FXトレード入門

ストップオーダーとリミットオーダー

ストップオーダーとリミットオーダー

「ストップオーダー」と「リミットオーダー」

この2つの言葉を聞いたことがありますか?

この2つはFX取引をするうえで基本中の基本の物事です。

中でも、ストップオーダーはリスク管理をする上でとても大切になりますので、
今回の記事ではこの2つを改めて解説していきます。

相場を張るには、当然ながら売買差額の収益を得るために
ある一定のポイントで買ったり売ったりして、新たな建ち玉を構築します。

建ち玉をする場合は、通常、
その日見た時の現状相場で売買する方法(成り行き売買)と
このレベルなら買いたいとか、売りたいとかの
個人の希望レベルでの予約を入れておく手法のリミットオーダー(指値注文)があります。

尚、不思議に思うかもしれませんが、
現状のレートより、ある一定のレベルを下回ったら売りとか、
現状のレベルのある一定のレベルを超えたところで買いたいとかの
逆指値による建ち玉の仕方もあります。

 

ストップオーダー(逆指値注文)

FX取引において一般的な定義では、
冒頭でも述べたように新たに作ったポジションが思いのほかに逆方向に動いてしまった場合、
アゲインストに進行している状況で、自分自身が決めた損失を
リスク管理を考慮して損失決定する決済取引を言います。

 

NZDYENの場合の簡単な例)

ストップロスオーダー

ストップロスオーダー

参考:http://www.marocha.jp/order2.html

 

簡単にいえば、上記の例のように
NZ円が円安に進行すると判断した投資家が
NZ円を成り行き買いで
1NZ=77 .00円のときに100万ドル買ったと仮定しましょう。

しかし、相場は自分の読みと逆に急激にNZが売られて
結果的に75.50 円まで下落ししてしまいました。

ポジションを放置していれば、単純計算で150万円の損益が出てしまいます。

そこでチャートを確認して、
現状は76.60円(本来はポジションを持った時に入れておくのが基本)のときに
自分の判断において76.00円で逆指値売りを入れておくのです。

そうすることで、損失額はスリッページなしで100万円の損失で抑えられるわけです。

 

ストップオーダーのよくある話

よくある話ですが、個人投資家の方で
損をして決済をするのをためらってさらに大きな損失を計上したり、
マージンカットになってしまったりする方は、いまだにたくさんいると聞いています。

基本的には建ち玉をしたとき(新たにポジションを作った時)に、
個人差はありますし、証拠金に対しての影響力によっても相違はありますが、
個人で決めたポイントでストップ注文を入れて損失額を結果的に軽減する事が出来るのです。

この絶対条件を実行していないトレーダーは必ず大きな損を出してしまう時があるのが実情です。

 

ここで重要になるのが、
例えば月間22日FXを取引できる営業日があって
ディトレードで決済する条件としても
同じ55%の勝率でストップオーダーを入れるか入れないか、
自己管理・リスク管理を徹底する事です。

そうすることで、必然的に年間の収益差は大きな額になってきます。
(24時間、相場を見れません)

 

ストップエントリーでNEW POSITIONを作る

また、逆指値注文によってNEW POSITIONを作る手法もあります。

ストップエントリーとも言いますが、
チャート上重要なあるレベル(レジスタンスやサポート)を抜けたところで
あえて高値を買ったり、安値を売ったりする手法です。

これは、相場の転換期(ターニングポイント)時に非常に有効な手法になります。

もちろん、割高感や、割安感で危険は感じますし、リスクも小さくありません。

ここでも重要な点は、逆指値が約定して新しいポジションを持った場合も、
新たにストップオーダーを早急に注文しておくことを基本とします。

インターバンクのロンドンやニューヨークなどの主要市場(銀行間取引)においては
逆指値注文をSTOP BUY  ,STOP SELLと表現します。

 

しかし、長く保有していているポジションが十分な利益が出ていて、
その結果ストップセル注文で決済するのもストップオーダーです。

 

リミットオーダー(指値注文)

リミットオーダーとは、
現状レベルの価格から下がってこのレベルなら買いたい・
このレベルから上がって売りたいという
現状のレートから剥離した上下のポイントで売買の注文を出すことを言います。

簡単にいえば、今、野菜が高くてキャベツが200円で販売されているとします。

その時に「100円に下がったら買いますよ」
という注文を八百屋さんにしておく、ということです。

今持っている金の価格(現状1270ドルで買い値が1150ドル))がもっと上がって
1300ドルにきたら、売りますよという注文を
取引所に注文すると言えばわかりやすいでしょうか?

 

リミット(指値注文)は利益確定注文ではない

ここで間違えてはいけないのが、
リミット(指値注文)は、決して利益確定注文ではないということです。

簡単に説明します。

まず、ドル円を105円で10万ドルを買っておいたとしましょう。

しかし、思惑と逆に104円まで下落してしまいました。

そこで103.50円にストップを置いて
相場の上値が重そうに感じたので104.50売りの指値売りを入れておきます。

104.50円の指値が約定したとしたら、50銭×10万ドルの損失となります。

そのため、リミット=利益確定注文&ストップ=損切り確定注文とは言い切れないのです。

 

指値の置き方の違い

指値の置き方は、現状より低いレベルの買い注文や
現状より高いいレベルでの売り注文で、こちらも個人差・温度差があります。

ディトレード短期取引など、
スイングとレートやトレンド狙いの中長期取引によっても違ってきます。

しかしながら、通常ではトレーダーはテクニカル指標・チャートを参考にしながら、
あるターゲットのレベルで注文を出す指値注文(新たなポジションの構築)と
ポジションを持った後の利益確定の指値注文(利益を伴う決済注文)に大別されます。

上記で述べたような損益確定の指値注文(リミットオーダー)も指値注文です。

(たとえば、プロのトレーダーが買いポジションを持っていて、
ここまで戻れば損はするけど損失額は小さく、この前に儲かったから、
このアゲインストのポジションは少額なのでここで切れれば上々だという感じです)。

FXにおける為替リスクとは?

為替リスク

2008年に起こったリーマンショック以降、
新聞、TVニュース・経済番組などにおいて
「リスクオフ、リスクオン」という2つの言葉が
投資家の間で頻繁に使われるようになってきました。

FXの世界でのリスクオフ&リスクオンとはどんなものでしょうか?

順番に確認していきましょう。

 

FX取引におけるリスク(リスクオンとリスクオフ)

FX・株式投資やGOLD、OILなどの商品相場、不動産投資等、
皆様の大切なご資産をより効率的に保守して増額するために上記などの商品に投資しますが、
投資においては、どの商品にもリスクがつきまといます。

通常、「為替リスク」という言葉を名詞化して使用することが多くあるため、
先にこの言葉の意味から考えてみましょう。

 

実例を元に為替リスクを把握しよう

仮に2016年10-11月現在のドル円レートが105円だったとしましょう。

短い海外旅行でアメリカに行くことになって米ドルキャッシュが必要になり、
前もって10,000ドルを購入(手数料を抜かして105万円の支払い)したとします。

しかし、旅行直前に家族の中に急病人がでて旅行をキャンセルする事になり、
ドルキャッシュを使用する必要がなくなりました。

ですが、多忙に任せてそのドルを円に戻さずに放置してしまいました。

その数カ月の間にドル円の為替相場は円高トレンドとなり95円となってしまい、
結果的に両替した時には95万円(手数料別)となり、
何と10万円の損となりました。

上記のように、為替相場は24時間・365日世界中で変動しているため、
外貨を保有した場合には、必ず為替相場の変動による為替リスクが発生するのです。

 

FXにおけるリスクオンとは何か?

FX取引においてのリスクオンとは、
投資家がリスクを取って積極的に高リスク資産に投資する状況を言います。

FXでは通常、リスクの高い通貨・・・
即ち、変動の激しい通貨で英国、豪州、ニュージーランド、カナダ等の通貨が
売買されやすい状況になります。

世界の景気が良好になると、
世界の投資資金がリスクの低い資産(日本円、スイスフラン)から、
リスクの高い資産(上記)にシフトしてくるのです。

一般的にリスクオンになると、株式価格が上昇して債券は下落、
新興国のハイリスク・ハイリターン通貨が選考されやすくなるのが特徴で
世界でも有数の対外資産国である日本の円やスイスフランは売られやすくなります。

簡単な特徴

  • 景気上昇のために投資が活性化する
  • 投資においてリスクをとりだす
  • 投資資金が国債購入から株式購入へと移行する
  • 高金利でリスクの高い通貨が買われるようになる

 

リスクオフ

FX取引でのリスクオフとは、
投資家がリスクを取れずに低リスク金融資産に積極的投資をする状況を言います。

いわゆる、ローリスク・ローリターンで
9.11やリーマンショック、サブプライム事件時の状況下と同様に
投資家はリスクを取れなくなる状況に陥るときがありますが、
このような時から急激な円高が進行していることで良く理解できると思います。

このような有事化において、
FXでは安全資産である日本の円やスイスのスイスフランへ
世界中の大量な投機資産が流入するのです。

簡単な特徴

  • 投資家心理が低調になり、安全資産へと移行する
  • ハイリスク。ハイリターン商品・通貨からの逃避
  • 高金利・リスクが高い通貨が売られやすくなる
  • 安全通貨・逃避通貨が買われる

 

リスクヘッジ(為替変動のリスク軽減)

とうぜん、FX取引においてはリスクヘッジをしていくことが大切になります。

 

実例を元に考えてみよう

例えば、FXにおいて円を売って高金利通貨を買った場合を考えてみましょう。

南アランド円ランドを7.5円で100万ランド買ったとして、
長期保有し為替変動が無かったら、多額のスワップ金利を受け取ることはできます。

しかし、為替が円高方向に進行すると
為替差益(為替リスク)で損出が発生する場合もあり得ます。

その際、個人取引でのリスクヘッジ方法の代表的な方法となるのが、
大きなあるポイントでロスを回避するためにストップ売りの売り注文を入れる
リスク管理方法です。

経済実需の世界、いわゆる輸出・輸入業者は、
為替の先物取引によってリスクヘッジをしています。

はじめから、期日の為替価格を設定する取引で変動によるリスクを軽減するのです。

あえてここでは先物取引の詳細は説明しませんが、
取引した時には105円だったとして、輸入会社がする取引は以下の通りです。

  • 何ヶ月後の約束をした期日にドル円相場が110円になったとしても105円で買える約束を組む
  • 何ヶ月後の約束した期日に98円に円高に進行しても105円で売れる約束の取引(フォーワード・スワップ)

その際は対象通貨ペアの金利状況をベースにした計算でのトレードをしておきます。

その他にデリバティブ取引(通貨スワップ・オプションなど)での
リスクヘッジの方法もありますが、個人では難解で簡単ではないと思います。

 

注意事項

FXを難しく感じ、トレードする時間もない投資家の中には
「投資信託」を選考する方も多いと思います。

投資信託は世界的な金融緩和の影響で金利低下を招き、
運用する金融商品も少なく、運用実績も以前より低下しています。

多少、リターン(収益率が低い)は少なくなりますが、
個人的には為替ヘッジ有を選択するようにお勧めいたします。

 

リスクオフやリスクオンによる様々な影響

経常収支の変化

日本の輸入が大幅に増加して貿易赤字が増大した事実。

中国をはじめとしたアジア経済のスローダウンによって輸出が伸び悩み、
経常黒字の減少となるということです。

 

金融政策の変化

BOJによる異次元の金融緩和によって
日本のお金が増えてその価値が下落すると予想されたが
日銀の買い入れの為に国債は上昇し、金利は低下。

その半面でアメリカでは金利を上げた為に
日米両国間の金利差が拡大してドル買い要因となってきたこと。

しかしながら、BOJの強硬な金融緩和策は
早急な効果(円安)を上げていなかったという事実。

通常、金融大国・リーディングカントリーであるアメリカ発で景気回復が起こり、
金利が世界的にも上昇気流に乗ってくれば、
株価とともにドル円相場が円安方向に動きやすくなる可能性は強いのです。

個人的見解もかなり入ってしまうのですが、
BOJはインフレ目標を2%に上げていますが金融緩和は必要であったわけですが、
穏やかな株価上昇とともに景気自体が回復すればいいのですが、
実体経済や消費意欲は反応薄です。

 

2020年開催の東京オリンピック開催に向けて

前回のオリンピックのように経済・景気環境の改善は期待できないかもしれない。

今の状況下では、安倍さんの政権維持は長期化しそうですが
長期政権と強いリーダーシップは、
その国の株価を上げ要因になるパターンが歴史上多いそうで
東京オリンピック2020年に向けての株価の上昇を期待しています。

 

しかしながら、主要国の経済環境改善が大前提ですが、
株価の上昇はファンダメンタル要因だけではなく、
株価のオーバーシューティングが継続すると
以前の日本同様にバブルになる可能性があります。

市中のお金が余剰になっているときにも都合よく株価は上がらないのも現実で、
景気が回復しても現在のアメリカのように金融引き締めのタイミングが遅れ
株式市場が過熱しすぎて、最終的に暴落を招くケースもあり得ます。

世界全体の株価が上昇する場合は
過去のデータからいって日本の株価は大きく上昇する傾向にあるのですが、
米国の株価と対比するとその上昇スピードは全く持って遅いのが危惧されます。

現実的には企業のようにFXのリスクヘッジを他の金融商品で行うのは非常に難しく、
投資する通貨ペアの分散投資やリスク管理を基本とした
ストップオーダーの徹底が大変重要で為替リスクに対するヘッジの仕方だと言えます。

 

FXの利点と株取引の相違点

FX取引の利点

FXの取引人口が激増!その背景にあるものは?

銀行の預金金利が過去最低となった2016年において、
数年前から注目を浴びてきているのがFX取引です。

現実的に、過去と比較すると驚くほどに取引人口が増加しています。

 

アメリカのダウ平均と日本株式市場の関係性

FX取引人口の理由の一つに、
アメリカのダウ平均と日本の株式市場の関係性があります。

アメリカのダウ平均が過去最高値を記録していても、
日本の株式市場の上昇はいまひとつの状態です。

そのため、海外の債券や、低金利でも堅い金融商品である日本国債を購入する
個人投資家が急増しています。

 

そのような経済環境ですので、
外貨預金より利点が多いFXに投資しよう!という流れになるのは良く理解できます。

そこで、多くの方にFXに興味を持っていただくためにも
株式投資とFX取引の相違点を簡単にまとめてみました。

 

 

FXと株式投資の相違点

FX 現物株取引
取引方法 売り・買いどちらも可能 買いから
取引金額 証拠金取引で少額でも可能 株購入代金全額が必要
取引時間 1日24時間 9:00-11:00,12:30-15:30
取引対象 約50通貨ペア 個別銘柄-4,000以上
値幅制限 値幅制限なし ストップ安。ストップ高あり
市場規模 一日約230兆円と大規模 東証一部で1日約1兆円超
情報 情報は迅速・公平 透明性が低い

※株式投資は、信用取引はここでは入れておりません。

 

注意点

▶︎値幅制限

株式の場合、値幅制限とは、
何らかの要因で株価の突然の変動が生じた時に投資家の大きな損害を防御するために
1日に動く値幅をある一定の範囲に制限することを言います。

ストップ高・ストップ安などが、これに相当します。

FXの場合は、値幅制限はないが、
個人で設定するストップ決済や証拠金や取引金額に応じたマージンカットがあります。

 

▶︎FXにおけるマージンカットとマージンコール

FXにおけるマージンカットとは、
証拠金としてFX・証券会社等(取引会社)に預けた金額に一定のロスが発生した時に
取引業者が、詳細をインフォームします。

「出来れば証拠金を追加してください」という内容のお知らせが事前に届くことを言いますが、
これをマージンコールと言います。

上記の状況においてポジションを放置し、相場がもっとアゲインストに動いた場合には、
一定の既定のもとにポジションは取引会社によって自動的に決済されます。

これはFX取引が認可された時から投資家保護のために用いられているルールで、
あるところまでロスが膨らむと全てのポジション(構築した取引)が
成り行きの値で強制的に決済される仕組みとなっています。

取引金額と証拠金のバランスを考えるのは、
各投資家のリスク管理を基本としたセンスと責任なのです。

▶︎相対取引で表示されるレートは取引会社によって違う

FX取引では、取引所取引であるクリック365を別にして
取引会社との相対取引で顧客に表示するレートは、取引会社によって僅かに相違があります。

取引所取引は、単なる市場との仲介者で透明感があります。

基本的には、FX取引(相対取引)は以前より改善しており、
荒れ相場でもオーダーはトレードシステムの技術向上・安定によって約定します。

 

FX市場の利点

 

株式市場が何かの原因で大相場になった時や、
特定の銘柄の暴落時に買い手が消えた時(リーマンショック、山一、ライブドアの株価など)、
それが原因で「取引が成立しなかった」ということは、
取引会社を大手のシステムが安定した取引会社を選択していれば殆どありません。

 

どうして安定しているのか、その理由をまとめました。

  • 24時間取引なので投資家個人のライフワークに応じていつでも取引可能。
  • ロスカット注文は荒れ相場でもほとんど約定。
  • レバレッジ取引で現行では法律最大25倍までレバレッジをかけられる。
  • 少ない資金から取引可能。
  • 主要通貨ペアを取引すれば、比較的に値動きはスローで安定。
  • 国内だけではなく、海外の経済・金融情勢が理解できる

 

FXは上記のようにメリットが多々あります。

しかし、取引をするうえでは個人的にリスク管理を徹底する事がとても大切なことです。

そのため、自己管理も含めて慎重にトレードを行いましょう!

逆張りは禁断の果実?順張りとの違いとは

逆張り

逆張りとは何か?

トレンドの流れに逆行して売買して相場を張る手法の事を「逆張り」と言います。

簡単には上昇気流のなかにある通貨ペアを売りから入り、
下降トレンド中にある通貨ペアを買うことからポジションを構築する手法です。

逆張りは、順張り同様に株式市場でも取引手法の一つとして知られています。

 

逆張りの特徴

タイミングを計ることが難しい

逆張りは、トレンド発生後の流れや大きな波に逆らってポジションを建てるので、
そのタイミングを計ることが非常に難しい手法だと認識しています。

FX取引においては、値ごろ感で流れに逆らって安易に売買をしてしまう方も多いと存じます。

 

レベル感や割安感で安易に買われがち

目新しい円高になるとクロス円をレベル感や割安感で買ってしまうのが、
日本人投資家のいい例とも言えます

海外の市場関係者もこの事実を把握していて、
玉もある程度の大きさであると認識しているようです。

 

リスクが非常に高い「禁断の果実」

逆張りは相場の反対方向に新しい玉を建てるわけですから、
リスクが非常に高いという難点はあります。

一方、巧く大底や天井の転換ポイント(ターニングポイント)を取れると
中長期で莫大な利益を手に入れることもできますので、
私は逆張りに対して「禁断の果実」のようなイメージを抱いております。

事実、今のように多種多様なテクニカルチャートもない頃、
古くから親しくしていたディーラーが、
一方的な流れの中で逆張りで何回か大きなプロフィットを上げていた事例もあります。

 

痛い思いをしていた「逆張り信者」

リーマンの時は、逆張り信者が
逆張りのドル円買いで結構な痛い思いをしていたのも事実です。

長期トレンドに置いては、株式市場も同様ですが、数年に一度は俗に言う大相場があります。

しかしながら、建ち玉したときが、大底だったり、天井だったりと
勇気を出すことで誰も買えなかったりとか
売れなかったりするポイントで売買が出来ることも実際にあるのです。

 

超短期のスキャル手法には有効な時もある

尚、超短期のスキャルピング手法には有効な時も多いと言います。

大きな流れの中でも、少なめの幅で上下の動向を繰り返すのが相場ですので、
シンプルな移動平均線の1分足や5分足で流れを読み取って
繰り返しの小さい流れの中で少ないピップスで取っていくことを効率化する手法は可能なのです。

超短期では順張りになり得るということが理由です。

 

逆張りのエントリポイントとは?

逆張りのエントリポイント

逆張りのエントリポイント

参考:http://mituwasou.com/words/contrarian.html

上記のチャートは、上昇トレンド時のエントリーの具体例です。

①の緑の線が、短期のボックス・レンジ相場時のレンジの上限を狙ったエントリー例。
②の赤い線は、何かのきっかけでごく短時間に急上昇した時のエントリー例。
③の青い線は、RSI等の警告指標で買われ過ぎのサインに乗っかってエントリーした例です。

 

逆張りの注意点

逆張りは、ゴルフで例えると大きなフォローウインドに向かって
風が収まった少ないチャンスで玉を打つわけですから、
長い距離を飛ばすことは難題で成功率も低いので損切りは浅目、
利食いは深めを徹底することが必要です。

なんせ成功確率が低いので几帳面に敗北記録をつけることも推奨します。

以下は、逆張りをする上での非常に重要なポイントです。

 

損切りの徹底と精神的な強靭さを身につける

逆張りは精神面で大きな圧力を受ける機会が多いわけですから、
損切りを徹底されること、精神的な強靭さを身につけることが大切です。

そうでないと、たちまちに潰れてしまうでしょう。

 

王道の順張りの対処もきちんと意識する

逆張りばかりに集中してしまうと、
王道の順張りへの対応時に対処できなくなり
コントロールを失うことがあります。

逆張りと順張りをきちんと切り分けて取引が出来るよう、ここは気をつけたいところです。

 

ディトレード時のストキャスの短期足や
一時間足のボリンジャーなどで浅くストップを決め込んでのトレードは
逆張りに有効性が見られるという話があります。

私は未経験ですが、興味のある方は独自で調べてみると良いでしょう。

 

逆張りのポジション作りのタイミング(チャート参照)

  1. 大きなトレンドの最中にもレンジ内で動く期間を狙って売買してみる。
  2. 売られ過ぎ、買われ過ぎがわかりやすいチャート
    (RSI、ストキャス、MACDなど)を参照してエントリーする。
  3. コメント・指標発表時・アクシデントの
    短絡的で急速な動きを見せた時(戻りがある時が多い)に
    山や底を見計らって逆張りをする。

人気の高い取引手法「クロス円」とは?

クロス円

クロス円とはなにか?

クロス円とは、FX取引での「日本円を絡め、組み合わせた通貨ペア取引」の事をいいます。

読んで字のごとく、円とクロスされていることからネーミングされていまが、
通常は「米ドル(USDJPY)以外の円と他通貨の通貨ペア」をそのように呼んでいます。

日本人の投資家にとっては、円と他通貨の組み合わせのほうが、
日本の景気も実態感があり抵抗なく取引ができるので、クロス円取引は人気の高い取引手法となります。

例えば、日本ではメジャーなEURJPYは、
欧米などの世界市場ではほんの何%の出来高となります。欧米ではEURUSDがメジャーです。

日本に住んでいると、ドルカナダ(USDCAD)やEURGBP(ユーロポンド)、
GBPCHF(ポンドスイス)、AUDNZD(オージーキィウィ)といった通貨は、
いくら欧米では盛んに取引されているといっても中々ピンと来ません。
日本人投資家ではマニアックな人かプロのトレーダーなどが取引するだけで一般的には少ないのが現実です。

 

日本で取引されている通貨ペア※2016年11月最新

2016年11月現在、日本において取引されているのは以下の通貨ペアです。

・EURJPY,(ユーロ円)

・GBPJPY,(英ポンド円)

・AUDJPY,(豪ドル円)

・NZDJPY(NZドル円)

・CHFJPY(スイスフラン円)

・CADJPY,(カナダドル円)

・南アJPY

・中国人民元JPY

・香港ドルJPY

・シンガポールドルJPY

・トルコリラJPYなどである。

最近では「ビットコイン円」というのも
取引できるところもあると聞いたので驚いています。

 

以上のクロス円に対して米ドルと
その他通貨との組み合わせた通貨ペアをドルストレートと言います。

例としてはUSDJPY(ドル円)EURUSD(ユーロドル)
AUDUSD(オージードル)NZDUSD(キウイドル)
GBPUSD(
ポンドドル)USDCHF(ドルスイス)USDCAD(ドルカナダ)等があります。

 

 

クロス円の計算の仕方

 ここで、クロス円がどのように成り立っているのかをご紹介いたしましょう。

まずは、クロス円が二つの計算方法で成り立っている
「合成レートである」ということを理解しましょう。

そしてユーロ円とポンド円、オージー円などの掛け算通貨
ポンドとスイスフラン円とカナダ円や香港円などの割り算通貨の2種類を、具体的に紹介いたします。

 

掛け算通貨(他国通貨建て為替)

基軸通貨であるUSD(米ドル)に対し、表示が異なるために求めたい通貨の、
対ドル以外で為替レートを換算する時に「掛け算」によって計算される通貨のことを言います。

例)EUR(ユーロ),GBP(英ボンド),AUD(豪ドル)など。

 

計算方法

例)ユーロ円の対円を求める時

1ユーロ=1.10ドル、1ドル=104.00の場合

1.10×104=114.40

1ユーロ=114.40円と計算します。

 

割り算通貨(自国通貨建て為替)

基軸通貨であるUSD(米ドル)に対し、表示が異なるために求めたい通貨の、
対ドル以外で為替レートを換算する際に、為替レートが「割り算」で計算される通貨の事を言います。

例)CHF(スイスフラン),CAD(カナダドル),ZAR(南アランド)など。

 

計算方法

金融界の歴史的背景もありますが、
USDが左(サブジェクト)にあるクロス通貨の場合、求めたい通貨を分母にします。

スイスフランの値を求めるときに
USDCHFのレートが1スイスフランは0.9940スイスの場合、

104.00÷0.9940=140.85―1スイスフラン(CHFJPY)は140.85となるのです。

 

通貨算出の計算方法の確認

  • 基軸通貨が左右に一つずつある場合は掛け算!
  • 基軸通貨が左に偏っている場合、求めたい通貨を分母に割り算!
  • 基軸通貨が右に偏っている場合、求めたい通貨を分子に割り算!

 

例えば、NZDJPY(キウイ円)を売りたいときに
NZDUSDを売って(NZDドルのショート、米ドルのロング)と同額分のドル円を売ることで
同じポジションを知くることができるのです。

上記のように解体することで、
どちらの基準レートの動きでクロス円がどのように動いているか
(実質に市場で取引されているNZDJPYか合成レートがリードしているか)を理解できます。

 

月足チャートで、クロス円相場の推移を確認してみよう

ここからは、クロス円相場の推移を確認するために
ちょいと長めの月足のチャートを載せてみます。

その通貨ペアの動向は結構相違していますので、
どのような背景でおきていたのかと興味が湧くはずです。

 

ユーロ円の月足

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参考:http://zai.diamond.jp/list/fxchart/detail?pair=EURJPY&time=1mon

以下の参照チャートも上記のURLと同じです。

 

ポンド円の月足

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 オ―ジー円の月足

 %e3%82%b9%e3%82%af%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%83%b3%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%83%83%e3%83%88-2016-11-22-16-00-41

NZD円の月足

%e3%82%b9%e3%82%af%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%83%b3%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%83%83%e3%83%88-2016-11-22-16-00-41

 ランド円の月足

 %e3%82%b9%e3%82%af%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%83%b3%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%83%83%e3%83%88-2016-11-22-16-13-25

トルコリラ円の月足

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カナダ円の月足

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スイス円の月足

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 人民元円の月足

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流れに乗って取引!順張りとは?

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相場を張る投資家にとって、
株式でもFXでも「順張り」「逆張り」という言葉をよく耳にしますが、
これはどちらの市場でも認識は同じだと思います。

皆様がわかりやすいように簡単にご説明したいと思います。

 

順張りとは何か?

基本的に順張りとは、トレンドが確認できたときのその流れに乗って取引する方法です。 

通常マーケットで言われているのは
「大きなトレンドが出てきたときに順応して取引をすること」で、
サーフィンに例えると、大きないい波を待ち、その波が来たときにパトリングをしながら、
巧く乗っていくイメージです。(サーフィンに詳しくない方には分かりにくくてすみません)

 

順張りは俗に言うトレンドフォロースタイルで、
短期でも中長期でも有効で大きな収益を取れるチャンスも多いのが特徴です。

チャート上は比較的中長期のチャートで、
そのチャンスを確認して月足、週足、日足や4時間足で慎重に判断します。

ボックス相場に突入して長い時、
上下どちらかにぶれて新しい相場観が構築された時に
大きなトレンドが発生するケースが多いのです。

そこでは高値、底値をブレイクしたので、
こんな高い値で買えない・こんな安いレベルで売れないといった
割高感や割安感で考えてはいけません。

市場には、長い期間に閉じ込められていた
その通貨ペアのストレスとエネルギーが膨れ上がっているので、
過去にはそれらのストップを巻き込んで予想以上の勢いが見られることも多くありました。

 

順張りのメリット

順張りのメリットは、ブレイクしてトレンドが出た時、
勢いが強くなって収益が取りやすいことにあります。

当然ながらストップは入れますが、
思惑どおりに順調に伸びた時には長い時間足から順に
まめにチャートでイメージを確認しながら、
収益確定のストップを入れることも大切です。

トレンド確認の時と同様に、週足、日足で長期動向を確認した上でイメージを作って
日足と4時間、一時間足で同様なチャートが確認できた時を探るのです。

具体的には、各時間足のヒストリカルハイとロウ(歴史的高値、安値)を
ブレイクした時にポジション構築をするのです。

そのポイントの上と下には大きくてオーダー数の多いストップオーダーがたくさんあるので、
抜けてくるとストップを巻き込んで、竜巻のようにパワーアップする動向を見せます。

 

チャートを見ながら考えてみよう

ポンド円の週足と日足

ポンド円の週足

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参考:http://zai.diamond.jp/list/fxchart/detail?pair=GBPJPY&time=1w#charttop

ポンド円の日足

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週足、日足を示す上記の2つのチャートでは、明らかな下降トレンドが確認できます。

一例にはなりますが、チャートを見てみると
130円を割り込んだ辺りから、大量のストップを巻き込んで下落したのが分かります。

日足で確認できるように、長い間ブレイクされなかった130円を割ったあたりに
逆指値のストップセルオーダーを仕込んでおくのです。

急落した日には僅かの時間で7割ほど戻しましたが、
瞬時の事なので下で買えたトレーダーは多くありませんでした。

にも関わらず、明らかなレンジブレイクで
その後130円には戻っておらず、この原因は分かっていません。

この辺で収益を確定するのかは個人の判断ですが、
一時間足で見るとちょいと怪しいのでそろそろいい頃合いと見るか、
私なら128.50あたりの短期レジスタンス周辺でストップバイをいれておいて
もう少し時間をおくかといった具合になるのです。

ポンド円の4時間足と1時間足

ポンド円の4時間足

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ポンド円の1時間足

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参考:http://zai.diamond.jp/list/fxchart/detail?pair=GBPJPY&time=60m#charttop

 

壁をブレイクして、トレンド確認時に
トレンドフォローするタイミングを各通貨ペアでイメージし、
逆指値(買いストップ、売りストップ)を
適当(小さめ)なアマントで仕込んでおくと、
かなり有効なデータがあります。

注意しなければいけないのは、エントリーした時には
ダマシも想定してストップを必ず入れることです。

 

ここで意外と有効なのが、
中期的なボックスで高値、安値で跳ね返される時もあるので
レジスタンスのぎりぎりで売ったり、
サポートのぎりぎりで買ったりする方法です。

ここでの主題とは異なりますが、浅いストップを入れておけば怪我は少なくて済みます。

クリアーにブレイクしたら、後追いで売ったり、
買ったりすれば十分に間に合うケースも多々あります。

尚、私の場合は順張りトレンドフォロー手法時には、
小さい金額で上記のように逆指値オーダーでエントリーしますが、
人それぞれで後追いのほうが賢明かもしれません。

ドル円テクニカル短期予想

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出典:https://www.bloomberg.co.jp/markets/currencies

 

*チャートが少し不鮮明ですが、
一番上の黄色線が、90日線、緑が50日線、赤が25日線の移動平均線です!

 

さて、テクニカルといっても何から手をつけていいものやら分かりませんし、
いきなり難しいことを言っても投資初心者にはわかりにくいと思うので、
極々初歩的かつ王道的なものが見せられないかと思い、ドル円の日足ローソク足チャートを見てみました。

これは、総括的にスイングトレードに有効な内容です。

 

冒頭の画像は、昨年9月末からの1年間のドル円の動きをデイリーで追ったもので、
それに25日、50日、90日の移動平均線(MA)をオーバーレイさせたものです。

25日といえばほぼ1ヵ月・・・
これを短期と言っていいかどうか議論のあるところですが、
それでも90日MAと比べれば短期MAといってよく、
より相場の動きを敏感に反映して上下するのに対し、
50日とか90日MAはもっと大局的なトレンドを示すものです。

 

ここで重要なのは、この1年間において
90日MAが上昇カーブを描いたことは一度もなく、
強いて言えば昨年12月から今年1月の期間がフラットであった以外はずっと下降しており、
円高トレンドが鮮明であるという事実です。

 

そしてホワイトで示してある下降トレンドチャネルは
この期間のドル円のポジションエントリー、
または利食いポイントとして格好の指針となっていました。

ということは、仮にこのトレンドが継続するのであれば、
トレンドチャネルの上限に近づいたところ
(具体的にはプライスが50日MAを上回ったところ)で
ドルショートのポジションエントリー、
そして理想的にはチャネルの下限で手じまうことができれば
相当大きな収益を手にできたことになります。

 

ただ、現実的にこんなことは神様でなければできないでしょうから
3%とか5%の利が乗ったところでクローズするといったやり方がいいのでは?
逆にロスカットは90日MAを上抜けたところに置いておけば
一度も引っかからなかったということになります。

さて、直近では99-100円が強いサポートとして意識されているようで、
市場は下値を攻めるのを躊躇している様が見て取れます。

25日や50日MAも下落トレンドから横這いに転換しつつあり警戒が必要です。

 

トレンドチャネルが破られ、
更に90日MAも破られるようであれば一旦は今年の下落トレンドは終了、
次なる方向性を探るために「休むも相場」スタンスに徹した方がいいかと思います。

11月の米大統領選まで方向感が出にくくなるのかも知れませんね。

【FX入門】FXで利益が出た!その時税金は・・・?

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株式、商品市場ともに取引高が減少してきている昨今ですが、
FX市場は順調に参加者数、規模を伸ばしてきています。

驚くことに2016年現在おおよそ700万ものFX口座(取引されていない口座も含む)が開設されているそうです。

金融知識のある投資家だけではなく、主婦やリタイア層の投資家も増加していて巨大市場と変貌しました。

プロ以外の投資家の増加を受けて、
金融庁によるFX会社や証券会社などへの監視、規制等も年々厳しくなってきています。

そのおかげで、過剰な顧客勧誘や証拠金の横領などで一時世間を賑わせた悪徳業者はほとんど姿を消したようです。
結果、FXの業界はコンプライアンス(法令遵守)や
顧客への法的規制のアナウンスが実施され、かなり安全なものとなりました。

さて今回は、FX取引において利益を出した場合の注意点についてお話しさせていただきます。

FXの場合は株式の取引とは違って得た利益の一部を源泉徴収される事はありません。

下記にFXトレードに関連した税金項目についてまとめました。

これからデイトレードを行う方も、既にデイトレードで利益を出されている方もぜひご参照ください。

 

FXデイトレードにおける税金項目まとめ

雑所得

FX取引で生じた所得は雑所得として扱われます。

雑所得とは本業以外の原稿料や講演料などの収入、
国民年金、厚生年金等の公的年金(控除額の控除後)を指します。

 

雑所得が一定額を超えた場合は確定申告が必要

例えばサラリーマン(給与所得者)の場合に年間所得2000万円以下で
給与所得と退職金以外の所得合計が20万円以下を除いて確定申告する必要があるのです。

以下に該当する場合は確定申告の必要はありません。
年収が2000万円以下のサラリーマンで給与以外の所得が20万円以下の人
無職や専業主婦で所得が38万円以下の人
パート収入が65万円以下でFXなどの所得が38万円以下の人
※詳細は国税庁のHPをご参照ください。

 

申告分離課税方式

2012年度の税制改正により、FX取引は総合課税から申告分離課税へと変更されました。

他の所得と分離して確定申告を行う方式で、
給与などの所得とは合算せずに、FXの利益に税率を乗じて税額とする方式です。

現在は利益に対して一律20.315%(0.315%は復興特別所得税)が課税されます。

 

必要経費

ご存知ない方も多いと思いますが、
FXでも確定申告時に利益から必要経費を差し引いた分が課税対象所得となります。

FX取引で生じた電話代や資料代、図書代やパソコン購入(減価償却費)などが
経費で認められる可能性が大きいようです(絶対ではありません)。

そのためには大学ノートなどに詳細を記録して領収書もしっかり保存することが必要です。

※詳細は所轄の税務署へお問い合わせください。

 

スワップ金利

スワップ金利による収益も利益として換算されます

つまり、為替差益とスワップ金利を通算して利益額を出すことが必要になります。

為替差益がマイナス300万円でスワップ金利収益が400万円の場合、合計して100万円が利益とみなされます。

しかし、ポジションを決済しない限りはその対象になりません。

 

期間

FXの損益は1年間の単年度で合計します。

対象年度の1月1日から12月31日までに
「決済した取引」で利益が出たか否かが課税対象となります。

証券会社やFX会社の取引画面や定期的な年間損益計算書は、必ず大切に保管しておきましょう。

 

未決済取引

先程もお話ししましたが、課税対象は「決済した取引」だけです。

ポジション未決済で含み損がでていてもスワップ金利収益が口座に利益として振り込まれているケースは、
その利益は課税対象となってしまいます。

 

損失

FXの損失と給与所得を通算することはできませんので気をつけてください。

例えば、年間給与所得が1,100万円の給与所得者がFXで200万円の損失を出したとしても
総所得が900万円との計算にはなりませんから税金は軽減されません。

 

申告漏れ

FXの収益で申告が必要な額を超えているにも関わらず申告することを忘れてしまった場合には、
申告期間が過ぎていても税務署に申し出ることが大切です。

これは期間後申告と言って自主的に申告した場合の加税率は5%だからです。

もし、税務調査などで申告漏れが発見された場合は、
加税率+重加税率で最大40%アップとなってしまうこともありますので注意しましょう。

【FX入門】ファンダメンタルズ要因として影響を与える「長期金利」

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ファンダメンタルズ要因に影響を与える長期金利とは何か?

通常、FX、金融の世界で国が発行する国債の10年債以上の債券を長期債と呼び、
その利回りを長期金利と言います

長期金利はその国の通貨の上昇、下落に景気のバロメーターとして
ファンダメンタル要因として影響を与えるもので、最近では主要各国の長期金利は軒並み低下傾向です。

  • 長期金利が高い国は経済成長を継続して金融が引き締められている。
  • 長期金利が低い国は経済成長の鈍化により、金融緩和政策を続行。

つまり、為替レートが変動する基本は、
長期金利の高い通貨が買われて低い通貨が売られるという理論です。

しかしながら、日米間において大切なのは現状の金利差ではなくて将来の金利差ということなのです。

なぜならば、現在の為替レートに両国間の金利差が織り込み済みとなっていて
将来に広がる可能性が強いか、縮小する可能性が強いかが、
ドル円にとっては円高になるか円安になるかの判断基準のひとつとなるわけです。

 

国債の金利は国債の価格とは反比例であるという法則

ここでひとつ押さえておかなければいけないポイントがあります。

国債の金利は、国債の価格とは反比例な関係にあるということです。

国債が買われると金利は低下し、売られると価格が下がり、金利は上昇するということです。

例えば、財政不安に落ちいっているEU圏のある国の国債を買う人が少ないと価格が低下し、
金利は反対に上がるということです。

 

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英国がEU離脱決定する前の今年の6月の日米の国際の利回り比較のグラフですが
、長期金利が過去のデータで最低になっても円高が進行した例です(通常なら、日米の金利差拡大で円安へ進行)。

 

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長期金利が過去のデータで最低になっても円高が進行した例で、
日本の残存期間10年物国債が-1.155%と過去最低・日本の金利が低下してマイナス幅が進行しているのに
この時点では円高ドル安に傾斜しています。

なぜかというと、その時点では日本の金利以上に米国の金利のほうが降下していたからなのです。

現実的には金利差は縮小していたとことが原因の一つです。

2016年9月初期の利回りは1.60%あたりですが、
年内の米国の利上げ期待度が上がってきているために円安にぶれてきたということで、
日本は当分の間の金利の上昇は見込めませんので市場が順応したのです。

あとは認識を変えなければいけないことは、日経225とドル円相場のように関連性が薄れてきた事実です。

以前の我々の常識では、株価が上昇すると債券は売られて
長期金利(債権利回り)は上昇する傾向が強かったのですが、
最近では株価が上昇しても債券が買われて
長期金利がなかなか上がらない状況が多々見られるようになったのです。

但し、政策金利や度重なる可能性のある長期金利予想時や
大きな相場の変換時には基本的なファンダメンタル要因は従来の認識が有効だと思います。

【FX入門】主要6通貨の基礎知識

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世界の為替市場では、数多くの通貨が取引されています。

しかし、これからご紹介する6通貨が、世界の主要6通貨と言っても間違いないでしょう。

我々は、日本で取引しているのでUSDJPYを主としたEURJPY、AUDJPYなどのクロス円取引です

メインでEUDUSDに代表されるドルクロス取引は、取引していても実態感が感じられない方も多いと思います。

例えば、ロンドン市場ではクロス円よりも
EURUSD,EURGBP,GBPUSD,EURCHFなどをメインに取引するトレーダーが多かったように思います。

そこで個人投資家の皆様もFXをやる以上は、
スキャルピングやデイトレード、スイングトレード、中長期トレードに関わらずに
取引する通貨ペアを選択する時にファンダメンタル分析の基礎の一部として
その通貨のある程度の歴史や詳細を知っておいて頂きたいと思います。

 

USD(米国ドル)

ご存知のように世界の外国為替市場の主軸通貨という観点からでは、何といっても米ドルです。

現実的に世界の国々が外貨準備する時には米ドルを中心に行います。

他の通貨が米ドルと連動しているわけで米ドルの動向にリンクしてレートが決められています。

世界のFX取引の中で米ドルに関係した取引が確か80%近い数字と認識しています。

実際に米ドルの価値は世界経済に多大なる影響を与えています。

サブプライムショックで失われた米ドルに対しての信頼度は回復してきています。

というのは、9.11やサブプライムで中東各国や中国、ロシアなどが
ユーロへシフトしてよく言われた有事のドル買いという説も明確ではない。

しかしながら、米国経済への注目度は絶対的なものであって
米国の金融政策は世界の通貨価値にもインパクトを与えています。

市場関係者は、毎晩のごとく発表される米経済指標に注視しており、
特に雇用統計やFRB(連邦準備制度理事会)で取りきめられる金融政策である
FOMC(連邦公開市場委員会)をはじめとした経済指標は
世界経済や他の主要国の通貨価値にも多大なる影響を与えます。

ここで日本での個人投資家向けのFX取引が認可される前からの
ドル円相場の推移を下記のシンプルな年次チャートで示しました。

 

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2000年以降のドル円の最安値は2011年の75.54円
最高値は2002年の135.15円である。

 

EUR(ユーロ)

ユーロは明らかに米ドルに次ぐ第二の基軸通貨となり、
現在ではヨーロッパ23カ国で使用されていて流通量ではドルと同じかそれ以上と言われています。

ユーロの歴史を簡単に見てみましょう。

ユーロはEU統合に伴い1999年に誕生し、2000年1月より紙幣、貨幣としての流通が始まりました。

導入以降にユーロドルは1.15近辺から急降下して
2000年10月には0.8225(史上最安値)。高値は2008年7月の1.6034であったと記憶しています。

ユーロはドルと反対の動きをすることが多くて基本的に欧米の金利差が変動要因である。

いったんトレンドが出るとデータでもわかりますが、ワンウエイで長い間動きやすい通貨である。

ECB(欧州中央銀行)が金融政策の指揮をとり、ドラギ総裁のコメントは市場で常に注目の的である。

ここでユーロの動向の推移を流通量から言ってもユーロ円ではなく、
ユーロドルがわかりやすいので下記の年次表にしました。

▶︎1999年-2015年 年間為替レート 始値・高値・安値・終値・変動幅・変動率

西暦 始値 高値 安値 終値 変動幅 変動率
1999年 1.174 1.1906 0.9986 1.007 0.192 16.35%
2000年 1.005 1.0414 0.8225 0.9422 0.2189 21.78%
2001年 0.9423 0.9595 0.8344 0.8904 0.1251 13.28%
2002年 0.8892 1.0503 0.856 1.0496 0.1943 21.85%
2003年 1.0491 1.2647 1.0332 1.2586 0.2315 22.07%
2004年 1.2592 1.3644 1.1759 1.3567 0.1905 15.13%
2005年 1.3544 1.3579 1.1638 1.1843 0.1941 14.33%
2006年 1.1819 1.3366 1.181 1.3193 0.1556 13.17%
2007年 1.3205 1.4963 1.2863 1.4675 0.21 15.90%
2008年 1.459 1.6034 1.2327 1.395 0.3707 25.41%
2009年 1.3997 1.5142 1.2456 1.4323 0.2686 19.19%
2010年 1.4302 1.4578 1.1875 1.3391 0.2703 18.90%
2011年 1.3341 1.4935 1.2689 1.2939 0.2066 15.49%
2012年 1.2935 1.3485 1.2042 1.3193 0.1443 11.16%
2013年 1.3199 1.3893 1.2744 1.3741 0.1149 8.71%
2014年 1.3749 1.3993 1.2096 1.2098 0.1897 13.80%
2015年 1.2101 1.2107 1.0462 1.0854 0.1645 13.59%

動きだした時の流動性は非常に高く、経験上では、特に落ちるときのスピードは非常に速い。
尚、ドイツの経済指標もEURの動向に影響を与えるので発表時には注意が必要です。

2016年は1.06-1.16の間で推移していますが、8月末現在1.1130台。

東京時間には、ドル円と連動しやすいので特にデイトレードで取引する個人投資家も多い。
ユーロのイメージを認識する上で重要なので対円、ユーロ円の推移の年次チャートを下記に載せてみました。

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ユーロ円はユーロが導入以降に2000年初期より103円前後からスタートして
2000年10月に88.87(最安値)、2008年7月に169.83(最高値)を記録していました。

その背景としては、EU加入各国の不均衡によって導入時から落ちっぱなしで安値を付けてから、
日・米・欧の協調介入などを経てECBの金融引き締めで金利を上げて
円キャリー取引のピーク時に170円近い高値をつけたと記憶しています。

記憶に新しいのは、2011年には10年ぶりに100円を割って2年後は97円台まで突っ込みました。

恐らく、ユーロ円はここ十数年でそんなに値幅があったのと驚かれる投資家の方々もいらっしゃることでしょう。

その動向の要因や金利状況を確認してみても面白いでしょう。

 

英ポンド(GBP)

私自身、肝を冷やす想いは何回も経験しましたが、決して良い思いをしたことがない通貨です。

ポンド円、ポンドドルの通貨ペアどちらでも
動きが速すぎて流動性が半端ではなく大きいのでリスクが高い。

特に欧州時間にはポンドを取引する市場参加者はやたら多くて
投機的な波乱相場になるケースも多々ありました(裏で何が原因で動いているかわからない)。

つい先ごろにEU離脱を決定した英国ですが、
EU加盟国でありながら、ユーロを導入しなかった国の一つですね。

なんとなく、誇り高き英国人を思えば理解できるのですが、
導入しなかった主な理由がエリザベス女王の肖像が紙幣から無くなるとか、
金融大国であった英国が独自の金融政策を取りにくいなど
国民の同意が得られなかったことが上げられると言います。

歴史的にもロンドン市場は主要大国の中では最古で
戦前にポンドは基軸通貨で戦後しばらくも米ドル同様に国債決済通貨として機能していましたが、
長い間の英国経済の低迷で主役の座をアメリカに渡した感じでしょうか。

結構以前から、金利も高かったこともあり、
巨額なオイルマネーの運用先であったらしく、
今でもその筋からの投機的な動きがあるという。

基本的には米ドルとは反対の動きをし易く、ユーロと連動する兆候がある。

しかしながら、欧州時間ではユーロポンドやポンドスイスなども
裏でどれだけの資金が動いているか不明だが、荒っぽく原因不明の動きをします。

まあ、日本人の我々にはピンときませんが・・・

BOE(イングランド銀行)が、主要な金融政策に関する決定をして
個人消費やインフレ関連指標で動きやすい個性がある。

余談ですが、ポンドは女性で例えたら大柄なのに動きが俊敏で暴れだしたら、手に負えないって感じに思えます。

下記のチャートは、あえてユーロと同じ期間の設定での年次チャートですが、
新しくFXを始めた方々は、(ポンドってこんなに高かったの?)と驚かれたのではでしょうか。

尚、日本人にはイメージが湧くのでポンドドルではなく、ポンド円を主役にしました。

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史上最安値:116.81円(2011年7月)
最近の高値(2000年以降):251.07円(2007年未明)
年間平均変動幅/率:33.69円/19.23%(1995年-2015年)
政策金利:0.50%(2016年3現在)

 

スイスフラン(CHF)

スイスと言えば、最近は一時的な避難通貨と言われて久しいですが、有事でも買われる特徴があります。

ユーロがFX市場にデビューする前にドイツマルクとともに
東京のインターバンクではスイス円のトレーダーが結構いた記憶があって懐かしいです。

現在、日本ではスイスフラン円取引は人気薄のようです。

スイスは昔から永世中立国としての存在感があります。

FXを取引しなければ、ただのスキーと雄大な山々の観光国の一つというイメージしか湧きませんが、
金融界ではスイスフランは国際通貨としての立場を高めて金より堅いとも言われたものです。

ポンド同様にユーロを導入せずに独自通貨を貫いています。

スイスフラン円は1990年には110円台に乗り、
2000年9月に国内景気の相当な落ち込みで史上最安値58.75を記録して
9.11同時多発テロ、2003年のイラク戦争などの有事において、リスクオフに伴い、
スイスフランに多額な資金が集まったといいます。

高値は2015年の138.84.

一方、円同様に低金利通貨であった為に高金利通貨を買って運用するという
キャリートレードとしても人気を博しました。

尚、貿易対象国は90%以上ユーロ圏の国であり、ユーロと対ドルで連動することも多い。

尚、スイス中央銀行は大胆に為替介入することもあり、
2011年9月にスイス高抑制のため、無制限介入を宣言し、
2015年以来、2016年7月にも英国のEU離脱時に為替介入を実施しています。

ロンドン市場では、EURGBPと並んでEURCHFはメジャー通貨ペアの一つになっています。
NY市場ではUSDCHFもメジャー通貨ペアです。

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オーストラリアドル(AUD)

一時は、高金利通貨の代表でFX取引でもオージー円は、大人気の通貨ペアでありました。

尚、金利が高いときにはNZDJPYと並んでキャリートレードとして多くの資金を集めました。

但し、相場の動向が激しくてブレ幅が大きいのでリスクもあるが、
特徴として豪州は石炭や鉄鉱石などの鉱物資源、非鉄金属が豊富で
コモデティ相場が堅調な時、豪ドルは資源国でもあり、連動する。

常連の経常赤字であったためにその赤字幅が判断基準の一つともなった。

現実的に2000年以降、2007年107.81(最高値)、2008年54.99(最安値)と激しい動きをする。
しかしながら、全世界的な低金利時代で2000年の7.0%から2016年1.5%と政策金利は低下している。

RBA(豪州準備銀行)が政策金利等を発表するが、そのコメントには注意が必要です。
経済指標には素直に反応するのも特徴の一つです。

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ニュージーランドドル(NZD)

RBNZ(ニュージーランド準備銀行)が政策金利等を1ヶ月半に1回政策金利を発表するが、
雇用統計や消費者物価指数などの経済指標にも注視が必要です。

豪ドル円同様に2008年には8.25%もの政策金利でしたが、2016年は僅か2.0%となっています。
NZは農産物(主に羊)が主要資源で天候のコンデッションがNZドルに与える影響も少なくありません。

しかしながら、日本ではキャリートレードでNZDJPYは有名でしたが、
世界的な為替市場から見れば、市場参加者は少ないです。

しばらくは隣国の豪州ドルと連動していたデータもありましたが、
2008年あたりから、その動きは乖離する時もあり、独自の分析が必要でしょう。
AUDNZDの通貨ペアもマニアックですが、面白いかもしれません。

1995年からのNZDJPYの安値は41.94、高値は2007年の97.76で確かに豪ドル円との動向に乖離が見られます。

 

以上、ここまで世界のFX市場でメジャーな主要6通貨についての
簡単な事項や2000年以降の高値、安値や金利動向を紹介してまいりました。

どのようなバックボーンでその通貨ペアはそのような動向を経てきたかなど再認識する上で
ファンダメンタルズ分析には重要な事も多かったと存じます。

また、その通貨ペアに対して少しでも親しみを感じていただければ光栄です。

遠く離れた外国、行ったことのない国の経済状況やイメージが沸かないかもしれませんが、
最低限の知識として把握しておきましょう。

この6通貨以外にもカナダドルや南アランド、中国人民元、トルコリラなど、
対円では取引できる証券会社やFX会社が多くなりました。

ただ、それなりのリスクもありメジャー通貨に比べて
情報も入りにくいのでトレードする際はお気をつけください。