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第6回 スイスフランの特徴

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スイス

スイスはベルンに首都を置く、
国土4万平方キロメートルと日本の九州ほどの面積の国です。

人口は800万人ほどです。

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政策金利は0%ですので、低金利国と言えます。

 

スイスフランの特徴

スイスフラン(CHF)はスイスと、
スイスの東にあるリヒテンシュタイン公国で使われている通貨です。

小さい国ですが、ユーロ、イギリスポンドに次いで取引量の多い通貨です。

資源国では無いので、資源の値動きに影響を受けにくく、また金融管理の高い信頼性、永世中立国である事。

国民生活が安定している事などの理由で、有事の際避難通貨として買われています。

近年の欧州の債務問題、またアメリカの金融不安や緩和政策等で、
ますますスイスフランが買われ、諸問題が解決しない限りこの傾向は続くものと思われます。

低金利通貨

スイスフランは日本同様の、低金利通貨です。
その為日本ではあまり人気がありません。
円同様、高い金利の通貨と組み合わせ、キャリートレードとして使われています。
キャリートレードとは、低金利の通貨で高金利の通貨を買い、金利差で儲けを出す手法です。

スイスフランの売買戦略

欧州の債務問題等により、スイスフランはこれ迄以上に買われている為、
時にはスイス中央銀行(SNB)による「売り」介入が入ります。

しかし一時的なもので、結局は元の流れに戻る為、大
きな変化が起こるのは、アメリカの金融緩和政策の解除。

欧州債務問題の解決等、政治的な不安が取り除かれた時と言えます。

しかし一時的とはいえ、介入時には値動きが起こるので、
スイス中央銀行等の発表等にアンテナを張って、
介入時の情報を出来るだけ仕入れておく事が肝心です。

また、ドルスイスはドル円とよく似た動きをし、長期トレンドが出来やすい傾向に有ります。

けれど日本同様貿易が主流の国ですから、
スイスフランの高騰時にはスイス中央銀行の介入が入ると思っていいでしょう。

高騰時を狙い、「売り」で入るのも一つの方法ですが、
対ドルで、有事のキャリートレードの流れに乗るのが一番やりやすいと思います。

経済リスクが高まると、円・フランは買われるというのを頭に入れておきましょう。

一目均衡表

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一目均衡表(いちもくきんこうひょう)通称「ICHIMOKU」は
ローソク足と並んで世界的に普及している日本生まれのテクニカル指標です。

相場のバランスを一目で把握しようというもので、
相場の先導役を務める「先行スパン」があるのが特徴です。
基本的には「日足」で使います。

一目均衡表の成り立ち

基準線    過去26日間の最高値と最安値の平均値
転換線    過去9日間の最高値と最安値の平均値
先行スパン1    基準線と転換線の中間値を26日先に記入
先行スパン2    52日間の最高値と最安値の平均値を26日先に記入
遅行スパン    当日の終値を26日前に記入
雲    先行スパン1と先行スパン2の間の面積

基本線と転換線の見方

相場の方向性は基準線が示しています。基準線は過去の平均値で重要な線です。
基準線の向きがトレンドを形成します。
転換線は最近のトレンドを示しています。

基準線よりも転換線のほうが上にある時が上昇トレンド。
下にあるときは下降トレンドです。

ポイントは、基準線と転換線がクロスする時です。
どちらかの勢いが強く、逆転する時、トレンドが形成されています。

転換線が基準線を下から上に抜くと、買い。(ゴールデンクロス)
転換線が基準線を上から下に抜くと売り。(デッドクロス)

また、もみ合い(レンジ)相場の時は頻繁に逆転する為、騙しが多くなります。
実勢レートが基本線の上にある時を強気相場。
下にある時は弱気相場と見る事も出来ます。

先行スパン(雲)の見方

先行スパン1と先行スパン2との間にある面積が「雲」です。
先行スパンは長期と短期の値動の差を比較して平均したもので、細かな動きをしますが、
先行スパン2の方は、二ヶ月前のレベルを一ヶ月先に示すので、なだらかな動きに成ります。

雲は抵抗帯を意味し、トレンドが変わる時は雲を突き抜けるような動きをします。

相場の特徴の見つけ方

ローソク足が雲の上では強気相場。
雲の上限は先行スパン1。
下限が先行スパン2。

逆にローソク足が雲の下の時は弱気相場。
雲の上限が先行スパン2
下限が先行スパン1。

1.ローソク足がこの雲より上にいる間は持ち続けても大丈夫
下にあるときはまだ下がる可能性があると判断。

2.ローソク足が雲に突入した時に、雲を下から上に突破したら上昇サイン。
雲を上から下に突き抜けたら下落のサイン。

雲のねじれ付近では、実勢レートに波乱が生じる事が多い。

 

遅行スパンの見方

遅行スパンは、26日前の株価と当日の株価を単純に比較したものです。

遅行スパンが26日前のローソク足を、下から上に突き抜けた時が買いシグナル。
上から下に突き抜けたら売りシグナル。

雲と同様に、遅行スパンが実線の上だと強気相場。
実線の下だと弱気相場と見ます。

 

まとめ

一目均衡表では

1.転換線が基準線を上抜けている。
2.ローソク足が雲を上抜けている。
3.遅行線がローソク足を上抜けている。

これを「三役好転」と言い、買いサイン。
この逆を売りサインと見ます。