも事実です。
最近、某国会議員の不倫釈明会見から、
「一線を越える越えない」ってなフレーズが
流行していますが、
僕はこの「一線」というモノを
自分自身に明確に引いておくことが
重要ではないかと思います。
友人に惨めな姿をサラすくらいなら
死んだほうがマシだ!
カミさんを勤めに出さなきゃならぬくらいなら
死んで生命保険金で守ったるわ!
・・・これが僕の「一線」なのです。
ここは無一文からの復活とは別ですが、
例えば、
金持ちになりたい!
けど休日は家族サービスね♪
成功とやらをしてみたい!
けどその前に彼女とデートね♪
トレードで勝てるようになりたい!
けど今日のところはドラクエ攻略が先ね♪
「成し遂げられない自分が許せない」
そう思っている人は、
上記のような感覚は「ゼロ」だと思いますよ。
少なくとも僕はそうでした。
ちなみに、もし最近
僕のブログを見てくれるようになった人には
ぜひ一度読んで欲しい過去記事があります。
それがコレ↓
名作映画「ショーシャンクの空に」から
トレードで勝ち残るために必要なメンタルについて
テーマにしたお話です。
よかったらぜひ。
ときどき、
「アンタはすでに上手くいっているから
そんな綺麗ごとが言えるんじゃねーの?!」
このように言われることがあります。
本当にそうかなぁ・・・って
僕は思っています。
この先もう一度や二度、
無一文に転落することがあっても
僕はおそらく、いや絶対に
復活出来ると信じています。
なぜなら僕にはそれを出来ない自分を
絶対に許すことが出来ない、
自分自身に対する『尊厳』を持っているからです。
ただしその際、
再び僕は友人をシャットアウトし、
休日などという概念をすべて消し去り、
「出来るようになるまでやり続ける!」
このような日々となることでしょう。
娯楽も憩いも雑念も一切捨て去り、
ただただ『復活することだけ』を目指す、
なぜなら過去もすべて
そうやって復活してきたからですね。
もし、、、
何をやってももうどうにもならない・・・
そう絶望する日が来たとしたら、
おそらくそれが
僕の人生の終わるときじゃないかなって、
そんな風に思っているんです。
今年で52歳になる僕ですが、
僕が生きてる限り「僕の尊厳」も生き続けます。
あなたが僕より若かろうが
僕より年長であろうが、
そんなモンは一切関係ありません。
あなたに「尊厳」がある限り、
あなたは何度でも復活出来ます。
なんならもう一度、
「死ぬ気」でやってみましょうか。
大丈夫、案外死にませんから♪
・・・と、
以上が無一文から復活した際に、
僕がこだわっていたメンタルについてのお話でした。
少しでも参考になる箇所があれば幸いですが、
正直、共感してもらえる自信はないですね(苦笑)
追伸:
大事なことがひとつ抜け落ちていました。
それは「運」です。
僕は崖っぷちに追い込まれた際、
いつも実力以上の『強烈なまでの幸運』に
何度も救われて来たものでした。
もしかしたら、、、ですが、
実は「幸運」ってやつも
研ぎ澄まされた思考や行動に対し、
セットでついてくる、
つまり、
『自ら引き寄せることが可能なモノ』
なのかも知れませんね。
どうも先生。
こないだ恥ずかしい過去&負のオーラ満開な内容を書いた人付き合い0のヨマです。
「とりあえず僕の場合は、
友人などとの付き合いは
すべてシャットアウトしました。」
「とにかく自力で出来ることをまずはやり切り、
他人様に一目置いてもらえる
『なんらかのスキル』を手に入れること、
すべてはそこからだ!」
って
なんだよ先生!同じじゃんか!
人付き合いしないといけない風な感じで言われたのに。
まぁネットでは先生に頼りましたが、、、
会った事のない人には頼れるけど(市役所とか)
アルバイトもしてますが、、
そういうとこが中途半端なのかもしれないですね。
「何をやってももうどうにもならない・・・
そう絶望する日が来たとしたら
おそらくそれが
僕の人生の終わるときじゃないかなって、
そんな風に思っているんです」
正直終わりに近いものを感じてました。
職場でなんら大した仕事もしてないのに給料もらえるのもなんだか屈辱的なんです。
がもうちょっと光明を探してみます。
ありがとうございました。
ヨマ様
コメントありがとうございます。
あ、過去記事も読んでくださっているのですね。
ありがとうございます。
>なんだよ先生!同じじゃんか!
人付き合いしないといけない風な感じで言われたのに。
↑僕も長年人付き合いはまるで苦手でしたよ。
特にくすぶっている時期は意図的に誰とも会わないようにしていました。
とにかく、なんらか少しでも世間で認めてもらえるようなモノが出来るまで
誰とも会いたくなかったわけです。
>もうちょっと光明を探してみます。
↑僕から言えることは現時点ではないかも知れませんが
陰ながら応援はしたいと思っています。
また気が向いたらメッセージをお寄せください。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
及川師匠
この記事で自分の甘さを痛感致しました汗
自分には尊厳もなかったようです。
師匠に近づけるよう精進いたします!
シンイチ様
コメントありがとうございます。
>この記事で自分の甘さを痛感致しました汗
自分には尊厳もなかったようです。
↑いえいえ、
「書く」だけならなんとでも良いように書けますので
その辺は割り引いてご覧ください^^;;
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。