スイングトレード

【FX入門】損切り徹底!デイトレードでのリスク管理と選ぶべき取引方法・取引会社

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デイトレードでのリスク管理(損切りの徹底)

前回での記事でもご紹介しましたが、
デイトレードだけではなくスイングトレードに代表される「中長期トレード」においても、
リスク管理(損切りの徹底)は非常に大切なポイントです。

▶︎デイトレードでは損切りポイントは浅く設定する

デイトレードでは長くても一日しかポジションを持ちません。

リスク管理の意味からもデイトレードの損切りポイントは浅く設定するのが一般的というか常識です。
経験上40-50ピップス、超短期取引だと5-15ピップスに設定することが多いです。

エントリーポイントの設定の技術が向上してくると、
経験で見切りも早くできる技術も必然的に向上してきます(危険を察知できる)。

欲を張らずに市場動向に応じて目標ポイントより早く決済し、
ロスカットポイントより早く決済する手際の良さが身についてきます。

市場はたびたび予想外の動きをする事が多々あるので、
そうした事態に素早く対応しなければなりません。

ロスカットを徹底するトレーニングを日々行うことで、
少額は損してもそこはすぐに諦めて、逆に取れるときのポイントは大きく出来るようになります。

 

▶︎デイトレードに必要な”撤退する勇気”

デイトレードでは成り行きでエントリーしてから、
動意のない場合は早めに撤退する勇気も必要です。

下手に我慢するとストレスも溜まり、あまり良い結果が出ないケースが多いものです。

これは基本中の基本ですが、デイトレードでは
成り行きでエントリーしたら瞬時に
ストップオーダーを入れる(スキャルピングは別)ようにするのは、鉄則です。

ストップオーダー(逆指値注文)設定後に利食いオーダー(指値注文)を入れる感じで良いと思います。

すぐにストップで約定する可能性は否定できませんが、
ストップポイントは浅目のほうが月間トータルのロスが圧倒的に少なくなります。

まれにエントリー直後に市場が急変して思わぬ大きな損失を掴まされるケースも現実的にあるのです。

可能な限り早くストップを入れることを心掛けましょう。

 

デイトレードの取引手法・取引会社の選び方

▶デイトレードの取引手法の選択方法

デイトレードにおいて超短期取引であるスキャルピングで一日に何回もトレードするのか、
ゆっくりエントリーポイントを考察して一日数回の取引でポイントを狙う手法を選ぶのかは
人それぞれですが、初心者の内は後者のスタイルから始めるのをお勧めします。

どうしても最初はエントリーポイントが理解しにくいものです。

落ち着いて5分足、1時間足、日足などのチャートを確認していき、
少額で取引して慣れてきたら、時間が許せばスキャルもトライしていく感じのほうが無難です

いわゆる短い時間のスイングトレードみたいな感じですね。

今回はデイトレードが主題ですが、中長期にターゲットを絞った中長期、超長期トレードもあります。

現実的にはプロの金融機関内でのトレーダーで超短期のスキャルをしているトレーダーは少なく、
デイトレードでも時間を決めてトレード、欧米時間だけ取引するなど、
40-50ピップスの利益を狙った的を絞った取引スタイルが多いと思います。

 

▶デイトレード取引会社の選択方法

現在は多くの証券会社やFX専業会社などがありますが、
デイトレードでは取引をする会社の選択も収益に大きな影響を与えます。

リスク管理上の問題点も出てくるのでデイトレードに適した会社を選ぶようにしましょう。

最近でこそ少なくなってきましたが、
以前は顧客の大切な証拠金を無断で着服する、
解約に応じない、信託保全をしていない、
急にスプレッドを広げて顧客のストップオーダーを約定させるといった、
悪徳業者(商品系小規模会社)が存在していました。

金融庁による厳格な監督や、自己資本比率のチェックなど対策強化を実施してきましたが、
今もそのような業者が根絶やしにされたとは言い難いところがあります。

 

総括して言えるのは、比較的大手を選択する必要があるということ

具体的な選択基準は以下の通りです。

  • 常時システムが安定している(取引し易い)。
  • 約定拒否が少ない。
  • 為替ニュースやチャートの種類の充実等の情報が充実している。
  • スプレッドが狭く、荒れ相場でのスリッページが無いもしくは少ない。

以上が取引会社を選択するうえで基本的に重要な事項です。

加えて、プロによるコメンテーターを多数契約していたり、
チャートの達人が在籍していたり、
積極的に顧客のレベルアップのためのセミナーを開催しているなど、
情報サイト等
で何故人気のある取引会社になっているかを確認されるのもよろしいでしょう。

2社以上の口座を持つことは便利ですし、比較検討もしやすいのでおすすめです。

例えば一社で取引して一社でチャートを立ち上げるなど、市場の変化に対応する事が早急に出来ます。

通貨別に取引会社を分けてみたり、中長期取引を別の会社にしたり、
タイムリーな経済ニュースを配信している会社を情報画面としてオープンするなどが
収益増収などに効果があると思います。

 

まとめ

デイトレードで勝利をおさめているトレーダーはリスク管理が徹底されています。
リスク管理は負けない為にやるものなので一見消極的なように思いますが、損切りができるかできないかで勝てるトレーダーになるか勝てないトレーダーになるかが決まります。
ここのポイントはしっかり押さえていきましょう。

また、適した取引方法、取引会社を選ぶことでデイトレード取引はより有益なものとなります。
最初は何も分からないところからになりますが、比較検討や考察を元により良いデイトレード環境を整えていきましょう。

【FX入門】デイトレードを始める前に 〜デイトレードの変遷

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序章〜世界経済を相手にしたFXデイトレード

世の中が世界的な低金利に襲われてから、すでに数年以上経ちます。

そのため、せっかくのお金を銀行に置いておいても全く金利が見込めない状況です。

とはいえ、株式投資も難しいし、以前のように高金利な金融商品も見当たらない。

そこで、苦労して働いて貯蓄した大切な自己資金を
効率的に運用するために「FXによる投資」を選択される方が増えています。

 

近年では、そのFXを取り巻く環境も大きな変貌を遂げてきています。

1998年に個人投資家向けに金融庁(当時の大蔵省)によってFX取引が公認されて以降、
その市場参加者は、個人、法人で日本だけでも、
おそらく100万人を超えて推移してきているはずです。

当時、相場がゆっくりとした円安局面だったため、高金利通貨を買って円を売り、
なおかつ金利差によるスワップポイントまでプラスされていました。

(※スワップポイントというのは
「金利差調整分」という2国間の金利差から得られる利益のことです)

 

日本では「ミセスワタナベ」に総称される
円キャリートレードで儲けた個人投資家が多くなり、
飛躍的にFX人口が増えていきました。

しかしながら、主要国を中心として世界の金融市場が低金利時代へと変貌した昨今、
FX取引もまた、かなり難しいものとなっています。

 

6割勝てたら優秀!FXトレーダー事情

現実的にプロのトレーダーでも
年間で6割の勝率(野球でいえば打率)を維持すれば、
相当優秀なディーラーと呼ばれるぐらいです。

そのため、FXを始めたばかりの個人投資家が
世界の投資家を相手にいきなり勝てるわけがありません。

 

FX取引は、決して丁半博打ではありません。

それなりに慎重に準備し、
基本的な知識を身につけてからスタートすることがなにより大切です。

「デイトレーダーで◯◯円稼いだ!」などと豪語している方々は、
間違いなく人の数倍も勉強して、独自の取引手法を構築しています。

現実のFX取引では、大きく負けてしまう人、
勝ったり負けたりを繰り返す人の方が圧倒的に多くいます。

 

FXトレードの変遷〜時代を振り返る

昔話を少しさせていただくと、
そんな私も社会人としてのスタートがFX業界で、
当時は東京外国為替市場と呼ばれる銀行間取引が主な取引スタイルでした。

まだその頃は海外との直接取引も出来ない時代で、
株式市場同様15:30に1日の取引を終えておりました。

 

その後、何度か法改正が繰り返されて、
海外との取引も始まり、24時間市場となり、
当局によって個人投資家向けの外国為替取引が認可されて、
ようやく個人のFX取引がスタートとなりました。

  • 1985年の悪魔のプラザ合意
  • 1987年のブラックマンデー
  • 1990年のバブル破裂
  • 1995-98年の大手証券・銀行破綻、
    株価暴落を経てから、ドル円も79円台に突入

そうした激動の時代を経た後、東京でのFX取引は始まったのでした。

 

FX取引が始まる以前は、商社やメーカーでさえも
輸出輸入などの実需のカバーは
銀行を通して取引しなければいけない市場でした。

私がFXトレーダーとしてデビューした当時は
今は当たり前に使用されているチャートのようなものは無く、
株式罫線(けいせん)を為替相場に適用させ、
トレーダーたちは、方眼紙に手書きで、
自分でローソク足をつけて勉強しておりました。

 

何が起こるか分からない・・・
FX取引は世界経済に強く影響される

1985年9月22日のプラザ合意の日に
ドル円が240円から215円ぐらいまで急降下。

僅か1日で起きたその推移に
多くのトレーダーが、買いレートも無く、
地獄を見て涙を流したということもありました。

 

FX取引が公認されてからも、

  • 1995年の阪神淡路大震災
  • 2001年の9.11
  • 2008年のリーマンショックやLTCM破綻

など多くの大事件に直面し、
私自身も東北大震災時には2日間もディーリングルームで格闘しておりました。

 

そういった様々な世界経済の変化を経験した中で
私自身も強くアドバイスさせていただくのは、
FX市場への参入は、最低限の勉強、予備知識を仕入れてからすることです。

もう既に取引をされている方々も、
今からでも知識を厚くするには絶対に遅くはありません。

専業トレーダーの方は当然のこと、
普段昼間は仕事をしながら空き時間を利用して
数時間の取引をしている方、
携帯でトレードされている兼業トレーダーの方も、

とにかく勝ち組になりたいなら、
もしくは勝つ確率を上げたいのなら、
トレードについてのルールや関連知識は
自分から積極的に学び取っていくようにしましょう。

 

デイトレードを行う際に利用する証券会社(FX取引業者)について

現在は、数多い証券会社やFX会社のシステムは、
当初に比べると安定してきてシステムトラブルも少なくなっているようです。

余程の大きなアクシデントが起きなければ安定してスプレッドの狭いなプライスが供給されています。

しかしながら、取引する会社にはやはり安定して情報が豊富な大手の会社を選択することを推奨します。

超短期のスキャルピング取引を行うなら、主要国の経済指標発表時が狙い目

トレーダーは自分の環境、適性によって取引手法はそれぞれ異なります。

デイトレードとは、基本的に株式取引から来た言葉だと思いますが、
一日のうち短時間で複数回の取引を行ってオーバーナイトポジションを持たないで決済する取引手法です。

通常5分足、60分足、日足のチャートを注視してする短期取引です。

一方、スキャルピングは、ポジション保有時間がデイトレードよりもさらに短い超短期トレードです。

一回の取引のターゲットを3-15ピップスぐらいにして、俊敏な取引を継続しますが、
逃げるときはロスを最小限にする緊張感と動向をウォッチする耐久力を必要とします。

例えばですが、超短期の経済指標時間を中心に狙ったスキャルピング取引をメインで取引される方は、
特に主要国の経済指標発表時にある程度のポイントを稼ぐ手法が有効と言われております。

豪州(オーストラリア)、NZ(ニュージーランド)の経済指標発表時には
結果に素直に反応するケースが多く、後乗りでもピップス(利ざや)が結構取りやすいケースが見受けられます。

その際は出来ればシンプルな1分足の移動平均線か、ボリンジャーバンドを参照しながらが有効です。

もちろん、欧米時間の主要経済指標発表の際も同様ですが、
事前予想と前月データなどを押さえつつ、金融政策発表時のコメントなどを瞬時に判断するためには、
ファンダメンタル分析も少しずつで結構ですので勉強しておくべきでしょう。

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上掲のチャートのように、「スキャルピング」は短期でトレンドが出始めて
一方方向に相場が動いているときにポジションを構築して、決済も俊敏に実行する取引です。

お年寄り世代には向かないかもしれませんが、ゲームに慣れた若い世代の方には案外簡単かもしれません。

まあ、1日の間に何回も取引チャンスはあるということで面白いかもしれませんが、
ロスカットは確実に行うことを心がけましょう。
(この手法の名前を聞いたときは、頭皮の薄い我々中高年が、
シャンプー前に薬品をつけて油を取るような意味かなと思っておりましたら、
頭の皮を剥ぐという意味だそうです)

他に本業があり、FX取引になかなか時間が取れないで
トレンド発生時にポジションを構築するという投資家に有効なのは俗に言うスイングトレードです。

中長期にわたってポジションを保有してある程度大きなプロフィットを目指すスタイルです。

例えば、イギリスのEU離脱問題の国民投票後のポンドなどがよい例です。

ここではいずれにしてもポンドは下がるに違いないと思って
トレンドが出始めのときにポジションを構築する(ポンド売り)ケースを言います。

もちろん、参考チャートは、日足、週足がメインになってきますが、
その際の収益目標は100-300ピップスで引っ張る人は500ピップスぐらい欲張るトレーダーもいますが、
ストップポイントをどの辺に設定するかは、トレンドの強さの見極めとテクニカル分析の認識と
その人の資金力と構築したポジションの大きさによって異なるでしょう。

 

EU離脱の国民投票で起こったサクセスストーリー

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上掲のチャートは英国のEU離脱の国民投票の結果が出た6月24日からのポンド円の日足移動平均線ですが、
その時に150円超えから、134円まで急落の途中に幸運にも145円でショートを構築することができました。

サプライズ的なニュースであったために欲張って130円にターゲットを設定したところ、
7月の初旬には、なんと目標の130円で決済し、1500ピップスの利益確定となりました。

ストップポイントはトレンドが出た状態であったために
(サプライズ売り)50ピップス上に浅めで設定しておきました。
(まあ、こんなケースは滅多にありませんけど!)

上記のポンド円のスイングトレードの成功例の背景には、
実は、テクニカル分析とファンダメンタル分析の知識が大きく関わっております。

この日は、概ね何といってもEU離脱否定派が勝つだろうというのが、市場関係者の読みでした。
そのため、直前には、ポンドは買われていた中でのサプライズの結果でありました。

テクニカル的には、何個ものサポートポイントをブレイクして
売りが売りを呼んでもうストップの嵐状態であったために、
テクニカル分析及び過去のサプライズアナウンスの経験があるトレーダーは
追っかけても売れる勇気と度胸を持ち合わせていました。

決して相場が冷えるまで安易に値ごろ感で買ったりしてはいけないということです。

ファンダメンタル分析を把握しているトレーダーは、
もし離脱決定になればポンドが暴落するのはわかっていました。

接戦ではあったものの、離脱決定自体がサプライズであったために
ユーロともどもこのような大きな下落ムーブメントを招いたということでしょう。

あとは、スイングトレードにおいてメンタル面は非常に大切です。

デイトレードやスキャルピングと違い
一定期間ポジションキープするという精神的な強靭さが必要なことから、
重圧がかかり、少しばかり相場がアゲインストに動いてきたら利益確定をしてしまったり、
ロスカットしてしまったりするケースが多いのが現実です。

相場の細かい上下動に左右されないメンタルトレーニングを徹底して、
一度決めたポイントまでは我慢を貫き通すことが重要です。