ビットコインVS金相場

ビットコインと金

ビットコインの相場の動向があまりにも激しいので色々と調べてみたら、
面白い事実がわかりましたのでのご紹介いたします。

ゴールドに対する価格動向をみたら実に凄い内容なのです。

 

 

ビットコインの対ドル相場の推移

先ずは平凡にビットコインの対ドル相場の推移を見てみましょう。

ビットコイン対ドル推移

ビットコイン価格は、なんとも凄い動きをしておりますが、
2013年初頭はほとんど0であったものが
その年の年末には1200ドルに迫るような勢いで上昇!

確かその時に中国政府が強硬な規制をかけて暴落した結果があります。

 

「中国の中央銀行は2013年12月初め、
Bitcoinは中国では法的に保護されておらず、
金融機関によるBitcoinの使用を禁止・・・
既存のマネーロンダリング(資金洗浄)法を修正して、
Bitcoinをより規制できる新たな法制定を検討していると報じた。」

 

その後マウントゴックスの破たんのゴタゴタもあり
200ドルを割り込む不遇の時間を過ごした後、2015年から再び上昇。

米大統領選後から時代のパラダイム変化を感じ取ったのかほぼ垂直の上げ、
そして年が明けて300ドル規模の下落と半値戻しとめまぐるしい動きだったのが理解できます。

 

ゴールドの対ドル価格とビットコインの対ドル価格

ここからが本番で、ゴールドの対ドル価格を
ビットコインの対ドル価格で割ったものを計算してチャートにしてみました。

先ずは、単に記録が取れるところまで遡ったという意味で
2010年8月から2013年末までの期間をみると下のようになります。

金とビットコイン

2010年9月には1オンスあたり20,000ビットコイン以上必要だったのが
2013年末にはほぼ1オンスあたり1.6ビットコインで買えてしまうなんて!!

あまりに変動が大きいので
対数目盛りにしないとチャートの体をなさないほどのデータになるのです。

 

しかしながら、2013年以前なんて
ビットコインの流通量は確かスズメの涙ほどでしたでしょうし、
市場を形成する以前の話だと思うので
上のチャートは余興として見ていただいてもいいのですが、
価格動向を理解する上で参照しておいてください。

事実として20,000の価値があったものが1.6へ…
通貨ペアの中ではこんな極端な動きをしているものは見当たりません。

 

*そして下記のチャートが、本題の2013年末からの相場です。

金とビットコイン

2014年の金価格の上昇は対ビットコイン相場にも反映されていますね。

その後の金の下落も良く出ています。これなら相場として成立しそうですね。

トレンドの循環もかなりきれいに出ていますので
この兆候を見ると為替をよりも儲かる可能性は大きいかもしれません。

 

ビットコインのこれから

政府による管理が絶対条件ではないことを考慮してみても、
ビットコインが通貨として普及しても不思議ではないはずで
ビットコインが金本位制に近い存在だとすると、
今後、金(ゴールド)と同じような値動きが
長く続く可能性
があるのではないかという事実が見えてきたということです。

金

金の歴史

金は、昔から繁栄と富の象徴としてやたら長い歴史を誇り、
商取引・貿易取引などに世界各地で使用されてきました。

主な原産地及び生産地は、中国、オーストラリア、アメリカ、ロシア、南アフリカで
日本でもいくつか有名な金鉱山があったことは周知のとおりです。

歴史としては、
紀元前1,300年代(ツタンカーメン王の時代)に作られたのが最初と言われていますが、
古くは紀元前6,000年ごろから、装飾品として愛好されていたという説もあります。

エジプトの遺跡等でも有名でファラオの時代から重宝されていて、
インカ帝国を支えていたのも金であったと言われています。

 

ゴールド・ラッシュ

1850年頃。アメリカ・カリフォルニアにおいて
一攫千金を目指す安い賃金の山師たちが、金でサクセスストーリーを得たのは有名な話です。

そのような話以外にも、同様な金物語が世界各地にあったようです。

 

金の位置付け

金は、最近ではダイヤと並んで
工業用技術・加工部門または芸術作品制作素材等にも大いに利用されてはいますが、
ほとんどは宝飾品や通貨安においての投資ターゲットとして認識されています。

金は、素材としては柔らかくて加工しやすく、
専門的に周期表では79番で銀や銅が同族にあります。

ファラオの遺跡でもおわかりのように、その耐腐食性は高いのですが、
何といってもその黄金の輝きが人々の心を惹きつけているのです。

 

金本位制

1816年に英国が「ソブリン通貨」という世界初の無制限通貨を発行しました。

これにより英国発の金本位制が始まり、欧州を中心に世界主要国に普及しましたが、
世界恐慌を経てフランスがこの制度から脱退したことを機に1937年に終結しました。
(ブレトンウッズへの移行)

NY金(ゴールド)ロングチャート

NY金(ゴールド)ロングチャート

参考:http://www.commodity.co.jp/lineup/gold/gold_long_chart.html

 1971年、米国大統領ニクソンが金と通貨の交換禁止令を発して、
通貨の固定相場から、大々的に変動相場制への移行となりました。

 

金融先物取引(金先物)とは?

金融先物という言葉は、国際的のも株式や債券、金利、通貨などの金融商品を意味します。

先物取引は、元来、穀物等の商品取引で発展を遂げてきましたが、
これを金融商品に適用させたのが金融先物取引と言います。

そこで金先物取引は、日本では商品先物との認識において
TOCM(東京商品取引所)で経産省、農水省管轄のもとで取引されています。(東京金という)

東京金(ゴールド)ロングチャート

東京金(ゴールド)ロングチャート

 参考:http://www.commodity.co.jp/lineup/gold/gold_long_chart.html

 

NY金とは?

NY金は、米国において世界の金相場(金価格)の代表的な指標として
市場関係者には注視されています。

ニューヨークのCMEグループの
NYMEX(ニューヨーク商業取引所)の部門の中の
COMEXで取引される金先物指標の事を「NY金」と呼んでいて
FX関連のトレーダーもこの数値を重視しております。

もちろん、価格動向は東京金とリンクしています。

上記のCMEグループとは、シカゴにある世界最大の先物取引所のグループということで
CMEはシカゴ商業取引所(Chicago Mercantile Exchange)の略称です。

為替ドル円とNY金の推移

為替ドル円とNY金の推移

参考:http://lets-gold.net/market/chart2_menu.php

 

基本的または歴史上認識でも逆相関関係にある米ドルとNY金は、
直近までのデータにおいては、
上記のチャートのように逆相感性が若干ではあるが強く推移しているようです。

しかしながら、2014年11月あたりから正相関の関係に転換していた時期もあり、
共に上昇してきた事実があります。

ドルと金が正相関する現象は、特におかしいものでもなく、
数カ月継続する場合も観測されています。

特にギリシャ問題に伴うリスクオフ時にみられましたが、
ドルと原油の関係同様に理論的に正論と思われてきた逆相関にしっかり戻らない限り、
リスクオフから脱皮したとは言えない可能性があります。   

金相場と米ドルの関係とは?

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最近では、TVの経済番組でゴールドやオイルの動向も
為替動向と同じように報道されるようになりましたが、
実際はドルと金との関連性をきちっと把握できてない投資家は多いのではないでしょうか。

そこで金相場についてご紹介する前に金相場の推移を見てみましょう!

金相場の推移 〜変動相場制への移行

1971年、ベトナム戦争時の財政難で苦労していたアメリカは
金と米ドル交換停止を電撃的に宣言(ニクソンショック)しました。

これにより固定相場制は崩壊し、金相場は変動相場制に移行していくことになりました。

ちなみに2年後の1973年には主要通貨も変動相場制に移行しました。

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上記の2001年前後のチャート推移をご覧ください。
20数年に及んだ長期下降トレンドからの転換具合が良くわかると思います。

その背景には2001-2008年頃までに金は世界的な減産傾向にありました。

2009年から毎年100トン以上ベースの増産体制に入りましたが、
増産による金価格の低下は見られませんでした。

なぜなら、その時代背景として主要国をはじめとする世界規模の金融緩和政策によって
貨幣投資の魅力は軽減し、機関投資家に代表される大手バイヤー達が
多額の資金の一部を金投資に移行していたからです。

主要中央銀行は金購入をしばらく静観していましたが
、2010年以降は大きな買い手の一角なりました。
(その背景には1999年の中央銀行の金の売却制限があります)

また、宗教的背景もありますが、
中国、タイなど中東国の一般投資家たちも金への信頼を増幅させてきています。

投資家の心理としては、主要通貨・基軸通貨であって金利も付いていた米ドルやユーロは
長期にわたる金融緩和政策の為にその魅力が少なくなり、
わざわざ無金利の上昇トレンドにある金投資に目を向けてきたのです。

結果的には、世界の金融情勢や政治不安が膨らんできている為にリスクオフとなり、
安全資産である金へシフトしてきたのです。

 

ドル円相場と金価格の相関性

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上記のチャートはドル円相場と金価格の直近6カ月の相関性を表したものですが、
綺麗な逆相関になっているのがわかります。

ユーロは長期にわたる金融緩和政策の為にその魅力は少なくなり、
無金利の上昇トレンドにある金投資に目を向けてきたのです。

最近は金相場とドル相場は逆行しているとか言う話をよく耳にしますが、
ドルをはじめとする「通貨」から「金」へ投資対象を移行させてきているといえます。

下記のチャートは、上記チャート同様に米10年債金利と金相場の負の相関図(逆相関)を表したものです。

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簡単にはドル(株式市場が下落しているときも)が安くなるトレンドでは金が買われ、
ドルが高くなると金は売られる
というパターンを覚えておきましょう。

但し、このパターンは、常にそうなるものではなく、
有事の際にはドルと金が他の主要通貨に対して
『双方ともに買われる』こともありますので注意が必要です。

常に商品相場は需給関係要因で価格形成がなされますが、
金の場合には昔から通貨価値としての一面も持ち合わせていることから、
ドルの価値が上昇すると金価格は下落するというのが、最近の兆候と言えるでしょう。

ご紹介した相関図で理解していただけたと思いますが、
株式市場や米国債利回りとの関連性を簡単に表にまとめてみました。

上昇 下降 リスクオン リスクオフ
米国株
(ダウ)
日本株買い 日本株売り 買い 売り
日本株
(日経平均株価)
円売り 円買い 買い 売り
米国債
(利回り)
ドル円買い ドル円売り 売り
利回り上昇
買い
利回り下降
金相場 米ドル売り 米ドル買い 売り 買い

 

追加で、金と原油の相関性の推移を表したチャートを掲載しておきます
金とドル同様にこの時期は負の相関(逆相関)関係が、かなり強いことがわかります。
ご参照ください。

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