インターバンクは24時間眠らない!

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FXにおいては「FX市場」「外国為替取引市場」という言い方がよくされています。

しかし、株式取引などの多数の人々が集まる取引場(取引所取引と呼ばれる)みたいなものではなく、
相対(あいたい)取引と呼ばれる仕組みで行われています。

FX取引における個人投資家や法人投資家の売買取引は、この相対取引なのです。

ここでは、トレーダーの皆さんの売買注文などを捌くことになる
「証券会社」「FX会社」が取引する相手に「インターバンク」というものが登場してきます。

 

FXで取引する相手となる「インターバンク」とは?

このインターバンクとは、読んで字のごとく「銀行間取引」のことで、
プレーヤーは「大手金融機関」となります。

全世界の金融機関同士の取引の集約で形成されているものをインターバンク市場と言います。

というわけで、トレーダーの皆さま方の取引の全てが、
FX会社や証券会社を通して、大手金融機関にてカバーされているのです。

一日の取引は、ニュージーランドのウエリントンからスタートしているので
東京時間の朝9時よりも前から始まっています。

サマータイムは4時間の時差があるので
東京時間の早朝にNZの経済指標が発表されたりもするということです。

時間的にも市場参加者も取引量も一番多いのが、英国のロンドン市場と言われていますが、
デイトレーダーが行う取引はSPOT(スポット)と言われ、直物という意味で訳されています。

同様に、先物も世界中の電子取引(商社やメーカーも実需のカバーで銀行が提供するレートをヒット出来る)で
取引出来ます。

インターバンク市場の意味がおおよそご理解いただけたかと思いますが、
24時間の間にどのように主要金融市場を回っているのかを具体的にご紹介したいと思います。

東京時間と主要国との時差を実感していただくために以下の表をご覧ください。

標準時間 サマータイム
時刻 24時間表示 日本との時差 時刻 24時間表示 日本との時差
ウェリントン(ニュージーランド) 昼2時 12:00 3 昼1時 13:00 4
シドニー(オーストラリア) 朝10時 10:00 1 午前11時 11:00 2
東京(日本)、ソウル(韓国) 朝9時 9:00 0 朝9時 9:00 0
香港、シンガポール、中国、台湾 朝8時 8:00 -1 朝8時 8:00 -1
ロシア、イラク 午前3時 3:00 -6 午前4時 4:00 -5
ドイツ、フランス、
イタリア、スイス
夜1時 1:00 -8 夜2時 2:00 -7
ロンドン(イギリス) 夜12時 0:00 -9 夜12時 0:00 -9
GMT/グリニッジ標準時(ロンドン) 夜12時 0:00 -9 夜12時 0:00 -9
ニューヨーク、
ワシントン、トロント
前日夜7時 19:00 -14 前日夜8時 20:00 -13
シカゴ、
メキシコシティ
前日夕方6時 18:00 -15 前日夜7時 19:00 -14
ロサンズ、
サンフランシスコ
前日午後4時 16:00 -17 前日夕方5時 17:00 -16

デイトレーダーの皆さんが取引されている会社によっては
朝方のメンテナンスの時間を長く設定するなど、
週末のクローズ時間には多少差がありますので注意が必要です。

尚、ご存知の方もいらっしゃるでしょうが、
欧米、オセアニアなどは『標準時間』と『サマータイム』を分けているので
季節により経済指標の発表時間が変わりますので注意が必要です。

2007年より、現在の米国に基準を合わせているようで、通常は下記のとおりとなります。

  • 3月第2日曜日から11月第1日曜日までがサマータイム
  • 11月第1日曜日から3月第2日曜日までが標準時間(冬時間)

例えば、サマータイムでは米雇用統計などの米国経済指標の発表が
21:30(東京時間)を中心にアナウンスされていたのが、
標準時間では1時間遅くなり、22:30がメインタイムとなります。

尚、ニュージーランドから始まる一日の流れや時間差を覚えておけば、
なにかしら役立つことも多いので頭に入れておくとよいでしょう。

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