第3回 ポンドドル・ポンド円の特徴

全7回に渡って主な通貨ペアの特徴を紹介していくシリーズ。
今回は、ポンドドル・ポンド円です。

前回の「第2回 ユーロドル・ユーロ円の特徴」はこちら

 

イギリス

イギリスは国土24万平方キロメートルと日本の約2/3の国土で
人口も6000万人程と(意外と?)日本より小さな国です。

首都はロンドンで、FX市場としては大きなマーケットの1つです。

EU加盟国であるため、EUの影響力が大きいのも特徴です。

 

ポンドの歴史

かつてのポンドは世界の基軸通貨でしたが、
第二次世界大戦以後国力の衰退によりドルにその座を明け渡しました。

現在、イギリスは欧州連合に参加しているものの
ユーロには参加せず、自国のポンドを保っています。
また中東のオイルマネー等も集まり、
市場の流通は世界4位と、取引の多い市場となっています。

ポンドはかつて豪ドルに並ぶ程の高金利通貨でしたが
現在は見る影も無く、0.5%と低金利の通貨となってしまいました。

しかしイギリスは経済状況に応じて、
短期間に金融政策の方針を変更する、ストップアンドゴー政策を採用しており、
今後の政策次第では高金利になる事は十分考えられます。

一概には言えませんが、インフレリスクが高まる時、ポンドが高金利になる可能性があるという事です。

 

ポンドの変動要因

ポンドが上昇する要因と考えられるのは、
政策金利の引き上げや、北海油田価格の上昇等です。

また、下落の要因と考えられるのは、国内総生産量指標の悪化やテロ。

そして中東のオイルマネーが集まる市場故に、中東情勢の悪化などが上げられます。

更にアイルランドに非常に多額な投資を行っている為、
アイルランド問題が悪化すると、ポンド売りに繋がります。

中央銀行、BOE政策決定会合等の議事録や北海油田の値動き、
また中東、アイルランド情勢などに注目すべきでしょう。

 

ポンドドルの売買戦略とは?

ポンドドルはスプレッド幅も狭く、価格の上下が激しい為、
スキャルピングやデイトレードなど、短期の売買を行う場合は比較的扱いやすい通貨ペアです。

但し、上下幅が非常に大きいので大きな含み損になり得るので注意が必要です。
トレンドには逆らって逆張りしたらそのまま莫大な含み損になるということも十分考えられます。
大きなトレンドには逆らわないように、注意するようにしましょう。

市場の動く時間帯としては、東京市場の終わった午後4時前後と、
NY市場の始まる午後9時前後が狙い目でしょう。

 

ポンド円の売買戦略は?

ポンドドルが、経済指標など好材料によって上昇した際、
ポンド円はそれに釣られて大きく上昇する傾向が見られます。

例えば、ポンドの金利引き上げなどの上昇要因が出た時、
ポンド円はポンドドルより余程速いスピードで、大きく上昇します。

そのようなチャンスを掴まえられれば、短時間で大きく利益が出せる相場となるでしょう。

 

まとめ

ポンドのあれこれ如何でしたでしょうか。

ポンドは、値動きが大きい為初心者にとっては難しい相場ですが、
日頃値の動き方を研究し、上昇要因や下落要因が出た時には、
素早くトレンドに従ってポジションを持つ事で、短時間で大きな利益産み出す魅力的な通貨と言えます。

但し、変動幅が大きいので、適切なレバレッジでリスク管理を怠らないようにして下さい。

次回はオーストラリアについてレポートします。

「第4回 豪ドル円の特徴と戦略」はこちら

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