P&Fは非時系列テクニカル指標の一つです。
これは海外で使われている最も代表的な不規則時系列分析で、
株式市場・FX市場では1990年代頃から
ローソク足同様にトレーダーたちは参考にされているものです。
一般的にチャートは横に時系列に沿って取りますが、
ポイントアンドフィギア(P&F)は
ある一定の価格の変動があって始めてチャート上にポイントを書き込みます。
値動きが大人しく数日変化しない時などには、あまり有効ではありません。
具体的には、日々のデータを基本にして
数年間の値動きを単純化して表現することで
比較的中長期なデータをもとにトレンドを見るために使用されます。
基本的には順張りのトレンド手法で少し短めのスイングトレードにも参照されます。
ポイント&フィギュアの価格・枠数の決め方
ポイント&フィギア(P&F)は1枠をいくらにするか、
何枠で転換させるかといったところが問題となりますが、
1枠を1円、3枠転換を用いたり、
仮に1枠を20銭とすれ1枠が大きくなれば転換が少なくなります。
こうしたことを考えて、1枠をいくらにするかは個人の判断することになるのです。
1枠に関しては価格に対する比率で決めることもあります。
この場合、大体2~3%程度が1枠として適当ではないかと思われます。
例えば、1枠は2円程度ということにすると長期チャートになりますが、
その時の動きが荒っぽい動きをしているのか、
比較的落ち着いた動きをしているのかで変更することも出来ます。
また、転換に関しては主要な海外市場での伝統的な手法は1枠転換ですが、
日本では最近には3枠転換が多用されていますが、
その時の相場の動きによって変化させることも必要になります。
FX取引おいての有効値(参考)
▶︎短時間のトレードの場合
1枠10銭(10ポイント)、4枠転換(40ポイント)
▶︎スイングトレードの場合
1枠50銭(50ポイント)、4枠転換(200ポイント)
ポイント&フィギア(P&F)においては
1枠の大きさと転換のルールの適切さが非常に重要となっていますが、
個人的に最適化の物を模索するために
事前にシュミレーションをする事が成績向上のための徹底策となり得るでしょう!
○と×だけで表現されているため、買ったら良いのか売ったら良いのかがすぐに分かりやすく、
FXポイント&フィギュアの概念には出来高と時間軸は含まれず、使うものは価格のみです。
価格のみでトレンドを見るのです。
参考:http://fxtrend.jp/column-trend-p&f.html
ダブルトップ型 トリプルボトム型
よろしくお願いします。