デイトレード

ピボットを用いてその日の相場の重要ポイントを確認しよう!

ピボット

ピボットとは、テクニカルの中の
米国生まれのトレンドフォロースタイル指標です。

簡単に言えば、前日営業日の価格をベースとして
今日の相場の大切なポイントを探るのが特徴のフォロースタイルです。

 

ピボットの特徴

相場の押し目や戻り目をターゲットとしたトレンドフォローですが、
ピポットはストップのポイントを明確に把握できるので
リスク管理的には最適な手法です。

リスク管理を徹底することで損は少なく、利益を大きく取ることが出来ます。

逆張りを基本としてレジスタンスやサポートを利用して、
買われ過ぎケースに売り、売られ過ぎのケースは買いを仕掛けるのです。

チャート自体はピポットラインを中心に
3本のレジスタンスラインと3本のサポートライン、
合計7本のラインが基本ですが、5本で見る方法もあります。

ピボットライン解説

参考:http://fx.inet-sec.com/study/technical-manual/pivot/

7本足の場合は以下のように7本のラインを短縮語で表現します。

ピボットの詳細はFX会社や証券会社で確認することができ、
それらを用いると自分で計算する必要もありません。ぜひ調べてみて下さい。

 

「本日のピボット情報」を確認してみよう

ここで、実際のピボット情報の確認の仕方を解説します。

日間 EUR/USD
高値 1.06301
安値 1.05309
終値 1.05589
R3 1.07149
R2 1.06725
R1 1.06157
ピボットポイント 1.05733
S1 1.05165
S2 1.04741
S3 1.04173

 参考:http://jp.forex.com/jp/resources/fx_pivot_point.shtml

5本ラインの場合

H
ハイ・ブレイクアウト・ポイント(新しいトレンドの発生の可能性)

R1/R2
レジスタンス(上値の目途)

P
ピボット基準値。前営業日の「高値(Ask)」「安値(Bid)」
「NY市場クローズ時の終値(AskとBidの平均値)」をもとに算出しています。

S1/S2
サポート(下値の目途)

L

 

5本ラインのチャート

5本ラインチャート

(参照:HYPER SBI)

上記は10分足のチャートです。

短期取引では15分で見るほうがポピュラーですが、
15分足でピボットを見るケースでは
直近
15分の最安値や最高値より
12ポイントのところでストップを設定すれば、
万が一ストップにかかっても
マイナス
1112ポイントですむのでリスク管理が簡単です。

逆に利益が出るときは反転するまで引っ張ることが出来るので、
大きなポイントを取れることもあります。

尚、トレンドが強いときは
ピボットを完全無視してすっ飛ぶこともあるので
軽い反転のポイントで利益確定決済をすればよいのです。

 

判断基準としては、
朝のスタートのときに早くもR3を超えてきている場合は
R2を押し目買いポイントと判断し、R1をストップセルと決めます。

基本ラインであるピボットポイントを下回ってきたら、
ドテン売りを仕掛けてみることも出来、
ロスカットポイントも明確なので
トレンドが出てきたときや反転した時には
非常に有効なシグナルとなるケースが多いです。

流動性のあるGBPJPYなどでは、
15分足を利用したデイトレでも
かなりのポイントをいただけるケースもあるということになります!

パラボリックで相場の転換期を狙え!

パラボリック

パラボリックという言葉はアメリカで生まれたもので、
日本語では「放物線」を意味しています。

FXにおけるパラボリックは
主にトレンド系テクニカル指標で相場の転換期を狙う手法ですが、
ディトレードやスキャルピングなどの短期取引にも
見た目にもわかりやすい指標です。

株式市場でも有効手段と言われています。

 

パラボリックの特徴

この取引の特徴はパラボリックが変わった
「3つ目」でエントリーするやり方です。

相場の動きとストップとリバース(SRA)が一致したポイント、
または超えたてきたケースに
パラボリックの点が売りや買いにシグナルが変化を見せるので
SELL or BUYのジャッジがわかりやすいのです。

点がローソク足より下に3本目が付いたら買シグナル、
点がローソク足より上に3本目が付いたら売りシグナルとなり、
その点を3個確認するのです。

 

パラボリックチャートの解説ドル

▶︎ドル円10分足のローソク足とパラボリック

ドル円10分足のローソク足とパラボリック

(参考:ハイパーSBI)

青いラインの3本目の始まりが買いサイン、赤いライン

パラボリック解説チャート

参考:https://fx-works.jp/parabolic3/

パラボリック解説チャート

上記のように超短期のスキャルピング取引にも有効なのは、
わかりやすく理解できます。

 

▶︎パラボリックのもうひとつのサイン

上記のケースでの読み方・サイン

  • 上がっているSAR(赤ライン)がローソク足にタッチたら売りシグナル
  • 下がっているSAR (青ライン)がローソク足にタッチしたら買いシグナル

 

 

まとめ

FX会社や証券会社のMT4のサービス画面で
パラボリックを自動で確認できるところも多いので、
短期・長期にかかわらずに確認してみましょう!

両方のパラボリックのラインを注意深く見ていれば
相場の転換ポイントでただの決済だけではなく、
途転(倍返し)取引にも有効なときが多いのでトライしてみましょう
(収益倍増作戦)!

 

エンベロープは逆張り系の指標!

エンベロープはトレンド系のテクニカル指標で
移動平均線から派生した移動平均系テクニカルのことを言います。

これは「価格が移動平均線からどれほど離れたのか」を見る、
逆張り系の指標といわれています。

 

エンベローグの特徴

エンベローグは日本語では(包む)を意味し、
移動平均線を中央にして包み込むようにして上下に表示させる
上限・加減の線をエンベロープといいます。

その観点は、相場が移動平均線から剥離してきても
またいつか移動平均線へ戻ってくるであろうという読みを
基本にした指標です。

トレーダーたちは主に逆張りのバロメーターに使用して、
たとえトレンドに乗った新しい玉を構築した場合でも
「決済のタイミングを見る」のに使用しています。

つまり、上限と加減の線をレジスタンスとサポートと考えて
「相場が反転するポイント」を見極めるのです。

その特徴のひとつとしてエンベローグは、
他の移動平均系のボリジャーバンドなどは違って
バンド(線)の収縮による変動はなく、
移動平均線から一定の幅をキープしているのです。

 

チャートからの読み取り方

エンベローグチャート

参考:http://fxtrend.jp/column-trend-envelope.html

エンベローグチャート2参考:hrrp://fxtrend.jp/column-trend-envelope.html

 

上記のチャートのように
エンベローグの上限線と加減線に接近または到達したきには
各売買サインとなります。

一般的には、日足であれば25日移動平均線が使われます。

ずらす割合は人によって異なりますが、
およそ1-3%といったところでしょうか。

 

指標のウィークポイントを読み取る

この指標のウィークポイントは
結構強い勢いのトレンド発生時には、
相場はその上限腺・下限線を突き抜けてしまうことがあることです。

そのような相場動向に移行したケースは
素直に他の有効なテクニカル指標を参照するようにしましょう。

エンベローグには上記のような弱点がある反面、
比較的にはボックス相場や動きが穏やかで
安定的な相場動向時にはかなり有効なときが多いが特徴です。

レバレッジ

 

レバレッジとはなにか

一般的にはレバレッジとはテコの作用のことで
少ない資金で大きな金額の取引ができることをいいます。

FXだけではなく、その他の金融商品や不動産業界でも
良く使われる表現ですが、レバレッジをかけられることはFXの特徴です。

しかしながら、レバレッジのかけ方で利益も損出も大きくなるので、
自己責任で自分にあった額で取引する事を肝に銘じ、
取引スタイルによってはハイリスク・ハイリターン商品になることを認識しておきましょう。

 

実例で確認してみよう

例えば外貨預金では、
例えばドル円相場が1ドル=100円だと仮定して
100万円分をドルで預金すると1万ドル(手数料抜き)しか預金できません

1年後にドル円相場が変わらなければ
満期などの円への交換時に100万円+所定のドル金利分となります。

しかし、FXにおいては約40万円で
最大25倍のレバレッジをかければ取引出来ることになるのです。

外貨預金同様に安全に取引したい投資家は
証拠金を大きめにしてレバレッジを低めに取引をすればよいのです。

例えば初心者の方やこれから、FXを始めてみたいと思う方は
100万円の証拠金を入れても取引金額を1万ドルにすることによって
収益も損益も限定できてリスクコントロール出来るのです。

日本でFXが始まってしばらくは、レバレッジに関する規制が緩く、
取引業者によって100倍以上のレバレッジを売り物にする会社もありましたが、
投資家保護のために金融庁が法的に
個人投資家は50倍から最大25倍に上限を制限して、
法人の場合も最大100倍までになっているようです。

 

証拠金(投資金額)とレバレッジ

証拠金とレバレッジ

参考:http://www.central-tanshifx.com/knowledges/basis/calculation-leverage.html

 

レバレッジの計算の仕方

基本的な計算方法は簡単で以下のようです。

・取引金額(円換算)÷投資資金(円)=レバレッジ(倍率)

 ただし、複数の通貨ペアを取引している場合には、
その口座全体のトータルレバレッジを計算しなければいけないので
以下のように計算します。

 ・全ての取引通貨の合計金額(円換算)÷投資金額(円)=レバレッジ(倍率)

 

ロスカット(マージンカット)

 ロスカットとは、投資家保護のために定めている規制で
急激な通貨の変化(暴落や高騰)によって
証拠金以上の損出を出させないように取引会社によっても差異はありますが、
ロスカットレベルを設定して強制的に決済する事を言います。

このロスカットは強制決済となる前に
各取引会社によって相違がありますが、マージンコールと言って
そろそろマージンカット(強制決済)になる可能性が強いという警告で
証拠金を追加するか否かを問うサインです。

ここでコンプライアンス的に問題となるのは、
基本的には上記の規制で証拠金(投資額)以上の損出は
免れる仕組みですが絶対とは言えません。

市場が有事で信じられないほどの大きな変動をした場合には、
ロスカットが正常に行うことができなかったりすることも
現実にはあり得る事を認識して、
レバレッジを押さえるか、証拠金を余裕を持って投入する事が大切です。

フィボナッチ

フィボナッチ

2016年の12月に入った現在、
米大統領での選挙後トランプ勝利後に円安方向に進んでいますが、
半値戻しを超えて次のターゲットは
フィボナッチの61.8%を超えてくるか否かが
市場関係者の間の話題になっていますので、
信頼性のあるフィボリッチについて調べてみました。

FXの世界でもでも下落した後に直近の高値からの三分の一戻し、
半値戻し、3分の2戻しあたりまで上昇すると
いうデータに示された上昇をするという経験則があります。

下落時にも同じことが言えますが、
基本的に中長期トレンド確認にそのポイントは、
市場関係者は注目しています。

過去の相場の動きでのパターンが
近い将来にも起きる可能性が強いというテクニカル分析で、
過去のデータからの値幅から、
将来のサポートやレジスタンスを含めた値動きを予想できるのです。

その数値を抜けてくると
トレンドが明確になるという可能性はすこぶる高いのですが、
時間などの点も考慮して絶対とは言えません。

 

大きなトレンド確認の予測方法

1.経験則

三分の一戻し(押し)、半値戻し、三分の二戻し、全値戻し(押し)

2.フィボナッチ数

38.2%戻し(押し)、50.0%戻し(押し)、61.8%戻し(押し)等

3.一目均衡表

N計算値、V計算値、E計算値等
上記の三つの予測方法の中でも
FX業界の市場関係者が信頼を置いているのが
フィボリッチ数の予測法です。

為替相場の価格変動は、
上昇時、下落時であっても一直線に上昇・下落するものではなくて
細かい上下動を繰り返しながらトレンドを形成していくのです。

そのため、上昇下落のパターンを予測する
確率性の高い方法をトレーダーたちは探してきたのです。
ドル円週足の推移

ドル円週足の推移

上記のチャートは、ここ直近の高値を示した丸印が、125.86

安値を示す□印が、99.00

半値を超えて上昇してきて61.8%戻しであるターゲットが115.60となり、重要なポイントです。

 

フィボナッチとは

フィボナッチ・Fibonacci Retracementとは
レオナルド・フィボナッチというイタリアの数学者が研究した
フィボナッチ級数を意味し、リトレースメントとは
「引き返す、後戻りする」を意味します。

この相場予測では1.618の比率に基づいた38.2
61.8と補足的に50、を押し(戻し)の目安として利用しています。

具体的には、任意の直近の高値(安値)と安値(高値)を結び、
その下降(上昇)幅を38.20%、50.0%、61.80%で分割し、
「戻り」の目標値を算出します。

38.2%前後の戻りにとどまり反転するケース、
38.2%を超えてくると半値戻しを目指して達成できないと反転、
半値を超えると61.8%を目指すし、達成できないと反転、
61.8%を超えてくるとトレンドの起点となったポイントまでの前戻しとなる確率が高くなります。

 

フィボナッチの考え方(線の引き方)

過去に出現した値幅を元にサポート、レジスタンスを計算。

過去に出現した値幅は未来も出現する可能性が高いのである。
安値から高値、高値から安値までを一つの値幅と考えてみる。

 

大切なのは、フィボナッチを引く基準です。

ここでは、事前の短期足でしっかりと安値や高値を抜けている必要があります。

チャート的に高値や安値を抜けてきていると感じることで
トレンドが出ている相場でこそ、信頼性が増す手法です。

週足でラインを引く時は日足で確認、
日足で線を引く時は4時間足や一時間足で確認と
比較的短い期間でも応用できます。

最近ではFX会社や証券会社のサービスチャートでも
フィボナッチラインを組み合わせて利用できるところが多いですし、
メタトレーダーでもフィボナッチが標準装備として
利用できるところが多くなってきているので参照してみましょう。

ボラティリティで価格変動の大きさをチェックしよう

ボラティリティ

ボラティリティとは何か?

FXをすでに取引されている投資家の皆様は、
このボラティリティという言葉を情報画面や金融関連のニュースで読んだことがあると思います。

このボラティリティとは、簡単には
「価格変動の大きさを示す指標の事」で
「各通貨ペアのある一定期間の変動率」を言います

市場関係者の間では通常
ボラが高い(大きい)、低い(小さい)というような表現をします。

例えば、ご存知のように通貨ペアの中ではGBPJPYはボラが高く、
僅か1週間の間に1000ポイント以上もの動向を見せるときも多々あります。

FX取引において取引する通貨ペアは好みがありますが、
その通貨ペアの変動率が高いということは、
収益チャンスが多いということが言えます

個人投資家の方々が、FX取引を始めるとき選択する通貨ペアは
USDJPY(ドル円)と言われていますが、
その理由は一番動いている理由の情報量も多く、
取引していて臨場感・安心感を保てるからです。

少し慣れてきて少額ながら収益を上げられるようになってきたら、
ボラが高めの異なる通貨ペアの取引にも挑戦してみましょう。

その際の注事項は以下のとおりです。

ボラが高めの通貨ペア取引における注意点

  • その通貨ペアの国の詳細や経済指標の確認(過去データも含む)
  • 政策金利の推移
  • 中央銀行および金融政策発表日の確認
  • 過去の有事における相場動向の勉強
  • その通貨の他の通貨やコモデテイ相場との相関性の確認

上記の詳細を頭に入れて
その通貨・通貨ペアに対するイメージを明確化して

出来れば、デモトレードで一定期間のシュミレ―ション取引を実施しましょう!

ドル円(USDJPY)でさえも稼ぐのは難しいのだから、
ボラの高い通貨ペアはリスクも高くて取引はそう簡単ではありません。

あくまで謙虚にアマント(取引量)を押さえて
自分に適した取引からスタートしましょう。

特に自国通貨を含まない通貨ペア
=外貨&外貨の通貨ペアは実態感が無く、
動いている理由が難解なので我々日本人はそう簡単には稼げません

 

通貨ペア別ボラティリティ表

通貨ペア別ボラティリティ表

通貨ペア別ボラティリティ表

参考:http://autofx-now.com/forex-tools/volatiliy

上記のように2016年になってからは
英国のEU離脱問題があったせいもあって
ポンドが対円、対ドルでも断トツにボラが高いのがわかります。

ドル円も米国大統領選挙後に結構動いているので
円がらみではGBPJPYに次ぐボラの高さを見せています。

このようにイベントや選挙、政策金利の変更等で
高ボラの通貨を選択するのもいいでしょう。

もちろん、ベテランの方はユーロクロスやポンドクロスなどは
元来ボラが高いので波に乗れれば大きな収益が取れることもあります。

注意しなければいけないのは、
ボラが高い通貨ペアのハイリスク・ハイリターンはもちろんのことなので
エントリー後のストップは浅目でセットアップするのが基本です。

収益が取れるときはその何倍も取れる時が必ずあります。

(より徹底したリスク管理の実施をいたしましょう。)

 

合わせてみてみたいテクニカルチャートは、
基本ローソク足+移動平均+アルファでボリンジャーバンドやMACD,あたりがいいでしょう。

ここにはあえて載せていませんが、
GBPAUD,GBPCHF,EURGBP(ロンドンではメジャー通貨ペア)とか
日本人ではあまりなじみのない外貨&外貨の通貨ペアは
もっと高いボラを見せていましたが、
最初のうちはクロス円とドルストレートの中で選択しても充分に収益チャンスはあります。

ポンドクロスやユーロクロスをあまり推奨しない理由は、
われわれ日本人にはサプライズ等で急に動きだしたときに
どちらの通貨に関わる要因なのかそのニュースを把握しにくいからです。

 

ボラを表す指数の中にVIX(ボラティリティ・インデックス)があります

その指数が25を超えてくるようだと
相場に不安定要素が増して大きな動きになるケースが多いと言われています。

ちなみにリーマンのときに80前後だったそうで
この数値が高まると急激に下落する相場には
指数を見ながらエントリータイミングを計るのに有効かもしれません。

為替レートの考え方

為替レート

FX、および為替レートは毎日のニュースで頻繁に報道されていますが、
実社会では僅か1円の上下動向が企業の利益や損失に
密接に関係していることを把握している方は多くはないのではないでしょうか。

2016年11月にはいって米大統領選挙を終えてから、
ドル円相場は徐々に円安方面上昇をみせてから、
市場心理もあるのか、FX人気に拍車がかかってきているようです。

そこで今回は、基本的な
「円安」「円高」といった為替動向について触れていきましょう。

 

円高と円安

為替レートが日本経済に多大な影響を与えるようになって幾久しいが、
円高進行があまりに進行すると自動車業界を中心とする輸出産業には痛手となります。

円安が進行し過ぎると食料品や油などの価格が上昇してきます。

石油等の資源のほとんどを海外依存している我が国にとっても、とても苦しい状況になります。

果たして適当な水準はあるのでしょうか?

歴史を振り返ってみると、日本経済の為には、
ある程度円安のほうが経済・景気は旨く回っていたのですが、
為替は多様な要因で変動していく為、
いつでも日本の都合のいいように動くものでもありません。

BOJ(日本銀行)も当局も為替動向には非常に敏感です。

そのため円高局面になると介入をちらつかせるなど、
先進国に比べて遅れ気味のマイナス金利まで導入した金融緩和策も行いますが、
目に見える杭材効果を発していないのが現状と言えます。

2016年11月現在は1$=111円前後と約半年ぶりに急激にドル高円安になりましたが、
これは主にドル要因で全面ドル高にいたった結果です。

 

為替動向は誰もわからない

忘れてはいけない東北大震災2011年3月11日。

あの時の為替の動向は良く覚えています。

瞬時にはドル買い円安にブレたのですが、
株価の急落とともにドル円相場は円高に進行しました。

色々な説があるのですが、
大きな惨事により日本が立て直しのために巨額な円を・調達する必要性が生まれるとか、
生命保険会社、損害保険会社が多額の保険料支払いの為に円が必要になる、
といった要因で円買いが進んだという説もありますが、どれも信憑性はありません。

ただ、市場の教訓として、
過去の阪神淡路大震災時に円高にぶれた事実を参照に
海外の大手ファンドを中心にドル売り・円買いを仕掛けたのだそうです。

このように、為替の変動には
1)円要因で動くケースと
2)基軸通貨のドル要因で動くケースがあることを覚えておきましょう。

ギリシャを中心とする欧州危機の場合は、円高にブレました。

しばらく100円前後で推移していたドル円が110円を超えると円安と人は騒ぎ出し、
90円を切ってくれば円高局面と世間は騒ぎ出します。

目先のレートだけではなく、中長期の動向の想定をすることが大切です。

 

固定レート・為替管理は可能か否か?

残念ながら、経済界の大物からは
「もっと国際的に徹底した為替レートの管理は出来ないのか」といった言動が聞かれるが、
アジア通貨危機や欧州のEUR導入で見られるように、そう簡単にはいかないものです。

アジア通貨危機の場合は、
199年代後半までタイバーツや韓国ウオンは
ドルペック制というドルに対してタイ政府や韓国政府は固定しようとしていました。

為替レート固定によって投資や貿易が長年の間安定的に推移して
国家にも好結果が出るのではないかという判断でした。

そこを大手ファンドが通貨価値を釣り上げて一気に売り落とすというターゲットにしたのでした。

金融界には、トリレンマという言葉がありますが、
これは石油危機時に石油価格高騰によってインフレを引き起こして
景気が後退して国債収支が赤字になるという事態になったことになる、
いわゆる「三重苦」という意味を意味するとのことです。

為替世界では、3つの操縦不可能な三重苦は以下のようです。

  • 為替レートの固定化
  • 金融政策の自立化
  • 投資や貿易の自由化

欧州が独自の金融政策を実施するためにユーロを導入、
欧州での為替を統一する事で為替レートの一本化(固定)を実現したのだが、
そもそもドイツとギリシャの経済レベルに雲泥の差があるように
通貨統合で同じ金融政策化で行動するのは無理があります。

欧州では加盟国各自に自由な貿易や金融政策の自立は無理なのです。

特に新興国や発展途上国にとっては、
金融政策は特に政治の介入や圧力で変更を強いられたり、
経済ルールも徹底されていないので為替レートを固定化する事でインフレ抑制効果も高まります。

それにより、途上国の多くはいまだに
世界的基軸通貨のドルに対して固定レート制を採用しています。

ですが、先進国のほとんどは変動相場制下に置かれています。

というのは、国債収支や貿易において自由な政策を設定したりするためには
経済状況に応じた為替レートの変動を容認するしかないのです。

ここで問題なのは、中央銀行や政府による介入で
自国に都合の良いように為替レートにインパクトを与える国があることです。

例えば、ユーロには欧州での共通通貨で究極の固定レート制であるのですが、
他の通貨に対しては自由に経済原則によって変動する変動相場制なのである。

 

香港ドル

先進国の中で7%前後のGDPを誇っている中国の1行政地区であり、
東京同様のアジアでの金融センターで有名な香港の通貨ですが、
これには固定レートが用いられています。

香港ドルは「カレンシーホールド制度」という
特別な制度でドルとの為替レートを固定しています。

その為に香港では、通常のところは中央銀行だけが発行する紙幣を、
3つの銀行を使い、それぞれに違った種類の紙幣を発行するように取り計らわれています。

  • HSBC
  • 中国銀行
  • スタンダードチャータード銀行

以上は発行額順で、各行の外貨準備高に基づいています。

香港が1997年まで英国の植民地であったことは周知の事実ではありますが、
1983年より、米ドルとのペック制で1米ドル=7.8香港ドルと固定されていました。

2005年から1=7.75-7.85香港ドルまでの変動が認められましたが、
小幅なため、香港ドル・日本円の通貨ペアの動向はほぼドル円の動向と同様になるのです。

もちろん、中国の人民元と今のところ連動して動く傾向が強いです。

米ドルと連動するのと中国元に連動する要素二つから、対円の価値が構成されているのである。

 

ドル基軸通貨時代

第二次世界大戦後、世界経済はドルを世界の基軸通貨として経済成長を遂げてきました。

1971年の金本位制廃止までで見られるように
主要国の通貨価値は全て対ドルで固定されていましたが、
先進国の通貨から変動相場制への移行をしてきました。

欧州の期待を胸にスタートしたユーロも惨憺たる状況下で
英国のEU決定もあってその価値を下げてきています。

結局いまだにUSDは強いのであって、基軸通貨としての地位にあり、
外貨準備等で各国が米ドルを保有しています。

中国通貨の人民元も所詮ドルにリンクしていて国債通貨としての評価は低い。

ならば、ユーロはギリシャやスペイン、
イタリアなどの経済状況の悪い国の脱却も起こりうる可能性も否定できません。

ユーロが制度の改革なので、欧州経済の統合を試みた大プロジェクトの効果はまだまだ先が長そうである。

中国が国際的金融市場において本当の意味での変動相場制に移行して、
アメリカが指摘しているようにオープンに自由化すれば、
今後基軸通貨の一角になりえるかもしれません。

円の場合、以前言われていた黒字円高論は2000年にはその相関性が問われています。

「貿易黒字によりその国の価値が必ずしも高くなる」という構造は崩れてきているのです。

そこで名目為替レートではなく、実質実効為替レートで見なくてはいけなくなります。

他の主要国との為替レートの平均値などで表す実質実効為替レートを
各国当局が公表している情報で確認する事が非常に大切になってくるのです。

もはや、外国為替市場の大きさは
一国や主要国だけでの規制や金融政策だけでは制御できなくなってきています。

これからは、世界レベルでの金融ルールの改築や提案が必要になってくるんでしょう。

FXの注文手法の種類

デイトレード

FX取引には色々な手法がありますが、
取り組む際には効果的にその方法を選択して収益を増やすように心がけましょう。

今回の記事は、特にFXをこれから始める方々には必見です。

 

初心者も必見!FX取引における注文手法

FX市場は24時間稼働しているので、「買い」でも「売り」でも好きな方を
新しいポジションをその時の通貨ペアのプライス(値段)でいつでも取引する事が出来ます。

始めて取引をされる方々は、
取引する通貨ペアを選んだり、スワップ金利を確認したりと
まずは「デモ取引(仮想取引)」で練習してから始めた方がいいでしょう。 

それでは、FXにおいてどのような取引手法があるのかをご紹介いたしましょう。

 

成行

現在の値段において買ったり、売ったりする方法です。

取引通貨ペア―ドル円でご説明しましょう。

現在のドル円相場が111.05-111.06と表示されているとしましょう。

  • 111.05が買いレート、111.06が売りレートとなります。
  • ドル円を買でポジションを作る場合は、111.06で買うことができます。
  • ドル円を売りでポジションを作りたい場合は、111.05で売ることができます。
  • そこでアマント(取引する量)を選択して売りか買いを選びます。

最初は証拠金も考慮して、小さめのアマントで取引した方が良いでしょう。

ポジションを作った時は後で説明しますが、
必ずストップオーダー(逆指値)を入れておくことが鉄則となります。

ポジションを成行で売買する時は、ただやみくもにフィーリングで売買するのではなく、
チャートを参考に買いのタイミングや売りのタイミングを慎重に見極めて取引すことが大切です。

取引前に最初に取引する通貨の国、経済状況や政治的問題などの「ファンダメンタル分析」と
チャートを読んで相場を考える「テクニカル分析」をある程度勉強しておきましょう。

 

指値

今のレベルではなく、
買いたいレートや売りたいレートを指定して注文を入れておく方法です。

例えば、今のドル円レートが111.05-06としましょう。

  • もう少し低い110.75に下がったところでドルを買いたいときに
    指値・110.75で買いオーダーを入れておく。
  • もう少しドル円が111.35に上がったところでドルを売りたいときに
    指値・111.35で売りオーダーを入れておく。

成行や指値で持ったポジションの利益確定の為の決済注文を入れるときにも、
この指値で売りや買いを入れて方法を使います。

 

逆指値

逆指値というのは、FX取引をする上で非常に大切な
「オーダー注文」を入れる方法です。

例えばドル円・111.06でドル円を10万ドルを買ってポジションを保有したとします。
(円貨で¥11,106,000)

しかし、買ったドル円は残念ながら、110.86まで20ポイント下がってしまいました。
(円貨で¥11,086,000円)

その結果、差し引き¥20000の損失が出ています。

 

・そこでこれ以上の損失を最大で¥50,000と決めて110.56で逆指値の売り注文(損失確定の決済注文)を入れてそれ以上下がっても損失の確定を約¥50,000

と決めておくのです。(買いでも売りでも今のレートより悪い条件での注文)

  • 初心者の多くは折角ドルを買っても、値が下がると狼狽えてしまい、
    損切りのタイミングを決めることが出来ず、
    もっと大きい損失を出してしまうことがよくあります。
    (→損の拡大を決定する事によって大損を防ぐ)
  • 成行や指値でポジションを持った時には、
    リスク管理の上で最重要なのは、この逆指値を入れておくことなのです。
    相場はいつ何時に急降下、急高騰するか誰もわかりません。
  • 逆指値のポイントは各自それぞれですが、
    勉強を重ねて自己管理ができるようにしておきましょう。

 

IFD(イフダン)-新しくポジションを持つ時

IFDとは、新たに指値注文を出す際、
その注文がエントリー(約定)した時に
利益確定注文の指値を出せる注文のことを言います。

例えば、現状に111.05-06のときに110.75の買い指値を入れて約定した時、
同時に111.65の指値の利益確定売り注文を出せる方法です

 

OCO-ポジションを持った後の注文

オー・シ―・オ―(ONE CANCEL ONE OTHER)の略で、
ポジションを持った後に
リスク管理の為にストップオーダーと利益確定オーダーを
同時に注文できる方法を言います。

例えば、成行・111.06でドル円買って保有した時に、
111.56で利益確定の売り、110.56で損失確定の売りを入れ置く方法で
どちらかのオーダーが約定した時にもう片方のオーダーは自動的にキャンセルになり、
保有ポジションはスクエアになるというものである。

 

IFO(IFD+OCO)

IFOとOCOを組み合わせた方法ですが、
新規注文と同時に注文が約定した時に
利益確定と損失確定の注文を同時に入れられる注文です。

最初から、利益確定ポイントと損失ポイントを考えての方法なので
相場をこまめに確認しなくてもリスク管理は行われており、
情報画面に張り付いている必要がありません。

 

トレール注文(ポジション保有時の決済手法)

トレール注文

トレール注文

参考:http://www.lfx.jp/trail.html

上記のように1$=100円で買ったドル円のポジションに
99円のストップオーダーを入れておいて
ロスカット幅の1円をトレール幅として設定します。

そこで順調にドル円が上昇して102円になった時には
トレール幅1円の設定した損切り注文も101円に上がります。

この時点で、1ドル100円=で買ったドル円は
101円で売っても100ポイントの利益を出せるのです。

いわゆる、利益確定の決済注文の方法です。

 

リバース注文

リバース注文

リバース注文

参考:http://zai.diamond.jp/list/fxchart/detail?pair=USDJPY&time=5m

 上記のように110.95で保有したドル円のポジションを保有したが、
111.20あたりがチャート的にも重く、
売りが厚そうだと判断して111.15で利益決定の利益確定の売りと同じレートで売り、
注文を約定して今度は売り注文を保有する方法を言います。

(ポジションは110.95買い持ちから、
20ポイントの利益確定をして新たに111.15の売りポジションをキープ)

上記のような成行、指値、OCO、IFO、IFDは
どこの会社でも標準装備しているとは思いますが、
リバースやトレールは装備されていない会社も多いので確認が必要です。

大切なことは、ポジションを持った時点で
即刻にストップだけは入れることを徹底いたしましょう。

利益確定取引はいつでもできます。

相場バランスと将来の動向を読み取る!「一目均衡」

一目均衡表

「一目均衡表」と聞くと懐かしい響きを感じる方がいるかもしれません。

私がこの世界に身を投じた80年代前半ごろ(多分、昭和55年ごろ)に、
先輩が方眼紙にローソク足でドル円のチャートを書いていたときに
株屋筋から「一目均衡表といういい相場分析表があるから」という情報をもらいました。

それを聞いて、調べてみてドル円の動向を探ろうということで、
神田・神保町の古本屋に行って7巻ぐらいの分厚い専門書を
買いに行かされたのを、懐かしい気持ちで思い出しております。

確かそれは「一目山人」という著者で
昭和40年代半ばに出版された分厚くて高額な、難解な書籍だったと覚えています。

そこで解説されていた「一目均衡表」は、
株式分析で使われ、歴史の浅い外国為替の世界でも採用された分析方法です。

時代こそ経過しましたが、一目均衡表は
いまだに現役のトレーダーも愛用している方も多くいます。

時間をベースとした変化で相場のバランスや将来の動向を読むチャートです。

 

一目均衡表の変遷

一目均衡表とは、1936年に細田悟一氏が
約2000人の業界人の7年もかけて完成させたテクニカル指標です。

ロンドンやニューヨークのディ―ラ―たち(債券や商品分野も)にも広く知られていて、
通常はローソク足のチャートと組み合わせて相場確認時にチェックできるよう、
デスクの前にあるスクリーンの中に組み込まれています。

一目均衡表

参考:http://www.tetujin-vinegar.com/cat19/post_116.html

一目均衡表は上記のチャートのようにローソク足と組み合わせて
基準線転換線先行スパン1先行スパン2遅行スパン」の
5つの線と1つの雲で構成されており、それぞれに緻密な計算式が盛り込まれています。

ローソク足が雲を上に抜けると上昇トレンド突入となり、
ローソク足が雲を下に抜けると下降トレンドへ移行するというシグナルになります。

なお、大切なのはローソク足が
雲の薄いところを抜けてしまうとトレンドの変わり目となることです。(雲の厚いところは簡単にはブレイクしないポイントとなります)

 

初心者でも分かる一目均衡表の簡単なポイント

今回は入門編ということで簡単なポイントを勉強しておきましょう!

基本となる5つのライン解説

▶︎基準線・・・過去の26日間の最高値と最安値の平均の値

▶︎転換線・・・過去9日間の最高値と最安値の平均の値

▶︎先行スパン1・・・基準線と転換線のちょうど中間値を26日先に記入したもの

▶︎先行スパン2・・・52日間の最高値と最安値を26日先に記入したもの。

▶︎雲・・・先行スパン1と先行スパン2の間の面積を表したもの。

 

一目均衡表は取引されているFX会社や証券会社の
情報画面で確認することができますが、
中には一目が見られないものもあるようです。

その場合は、他の会社の無料情報サイトでも確認ができるので、
ぜひ1度チェックしてみてください。

 

USDJPYの上抜けパターン

USDJPYの上抜けパターン

USDJPYの上抜けパターン

参考:http://www.forexchannel.net/tech/ichimoku_kinkouhyou/usdjpy.htm

 

上記のチャートは26日間の短期間の先行スパン1と
52日間の長期間の先行スパン2の関係により、
ローソク足が雲の上では強気相場になっています。

雲の上限が先行スパン1、下限が先行スパン2となりますが、
102.40アンダーに髭が見えるのは、
2016年秋の大統領選におけるトランプ氏勝利に伴った
短い間の失望売りの影響によるものです。

上記ではローソク足がクリアーに雲を上抜けており、
上昇トレンドに入ってきたことが良くわかります。

逆に2016年9月のようにローソク足が雲の下のときは弱気相場であり、
雲の上限が先行スパン2、下限が先行スパン1になっていることを表しています。

 

チャートのポイント

  • ローソク足がこの雲より上にいる間はポジションを保有してもまだ大丈夫です。
    下にあるときはまだ下がる可能性が大きいことを表しています。
  • ローソク足が雲に入り込んだ場合はトレンドの転換点であることが多いです。
    雲を下から上に突破したら上昇トレンド突入サインで、
    雲を上から下に突き抜けたら下落トレンド突入サインとなる訳です。
  • シンプルに目で見た時、抵抗線である雲を
    ローソク足が突き抜けるには力強い動向が絶対条件ですが、
    上や下に抜けたときにはトレンドの転換点(ターニングポイント)になるケースが多くあります。

 

※重要なポイント

  • 転換線が明確に基準線を下抜けしてローソク足が薄い雲を下へブレイクし、尚且つ、遅行線がローソク足を下回るようなケースを
    三役逆転」と呼びます。
    この三役逆転により、売りサインがはっきり出たと判断する事が出来ます。
  • その逆に2016年11月のUSDJPYのように、転換線が明確に基準線を上抜け、ローソク足が薄い雲を上へブレイクし、尚且つ遅行線がローソク足を上回るようなケースを「三役好天」と呼びます。
    三役好天は、買いサインがはっきり出たと判断できることを表します。

 

参考:明らかな売りサインが継続中のEURUSD

売りサインが継続されるEURUSD

参考:http://www.forexchannel.net/tech/ic

ストップオーダーとリミットオーダー

ストップオーダーとリミットオーダー

「ストップオーダー」と「リミットオーダー」

この2つの言葉を聞いたことがありますか?

この2つはFX取引をするうえで基本中の基本の物事です。

中でも、ストップオーダーはリスク管理をする上でとても大切になりますので、
今回の記事ではこの2つを改めて解説していきます。

相場を張るには、当然ながら売買差額の収益を得るために
ある一定のポイントで買ったり売ったりして、新たな建ち玉を構築します。

建ち玉をする場合は、通常、
その日見た時の現状相場で売買する方法(成り行き売買)と
このレベルなら買いたいとか、売りたいとかの
個人の希望レベルでの予約を入れておく手法のリミットオーダー(指値注文)があります。

尚、不思議に思うかもしれませんが、
現状のレートより、ある一定のレベルを下回ったら売りとか、
現状のレベルのある一定のレベルを超えたところで買いたいとかの
逆指値による建ち玉の仕方もあります。

 

ストップオーダー(逆指値注文)

FX取引において一般的な定義では、
冒頭でも述べたように新たに作ったポジションが思いのほかに逆方向に動いてしまった場合、
アゲインストに進行している状況で、自分自身が決めた損失を
リスク管理を考慮して損失決定する決済取引を言います。

 

NZDYENの場合の簡単な例)

ストップロスオーダー

ストップロスオーダー

参考:http://www.marocha.jp/order2.html

 

簡単にいえば、上記の例のように
NZ円が円安に進行すると判断した投資家が
NZ円を成り行き買いで
1NZ=77 .00円のときに100万ドル買ったと仮定しましょう。

しかし、相場は自分の読みと逆に急激にNZが売られて
結果的に75.50 円まで下落ししてしまいました。

ポジションを放置していれば、単純計算で150万円の損益が出てしまいます。

そこでチャートを確認して、
現状は76.60円(本来はポジションを持った時に入れておくのが基本)のときに
自分の判断において76.00円で逆指値売りを入れておくのです。

そうすることで、損失額はスリッページなしで100万円の損失で抑えられるわけです。

 

ストップオーダーのよくある話

よくある話ですが、個人投資家の方で
損をして決済をするのをためらってさらに大きな損失を計上したり、
マージンカットになってしまったりする方は、いまだにたくさんいると聞いています。

基本的には建ち玉をしたとき(新たにポジションを作った時)に、
個人差はありますし、証拠金に対しての影響力によっても相違はありますが、
個人で決めたポイントでストップ注文を入れて損失額を結果的に軽減する事が出来るのです。

この絶対条件を実行していないトレーダーは必ず大きな損を出してしまう時があるのが実情です。

 

ここで重要になるのが、
例えば月間22日FXを取引できる営業日があって
ディトレードで決済する条件としても
同じ55%の勝率でストップオーダーを入れるか入れないか、
自己管理・リスク管理を徹底する事です。

そうすることで、必然的に年間の収益差は大きな額になってきます。
(24時間、相場を見れません)

 

ストップエントリーでNEW POSITIONを作る

また、逆指値注文によってNEW POSITIONを作る手法もあります。

ストップエントリーとも言いますが、
チャート上重要なあるレベル(レジスタンスやサポート)を抜けたところで
あえて高値を買ったり、安値を売ったりする手法です。

これは、相場の転換期(ターニングポイント)時に非常に有効な手法になります。

もちろん、割高感や、割安感で危険は感じますし、リスクも小さくありません。

ここでも重要な点は、逆指値が約定して新しいポジションを持った場合も、
新たにストップオーダーを早急に注文しておくことを基本とします。

インターバンクのロンドンやニューヨークなどの主要市場(銀行間取引)においては
逆指値注文をSTOP BUY  ,STOP SELLと表現します。

 

しかし、長く保有していているポジションが十分な利益が出ていて、
その結果ストップセル注文で決済するのもストップオーダーです。

 

リミットオーダー(指値注文)

リミットオーダーとは、
現状レベルの価格から下がってこのレベルなら買いたい・
このレベルから上がって売りたいという
現状のレートから剥離した上下のポイントで売買の注文を出すことを言います。

簡単にいえば、今、野菜が高くてキャベツが200円で販売されているとします。

その時に「100円に下がったら買いますよ」
という注文を八百屋さんにしておく、ということです。

今持っている金の価格(現状1270ドルで買い値が1150ドル))がもっと上がって
1300ドルにきたら、売りますよという注文を
取引所に注文すると言えばわかりやすいでしょうか?

 

リミット(指値注文)は利益確定注文ではない

ここで間違えてはいけないのが、
リミット(指値注文)は、決して利益確定注文ではないということです。

簡単に説明します。

まず、ドル円を105円で10万ドルを買っておいたとしましょう。

しかし、思惑と逆に104円まで下落してしまいました。

そこで103.50円にストップを置いて
相場の上値が重そうに感じたので104.50売りの指値売りを入れておきます。

104.50円の指値が約定したとしたら、50銭×10万ドルの損失となります。

そのため、リミット=利益確定注文&ストップ=損切り確定注文とは言い切れないのです。

 

指値の置き方の違い

指値の置き方は、現状より低いレベルの買い注文や
現状より高いいレベルでの売り注文で、こちらも個人差・温度差があります。

ディトレード短期取引など、
スイングとレートやトレンド狙いの中長期取引によっても違ってきます。

しかしながら、通常ではトレーダーはテクニカル指標・チャートを参考にしながら、
あるターゲットのレベルで注文を出す指値注文(新たなポジションの構築)と
ポジションを持った後の利益確定の指値注文(利益を伴う決済注文)に大別されます。

上記で述べたような損益確定の指値注文(リミットオーダー)も指値注文です。

(たとえば、プロのトレーダーが買いポジションを持っていて、
ここまで戻れば損はするけど損失額は小さく、この前に儲かったから、
このアゲインストのポジションは少額なのでここで切れれば上々だという感じです)。