【FX入門】損切り徹底!デイトレードでのリスク管理と選ぶべき取引方法・取引会社

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デイトレードでのリスク管理(損切りの徹底)

前回での記事でもご紹介しましたが、
デイトレードだけではなくスイングトレードに代表される「中長期トレード」においても、
リスク管理(損切りの徹底)は非常に大切なポイントです。

▶︎デイトレードでは損切りポイントは浅く設定する

デイトレードでは長くても一日しかポジションを持ちません。

リスク管理の意味からもデイトレードの損切りポイントは浅く設定するのが一般的というか常識です。
経験上40-50ピップス、超短期取引だと5-15ピップスに設定することが多いです。

エントリーポイントの設定の技術が向上してくると、
経験で見切りも早くできる技術も必然的に向上してきます(危険を察知できる)。

欲を張らずに市場動向に応じて目標ポイントより早く決済し、
ロスカットポイントより早く決済する手際の良さが身についてきます。

市場はたびたび予想外の動きをする事が多々あるので、
そうした事態に素早く対応しなければなりません。

ロスカットを徹底するトレーニングを日々行うことで、
少額は損してもそこはすぐに諦めて、逆に取れるときのポイントは大きく出来るようになります。

 

▶︎デイトレードに必要な”撤退する勇気”

デイトレードでは成り行きでエントリーしてから、
動意のない場合は早めに撤退する勇気も必要です。

下手に我慢するとストレスも溜まり、あまり良い結果が出ないケースが多いものです。

これは基本中の基本ですが、デイトレードでは
成り行きでエントリーしたら瞬時に
ストップオーダーを入れる(スキャルピングは別)ようにするのは、鉄則です。

ストップオーダー(逆指値注文)設定後に利食いオーダー(指値注文)を入れる感じで良いと思います。

すぐにストップで約定する可能性は否定できませんが、
ストップポイントは浅目のほうが月間トータルのロスが圧倒的に少なくなります。

まれにエントリー直後に市場が急変して思わぬ大きな損失を掴まされるケースも現実的にあるのです。

可能な限り早くストップを入れることを心掛けましょう。

 

デイトレードの取引手法・取引会社の選び方

▶デイトレードの取引手法の選択方法

デイトレードにおいて超短期取引であるスキャルピングで一日に何回もトレードするのか、
ゆっくりエントリーポイントを考察して一日数回の取引でポイントを狙う手法を選ぶのかは
人それぞれですが、初心者の内は後者のスタイルから始めるのをお勧めします。

どうしても最初はエントリーポイントが理解しにくいものです。

落ち着いて5分足、1時間足、日足などのチャートを確認していき、
少額で取引して慣れてきたら、時間が許せばスキャルもトライしていく感じのほうが無難です

いわゆる短い時間のスイングトレードみたいな感じですね。

今回はデイトレードが主題ですが、中長期にターゲットを絞った中長期、超長期トレードもあります。

現実的にはプロの金融機関内でのトレーダーで超短期のスキャルをしているトレーダーは少なく、
デイトレードでも時間を決めてトレード、欧米時間だけ取引するなど、
40-50ピップスの利益を狙った的を絞った取引スタイルが多いと思います。

 

▶デイトレード取引会社の選択方法

現在は多くの証券会社やFX専業会社などがありますが、
デイトレードでは取引をする会社の選択も収益に大きな影響を与えます。

リスク管理上の問題点も出てくるのでデイトレードに適した会社を選ぶようにしましょう。

最近でこそ少なくなってきましたが、
以前は顧客の大切な証拠金を無断で着服する、
解約に応じない、信託保全をしていない、
急にスプレッドを広げて顧客のストップオーダーを約定させるといった、
悪徳業者(商品系小規模会社)が存在していました。

金融庁による厳格な監督や、自己資本比率のチェックなど対策強化を実施してきましたが、
今もそのような業者が根絶やしにされたとは言い難いところがあります。

 

総括して言えるのは、比較的大手を選択する必要があるということ

具体的な選択基準は以下の通りです。

  • 常時システムが安定している(取引し易い)。
  • 約定拒否が少ない。
  • 為替ニュースやチャートの種類の充実等の情報が充実している。
  • スプレッドが狭く、荒れ相場でのスリッページが無いもしくは少ない。

以上が取引会社を選択するうえで基本的に重要な事項です。

加えて、プロによるコメンテーターを多数契約していたり、
チャートの達人が在籍していたり、
積極的に顧客のレベルアップのためのセミナーを開催しているなど、
情報サイト等
で何故人気のある取引会社になっているかを確認されるのもよろしいでしょう。

2社以上の口座を持つことは便利ですし、比較検討もしやすいのでおすすめです。

例えば一社で取引して一社でチャートを立ち上げるなど、市場の変化に対応する事が早急に出来ます。

通貨別に取引会社を分けてみたり、中長期取引を別の会社にしたり、
タイムリーな経済ニュースを配信している会社を情報画面としてオープンするなどが
収益増収などに効果があると思います。

 

まとめ

デイトレードで勝利をおさめているトレーダーはリスク管理が徹底されています。
リスク管理は負けない為にやるものなので一見消極的なように思いますが、損切りができるかできないかで勝てるトレーダーになるか勝てないトレーダーになるかが決まります。
ここのポイントはしっかり押さえていきましょう。

また、適した取引方法、取引会社を選ぶことでデイトレード取引はより有益なものとなります。
最初は何も分からないところからになりますが、比較検討や考察を元により良いデイトレード環境を整えていきましょう。

【FX入門】デイトレードのメリット・デメリット、取引の時間帯と勝利のための施策とは?

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序章

最近では、デイトレードやデイトレという言葉をよく耳にするようになりましたが、
みなさんはこの言葉の意味をご存知ですか?

FXにおいてデイトレードとは、英語での「Day Trade」の事を意味しています。
日本語にすると、いわゆる「日計り取引」の事です。

デイトレードとは新しくポジションを作ってその日のうちに決済する売買手法で、
この手法を専門に行うトレーダーを「デイトレーダー(Day Trader)」と呼んでいます。

買ったり、売ったりして建玉(たてぎょく)したポジションを
瞬時に決済(スキャルピング)して1日に何十回もトレードするケースと、
一日のうちで数回だけ取引するというケースも同様にデイトレードと言います。

デイトレードは、特に為替取引(FX)を初めて取引する初心者の方、
時間に制約のあるサラリーマンや専業主婦、学生などに人気の取引手法です。

人気の理由は、外出先でも気軽に携帯等で取引が行えること、
時間にゆとりのある人は自宅のデスクに座りっぱなしで
パソコンに張り付いて取引が行えるなどの理由が挙げられます。

しかし、人気の取引手法でありながら、取引のルールや成り行きでのポジションの建て方など、
デイトレードの注意事項を把握していないがためにFXで収益を出せない投資家が多くいます。

スキャルピング取引のように数ピップス(利ざやポイント)を取るのか、
数十ピップスを狙いにいくのか・・・
時には100ピップス以上の収益を上げるのを狙いに行く可能性もあるでしょう。

デイトレードの長所短所や注意すべきことを知らずに、
値ごろ感や自分の感覚に頼ってFX取引をするほとんどの投資家が負けているはずです。

ここからは、FXデイトレードにおける注意すべき事項やポイントを具体的にご紹介させていただきます。

ファンダメンタル分析や建玉のタイミングに有効なテクニカル分析についても触れてまいります。

 

デイトレードのメリット&デメリット

メリット

  • デイトレードはルール通り良いタイミングで取引を継続できているときは、
    相場で勝つ確率が上がり、収益の増加が見込める。
  • デイトレードはポジションを翌日に持ち越さないため安心して就寝することができる。
  • デイトレードは初心者でも取引をスタートしやすい。
  • デイトレードは時間が許す限り、何回も取引できる。

デメリット

  • デイトレードは大きな収益が出せるポジションを持てた時でも時間的な制約で決済となる。
  • デイトレードは一日中、チャートや為替動向に注視しなければならない。
  • デイトレードは短期取引のため、チャート上で「だまし」となるサインが発生しやすい。
  • デイトレードはスイングトレードなどの中長期トレードに比べると体力と時間が必要となる。

 

デイトレード取引に有効な時間帯とは?

デイトレードは24時間取引できますが、
その中でも取引を行う場合は以下の二つに該当する時間帯を選択するのが賢明です。

  • 短期勝負の為に流動性の高い時間帯
  • 主要国の経済指標が発表され、相場が動きやすい時間帯

順位としては下記のようになります。

  1. 米国の経済指標が発表される時間帯で季節によって時間帯は違うが、
    21:00-24:00(初心者にはリスク高め。)
  2. 時間に余裕のある人は、欧州の経済指標が発表され始める
    17:00-24:00
    (NY指標発表時間になる前に夕食や入浴の休憩をを取れる。)
  3. 東京時間スタートから、昼前まで。
    09:00-11:30ぐらいまで(但し、日本当局の重要な発言や指標発表は昼過ぎも多いので注意)。

オセアニ アで特に人気のオーストラリアの重要な経済指標は東京時間の午前中が多く、
NZの経済指標の発表は、早朝もあります。

尚、日本の株式市場、ドル円相場に影 響力が大きくなってきた
中国の経済指標発表も東京時間午前中がほとんどです。

尚、3のケースでは以下の2点も注目しておきたいポイントです。

  • 09:55分ごろに仲値が決定され、仲値に向けて円安が進行して
    10:00以降にスローダウンする
    など、この時間帯に相場が活性化するケースが多いこと。
  • トレーダーが早めのランチに出る前に短期ポジションを決済するなどの理由から、
    11:00-11:30ぐらいも動くケースがあること。

注釈:仲値とはTTMとも呼ばれて銀行などの金融機関が、外貨売買において用いる基準レートの事です。

対顧客購入レート(TTB)と対顧客売却レート(TTS)の中間値となります。

 

デイトレードで勝率を上げるために必要なこと

デイトレードを行う上で考えるのは「いかに勝つか?」ということです。

ここでは、勝率を上げる為に重要なことを説明します。

▶自分に合った勝ちパターンが多い取引スタイルを見つけ出すこと

デイトレードではスキャルピング取引も含めて、利用するチャートの確立など、
自分にあった勝ちパターンが多い取引スタイルを見つけだしましょう。

▶初心者の内は自分に合ったチャートを参考にデイトレードを進めること

初心者の内は、最も大切なエントリーポイントがわかり易い
自分にあったチャートを参考に慎重に始めていきましょう。(単純な短い時間足の移動平均線を推奨します。)

▶自分で決めた損切りルールを徹底的に実行すること

デイトレードでは思うように相場が動かなくても
多少のロスは出ても、自分で決めた損切りルールは徹底的に実行しましょう。

▶FXに対する知識、興味を膨らませること

業界用語やファンダメンタル分析に必要な知識(毎日のように発表される主要国の各経済指標の内容)を磨く。

1日に15-30分でいいので、常に不明点を抱えずに前向きに勉強してFXに対する知識、興味を膨らませましょう。

 

その日に取引する通貨ペアを選択する

▶トレンドが出ているボラティリティが高い通貨ペアを選択する

臨機応変に決めても良いとは思いますが、デイトレードに慣れてきたら、
その日にトレンドが出ている状態のボラティリティ(ボラ)が高い通貨ペアを選択します。

初心者の内はドル円、オージー円、ユーロ円を選択するのが、危険度も少なくおすすめします。

対ドルでユーロドル、オージードルとか英国の重要指標の発表(金利政策等)があるときは、
リスクは大きいですが、ポンド円はボラが高く、面白いでしょう。

▶主要国の経済指標発表に合わせて選択する

主要国の経済指標発表に合わせ、短期で集中してストップを浅めにして瞬時の収益を狙うのもいいでしょう。

例えば、豪州の重要経済指標の発表時は、オージー円をメインに 取引し、
同様に欧州時間はユーロドルとか目標を定めて取引をすることです。

市場では経済指標時だけの大きいブレを狙って取引するトレーダーも少なくありま せん。
但し、早い時間に構築したポジションは通常プロの世界では、
経済指標の前にはスクエアー(ポジションを閉じて)にしてリスクを軽減し、発表時間に備えるのが通常です
(FXはギャンブルではありません)。

 

まとめ

経験上、デイトレードで特に超短期トレードで取引回数を重ねる手法はかなり体力と時間が必要です。

人間の集中力(6時間がベストと言われている)を考慮すると長時間の取引はストレスがたまります。

そのため、デイトレード取引を行う際には、自分がFX取引をする時間を決定しておくことをおすすめします。

また、デイトレードの手法はあちこちで謳われていますが、
大切なのは自分の取引レベルや生活スタイルに合わせた「自分にあったパターン」を見つけることです。

そのパターンを見つけ出し、自在に使いこなすことが出来るようになることが、
FXの勝率を上げるために必要不可欠です。

【FX入門】基本を押さえる!各種デイトレードの分析法

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ファンダメンタル分析

これは簡単に言うと、その国の経済や財務状況を確認、
分析することで中長期的なトレンドを予想することです。

海外要人の突発的な発言や、地政学的要因で相場が急変した場合や、
経済指標の内容を瞬時で理解する力、知識の総称です。

例 えば、米当局者が通貨供給量を予想以上に増やすオペレーションを発表したとすると
瞬時にその意味を理解して相場に直面しなければいけないということです。

この場合、ドル紙幣供給過剰で価値下落―ドル売りと
市場が反応すると同時に仕掛けることで瞬時の収益向上に結び付ける為に
ニュース、コメントの理解力とスピー ドが問題となります。

主要国経済指標の意味、市場に大きな影響を与える主要各国の経済指標は何か、
発表される指標の予想値を把握しておきたいところです。

出来ればここ2-3年のその指標のデータ確認までできていれば尚良しです。

アメリカの経済指標などは発表省庁などが異なったり、
各地区連銀ヘッドの発言内容が相違してみたり、
経済指標が予想値より悪かったのになぜか全然売 られないと思ったら、
前月の改定値が改善していたためであったりと、様々な瞬時の判断が必要になってきます。

そのため、知識通りには容易に相場は動かないこともしばしばあります。

逆に、予想よりぶれた結果が出ても全く動意を示さない時も多々あります。

その指標結果を周知済み(織り込み済み)と市場が判断しているためです。

ですから、米国の主要経済指標の詳細 を中心に欧州(別途にドイツ)の重要指標、
選挙報道の影響やテロがどこで起きてどういう反応がでてくるのか、
中国の経済指標と東京株式市場への影響力、
原油、GOLDのアップダウンがドル相場にどのように影響するかといったことや、
指標結果に順応しやすいオセアニア通貨(オージー、NZ)についての
ファンダメンタ ル資料の把握等は、おさえておきたいところといえます。

ファンダメンタル分析で把握すべき事項

  • 臆病と思われるぐらいのリスク管理の徹底
  • 米国の雇用統計をはじめ、主要各国の重要経済指標の推移をチェック
  • 各通貨ペアの長期的な動向確認と政策金利の推移
  • 現状の主要各国の国債の格付けの確認と過去の推移
  • 商品、特に最低でも金相場、原油相場の動向の推移
  • 米国10年物、30年物債券利回りの動向チェックと債券が為替相場に影響する意味を認識すること。
  • トレード時のストップオーダーの入れ方の再認識
  • ダブルストップオーダーの有効性とオーダーの置き方の考察
  • 政治的要因や地政学的要因で大きく相場が動いたケースの考察

(以上、細かい留意点は多々ありますが、上記の事を把握していただければ、
相場を見るうえでのファンダメンタル分析の認識は広がり、
取引でも多種多様な疑問も湧いてきてFXがより好きになるかもしれません。)

テクニカル分析の意味

テ クニカル分析は、各通貨ペアのサポートポイントや
レジスタンスポイントを把握するために、非常に重要です。

双方ともに巨額なストップオーダーが溜まっ ているケースが多く、
そのポイントを超えてくると相場が大きな動きをするきっかけになり、トレンド発生要素となるケースがあります。

現在は、テクニカル分析するためにローソク足を始めとして多種多様なチャートがあります。

テクニカル分析チャート

市場関係者は色々なチャートを複雑に組み合わせて見ているトレーダーも中にはおられますが、
まずは基本的なチャートの見方を紹介することにいたします。

トレンド系テクニカル指標

▶︎移動平均線

移動平均線は、最もオーソドックスな指標です。
ゴールデンクロス、デッドクロスが視覚的に解り易く、私も良く時間軸を換えて相場の雰囲気を把握するのに用います。

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このチャート の場合は、ローソク足とのコンビですが、
中期移動平均線(緑)を短期移動平均線(赤)が下から上へ抜けると
ゴールデンクロスで買いのサイン、
逆に中期移動平均線(緑) を短期移動平均線(赤)が上から下に抜けてくると
デッドクロスで下げ基調になるという売りサインです。

非常にシンプルかつ解り易いテクニカル指標です。
スキャルピングトレードのような超短期では1分足に設定します。

▶︎MACD

MACDとは、「Moving Average Convergence Divergence」の略で移動平均収束拡散トレード手法を言います。
トレンド、オシレーター系双方に属し、トレンドの方向感や強さを見る面と、買われ過ぎや売られ過ぎの相場の過熱感を見るのに便利なテクニカル指標です。

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上掲のチャートでは、ローソク足とMACDのコンビですが
MACDでの基本的なシグナルは、MACDが0より下で
シグナルを下から上へ突き抜けた場合(ゴールデンクロス)は買い、
MACDが0より上でシグナルが上から下へ下抜けた場合(デッドクロス)は売りのサインとなります。

MACDが0付近にあるときはニュートラル、
プラス 圏で強気ムード、マイナス圏で弱気ムードと読むのが基本です。

▶︎ボリンジャーバンド

ボリンジャーバンドとは、中心に移動平均線があり、
その上下に値動きの幅を示す線を加えたテクニカル指標です。。

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ボリンジャーバンドは、中心線とプラスマイナス1,2,3σ(シグマ)に よって表示されます。

ボリンジャーバンドはトレーダーによって
プラスマイナス3σ(標準偏差を言う)は使わない人も多いようです。

統計学上、約95%の値動きはプラスマイナス2σ内に収まるため、
そのレベルに達した時に決済やエントリーのタイミングとなります。

急激な値動きの際、3σの圏外に髭が出てしまうときもありますが、そこは売買ポイントとなりえます。

▶︎一目均衡表

一目均衡表は一目山人(ペンネーム)という人が開発したテクニカル分析です。
相場の帰趨は、一目瞭然、ひと目見てわかる、という名前の由来があります。

とくに「時間」を重視したテクニカル指標という特徴があります。

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基準線は青、転換線は赤で表示しています。

一目均衡表は、確か私が若い頃ローソク足同様、
株式で多用されていたチャートでFXに順応させた歴史があります。
複雑なので簡単な説明にとどめておきます。

赤い丸印で示したようにローソク足が
雲(チャートの編みかけされた部分)を下から上に抜けると買いサイン、
ローソク足が雲を上から下へ抜けてくると売りサ インです。

基準線に対して転換線が下から上へ抜けると買い、
基準線に対して転換線が上から下へ抜けると売りサインです。

あとは遅行スパンがローソク足を下 から上に抜けると買い、
下抜けると売りサインというのもありますが、
たまにだましもあり、タイムラグがあるケースがあるのでここでは上記だけで十分で しょう。

▶︎DMI

DMIは「Directional Movement Index」の略です。方向性指数と言って現在の相場が上昇気配か下降気配かの強さを見るチャートです。
基本的には
ADXやADXRという平均方向性指数と+DIと-DIとの3ラインを使って行うチャート分析手法です。

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赤線が+DI、黄線が-DI、紫線がADXを表示しています。

基本的に+DIが買いの強さ、-DIが売りの強さ、ADXがトレンドの強さを表しています。
この3ラインを総合してみてエントリータイミングを探します。

ADXと赤線もしくは黄線の組み合わせで判断します。
緑のADXRとADXは多少のタイムラグはありますが、おおむね同様の動きをします。
ポジションを新 しく構築するには面白いチャートと言えるでしょう。

オシレ―タ―系指標

▶︎MACD

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トレンド系でも紹介しましたが、上掲のMACDは、
平滑移動平均線の12EMAと26EMAの差を利用したテクニカル指標ですが、
短期のEMAから長期のEMAを引いた値を線にしたものです。

MACDはチャート下画面のラインではなく、縦棒で表示、
シグナルは赤線で表示されていてMACDが0ラインより下にある条件で
シグナルを下か ら上へ抜いたポイントが買いサイン、
0ラインよりMACDが上にある条件でシグナルを上から下へ抜けた時が売りサインになります。

▶︎RSI

RSIは「Relative Strength Index」の略です。相対力指数と言って投資家の心理を把握しようとした指標です。

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RSI は買われ過ぎ、売られ過ぎに着目するオシレーター系チャートです。

通常は14日間での設定が多く、
RSIの数値が高いほど買われ過ぎを表示し、低いほど売られ過ぎを示します。

70%以上では買われ過ぎで下げる可能性が高く、
30%以下だと売られすぎで上げる可能性が高いと判断されます。

ポジション決済や新しいポジション構 築にいいタイミングになり易いと言われており、
すでにポジションをキープしている場合は、
決済のタイミングを再チェックするのに注視することをおすすめします。

▶︎ストキャスティクス

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RSI 同様に売られ過ぎ、買われ過ぎをアピールし、売買ポイントを探るオシレーター系チャートです。
基本的に%K,%D,%SDという3種類の曲線で表現されています。

赤線 が%Kで黄線が%D,紫線が%SDを表しています。
70%以上は買われ過ぎで売りサイン、30%以下は売られ過ぎで買いサインです。
%Kが%Dを上抜 けると買いサイン、%Kが%Dを下抜けると売りサインですが、
強いトレンド発生時には機能しないことが多いので注意が必要です。

【FX入門】デイトレードを始める前に 〜デイトレードの変遷

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序章〜世界経済を相手にしたFXデイトレード

世の中が世界的な低金利に襲われてから、すでに数年以上経ちます。

そのため、せっかくのお金を銀行に置いておいても全く金利が見込めない状況です。

とはいえ、株式投資も難しいし、以前のように高金利な金融商品も見当たらない。

そこで、苦労して働いて貯蓄した大切な自己資金を
効率的に運用するために「FXによる投資」を選択される方が増えています。

 

近年では、そのFXを取り巻く環境も大きな変貌を遂げてきています。

1998年に個人投資家向けに金融庁(当時の大蔵省)によってFX取引が公認されて以降、
その市場参加者は、個人、法人で日本だけでも、
おそらく100万人を超えて推移してきているはずです。

当時、相場がゆっくりとした円安局面だったため、高金利通貨を買って円を売り、
なおかつ金利差によるスワップポイントまでプラスされていました。

(※スワップポイントというのは
「金利差調整分」という2国間の金利差から得られる利益のことです)

 

日本では「ミセスワタナベ」に総称される
円キャリートレードで儲けた個人投資家が多くなり、
飛躍的にFX人口が増えていきました。

しかしながら、主要国を中心として世界の金融市場が低金利時代へと変貌した昨今、
FX取引もまた、かなり難しいものとなっています。

 

6割勝てたら優秀!FXトレーダー事情

現実的にプロのトレーダーでも
年間で6割の勝率(野球でいえば打率)を維持すれば、
相当優秀なディーラーと呼ばれるぐらいです。

そのため、FXを始めたばかりの個人投資家が
世界の投資家を相手にいきなり勝てるわけがありません。

 

FX取引は、決して丁半博打ではありません。

それなりに慎重に準備し、
基本的な知識を身につけてからスタートすることがなにより大切です。

「デイトレーダーで◯◯円稼いだ!」などと豪語している方々は、
間違いなく人の数倍も勉強して、独自の取引手法を構築しています。

現実のFX取引では、大きく負けてしまう人、
勝ったり負けたりを繰り返す人の方が圧倒的に多くいます。

 

FXトレードの変遷〜時代を振り返る

昔話を少しさせていただくと、
そんな私も社会人としてのスタートがFX業界で、
当時は東京外国為替市場と呼ばれる銀行間取引が主な取引スタイルでした。

まだその頃は海外との直接取引も出来ない時代で、
株式市場同様15:30に1日の取引を終えておりました。

 

その後、何度か法改正が繰り返されて、
海外との取引も始まり、24時間市場となり、
当局によって個人投資家向けの外国為替取引が認可されて、
ようやく個人のFX取引がスタートとなりました。

  • 1985年の悪魔のプラザ合意
  • 1987年のブラックマンデー
  • 1990年のバブル破裂
  • 1995-98年の大手証券・銀行破綻、
    株価暴落を経てから、ドル円も79円台に突入

そうした激動の時代を経た後、東京でのFX取引は始まったのでした。

 

FX取引が始まる以前は、商社やメーカーでさえも
輸出輸入などの実需のカバーは
銀行を通して取引しなければいけない市場でした。

私がFXトレーダーとしてデビューした当時は
今は当たり前に使用されているチャートのようなものは無く、
株式罫線(けいせん)を為替相場に適用させ、
トレーダーたちは、方眼紙に手書きで、
自分でローソク足をつけて勉強しておりました。

 

何が起こるか分からない・・・
FX取引は世界経済に強く影響される

1985年9月22日のプラザ合意の日に
ドル円が240円から215円ぐらいまで急降下。

僅か1日で起きたその推移に
多くのトレーダーが、買いレートも無く、
地獄を見て涙を流したということもありました。

 

FX取引が公認されてからも、

  • 1995年の阪神淡路大震災
  • 2001年の9.11
  • 2008年のリーマンショックやLTCM破綻

など多くの大事件に直面し、
私自身も東北大震災時には2日間もディーリングルームで格闘しておりました。

 

そういった様々な世界経済の変化を経験した中で
私自身も強くアドバイスさせていただくのは、
FX市場への参入は、最低限の勉強、予備知識を仕入れてからすることです。

もう既に取引をされている方々も、
今からでも知識を厚くするには絶対に遅くはありません。

専業トレーダーの方は当然のこと、
普段昼間は仕事をしながら空き時間を利用して
数時間の取引をしている方、
携帯でトレードされている兼業トレーダーの方も、

とにかく勝ち組になりたいなら、
もしくは勝つ確率を上げたいのなら、
トレードについてのルールや関連知識は
自分から積極的に学び取っていくようにしましょう。

 

デイトレードを行う際に利用する証券会社(FX取引業者)について

現在は、数多い証券会社やFX会社のシステムは、
当初に比べると安定してきてシステムトラブルも少なくなっているようです。

余程の大きなアクシデントが起きなければ安定してスプレッドの狭いなプライスが供給されています。

しかしながら、取引する会社にはやはり安定して情報が豊富な大手の会社を選択することを推奨します。

超短期のスキャルピング取引を行うなら、主要国の経済指標発表時が狙い目

トレーダーは自分の環境、適性によって取引手法はそれぞれ異なります。

デイトレードとは、基本的に株式取引から来た言葉だと思いますが、
一日のうち短時間で複数回の取引を行ってオーバーナイトポジションを持たないで決済する取引手法です。

通常5分足、60分足、日足のチャートを注視してする短期取引です。

一方、スキャルピングは、ポジション保有時間がデイトレードよりもさらに短い超短期トレードです。

一回の取引のターゲットを3-15ピップスぐらいにして、俊敏な取引を継続しますが、
逃げるときはロスを最小限にする緊張感と動向をウォッチする耐久力を必要とします。

例えばですが、超短期の経済指標時間を中心に狙ったスキャルピング取引をメインで取引される方は、
特に主要国の経済指標発表時にある程度のポイントを稼ぐ手法が有効と言われております。

豪州(オーストラリア)、NZ(ニュージーランド)の経済指標発表時には
結果に素直に反応するケースが多く、後乗りでもピップス(利ざや)が結構取りやすいケースが見受けられます。

その際は出来ればシンプルな1分足の移動平均線か、ボリンジャーバンドを参照しながらが有効です。

もちろん、欧米時間の主要経済指標発表の際も同様ですが、
事前予想と前月データなどを押さえつつ、金融政策発表時のコメントなどを瞬時に判断するためには、
ファンダメンタル分析も少しずつで結構ですので勉強しておくべきでしょう。

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上掲のチャートのように、「スキャルピング」は短期でトレンドが出始めて
一方方向に相場が動いているときにポジションを構築して、決済も俊敏に実行する取引です。

お年寄り世代には向かないかもしれませんが、ゲームに慣れた若い世代の方には案外簡単かもしれません。

まあ、1日の間に何回も取引チャンスはあるということで面白いかもしれませんが、
ロスカットは確実に行うことを心がけましょう。
(この手法の名前を聞いたときは、頭皮の薄い我々中高年が、
シャンプー前に薬品をつけて油を取るような意味かなと思っておりましたら、
頭の皮を剥ぐという意味だそうです)

他に本業があり、FX取引になかなか時間が取れないで
トレンド発生時にポジションを構築するという投資家に有効なのは俗に言うスイングトレードです。

中長期にわたってポジションを保有してある程度大きなプロフィットを目指すスタイルです。

例えば、イギリスのEU離脱問題の国民投票後のポンドなどがよい例です。

ここではいずれにしてもポンドは下がるに違いないと思って
トレンドが出始めのときにポジションを構築する(ポンド売り)ケースを言います。

もちろん、参考チャートは、日足、週足がメインになってきますが、
その際の収益目標は100-300ピップスで引っ張る人は500ピップスぐらい欲張るトレーダーもいますが、
ストップポイントをどの辺に設定するかは、トレンドの強さの見極めとテクニカル分析の認識と
その人の資金力と構築したポジションの大きさによって異なるでしょう。

 

EU離脱の国民投票で起こったサクセスストーリー

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上掲のチャートは英国のEU離脱の国民投票の結果が出た6月24日からのポンド円の日足移動平均線ですが、
その時に150円超えから、134円まで急落の途中に幸運にも145円でショートを構築することができました。

サプライズ的なニュースであったために欲張って130円にターゲットを設定したところ、
7月の初旬には、なんと目標の130円で決済し、1500ピップスの利益確定となりました。

ストップポイントはトレンドが出た状態であったために
(サプライズ売り)50ピップス上に浅めで設定しておきました。
(まあ、こんなケースは滅多にありませんけど!)

上記のポンド円のスイングトレードの成功例の背景には、
実は、テクニカル分析とファンダメンタル分析の知識が大きく関わっております。

この日は、概ね何といってもEU離脱否定派が勝つだろうというのが、市場関係者の読みでした。
そのため、直前には、ポンドは買われていた中でのサプライズの結果でありました。

テクニカル的には、何個ものサポートポイントをブレイクして
売りが売りを呼んでもうストップの嵐状態であったために、
テクニカル分析及び過去のサプライズアナウンスの経験があるトレーダーは
追っかけても売れる勇気と度胸を持ち合わせていました。

決して相場が冷えるまで安易に値ごろ感で買ったりしてはいけないということです。

ファンダメンタル分析を把握しているトレーダーは、
もし離脱決定になればポンドが暴落するのはわかっていました。

接戦ではあったものの、離脱決定自体がサプライズであったために
ユーロともどもこのような大きな下落ムーブメントを招いたということでしょう。

あとは、スイングトレードにおいてメンタル面は非常に大切です。

デイトレードやスキャルピングと違い
一定期間ポジションキープするという精神的な強靭さが必要なことから、
重圧がかかり、少しばかり相場がアゲインストに動いてきたら利益確定をしてしまったり、
ロスカットしてしまったりするケースが多いのが現実です。

相場の細かい上下動に左右されないメンタルトレーニングを徹底して、
一度決めたポイントまでは我慢を貫き通すことが重要です。

DMIの特徴と売買シグナル

DMI

DMIとは価格の変動幅を基礎にして
トレンドの強弱を見極める為に考案されたテクニカル分析の一つで、
RSIも開発したW.ワイルダー氏によって作られたものです。

 

DMIチャートを読み取ってみよう

DMI

一般的にはローソク足とは分離し、
上記のようにサブチャートに表示させて見ます。

+D1と-D1の2つのラインを基本として見ていくものになりますが、
ADXと組み合わせて利用することもよくあります。

 

2本の線で見る売買シグナル(上記チャート参照)

  •  +D1が-D1を下から上へ上抜けるところが買いシグナル(ピンクボックス)
  • D1が+D1を下から上へ上抜けるところが売りシグナル(ブルーボックス)

 

 ADXと組み合わせたチャート例

ADチャート解説

参考:http://fx10.info/275

  •  黄色い線=ADX,
  • 白線=+D1
  • 赤線=-D1

ピンクの丸印のポイントの+D1と-D1が交差して
ADXラインが高く、傾きが上を向いてきたところが買いエントリーです。

水色の丸印が決済ポイント(利食いチャンス)で
+D1やADXが下がって-D1が上がってきたところがポイントになります

※レンジ相場時にはこの理論は機能しないので注意する。

 

DIチャート解説

参考:http://gachi-fx.jp/2013070210/

 

買いポジション保留中に上昇中に決済ポイントを模索する際には
+DIは頻繁に向きを変更し使いにくいものとなります。

その時に判断し易いのは-D1のラインとなります。

 

上昇しているとき+DIは頻繁に角度を変えてしまいますが、
-DIはなだらかに落ちたままで、そう簡単に傾きを変えません。

この-DIが鋭角に上向いたら、有益な決済サインとなる場合が多くあります。

逆発想で買いポジションをキ―プ時には-DIを、
売りポジションをキープ時には+
DIを参考にすると
意外ですがかなり有効となります。

ADXRをDMIと組み合わせてみる人もいますが、
トレンド発生時がわかりやすくなる利点はありますが、
売買シグナルが遅延する傾向がありますので注意が必要です。

 

  • +DIは「プラス」の方向性を示すので、
    ローソク足の動きと相関します。
  • -DIは「マイナス」の方向性を示すので、
    ローソク足の動きと逆相関します。

ADXは上昇・下落のトレンド強さを示すので、
+DIとADXがともに上昇している時は上昇トレンドの勢いが強く、
-DIとADXがともに上昇している時は下降トレンドの勢いが強いと判断できます。

-DIが+DIを上回ると下降トレンドのサイン、
+DIが-DIを上回ると上昇トレンドのサインを予言することになるのです

ADXの水準が上昇していくケースでは、
トレンドが勢いを増していく様子を示します。

DMI解説

参考:http://www.opticast.co.jp/opt/gcom/kakuzuke/mikata/mikata_dmi.htm

 

第7回 カナダドルの特徴

KD

カナダ

カナダは面積およそ1000万平方キロメートル(日本の27倍)と、
ロシアに次ぎ、世界で2番目に広い国土をもつ非常に大きな国です。

大きな地図で見る

政策金利は、数年前は高金利通貨国でしたが、
リーマン・ショック移行は1%~0.5%と低金利となっています。

以前からFXをやっている人は高金利通貨というイメージをもつ方もいるかもしれません。

 

資源国通貨

カナダは広大な国土ゆえに、金や農畜産物、天然ガス、石炭原油等、
オーストラリアやロシアと並ぶエネルギー資源が豊富な国です。

カナダドルは金属資源の豊富な豪ドル同様、代表的な資源国通貨の一つとみなされています。

ですから、コモディティ市場(先物で取引される農産物、工業材料、エネルギー物質等の市場)の値上がり時、
カナダドルが高くなる傾向があります。

 

米国との関係

カナダは米国の隣国です。
それ故、経済的にも密接に関係しています。

輸出先の殆どが米国を占めており、カナダの景気は米国の影響を強く受けています。
金利政策も、米国同調の傾向が見られます。

また、相場はカナダの経済指標より、米国の経済指標の発表で、値動きを見せたりもします。

しかしリーマンショックで経済的ダメージを受けた事から、
最近では米国頼りを止め、中国などの輸入先に手を広げています。

 

安定した経済

カナダはかつて財政赤字に苦しんでいました。

しかし政府の努力などで、現在は黒字に転換。
その後も黒字を続けています。

 

カナダドル変動の原因

カナダには原油や金が採出される事から、原油価格、金の価格等でも変動が見られます。
また先に挙げた、コモディティ市場の値動きからも影響を受けます。

しかし米国との深い結びつきから、
米国経済の動向が最もカナダドルに影響を与えると言っていいでしょう。

時にはカナダが米国より先行指標を示す事があり、
米国が下降トレンドに入る時、カナダ円などが一時的下落を見せたりもします。

また米ドルとカナダドルが同じ方向に動きやすくなる為
、値動きはそれ程無く、米国のトレンドと同様のトレンドを形成する動きが特徴として多く見られます。

アジア市場ではカナダドルの取引量が少ないので、大きく値動きする事は希です。
主な取引時間はニューヨーク市場の時間帯となります。

カナダドルの売買戦略

まだまだ米国の金融緩和政策が続く事を見越し、
一時的に上昇した時売りで入り、下落で決算する手法が比較的安全でしょう。

 

カナダ円の売買戦略は?

円安トレンドが続くのを見越して、買いを仕込む方法がお勧めです。

もしくは、90円前後まで下がるのを待ち(2013年現在の記事)、
下落が落ち着いたら買いを仕込むのもよいでしょう。

いずれにしましても、円と比較すると金利差がありますので、買いが有利な通貨と言えます。

 

第6回 スイスフランの特徴

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スイス

スイスはベルンに首都を置く、
国土4万平方キロメートルと日本の九州ほどの面積の国です。

人口は800万人ほどです。

大きな地図で見る
政策金利は0%ですので、低金利国と言えます。

 

スイスフランの特徴

スイスフラン(CHF)はスイスと、
スイスの東にあるリヒテンシュタイン公国で使われている通貨です。

小さい国ですが、ユーロ、イギリスポンドに次いで取引量の多い通貨です。

資源国では無いので、資源の値動きに影響を受けにくく、また金融管理の高い信頼性、永世中立国である事。

国民生活が安定している事などの理由で、有事の際避難通貨として買われています。

近年の欧州の債務問題、またアメリカの金融不安や緩和政策等で、
ますますスイスフランが買われ、諸問題が解決しない限りこの傾向は続くものと思われます。

低金利通貨

スイスフランは日本同様の、低金利通貨です。
その為日本ではあまり人気がありません。
円同様、高い金利の通貨と組み合わせ、キャリートレードとして使われています。
キャリートレードとは、低金利の通貨で高金利の通貨を買い、金利差で儲けを出す手法です。

スイスフランの売買戦略

欧州の債務問題等により、スイスフランはこれ迄以上に買われている為、
時にはスイス中央銀行(SNB)による「売り」介入が入ります。

しかし一時的なもので、結局は元の流れに戻る為、大
きな変化が起こるのは、アメリカの金融緩和政策の解除。

欧州債務問題の解決等、政治的な不安が取り除かれた時と言えます。

しかし一時的とはいえ、介入時には値動きが起こるので、
スイス中央銀行等の発表等にアンテナを張って、
介入時の情報を出来るだけ仕入れておく事が肝心です。

また、ドルスイスはドル円とよく似た動きをし、長期トレンドが出来やすい傾向に有ります。

けれど日本同様貿易が主流の国ですから、
スイスフランの高騰時にはスイス中央銀行の介入が入ると思っていいでしょう。

高騰時を狙い、「売り」で入るのも一つの方法ですが、
対ドルで、有事のキャリートレードの流れに乗るのが一番やりやすいと思います。

経済リスクが高まると、円・フランは買われるというのを頭に入れておきましょう。

一目均衡表

Ichimoku-ok

一目均衡表(いちもくきんこうひょう)通称「ICHIMOKU」は
ローソク足と並んで世界的に普及している日本生まれのテクニカル指標です。

相場のバランスを一目で把握しようというもので、
相場の先導役を務める「先行スパン」があるのが特徴です。
基本的には「日足」で使います。

一目均衡表の成り立ち

基準線    過去26日間の最高値と最安値の平均値
転換線    過去9日間の最高値と最安値の平均値
先行スパン1    基準線と転換線の中間値を26日先に記入
先行スパン2    52日間の最高値と最安値の平均値を26日先に記入
遅行スパン    当日の終値を26日前に記入
雲    先行スパン1と先行スパン2の間の面積

基本線と転換線の見方

相場の方向性は基準線が示しています。基準線は過去の平均値で重要な線です。
基準線の向きがトレンドを形成します。
転換線は最近のトレンドを示しています。

基準線よりも転換線のほうが上にある時が上昇トレンド。
下にあるときは下降トレンドです。

ポイントは、基準線と転換線がクロスする時です。
どちらかの勢いが強く、逆転する時、トレンドが形成されています。

転換線が基準線を下から上に抜くと、買い。(ゴールデンクロス)
転換線が基準線を上から下に抜くと売り。(デッドクロス)

また、もみ合い(レンジ)相場の時は頻繁に逆転する為、騙しが多くなります。
実勢レートが基本線の上にある時を強気相場。
下にある時は弱気相場と見る事も出来ます。

先行スパン(雲)の見方

先行スパン1と先行スパン2との間にある面積が「雲」です。
先行スパンは長期と短期の値動の差を比較して平均したもので、細かな動きをしますが、
先行スパン2の方は、二ヶ月前のレベルを一ヶ月先に示すので、なだらかな動きに成ります。

雲は抵抗帯を意味し、トレンドが変わる時は雲を突き抜けるような動きをします。

相場の特徴の見つけ方

ローソク足が雲の上では強気相場。
雲の上限は先行スパン1。
下限が先行スパン2。

逆にローソク足が雲の下の時は弱気相場。
雲の上限が先行スパン2
下限が先行スパン1。

1.ローソク足がこの雲より上にいる間は持ち続けても大丈夫
下にあるときはまだ下がる可能性があると判断。

2.ローソク足が雲に突入した時に、雲を下から上に突破したら上昇サイン。
雲を上から下に突き抜けたら下落のサイン。

雲のねじれ付近では、実勢レートに波乱が生じる事が多い。

 

遅行スパンの見方

遅行スパンは、26日前の株価と当日の株価を単純に比較したものです。

遅行スパンが26日前のローソク足を、下から上に突き抜けた時が買いシグナル。
上から下に突き抜けたら売りシグナル。

雲と同様に、遅行スパンが実線の上だと強気相場。
実線の下だと弱気相場と見ます。

 

まとめ

一目均衡表では

1.転換線が基準線を上抜けている。
2.ローソク足が雲を上抜けている。
3.遅行線がローソク足を上抜けている。

これを「三役好転」と言い、買いサイン。
この逆を売りサインと見ます。

ボリンジャーバンド

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FXをしていればボリンジャーバンドを知らない人はいないと思います。
(もしも知らない人がいたらごめんなさい)

レートの上下に幅をもたせた帯状のラインを描くインディケータですね。
標準偏差を利用した計算を視覚的に表現しているラインです。
では詳しく見て行きましょう。

 

ボリンジャーバンドとは?

ボリンジャーバンドとは、ジョン・ボリンジャー氏考案の、
移動平均線に統計学を加えたトレンド分析で、
将来の相場における価格の変動幅が計算によって視覚化されたものです。

計算値はシグマ(σ)として、チャートに沿って上下に±1σ、±2σ、±3σの幅で現されます。
この幅の中に一定確率でレートが収まるという集計がでています。

±1σ内に納まる確率が68.3%。
±2σ内に納まる確率が95.5%。
更に±3σ内は97.7%。

一般的には±2σ迄を目安として使い、このバンドを突き抜ける確率が約4%である事を踏まえ、
入るポジションを判断しています。

逆にバンドを突き抜けた際は急激で大きな値動きが起こり、
世界的ニュースになる様な事件が絡む場合も、少なくありません。

平均移動のパラメータ設定の注意事項とは?

平行移動線の期間が短い場合、相場に早く反応しラインはギザギサで、騙しも増えます。

反対に長くした場合、ラインは緩やかな曲線となり騙しも減りますが、相場の反応は遅くなります。

ジョン・ボリンジャー氏が日足で25日線を使用している事から、この数値が一般的な目安となります。

ボリンジャーバンドの見方

バンドの幅が狭く平行な時は、総じてレンジ相場の場合が多く、
逆に開いていく時(エクスパンション(拡大))は、トレンド発生の前ぶれです。

大抵トレンド中は、上昇した場合+σのラインに吸い寄せられ、
下落は-σのラインに吸い寄せられる傾向(バンドウォーク)が見られます。

また、時間足によっても向きが異なる時があります。
時には5分足、15分足等、色々な時間足で比較検討する事が重要です。

これを参考に、相場に入るポジションを判断します。

 

順張りの方法

順張りの場合は先ほどの、バンド幅の狭い範囲から角度を付けて広がり(エクスパンション(拡大))を見せ、
更に上昇の場合、+σのラインに吸い寄せられて行く(バンドウォーク)時に行います。

トレンドが発生した時点での順張りです。

ただ、上がるかと思った相場が突然下がる事もあるので、先ほど述べた様に色々な時間足を確認し、
出来れば全てが同じ方向に向いた場合が最も安全と言えます。

逆張りの方法

逆張りで使う場合は、スキャルピングの短期で行う時に良く使われます。
バンド幅が狭く平行に近い、レンジ相場で使います。

±2σの幅を超える確率が4%程しか起こらないので、これを利用します。

例えば、レンジ内で上がった相場が反転した時を狙い、逆張りをします。
売りで入り、下がった値が、-2σのライン辺りに来たら決算します。

しかしたまに-2σを突き抜けてしまう場合や、下がると思ったのに下がらない騙しが入る時もあります。
100%確実ではありませんから、この場合はいち早く損切りが出来るよう対応します。

 

まとめ

長く続くトレンドの発生時にポジションを確保できれば、
長期に渡る利益が見込めますし、レンジ相場では短期の利益が見込めます。

ただ、逆張りの場合はバンドを突き抜けた場合、非常に勢いがある事が多いので、
早めに損切りをする覚悟が必要です。

一気に今までの利益を、失う事になるかも知れないからです。

FX相場のイメージトレーニング法

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FXでイメージトレーニング?というと違和感を感じる方もいるかもしれませんが、
スポーツと同じで予め頭のなかでイメージを固めておくと
いざというときにスムーズに行動ができるようになります。

「パニック相場などであたふたしてしまい、
細かな利食いになってしまったり、逆に大きな損失がになってしまった。。。」

なんてことがないように常に何となくでもいいのでイメージを固めておきましょう。

 

前日までのチャートやニュースを頭に入れておく

まず前日の流れを五分足等でチェックしてみます。

前日発表されたニュースにより、相場がどんな動きを見せたのかを調べます。

納得が行く流れなら問題がありませんが、違っていた場合、
どうしてそうなるのかを想定し、検索等をして原因を確かめておきます。

丹念に背景を描き出す事で、相場の流れが予測しやすくなるからです。

トレンドの流れを見る

時間足チャートを見ながら、前日の動きを見、更に一週間の流れとも比較してみます。

現在どのようなトレンドを形成しているのかを十分見つめ、
トレンドの最中なのか、それとも天井近くか。
底に近いのか。
それともトレンドが一度終結し、レンジ相場なのか。
の判断をします。

それによって、どのポジションから入るのか。
の想定が出来るでしょう。

その日の自分のトレードをイメージする

例えばその日、上昇トレンドが天井付近になっていた場合、
売りから入ろうと決断した時、相場が下落せずまだ上昇している時に、どこで一旦損切するのか。

また利食いはどれくらいの値で入れるのかをイメージしておきます。

これによって、不足の事態でも慌てず直ぐ、対応が出来ます。

いつまでも下がらず、上がり続けても一旦損切りを行い、下がり始めた時再び売りポジションを取り、様子見をし、本格的に下がり始めた時、売りを増やす。
と言ったイメージにより、相場に十分対応出来る様になります。

まとめ

イメージする際に大切なのは、出来るだけ正確に現在の状況を想定する事です。

しかしそうは言っても、様々な要因で突然の値動きが起こる可能性があります。

ですから、出来るだけ始めに、どの値で損切り、利食いをするのか。を想定しておく事が大切です。

また、そのイメージで上手く利益が出なかった場合
もう一度相場の流れを十分見、損切の幅を狭める。もしくは広げる事を再考しましょう。

イメージする事で恐怖心を克服し、相場の動きに対し、
冷静な対応が出来る様になりますから、イメージして置く事は大切です。