第4回 豪ドル円の特徴と戦略

goudllのコピー

オーストラリア

オーストラリアはキャンベラに首都を置き、
面積770万平方キロメートル(日本の20倍)ほどの広大な国土を持つ大きな国です。

反面、人口は2200万人程で、日本の首都東京の1.5倍程です。

広大な土地を生かした、農畜産業が盛んで、
レアメタル等の地下資源も豊富な有数な資源国でもあります。

先進国では珍しく、高金利通貨国でもあるのが特徴です。

 

高金利通貨としての豪ドル

一般的な高金利通貨の特徴として、
長期間のなだらかな上昇の後上昇角度が大きくなりピークを迎え、
その後一気に下落すると言うパターンが多く見られます。

高金利通貨は金利目当てで長期保有の前提で買われることが多いので流動性が少なく、
特に市場が安定しているときは、一方的に買われる傾向があります。
しかし長期の上昇後、その国の大きな不安材料等が出ると、一気に売られるという動きになります。
この動きはパニック売りとも呼ばれ大きな下落が発生します。

ある程度下落すると、再び投資家の購買意欲が高まり緩やかな上昇が始まります。

高金利通貨ですので、スワップ等も考慮するとやはり買いの方が有利です。

ですので、緩やかな上昇トレンドの時は波に乗り、
下落が始まったら速やかに決済するのが望ましいでしょう。

下落が落ち着いた時に、樣子をみて再度買い直すのが効率的と言えます。

更に効率的に取引するには、常にアンテナを張っておく必要があります。
政策金利の発表等の金融政策に関する指標は特に注視するようにしましょう。

 

資源国通貨としての豪ドル

オーストラリアは、石油や石炭などのエネルギー、
金や銀などの貴金属、鉄鉱石やニッケルなどの鉱物等、豊富な資源を持つ国です。

天然資源は国際的に価格が決まり、世界で値が同一であるという特徴があり、
原油を始めとした天然資源の価格変動の動きは、資源国通貨の値動きと酷似しています。

ここ数年新興国の発展と共に、中国への資源の輸出が増えている事から、
中国経済の動きには大きな影響を受けます。

そのため、中国の政策指標にも注意を払う必要があります。

例えば中国がより多くの資源を輸入するような場合は、
天然資源の価値が上がり、豪ドルの価値が釣られて上昇すると予想出来ますし、
逆に輸入を制限するような動きが出ると、豪ドルの価値が下がると予想出来ます。

 

豪ドル、円の売買戦略

豪ドル/円とNZドル/円等の高金利通貨は、
先述した通り、緩やかな上昇と急落を繰り返すような動きをします。

ですからデイトレードのような短期売買には向かない通貨と言えます。

上昇中は中長期での保有前提で買い、下落が発生したタイミングで売る、
その後下落が収まるタイミングで再度買いという手法が効率的でしょう。

豪ドル円は、ドル円の影響を強く受けるという特徴が見られ
豪ドル円が本格的に上昇を見せるのはドル円が下落の底から上昇に転ずる時です。

しかし2013年現在では、アメリカの景気回復の遅れ、欧州問題等投資家が二の足踏む状況の中
豪ドルの人気は上がっているにも関わらず、積極的な上値買いの動きは、目立つ程には見られません。

 

豪ドルの注意点

基軸通貨の米ドルの影響力が大きいというのは豪ドルも同様です。

米国の金融政策等で価格が上下するということは十分考えられます。

米国の金融政策には注意が必要です。

 

まとめ

さて、代表的な高金利通貨国のオーストラリアについてレポートさせて頂きました。
高金利通貨は、金利(スワップ)目当ての長期的視野で売買している人が多いですので、同じ流れに乗るのがコツです。

緩やかな上昇が続く間は波に乗り、下落が発生したら無理せず売るようにしましょう。
政策金利の発表は非常に影響力がありますし、発表内容もわかりやすいですので、必ず確認するようにして下さい。

次回はもうひとつの代表的な高金利通貨国のニュージーランドについてレポートする予定です。

これからも応援よろしくお願いします。

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