今回は、NZD特集ということで基本情報を認識いたしましょう!
ニュージーランドの基本情報
ニュージーランドはラグビーでは世界的にも最強軍団の一角として有名で、年間を通じて温暖な国です。
日本の投資家の間では、対ドル(NZDUSD)より、
対円(NZDJPY)の通貨ペアで取引される方々が圧倒的に多いとは思います。
直近では、2016年8月に政策金利を利下げして2.0%としております。
より親密感を感じるために今までのレートの推移やイメージをご紹介いたしましょう。
ニュージーランドのレート推移とイメージ
- NZDはマーケットでキーウィと呼ばれていて、ニュージーランドの通貨です。
首都は世界のFX市場の日付が変わって最初に始まる都市でウエリントンです。
人口は410万人弱で国土は日本の4分の3ぐらいと小さな国です。 - 金利は、最初に申し上げましたが、2016年10月現在2.0%で主要通貨に対して
オセアニア地域兄弟のオーストラリアドルと似た動きをして中国の動向にも左右されるなどの傾向があります。 - 尚、格付評価もAAAと高評価です。
さらに独立前は英国の植民地で自然保護や環境問題を大切にして地球温暖化問題にも真剣に取り組み、
雄大な自然を背景に映画のロケ地としても人気があります。 - 国策として何故に高金利を維持しているかというと貿易、経済規模ともに小さく、
金利を高めにして海外からの投資資金を集めているわけです。 - 産業としては、特記するものはなくて自国製品がかなり少ないが、
あえて言えば羊とキ-ウィの国で羊毛製品や食肉としての輸出額はそれなりにあるといいます。 - 移民(特に中国人)も多いのですが、イメージよりも治安は安心できずに街によって異なるのだが、
夜の街は麻薬や窃盗など結構怖いらしい。
移民に近場のサモアやフィージーより中国人が多いのは、
しばらく前に香港返還時にこの国とオーストラリアに相当数が安住の地を求めて移住したことも原因です。
ここ数年のNZDJPY,NZDUSDの値動き
出典:http://zai.diamond.jp/list/fxchart/detail
NZDのリミット
- NZDUSDを買う取引において金利が他の主要国通貨に比べてがスワップ金利が高い。
- 投資資金が少額で済む。
NZDのデメリット
- 取引をするプレーヤーが値動きが少ないので値動きが荒く激しい。
- 最近では良くなったが、主要国通貨に比べると圧倒的に情報が少ない。
- NZD売りから、ポジションを建てにくい(金利が原因)。
NZDの政策金利発表
- ニュージーランドの政策金利発表は年に8回(1月、3月、4月、6月、7月、9月、10月、12月)行われるが、
中央銀行であるRBNZによって発表される。通常は、夏時間6:45、冬時間7:45です。 - 発表時はおおよそ事前予想通りになることが多いようだが、
サプライズやコメントが予想と剥離した場合には、大きな動きを見せるので注意したい。 - 過去には(2007年7月-2008年6月)政策金利が8.25%だったこともあるが、そこをピークに金利を下げている。
- 2016年8月利下げから、2.0%から金利を変更していませんが、
前回のコメントでもまだ緩和余地があることを言っていることから、
NZDJPY,NZDの中期なロングポジションには、注意しましょう。
ドル円が、明らかに上にトレンドが出てくる場合の短期ロングでしたら、
ストップを必ず入れるように気をつけて取引いたしましょう。
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