オシレーター系のテクニカルで
RSI同様に知られているのが「ストキャスティクス」です。
参考:http://www.cms-forex.com/technical/stochastics.html
ストキャスティクスの計算方法
%K =(当日の終値-5日間の最安値)÷(5日間の最高値-5日間の最安値)× 100
この計算式を用いて5日目の%K、6日目の%K、7日目の%Kというように、
1日ずつ日付をずらしながら移動平均化したものが%Dです。
ストキャスティクスは、%Kと%Dの2つの数字から成っています。
ストキャスティクスの分析方法
ストキャスティクスの分析方法として、下記の2つが使われます。
・ファスト・ストキャスティクス=%Kと%Dを使って分析。
(動きが激しくサインは出やすいがダマシが出やすい)
・スロー・ストキャスティクス=%Dと%SDを使って分析。
(激しい動きが平滑化され安定的)
ストキャスティクスの判断基準
ストキャスティクスで基準になるのは20%や80%とされていて、
20%を下回れば売られすぎ、80%を上回れば買われすぎとのサインとなるが、
この%Dを、その移動平均線である%SDを使って分析するのが、
ストキャスティクスの特徴となります。
移動平均線を見るとゴールデンクロスとかデッドクロスが確認できますが、
例として%SDを%Dが上から下に抜くデッドクロスが起こったとすると
%Dが下に加速するサインとなるので、
売りでエントリーをしてみようというシグナルになります。
%Dの水準、%Dと%SDのクロス、
ダイバージェンスという3つのサイン
緑のラインが%Dで、赤の点線が%SD!
参考:http://www.fxtrade-lab.com/10751
ストキャスティクスの弱点
ストキャスの弱点としては、RSI同様にトレンドに弱く、
強いトレンドが継続すると上下に張り付いて参考にはならないということです。
- ストキャスティクスは過去の分析期間の高値に近づいたら買われすぎ、
安値に近づいたら売られすぎと判断する指標なのでトレンド継続中は効果がありません。 - 価格が上がっているのに、%Dが下がっているという状態で
ダイバージェンスも確認することができますが、トレンドの終わり可能性を示すのです。
ストキャスの種類
ファストストキャス
スローストキャス
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