2013年 1月 の投稿一覧

FX相場のイメージトレーニング法

balloon-912806_960_720

FXでイメージトレーニング?というと違和感を感じる方もいるかもしれませんが、
スポーツと同じで予め頭のなかでイメージを固めておくと
いざというときにスムーズに行動ができるようになります。

「パニック相場などであたふたしてしまい、
細かな利食いになってしまったり、逆に大きな損失がになってしまった。。。」

なんてことがないように常に何となくでもいいのでイメージを固めておきましょう。

 

前日までのチャートやニュースを頭に入れておく

まず前日の流れを五分足等でチェックしてみます。

前日発表されたニュースにより、相場がどんな動きを見せたのかを調べます。

納得が行く流れなら問題がありませんが、違っていた場合、
どうしてそうなるのかを想定し、検索等をして原因を確かめておきます。

丹念に背景を描き出す事で、相場の流れが予測しやすくなるからです。

トレンドの流れを見る

時間足チャートを見ながら、前日の動きを見、更に一週間の流れとも比較してみます。

現在どのようなトレンドを形成しているのかを十分見つめ、
トレンドの最中なのか、それとも天井近くか。
底に近いのか。
それともトレンドが一度終結し、レンジ相場なのか。
の判断をします。

それによって、どのポジションから入るのか。
の想定が出来るでしょう。

その日の自分のトレードをイメージする

例えばその日、上昇トレンドが天井付近になっていた場合、
売りから入ろうと決断した時、相場が下落せずまだ上昇している時に、どこで一旦損切するのか。

また利食いはどれくらいの値で入れるのかをイメージしておきます。

これによって、不足の事態でも慌てず直ぐ、対応が出来ます。

いつまでも下がらず、上がり続けても一旦損切りを行い、下がり始めた時再び売りポジションを取り、様子見をし、本格的に下がり始めた時、売りを増やす。
と言ったイメージにより、相場に十分対応出来る様になります。

まとめ

イメージする際に大切なのは、出来るだけ正確に現在の状況を想定する事です。

しかしそうは言っても、様々な要因で突然の値動きが起こる可能性があります。

ですから、出来るだけ始めに、どの値で損切り、利食いをするのか。を想定しておく事が大切です。

また、そのイメージで上手く利益が出なかった場合
もう一度相場の流れを十分見、損切の幅を狭める。もしくは広げる事を再考しましょう。

イメージする事で恐怖心を克服し、相場の動きに対し、
冷静な対応が出来る様になりますから、イメージして置く事は大切です。

第5回 ニュージーランドドルの特徴

NZD-ok

ニュージランド

ニュージランドは面積27万平方キロメートルの
日本の3/4ほどの国土の人口430万人の比較的小さな国です。

大きな地図で見る

地図の通り、オーストラリアに非常に近く、オーストラリアからの影響を強く受ける国です。

ニュージランドドルの事をNZドルや、
ニュージランドの国鳥のキウイからとってキウイドルなどと呼んだりもします。

2010年〜2011年にニュージランドのカンタベリー地方で起きた
「カンタベリー地震」も記憶に新しいかもしれません。

政策金利は3.50%(2016年現在は2.00%に低下)で、高金利通貨国と言えるでしょう。

 

オーストラリアとの深い繋がり

オーストラリアと比較すると資源自体は乏しく資源国としては小規模ですが、
430万人の人口より羊の数が20倍とも言われるほど酪農が盛んな国です。

その他には観光地としても有名で、オーストラリアから多くの観光客が訪れます。

また、オーストラリアとは貿易も盛んな為、
オーストラリアの経済政策などの影響を受けやすいのが特徴です。

実際、キウイと豪ドルの動きは連動していて、とてもよく似ています。
オーストラリア同様、原油価格に影響を受けやすい点も、似通っています。

 

二度の地震による影響

2010年9月4日、現地時間4時35分にカンタベリー地方で発生。マグニチュード7.0。
2011年2月22日、現地時間12時51分にカンタベリー地方で発生。マグニチュード6.3。

この地震の影響の為、ニュージーランド経済は打撃を受け、以前は豪ドルを上回る高金利でしたが、
原油価格の高騰や米狂牛病によるオージービーフの需要が増えたオーストラリアは経済発展し、完全に逆転。

現在では両国の金利差を狙い投資する人も増えてきました。

但しニュージーランドの経済復興はめざましく、再び高金利に転ずる期待も高まってきています。

ニュージーランドドルの売買戦略

流動性が小さい為、大きな買いや売りが入ると、途端相場に影響が出ます。
その為、値動きしやすく、リスクの大きい相場と言えます。
また高金利の為、売りから入る事は得策ではありません。

 

キウイの売買戦略とは?

やはり高金利通貨の特徴を活かし、FX取引の中でもスワップ狙いが妥当と言えます。
また、2013年現在、1NZDが70円台ですので、
低予算から始められ、損失額も少なくて済みます。

円キャリートレードの流れに上手く乗ることで利益率を高めることができます。

円キャリートレード
市場リスクが高まると安定性、安全面で信用のある円が買われ、
市場が安定すると投資目的で高金利通貨等が買われる動きのことを円キャリートレードといいます。

相場に影響を与える要人発言、
失業率や消費者物価上昇率などに注目しておくと、
相場の流れが予測しやすくなります。

目安として、キウイドルとドル円とキウイ円が
同時に上昇する動きが見られる時が円キャリートレードの始まりです。

 

まとめ

オーストラリアドルに引き続き、高金利通貨国のニュージーランドについて取り上げました。
高金利通貨はスワップもあるので買いエントリーの場合は明らかに有利ですし、
比較的安定した収支が期待出来ます。

しかし、下落の際は大幅に下落することもありますので、リスク管理は適切に行うようにしましょう。

 

無視出来ない中国経済の動向

money-742052_960_720

中国の外貨準備額

中国の外貨準備額は世界一で、
2011年6月には3.2兆ドルと、日本の三倍近くにあたります。

この準備金の殆どは、ドル資産で運用されてきました。

しかしドル安が続いた為運用の多角化をめざして金等の購入を大幅に増やし、
金相場が急上昇して注目されたのは、皆さんニュース等でご存じかと思います。

安全通貨として認識の高い円を、中国が購入する比率は、
2010年末の時点で前年と比べて五割近く増えていて、三割の金を大きく上回っています。
これが、円高要因の一つとして考えられています。

中国国内のインフレ

2013年現在では以前ほどの伸び率が見えなくなったというニュースや、実体経済が不透明なほころびも見え隠れし、
景気の後退が一部見られるようになりました。

欧米からの人民元切り上げ圧力も加わり、
これまで以上に人民元の上昇速度は早くなり、介入額も減少傾向にあります。

この圧力に対し、中国側も米債券の売却をほのめかせたりしてはいますが、
外貨準備金の七割をドルで持っている中国が売却したのなら大きな損失を産み、
十分な牽制に、なっているとは言えません。

しかし過去の日本が、1ドル360円から現在80円近くに上昇したのと同様に、近いうちに人民元も上昇するだろうと予測されています。

人民元の為替取-NDF

最近では人民元との取引できるFX会社が増えています。
しかしその取引はNDF(ノンデリバラブル・フォワード)が殆どです。
NDFとは、現物の受け渡しの伴わない通貨取引で、いわば仮想の取引です。
その為、普通の取引で当たり前に付く、スワップポイントがつきません。
買いポイントでも売りポイントでもマイナスになる事が多いので、スワップ狙いの人は注意すべき点でしょう。

また、人民元の為替レートは、中国政府が為替レートを管理する「管理変動相場制」が採用されている為、変動幅はそれほど大きく無く、中国人民銀行が人民元の対ドルの1日の変動幅として認めているのは、1%です。

もう一つの取引、オフショア人民元

オフショア人民元とは、仮想取引ではなく実際にお金が動く取引を指します。

中国政府に認可されている海外投資家向けの公式な市場で、主に香港で取引されています。

そしてオフショアの最大の特徴は、スワップ金利が受け取れると言う事です。

しかしNDF同様、中国政府の規制対象になっているので
為替レートが自由に変動するわけでは無く、本土よりも人民元が割高になっています。

オフショア人民元を利用したFX取引は、これまでは対米ドルでの取引に限られていましたが、
2012年7月から、セントラル短資FXが対円での取引をスタート。

NDFと比較すれば手数料の負担が少ないのがメリットです。

人民元の取引の魅力

取引ができるようになったとはいえ、売買にコストがかかる事。
規制を受けているので、レートの変動が乏しい事。

等、利益を産むにはまだまだ、魅力ある通貨とは言えません。
しかし将来、人民元はいずれドルのような基軸通貨になる、との見方もあります。

また、急激に元が上昇する際は大きなチャンスが訪れるので、注目すべき通貨と言えるでしょう。

第4回 豪ドル円の特徴と戦略

goudllのコピー

オーストラリア

オーストラリアはキャンベラに首都を置き、
面積770万平方キロメートル(日本の20倍)ほどの広大な国土を持つ大きな国です。

反面、人口は2200万人程で、日本の首都東京の1.5倍程です。

広大な土地を生かした、農畜産業が盛んで、
レアメタル等の地下資源も豊富な有数な資源国でもあります。

先進国では珍しく、高金利通貨国でもあるのが特徴です。

 

高金利通貨としての豪ドル

一般的な高金利通貨の特徴として、
長期間のなだらかな上昇の後上昇角度が大きくなりピークを迎え、
その後一気に下落すると言うパターンが多く見られます。

高金利通貨は金利目当てで長期保有の前提で買われることが多いので流動性が少なく、
特に市場が安定しているときは、一方的に買われる傾向があります。
しかし長期の上昇後、その国の大きな不安材料等が出ると、一気に売られるという動きになります。
この動きはパニック売りとも呼ばれ大きな下落が発生します。

ある程度下落すると、再び投資家の購買意欲が高まり緩やかな上昇が始まります。

高金利通貨ですので、スワップ等も考慮するとやはり買いの方が有利です。

ですので、緩やかな上昇トレンドの時は波に乗り、
下落が始まったら速やかに決済するのが望ましいでしょう。

下落が落ち着いた時に、樣子をみて再度買い直すのが効率的と言えます。

更に効率的に取引するには、常にアンテナを張っておく必要があります。
政策金利の発表等の金融政策に関する指標は特に注視するようにしましょう。

 

資源国通貨としての豪ドル

オーストラリアは、石油や石炭などのエネルギー、
金や銀などの貴金属、鉄鉱石やニッケルなどの鉱物等、豊富な資源を持つ国です。

天然資源は国際的に価格が決まり、世界で値が同一であるという特徴があり、
原油を始めとした天然資源の価格変動の動きは、資源国通貨の値動きと酷似しています。

ここ数年新興国の発展と共に、中国への資源の輸出が増えている事から、
中国経済の動きには大きな影響を受けます。

そのため、中国の政策指標にも注意を払う必要があります。

例えば中国がより多くの資源を輸入するような場合は、
天然資源の価値が上がり、豪ドルの価値が釣られて上昇すると予想出来ますし、
逆に輸入を制限するような動きが出ると、豪ドルの価値が下がると予想出来ます。

 

豪ドル、円の売買戦略

豪ドル/円とNZドル/円等の高金利通貨は、
先述した通り、緩やかな上昇と急落を繰り返すような動きをします。

ですからデイトレードのような短期売買には向かない通貨と言えます。

上昇中は中長期での保有前提で買い、下落が発生したタイミングで売る、
その後下落が収まるタイミングで再度買いという手法が効率的でしょう。

豪ドル円は、ドル円の影響を強く受けるという特徴が見られ
豪ドル円が本格的に上昇を見せるのはドル円が下落の底から上昇に転ずる時です。

しかし2013年現在では、アメリカの景気回復の遅れ、欧州問題等投資家が二の足踏む状況の中
豪ドルの人気は上がっているにも関わらず、積極的な上値買いの動きは、目立つ程には見られません。

 

豪ドルの注意点

基軸通貨の米ドルの影響力が大きいというのは豪ドルも同様です。

米国の金融政策等で価格が上下するということは十分考えられます。

米国の金融政策には注意が必要です。

 

まとめ

さて、代表的な高金利通貨国のオーストラリアについてレポートさせて頂きました。
高金利通貨は、金利(スワップ)目当ての長期的視野で売買している人が多いですので、同じ流れに乗るのがコツです。

緩やかな上昇が続く間は波に乗り、下落が発生したら無理せず売るようにしましょう。
政策金利の発表は非常に影響力がありますし、発表内容もわかりやすいですので、必ず確認するようにして下さい。

次回はもうひとつの代表的な高金利通貨国のニュージーランドについてレポートする予定です。

これからも応援よろしくお願いします。

第3回 ポンドドル・ポンド円の特徴

money-164032_960_720

イギリス

イギリスは国土24万平方キロメートルと日本の約2/3の国土で
人口も6000万人程と(意外と?)日本より小さな国です。

首都はロンドンで、FX市場としては大きなマーケットの1つです。

EU加盟国であるため、EUの影響力が大きいのも特徴です。

 

ポンドの歴史

かつてのポンドは世界の基軸通貨でしたが、
第二次世界大戦以後国力の衰退によりドルにその座を明け渡しました。

現在、イギリスは欧州連合に参加しているものの
ユーロには参加せず、自国のポンドを保っています。
また中東のオイルマネー等も集まり、
市場の流通は世界4位と、取引の多い市場となっています。

ポンドはかつて豪ドルに並ぶ程の高金利通貨でしたが
現在は見る影も無く、0.5%と低金利の通貨となってしまいました。

しかしイギリスは経済状況に応じて、
短期間に金融政策の方針を変更する、ストップアンドゴー政策を採用しており、今
後の政策次第では高金利になる事は十分考えられます。

一概には言えませんが、インフレリスクが高まる時、ポンドが高金利になる可能性があるという事です。

 

ポンドの変動要因

ポンドが上昇する要因と考えられるのは、
政策金利の引き上げや、北海油田価格の上昇等です。

また、下落の要因と考えられるのは、国内総生産量指標の悪化やテロ。

そして中東のオイルマネーが集まる市場故に、中東情勢の悪化などが上げられます。

更にアイルランドに非常に多額な投資を行っている為、
アイルランド問題が悪化すると、ポンド売りに繋がります。

中央銀行、BOE政策決定会合等の議事録や北海油田の値動き、
また中東、アイルランド情勢などに注目すべきでしょう。

ポンドドルの売買戦略とは?

ポンドドルはスプレッド幅も狭く、価格の上下が激しい為、
スキャルピングやデイトレードなど、短期の売買を行う場合は比較的扱いやすい通貨ペアです。

但し、上下幅が非常に大きいので大きな含み損になり得るので注意が必要です。
トレンドには逆らって逆張りしたらそのまま莫大な含み損になるということも十分考えられます。
大きなトレンドには逆らわないように、注意するようにしましょう。

市場の動く時間帯としては、東京市場の終わった午後4時前後と、
NY市場の始まる午後9時前後が狙い目でしょう。

ポンド円の売買戦略は?

ポンドドルが、経済指標など好材料によって上昇した際、
ポンド円はそれに釣られて大きく上昇する傾向が見られます。

例えば、ポンドの金利引き上げなどの上昇要因が出た時、
ポンド円はポンドドルより余程速いスピードで、大きく上昇します。

そのようなチャンスを掴まえられれば、短時間で大きく利益が出せる相場となるでしょう。

 

まとめ

ポンドのあれこれ如何でしたでしょうか。

ポンドは、値動きが大きい為初心者にとっては難しい相場ですが、
日頃値の動き方を研究し、上昇要因や下落要因が出た時には、
素早くトレンドに従ってポジションを持つ事で、短時間で大きな利益産み出す魅力的な通貨と言えます。

但し、変動幅が大きいので、適切なレバレッジでリスク管理を怠らないようにして下さい。

次回はオーストラリアについてレポートします。